2019/10/12 - 2019/10/12
584位(同エリア764件中)
骨ヅルさん
ローマの南東約20kmにあるアルバーノ湖。その湖畔の丘の上にあるガンドルフォ城を中心とするコムーネ(自治体)「カステル・ガンドルフォ」は、ローマ教皇の避暑地として知られ、イタリア領内にあってもバチカンの主権が認められ、第二のバチカンとも呼ばれています。
バチカン博物館ツアーの一環として、その庭園を見る機会を得ましたので、それをご覧に入れます。
これは、「ツマRanEIZEN ★バチカン、庭園と鉄道編」の続きです。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ツアー参加者専用列車に乗り、バチカンからカステル・ガンドルフォに向かいますが、数分でイタリア領内のローマ サン・ピエトロ駅に到着。
ここからは、ガンドルフォ城のみの(ローマ発汽車賃込み)ツアー参加者も合流できます。 -
途中、ローマ水道の遺構が見えます。
ローマ水道橋公園 広場・公園
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ローマ チャンピーノ空港脇を走行中、イタリア空軍の空中給油機(KC-767A)が見えました。機体後部の給油ブームが特徴的。
チャンピーノ空港 (CIA) 空港
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ガンドルフォ城直下にあるアルバーノ湖が見えてきました。
2コマ上と同じ窓ですが、サボ替わりを読めるように画像を左右反転しました(始発駅は誤り)。 -
チャンピーノを出ると、けっこうな上り勾配になり、輪は完結しないもののループ線に近いようなΩ(オメガ)状に線路が敷設されていて、高さを稼ぎます。
ここはカステル ガンドルフォ駅を過ぎたところからの海側の景色です。ずいぶん上がってきました
参加したツアーの班は、カステル ガンドルフォ駅で降りず、ふたつ先の終点まで行きます。 -
ツアーにはいくつもの種類があり、私が申し込んだ班は、路線の終着駅でもあるアルバーノ ラツィアーレまで行き、そこから観光用のバスに乗って目的地のバルベリーニ荘庭園に向かいます。
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庭園内部には、遺跡みたいなものもあります。
ただ、バスに乗せられたまま、要所で止まって、音声ガイドの何番を聞けといわれるだけで、日本語は無く、地図もくれないので、どこの何かなんて頭に留まりません。のちのち地図や旅行ガイドを見て、名前等を加えようと思いますが、いつになることやら。
(以下同様) -
公園?
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松並木。
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段々噴水。右にはぶどう畑があります。
ぶどう(きっとそのまま食べずにワインにするんだろうなぁ?!)のみならず、ここでは家畜や畑があり、この宮殿やバチカンで消費されるそうです。 -
なんかの像。
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(庭園の中の)庭園。
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これは劇場だそうです。
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ガンドルフォ城の宮殿。
今の教皇は庶民派(?)で、こんな立派な宮殿をひとりで避暑に使わず、広く皆に見てもらう方が良いと、彼が一般公開を決めたとか。
実は、昼食を取ったあと、最後の内部ツアーに独自に申し込もうと思っていたのですが....法王の夏の離宮 城・宮殿
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同じ位置からの反対側。さしずめ城下町です。
カステルガンドルフォ 旧市街・古い町並み
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宮殿に近いところからのアルバーノ湖。
トカゲがいました。 -
ガンドルフォ城の駅です。
庭園の見物が終わり、参加したツアーは帰りの列車まで4時間くらいの自由時間のみ。ここでお昼を食べたり散策をするみたいですが、この駅まで坂を下りて、そのまま早い列車に乗ってローマに戻る人もいました(乗車券は別途購入の必要あり)。
私はお城近くの食堂がボッタクリで不味かったら嫌なので、湖畔を目指したのでした。カステル ガンドルフォ駅 駅
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店を見つけると入り口に掲げられているメニューを見ることを繰り返しながら、良さげなリストランテに入りました。
リストランテ イル ポッツォ イタリアン
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メニューです。
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近郊産の白ワインを、余ったら持って帰るように、ボトルで取っちゃいました。
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席料に含まれる、パンとグリッシーニです。
こんなに種類があるのは初めて。 -
第一の皿(プリーモ)のストロッツァプレーティ・ヴォンゴレ。
この麺は3月にサン・マリノで初めて知ったもので、その名を見て即決。でもモチモチし過ぎて、すいとん食べてるみたいでした。でもけっこう行けました。 -
第二の皿(セコンド(メイン))、魚介類のから揚げ。
これは絶品でした。どれもがサクッと極々軽く揚がっていて、全く油っぽくなく、素材の味も良うございました。
量がちょっとあって、上述の通り旨かったので、サケのつまみにのんびり食していました。そしたら、もう最後の宮殿内部のツアーに間に合いそうもない時刻に。で、けっきょく花より団子!
中央やや左、丘の上に見えるのがガンドルフォ城で、緑部分の6~7合目あたりに鉄路があります。 -
デザートは、クリームカラメルにカップチーノ。
本来はカフェー(エスプレッソ)なんですが、酒をしこたま呑んだ後は、胃が(粘膜を保護するために)牛乳入りのものを欲するときがあります。(説得力無い?) -
湖畔にはヨットがたくさんありました。
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ちょっと呑みすぎたので、湖畔のカッフェーで酔い覚ましにジェラートも。
チョコラート、フラーゴラ(苺)、ストラッチャテッラの3つで3エウロ。 -
また同じ道で戻りますが、こんどは酒が入って上り坂。
途中、ロープウェイの跡と思しき支柱がありました。それが使えれば、どんなにか楽だろうに! -
駅に戻ってきました。
この駅は1面1線。ですが、湖側(写真に入っていない右側)には、車に押されていなかったその昔には交換設備があっただろうと思われる、1線分+αの敷地があります。教皇も「お召」で来たかなぁ?カステル ガンドルフォ駅 駅
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帰りの列車が出発。さっきのリストランテのあたり?
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ガンドルフォとチャンピーノの間の長い下り勾配を走行中です。
この方向にチャンピーノ空港とさらに奥にローマの街があるはずです。 -
長く続く水道の遺構が見えて、ローマ市内に。
松が印象的。 -
遺跡に囲まれたトゥスコラーナの車両基地横を通過中。
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サン ピエトロに帰着。ツアー客専用列車の復路は、この駅止まりで、バチカンまで行きません。
途中、オスティエンゼに止めてくれればホテルや自宅に楽に帰えれる参加者がたくさんいるだろうに、こんな辺鄙な駅でしか降りられない(運転停車を除き途中通過)。 -
すぐ来る反対方向の列車用の切符を買って、ホテルが近いテルミニ駅へ。
2階建て車両の窓からクーポラが見えます。
この接続より、専用列車の約25分あとに出るテルミニ行きに乗った方が早く着きます。電車賃は1,10エウロ高いですが。クーポラ (円屋根) 建造物
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テルミニ到着。進入しているのは空港直通急行でしょう、きっと。
ガンドルフォ城編は、これにて終いです。
このあとは、モンテフィアスコーネ編があります。テルミニ駅 駅
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旅行記グループ
ツマRanEIZEN ★バチカン・モンテフィアスコーネ
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