2019/10/11 - 2019/10/13
167位(同エリア335件中)
タブラオさん
台風19号が来た3連休の金土日で会社の友人と一緒に八幡平の極上湯を巡ってきました。正確には金土で行く予定が台風で帰れなくなり2泊3日となってしまったものですが、幸い台風の影響も恐れていたほどでなく、紅葉の八幡平も満喫することができました。
泊まったのは、今年の梅雨時に行ってとても気に入った藤七温泉からすぐ近くの蒸ノ湯温泉。2泊目は松川温泉の峡雲荘に泊まりました。日帰りで国見温泉石塚旅館と藤七温泉に入りましたが、硫黄の香りが強くパンチのあるお湯ばかりでした。どこも秘湯感満点の温泉ばかりで、大満足の温泉巡りの旅となりました。個性の強い極上湯ばかり入ってきましたので、次はどこに行ってもインパクトがイマイチに感じるのではと逆に心配な程です。
1日目:盛岡駅からレンタカーで八幡平へ。後生掛温泉自然研究路を散策。蒸ノ湯温泉ふけの湯泊。
2日目:角館観光。国見温泉石塚旅館で日帰り入浴。松川温泉峡雲荘泊。
3日目:奥藤七温泉探検。藤七温泉日帰り入浴。小岩井農場訪問。盛岡駅前のぴょんぴょん舎で夕食
②は2日目の旅行記です。この日は元々、午前中は「べっぴんの湯」で有名な新山根温泉に日帰りで入り、午後は龍泉洞観光をする予定でしたが、台風で大幅に予定変更を余儀なくされました。結局、国見温泉石塚旅館で日帰り入浴し、松川温泉峡雲荘に泊まりましたが、私好みの濃い硫黄泉を堪能でき大満足の1日となりました。
この日の主なイベントは次の通りです:
●田沢湖駅で帰りの新幹線の予約変更
●角館観光
●国見温泉石塚旅館で日帰り入浴
●松川温泉 峡雲荘に宿泊
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前日中に帰りの新幹線の時間変更が出来なかったため、この日の内にJR駅のみどりの窓口で手続きをする必要がありました。どの駅に行くか迷いましたが、田沢湖駅に行くことにしました。前日の内に田沢湖駅に電話で手続きが可能か確認の上、行きました。
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田沢湖駅のみどりの窓口で並ぶかと思いましたが、全く並ばずに日曜日の18時10分発のこまちに変更できました。当初乗車予定のこまち42号は当然のように運休となっていました。
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新幹線はこの日の午前便まで動いていましたので、田沢湖駅は上りの新幹線の乗客で混み合っていました。
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帰りの便も確定したため、その場でこの日の宿泊先の予約をしました。前日泊まった「ふけの湯」は台風に耐えられるか不安であったためパス。どこにするか迷いましたが、藤七温泉に泊まりたいという思いで藤七温泉に連絡してみました。山頂近くですので正直どうかとも思いましたが、建物の写真を見る限り少なくとも「ふけの湯」より頑丈そうであったため、聞いてみたところ、ずばり宿泊をオススメしないとの答えが返ってきました。まあ山頂近くですから風の影響を受けそうだし、宿の人にそこまで言われ、素直に断念。さてではどこに? 新玉川温泉はこりごりだし、乳頭温泉も国見温泉も危なそうだし、後生掛温泉は冬に行くし…。結局、松川温泉の峡雲荘がスマホで建物を見たら頑丈そうであったため、ここにしました。
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一緒に行った友人のリクエストで角館に寄ることにしました。紅葉の季節は初めてでしたが、しっとりしてて、いい感じでした。
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台風の影響か、人が少なくてひっそりとしていました。風もまだそれほど強くなく、小雨程度でしたが、雨の角館も趣がありました。
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お昼はこちらの「ふきや」で稲庭うどんと比内地鶏のミニ親子丼セットを頂きました。比内地鶏の親子丼は普通の親子丼と変わらずでした。稲庭うどんだけで充分でした。
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その後、思ったほど風も雨も酷くならなかったため、国見温泉に寄ってみることにしました。前回は「森山荘」に行きましたので、今回は「石塚旅館」に行ってみました。石塚旅館に着いたのは13時30分前でした。
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ここも「日本秘湯を守る会」の会員旅館です。人里離れた山奥の旅館ですので、秘湯感も抜群でした。
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露天風呂に行く手前にあった内風呂。ここに浸かって身体を暖めてから露天風呂に移動しました。硫黄の匂いが強めでいい感じでした。
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国見温泉と言えばこの露天風呂です。前回は森山荘の方に行きましたが、森山荘と比べると露天風呂から見える景色はイマイチでしたが、お風呂のサイズはこちらの方がずっと大きいです。もう少し長く浸かっていたかったんですが、雨が降っていたため、さっと入ってすぐに出ました。
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この黒い岩が邪魔になって、上手く全体像が撮れませんでした。
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「薬師の湯」という大きな内風呂があると聞いたため、行ってみました。
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薬師の湯です。写真ではなかなかサイズ感がわかりませんが、広々としていました。森山荘の内湯はとても狭かったため、泊まるなら石塚旅館の方だと思いました。
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天井が高くて解放感もありました。この内風呂に暫く浸かっていましたが、手足の爪が黒っぽくなってしまいました。硫黄の濃度もお湯の成分そのものも、とても濃い温泉だと感じました。
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「薬師の湯」の成分分析表ですが、見てもよくわかりません。たまたま前回訪れた森山荘の成分分析表を見てみたら、「源泉(国見温泉 薬師の湯)より20L/minの引湯」と書いてありました。森山荘は石塚旅館からお湯を引いているようでした。
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ここにもまた「日本秘湯を守る宿」限定商品の広告が。
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「秘湯シャンプー・ボディーソープ」が実際に売られているのを見たのは初めてでした。話のネタにはなりそうですが、買ってみたいとは思いませんでした。ここの温泉で自由に使えるように置いてあったら良かったんですが…。
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「日本秘湯を守る会」北日本支部限定の手ぬぐい。1,500円のお値段はともかく、このデザインが…。これを持って温泉に入るのは勇気が要りそうです。
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「日本秘湯を守る会」の秘湯手ぬぐい。こちらは700円でしたが、売り切れ中でした。これならまだ使えそうですが、いずれにしてもデザインはイマイチです。
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「日本秘湯を守る会 」北日本支部限定のクリアファイル。前日宿泊した「ふけの湯」で既にお買い上げ済みでした。これだけ「日本秘湯を守る会」関連グッズが売られているを見るのは初めてでしたので、ワクワクしながら眺めてしまいました。
石塚旅館を14時20分頃に出て、宿泊先の松川温泉峡雲荘に向かいました。 -
松川温泉峡雲荘に着いたのはちょうど16時00分でした。道中、スマホに近隣市町村の避難勧告情報が送られてきて不穏な感じでしたが、幸い風も雨も恐れていたほど強くなることはなく、何とか旅館に辿り着くことができました。
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ここも「日本秘湯を守る会」の会員旅館でした。場所は人里離れたところですが、宿そのものは立派は造りでしたので、秘湯感は全くありませんでした。
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トイレ付き15,000円とトイレなし13,000円の部屋があると言われ、迷わずトイレなしの部屋にしましたが、旅館に着いたら、旅館側の都合ということで、トイレ付の部屋にトイレなしの値段で泊まらせてもらいました。
部屋は見ての通り、新しくて清潔なお部屋でした。私には立派過ぎるくらいでした。温泉のお湯を暖房に使っているのですが、オフにできないため、暑くなると窓を開けなければならなかったのには閉口しましたが…。 -
この日のお部屋のポイントは台風を凌げるかどうかでしたが、この頑丈そうな窓を見て、すべての不安が吹き飛びました。外の音も全く聞こえてきませんでした。
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夕食前に早速お風呂に入ることにしました。
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内風呂です。誰も入っていなかったためパシャリ。お風呂も広々としてるし天井も高いため好印象でした。お湯は硫黄の香りも強く、肌触りがとても良く感じました。温泉成分が濃いことが素人の私でもわかりました。お湯の色は青っぽいような緑っぽいような白濁湯でしたが、ふけの湯や藤七温泉に匹敵するくらい素晴らしいお湯でした。
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温泉分析表。見てもよくわかりませんが。
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露天風呂の入口です。
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露天風呂ですが、眺めに行っただけでこの時は入りませんでした。
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お風呂から出て部屋に戻る前に売店に立ち寄ってみました。「ふけの湯」と比べると置いてあるものは普通でした。
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「アメニモマケズ」と「わんこきょうだい」は「ふけの湯」にもあったような…。
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夕食は18時00分にお部屋で頂きました。地元産のりんごワインがありましたので、思い切ってボトルを入れました。
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前日の「ふけの湯」と比べると豪華でした。
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品数も量も多かったため、残さず食べたらお腹一杯になりました。
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料理だけならまだしも、二人でワインを1本空けましたので、結局その後立ち上がることができず、そのまま二人とも寝てしまいました。
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早々に寝てしまったため、早朝3時00分に一旦目が覚めてしまいました。友人も起きていたので誘ってお風呂に行きました。誰も入っていなかったため、ゆっくりと浸かることができました。
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この時間は風もかなり強かったんですが、飛んで行くほどではなかったため、話のネタにでもなるかと思い、露天風呂に入ってみることにしました。ただ大量の雨が降り込んでいるため、流石にお湯が冷たくなってしまっていて、とても入れるような状態ではありませんでした。
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翌日の朝食です。大広間で頂きました。
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この日は特に予定を決めていなかったため、朝食後にまた露天風呂に入り、チェックアウトまでゆっくりしていました。
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一応、混浴なんですが、一人も女性は見かけませんでした。お湯の色が濃いためお湯の中に入ってしまえば全く見えないんですけどね。お湯に浸りながら紅葉も眺められ、素晴らしい露天風呂でした。
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硫黄の香りといい、お湯の色といい、濃さといい、素晴らしいの一言です。前日泊まった「蒸ノ湯温泉ふけの湯」と日帰りで入った「国見温泉石塚旅館」とこの「松川温泉峡雲荘」はお湯の色こそ違うものの、硫黄の強い香りと温泉成分の濃さは通じる物があり、パンチの効いた強い個性のお湯は病み付きになりそうです。
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露天風呂の入り口とは反対側から撮ったものです。こちらからの画像の方が全体がわかりやすいです。
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露天風呂のすぐ近くには清流が流れていて、川の流れも聞こえてきました。
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チェックアウト前に部屋から外を撮ったものですが、紅葉が始まった山の頂に陽が差し始めていました。
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台風が通り過ぎた後は、急速に天気が回復しました。チェックアウト時には綺麗に晴れ上がり、紅葉しかかった旅館前の木が輝いて見えました。
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旅館を出る時にはこの通り快晴でした。日曜日の午前中まで影響があると思っていましたので、ラッキーでした。
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旅館の真ん前に車を停めましたが、傷一つなく無事で一安心でした。
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お風呂はどこも問題なく使えましたので、台風の影響は全くなかったのだと思っていましたが、風呂のパイプに損傷があったようです。何事もなかったように一晩過ごせましたので、これを見て逆に驚いたくらいです。
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