2019/02/21 - 2019/02/28
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タヌキを連れた布袋(ほてい)さん
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「慌しかった8日が暮れた。この日,日本中を興奮の坩堝に巻き込んだビッグ・ニュースが正式に山下の手元に届いたのは,9日の早朝のことである。第一連隊無線中隊の太田少尉が,司令部を置いた山下の宿舎に電文をもって連絡に走ってきた。『ハワイ,フィリピン,香港を猛攻,大なる戦果を挙げたり』のニュースだった。」
「さらに,フィリピンへの陸海軍航空部隊の空襲も成果をあげ,よきライバル本間雅晴中将がマニラを攻略する日も近いはずであった。
『ヨシッ』
山下は腰を上げると待機していた車に乗り込んだ。これから敵中千百キロ,マレー半島の密林を走破して,シンガポールを一日でも早く奪らなければならない。」
「この日,12月9日の山下の日記には,『第五師団サダオに向かい前進,夕刻タイ,マレー国境を突破す』とある。サダオは国境まで25キロで,両国を結ぶ国道線上の町。先遣部隊はシンゴラに上陸してからハジャイを通過し,ときにタイ軍と交戦してきた。ここまでの105キロはほぼ平坦な道とはいえ,文字どおりドイツのお株を奪うような電撃的な進撃である。
翌10日には,司令部は思いもかけなかった快挙の知らせを聞くことになる。
『帝国海軍は開戦劈頭より英国東洋艦隊,特にその主力艦二隻の動静を注視していたところ,昨9日我が潜水艦は敵主力艦の出動を発見,午後海軍航空隊と緊密な協力の下に捜索中,本10日11時半,マレー半島東岸クワンタン沖に於て再び我が潜水艦がこれを確認し,海軍航空部隊は機を逸せず,勇猛果敢な攻撃を加え,14時29分戦艦レパルスは瞬時にして轟沈し,同時に最新式戦艦プリンス・オブ・ウェールズは忽ち左に大傾斜,暫時遁走したが間もなく14時50分大爆発を起こし遂に沈没せり。ここに英国東洋艦隊は開戦第三日にして早くも全滅するに至れり』
大本営海軍部のこの発表は,前線の陸海軍将兵だけでなく,国民を熱狂させるに充分だった。
作家や文化人と称する人種まで,この快挙に酔い痴れた。その後もつづく『轟沈』という新鮮な言葉は,よほど多くの日本人の胸を揺さぶったらしい。」
太田尚樹著「死は易きことなり 陸軍大将山下奉文の決断」(講談社)より
バンコク・サイタイマイからハジャイへ夜行バスの旅
https://4travel.jp/travelogue/11555279
ハジャイ逍遥~その1:タイの肉骨茶
https://4travel.jp/travelogue/11556010
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- エアアジア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
前篇(その1)はタイの肉骨茶の話に終始してしまった。
↑写真はハジャイで一番有名な「好運肉骨茶」(Chok Dee Tae Tium)。朝から客が詰めかけ,昼には店じまいをする人気店だ。
この看板から分かるとおり,ハジャイでは肉骨茶と一緒に点心を楽しむことができる店がたくさんある。 -
混雑は避けて,少し離れたところにある店に入ってみる。
「Cook Chai Dim Sum(吉財餐室)」Google座標:6.9937757,100.475939 -
ハジャイの点心は,おおむね蒸籠ひとつ20THB前後が相場(平均)と考えておけば大丈夫だろう。(1THB=約3.6円)
店によっては「18THB均一」などと表示して,明朗会計をアピールしていたりする。
この店は値段表示が無かった。
もし「美味しそう」という基準のみで蒸籠を選んでいくと,知らぬ間に「頂」「特」クラスばかりを引いてしまい,勘定が大変なことになったりする。 -
定番のもみじ(鼓汁蒸鳳爪)。
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おこわ(香腸糯米飯)も外せない。
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鮮やかな色の餡が,ちょっとだけ顔を出しているのが小憎らしい。つい手を伸ばしてしまう。
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店のメニュー。カイガタは,南部では人気がないのか,消されてしまっている。
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ハジャイの(歩いて行ける)安くて美味しい店は,だいたい鉄道駅から見て南東のエリアに集まっている。
これより北側には高級店が多い。 -
おっと,ハジャイでもリンリン増殖中。
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冒頭に登場した「好運」のすぐ北にある「清姐猪腸咸菜」(Che Seng Tuehuan)。
お昼どきは大盛況だ。 -
この店は三つの料理だけで勝負している。
ひとつめの看板メニューは屋号にもなっている「トゥーフアン」。豚ホルモンのスープである。
たっぷりのホルモンを,小皿の唐辛子醤油に浸して食べる。それをおかずにして米飯を食べる。スープはあっさり魚介だしで,パカドン(からし菜の塩漬け,咸菜)が入っている。
この店のは,二つめの看板メニューであるムーグローブ(豚肉カリカリ揚げ)をスープに入れているのが特長。さらに飯が進んでしまう。 -
ムーグローブは単品で注文することもできる。
巧みに薄くスライスしてあるが,そのクリスピー感は絶妙。
スープに浸してあるのとはまた違う食感と香りを楽しめる。 -
そして三つめはカームー(豚足煮込み)である。街の至るところで目にするハジャイ名物の雄。
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卓上のナムチムも新鮮そのもの。さほど辛くはないのでたっぷり使える。
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値段は次のとおり。(単位バーツ,1THB=約3.6円)
トゥーフアン 小60 大100 (写真は大)
ムーグローブ 100
カームー 100-120-140-180-200 (写真は100)
米飯 10
カオ・カームー 並50 大60 (写真なし)
どの料理も美味しいのだが,こうも肉尽くしだと最後のほうは少々きついかも知れない。
ちなみに近所の常連さんは,トゥーフアンと米飯だけを食べて帰って行った。 -
食後は,キムヨン市場の周囲を散歩する。
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ガラメー(ココナッツミルクのキャラメル)。
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色とりどりのドライフルーツやナッツが並ぶ。
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こちらはデーツ(干しナツメヤシ)専門店。
マレーシアが近いことを感じさせる。 -
市場でもっとも目を惹くのが,甘栗である。
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様々な等級があり,微妙に値段を変えて売っている。
おやつとして買うなら,100THB分くらいで十分だ。
殻を割ると中の栗も一緒に割れてしまうことが多いので,やや食べにくいが,味は結構いける。 -
翌日,キャセイGHで購入した切符で陸路国境を越え,マレーシアのイポーへ向かう。
どうと言うことのない国境なので,もっとも安直な方法を選んだ。ハジャイ発クアラルンプール行き国際直通バスに乗ってイポーで途中下車をするのである。
ハジャイ発は09:00で,キャセイGHの前で08:30に拾ってくれるということだ。キャセイゲストハウス (キャセイツアー) 体験・アクティビティ
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15分ほど遅れて迎えの車が来て,すぐ近くのバス会社のオフィスへ。
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ここでパスポートとキャセイGHの切符(レシート)を提出してチェックイン,バスの正式な乗車券をもらう。旅行保険の証書がステープルしてある。
乗車券にはバスの車両ナンバーがメモされている。タイの出国カードに記載するための便宜だろうか。なかなか芸が細かい。 -
シートは1-2列でゆったりしている。
コンセントはあるが,Wifiはなかった。 -
バスは30分ほど遅れて出発し,1時間ちょっと走ってサダオ(ダンノック)国境に到着。
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タイ側イミグレは,荷物をすべてバスの中に置いたままで出国手続を行い(パスポートと出国カードを提出),バスの乗客全員が5分とかからずバスに戻ってきた。すぐに発車してマレーシア側イミグレへ。約3分の走行で到着。
免税店があったら酒を買おうと思っていたが,そんなところに立ち寄る気配はまったくない。
ここで時計を1時間進める。 -
マレーシア側は入国なので,荷物をすべて抱えてイミグレと税関検査を通らなければならない。
マレーシアはイミグレカードが不要なのでパスポートの提出と指紋の登録のみ。税関は荷物をXレイに通すだけだった。こちらも5分以内で通過。 -
しかし,ここでバスは1時間ほど停車することになった。
理由1)他の乗客の入国手続に時間がかかった。
理由2)ここでバス会社同士で乗客の売買があり,新しい乗客を回収・乗車させるのに時間を要した。
暇なので周辺を物色したが,ここには商店はおろか両替所すらない。今はマレーシアリンギを持っているから心配ないが,もし持っていなかったら不安だっただろう。 -
マレーシア側イミグレを出発したらすぐに警察のチェックポイントがあり,警察官がバスに乗り込んできてしばらく停車(パスポートチェックあり)。
再び出発してハイウェイに入ったら,すぐにサービスエリアで停車して昼食休憩。 -
このサービスエリアに両替所があった。国境を越えてきた旅行者はここで両替をすることができる。
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その後はハイウェイをひたすら走るだけである。
結局,イポーのアマンジャヤ・バスターミナルに到着したのは17時前だった。予定(09:00出発でイポーまで所要6時間)より1時間近くの遅れだが,まあ誤差の範囲だろう。 -
アマンジャヤBTはイポーの中心街からかなり北へ離れたところにある。
路線バスがイポー鉄道駅やその近くにあるメダンキッド(Medan Kidd)BT(鉄道駅から南へ徒歩6-7分)との間を結んでいる。
遠いのでタクシーよりバスを利用したいところだが,イポーのバスはご多分に漏れずダイヤが薄く,いつ来るのかよく分からないのが困りもの。 -
☆ハジャイは「食べ歩き」の街である。魅力的な食事処が徒歩圏内に多くある一方,観るべき場所はほとんどない。ほぼ食べてばかりの滞在になる。
☆ただし,バンコクで流行りの「南タイ料理」は見当たらず,華人系とマレー系の料理である。
☆ハジャイの街中にいる限りテロの脅威を肌で感じることはないが,夜は(ごく一部の盛り場を除いて)19時頃までにほとんどの店が閉まり,街はかなり寂しくなる。朝,昼と食べまくって夜は抜くのが賢いか?
☆按摩屋が多い。
☆なにげに印象に残る甘栗。ハジャイ名物の王者かも。
☆ビルが建つ中心部より,その外縁部が面白い。ローカル色が強くて元気。街歩きがとても楽しい。
バンコク・サイタイマイからハジャイへ夜行バスの旅
https://4travel.jp/travelogue/11555279
ハジャイ逍遥~その1:タイの肉骨茶
https://4travel.jp/travelogue/11556010
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