南の国から　「北の国へ」　その④

2019/10/01 - 2019/10/04

　3日目、昨日より早めにホテルを出発 !!
　
　　　　目的地「夕張」を目指します。　事前に、富良野在住の友人と今回の旅について
　　話をしてたのですが、「ゆーばり」行くの !??　何しに??　な～んも無いよ !
って　散々言われたのですが(笑)　

　　　「幸せの黄色いハンカチ」のロケ地だべ !!って言うと、あ～あ　なるほどね !　って
　　　　　　でも、わざわざ行くとこでもない気がするよ～ってさらに追い打ち(笑)
　　　　　いいの !リアルで劇場公開時に見た世代だし、特別な思い入れがある場所だから
　　　地元の人だと、こんな感想が普通なのかもしれませんね～(苦笑)

　　　ナビ検索すると、旭川から道中自動車道で岩見沢 ICまで行き、ここから一般道で
　　　　　夕張に入るコースが最短、1時間半強で行けるみたいなのですが
　　　　それでは、つまらないので全て一般道を距離140Ｋ弱　2時間強のドライブになりました。。　　　　　　


　　

エリア 夕張(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日目の早朝、部屋から見ても15Fの朝食会場「ミノリ」からの
　　風景も辺り一面、霧で何も見えず(;'∀')
　えっ !　今日までは晴れのハズ !!??
　　従業員の方に聞くと、霧もありますが近くにある
　パルプ工場からの煙が影響して、こんな感じに
　　　なります。との事　暫くすると澄んできますから
　　心配いらないですょって !　ビックリしましたね。。　

旭川市内から国道12号線を札幌方面へ走り、途中で道道4号線へ
　入り芦別方面へ向かいます。

　芦別市街地手前にある新城峠駐車公園です。。
　　ここで、ドライバー交代して家内がステアリングを握ります
　　　市街地は怖いからと、すべてワタシが握り
　　楽チンな郊外はすべて家内が運転してました(笑)　
　

国道12号線から、道道4号線に入るとこの地らしい風景に
　　一変、南九州では見れ無い景色に
　2人で、ワァーワァー言ってました(笑)

　　美瑛、富良野より紅葉が進んでました。。　

2人でこんな風景 !!　無いよなぁ~
　　って呟いてました。
　この駐車公園、勿論無人なのですが　清掃も行き届いており
　　　トイレの綺麗さにはビックリしました。

芦別市内を抜け、国道452号線へ入り　ひたすら南下します
　　途中であった「三段滝公園」に立ち寄りましたが
　紅葉具合がイマイチで、看板のみです(笑)

国道452号線をひたすら走ると、左手に「シューパロ湖」が
　　見えてきました。　芦別市街地を抜け、ここに来るまでの
間がこの地域では、「キタキツネ」との遭遇率が
　　一番高いんですよ ! って後ほど聞いたのですが
　ワタシ達も、2回道路に出てる「キタキツネ」と遭遇
　　残念な事にどちらも道路幅の狭くなってるカーブでしたので
　　　　画像に残せず(´；ω；`)　ただ、以前から
　　レンタカーの観光客が停まって、食べ物を与えた為に・要は餌付け?
　　　されたみたいで、出てくるとの事・・それ !　したらダメでしょ
　　　　　ってお話なのですが(;'∀')

水没した以前の橋に替わり、新たに掛けられた橋です。
　　紅葉も結構すすんで、秋らしい風景(^^♪

タイトル画にもしてますが、「シューパロ湖」の水位が
　　下がって、かつての国道まで見えてます。
　立ち木の枯れ具合で、普段だと完全に水没してるのが
　　　判りますよね !　何か?　こんな風景見ると
　物哀しくなります。。。　

10時前後だったかな ?　やっと案内板が見えてきました。
　この地点で、家内に「オレ、俯いて目瞑って案内するからさ
　　何が見えるか ?　教えて !」って言うと
　「はぁーー??　アンタは勇さんか !?　アホな事　ゆうとらんと
　　　ちゃんとナビゲートしろ !」ってお叱りの言葉(笑)
　　映画ご覧になった方でしたら、お判りかもwww
　　
　　　アホ夫婦の会話でしたwwww
　　　　　

仕方がないから、ちゃんと目を開けてナビゲートww
　　ちゅうか!?　ナビがちゃんと案内してくれて
　難なく到着(^^♪　現在は、毎年映画祭も主催してる
　　NPO法人が管理してるんですね　ここのハママツ・カフェ
　で、色んなお話しを聞けたのは楽しかったです。
「憩いの広場」左下の三角形の土地 !　当時共同浴場が
　　あった場所で3人を乗せた赤いファミリアがこの前に停車した
　し、「健さん」が歩いて行った処だそうです。

こちらの料金表ですが、これについては　高すぎるとか　内容が無い
　　とか　批判的な口コミも多々あります　まぁ価値観は
　人それぞれですから、意見は自由だと思います。

　ワタシ達は、入場料を支払うと云う感覚ではなく　この施設を
　　　出来るだけ長く維持出来るようにって想いの方が
　強くて、いわゆるカンパ的な感覚でした。
　　　
　　　

入場し　奥に入った場所から撮ったハママツ・カフェです。
　　やはり、夕張の方が紅葉がすすんでましたね

　この店内にも、当時の撮影の模様とか展示されてます。
　　こちらで、かなりの時間お話しが聞けました。
　このカフェは、元々撮影当時から唯一残ってた理髪店を
　　　リノベーションされた建物で、山田洋次監督の
　意見も入ってるそうです。

当時のリノベーション前の写真も見せて頂きました。
　　そして、炭住とされてた撮影当時の長屋ですが
　採掘された石炭をコークス加工する会社の家族住宅で
　　当時、住人の方も居たのですが、相次ぐ閉山でやがて
　無人になり家も壊れてしまい、現在　見学できる
　　　炭住は他の地域から解体移築した建物との事でした。　　

映画のワンシーンから見つけました(笑)　マニアックですww
　　左側に理髪店、そして右側奥に共同浴場　この浴場前に
　欽ちゃんがファミリアを停めるんですね
　　　現在の憩いの広場にも、炭住が建ってるのが
　よく判ります。　

　　

共同浴場前から見た、炭住そして風にたなびいてる　黄色いハンカチ(^^♪

ほぼ、同じ位置から見た　現在の風景です。
　　面影残してるのは、左手の土手ぐらいでしょうか ?

製作されてからもう既に、40年以上経過してます。。

足早に歩く「健さん」
　ビックリし茫然としてる　妻役の「倍賞さん」
　　このシーンはウルウルでした( ﾉД`)

2017年　リニューアルされ整備された　現在の様子　
　　撮影当時、黄色いハンカチは現在の位置より
　10~20ｍ程奥に、立ててあったそうです。。　

　この言葉が、すべてを表してる

　　　気がしました。。

今までupされてたトラベラーさん達の画像やドキュメント
　で見てはいましたが・・・圧倒されました(;'∀')
全国から、この映画や「健さん」ファンの方々が
　　訪れてる聖地なんだと。。。。

懐かしい欽ちゃんの愛車「ファミリア」
　　ロケが始まったのが1977年5月、この4代目・ファミリア
　がリリースされたのが、同年1月　マツダとのタイアップ
　　でリリースされたばかりの新型車両が2台提供され
　その内の1台が寄贈展示されてます。

山田洋次監督のコメント !　ステキです(^^♪

　封切り　映画館で見た世代なので

　　　感無量でした。。。やっと来れたって !!

旅してても、記念に残るような　お土産　まず
　　買う事はないのですが、つい　ハンカチだけ
　　　　購入してしまいました(笑)

　　　

　広場になってる、炭住の跡地からのshot
　
　　カフェでお聞きした話　この広場には鹿が頻繁に出没する
　らしく、開園前にいつも鹿の糞の掃除が日課らしいの
　　ですが、ある日とんでもなく大量の糞が・・えっ !もしかして??
　熊じゃないかと大騒ぎになったらしく(;'∀')　警察も出動し
　　専門家にも来てもらい、調査してもらった処　大型の鹿
　　　と判明 !　しかし、この周囲の山手にには確実に
　　生息してるそうです。　そんな日常がある事　熊とはまったく
　縁のない生活をしてるワタシ達には、とても興味深いお話しでした。

　ワタシ達が滞在している間、10月の平年気温からすると
　　　10℃近く高かったようで、この日も26℃
　汗かきながら、紅葉見たの初めての経験でした(;'∀')(笑)　

　この後、また富良野へ　そして最終日編へと続きます(^^♪