2016/09/03 - 2016/09/04
512位(同エリア2034件中)
群青さん
宿をチェックアウトする時に、冗談大好きな支配人さんに尋ねた。
「高山までどれくらいの時間がかかりますか?」
と。
奥飛騨温泉郷までだって関東からは結構な距離がある。
安房峠トンネルができて依然と較べれば雲泥の差とはいえ・・・
でも、せっかくの奥飛騨。
だったら高山まで足を運んで我が眼で街並みを見て見たいし、国内外を問わず多くの観光客を惹きつけるその魅力の一端に触れてみたい気持ちを抑えることはできない。
「距離約50kmで50分くらいですかね!」
行くことは決めていたが、この言葉に背中を押された。
よし、行こう!高山まで!!
*この文章は以前ブログに書いたものをフォートラベルに転載しました
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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平湯温泉まで戻り、そこから国道158号をひたすら西へ。
20km近くコンビニすらないような沿線を下りながら、平成の大合併で香川県・大阪府の面積すら抜き去った”高山市”の地理的変化を興味深く眺めながら目的地へと車を走らせる。
市営空町駐車場に車を停める。
ここ、市の図書館と地続きの駐車場で、図書館そのものがこれまた風情ある佇まい。 -
坂を下り少しずつさんまち(高山を代表する昔ながらの風情溢れる建物群が居並ぶ伝統的建造物保存地区)に近くなっていく。
さんまち通りを封鎖して、こんな風に骨董市を開催していた。
我楽多市を眺めたり、”ぴーちくぱーく”なんてふざけた名前の鳥クラフト専門店を覗いたりしながら、気持ちは少しずつ日曜の観光客へ(笑) -
天気予報では昼間では晴れとなっていたせいか、既に行列の生じ始めている店もちらほらと。
人混み嫌いの自分にとっては、初っ端から想定外にハードル高いかも(汗)飛騨高山 さんまち通り 名所・史跡
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柳橋から眺める宮川の流れ。(北の方向)
南側を向くとかの有名な中橋の赤い欄干が見えたので、もっと綺麗に撮影できる筏橋まで移動。
宮川の東と西ではまったく街区の雰囲気が異なるのに少し驚き。 -
まず、高山という街の歴史・成り立ちを知りたくて、「高山陣屋」に向かう。
陣屋北側の広場では朝市も佳境を迎える時間帯だったようで、必死に売り込みや案内をする光景が・・・ -
国史跡として知られるこの高山陣屋。
江戸時代に建てられた郡代・代官所の中で唯一、現存する建物であります。
17世紀末、飛騨地方が幕府直轄領となったのを契機に、ここ高山陣屋は行財政の機能を担う場所として活用された。
その建物が今に至るまでほぼそのまま活用されたのは、ある意味、奇遇な面もあるようで・・・
明治以降も地方官庁の機能を果たす場所として活用され昭和44年までそれは続いたようだ。高山陣屋 名所・史跡
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その後は江戸時代から伝わるこの建物の価値をより長く保存するために、様々な復元修理などを経て今に至るのだとか。
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玄関之間
青海波模様の壁が印象的。 -
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一つ一つの間の設えに興味を覚えたり、身分によって厳格に隔てられた玄関の仕様に驚かされたり、柱に打ち込んだ釘の頭が見えぬように施された設えに感銘を受けたり・・・
それぞれの"間"から、江戸時代のこの場所で生きた人たちの息づかいや、慣習や身分序列などに思いを馳せながら興味深く見学をさせて頂いた。
ちょうど自分らと同じ時間帯に、外国人のツアー客の集団がいて、そういう海外からの観光客のための案内の人たちが、必死に英語を駆使して彼らに高山陣屋の成り立ちやこの街の歴史などを英語で紹介している場面に何度も出くわした。
どういう理由で来日した彼らがこの場所に訪れたのか興味深い部分もあるのだが、江戸時代の日本の歴史への理解度合いの高低を無視しても、何の予備知識を持たない人でも、どこかしらフックが用意されている場のように感じた。
と同時に、せっかくここに来るのだったら、自分なりにもう少し日本史(特に江戸時代)を復習してからここに来れば、もう少しすんなりと理解できただろうな~!という反省の面は感じている。
昔あれだけ社会を勉強し、人よりも地理歴史への理解度は保てている!と自負していたつもりだったが、こうして見学してみると、ボロボロと知識の欠落を思い知らされる恥ずかしさ。
それ以上に、実物を目にすることで改めてこの地域の地理歴史的観点への知的好奇心が掻き立てられる不可思議さ。
蔵番長屋という建物(撮影禁止だったため画像はありません)で、高山に関する展示が様々な角度から紹介されていて、300年以上も前のこの地域の人たちの生活の息づかいのようなものに接して、そうした営みは今に連綿と続いている事すら感じられた。
旧いものを大切に残し、生活を守りながら、そうした街の姿が逆に今となってはかけがえのないものと変わり、この街は21世紀の今、海外からも多くの人たちが訪れている。
その街を歩き、においを嗅ぎ、喧騒の中に身を委ねることでしか体感できないものの一端を、心地よく浴びながらもう少しだけ高山さんまちを散策した。 -
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飛騨牛握りの店や、飛騨牛串焼きの店の前には驚くほどの大行列。
みたらし団子の店の前から流れてくる魅惑的な醤油の焦げた匂い。
行列は嫌いだけど、でも時にはそうした人波に身を任せてみようかしら?
と思いつつも、尋常ではない行列の長さに辟易し、結局、食べ歩きする機会を逸してしまった。
みやげ物を買い求めているうちに、空は怪しく翳りを増し、さんまちは人混みの度合いを更に増幅させていた。
天候と時間と人混みの度合いが許せば、もう少しこの街を味わいたいと思いつつも、条件的にそろそろタイムリミットかな?と思われる頃合いで、後ろ髪退かれる思いで離れることにした。
いつかまたこの街を散策する時は、もう少しちゃんと地理歴史の知識を蓄えてから・・・
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