おもロシア！　ハバロフスク～シベリア鉄道オケアン号～ウラジオストクの旅　⑤ウラジオストク　後半

2019/09/12 - 2019/09/15

第3日　　<前半＞チェルニゴフの聖イゴール教会
　　　　　　　 旧日本人学校　旧堀江商店　旧松田銀行　旧朝鮮銀行
　　　　旧日本領事館
　　　　 中央広場　（市場）

　　　グム百貨店
　　 　百貨店裏
　　　 昼食 　パラウフィッシュ　
　
★＜後半＞鷹の巣展望台
　　　　 嘉納治五郎碑
　　　　 潜水艦Ｃ－５６博物館
　　　　 アンドレイ教会
　　　　 ニコライ2世凱旋門
　　　　 グム百貨店内カフェ
　　　　　　　　市場
　　　　　　　　旧横浜正金銀行（アルセーニエフ記念沿海州総合博物館） 　　　　　 ウラジオストク駅　シベリア鉄道始点の碑
　　　　　　　　 港
　　　　　　　　 お土産購入
　　　　　　　　 夕食


　

エリア ウラジオストック(ロシア)

昼食を取って元気復活＼(＾▽＾)／

予定では昼食後は潜水艦博物館などを観て、夕方、サンセットを見に鷹ノ巣展望台に向かうはずでした。
でも、雨は上がったものの、すっきりしないお天気だったのできれいなサンセットが見られそうもないと思ったのと、地図で見ると思いのほかパラウフィッシュから展望台が近そうだったので、予定変更して鷹ノ巣展望台に向かうことにしました。

ほとんど誰も歩いていない細い坂道を登っていくと、右手にルースキー連絡橋が見えました。大きい！

ケーブルカー乗り場に着いたのでいったん様子を見た後、ここの前のロータリーの下をくぐって展望台に向かいます。

鷹ノ巣展望台に到着！
確かにいい景色ヾ(＠＾▽＾＠)ﾉ　　これで青空だったらいうことなしなのに。

韓国人のツアーの団体が入れ代わり立ち代わり来ていました。
また、地元の方がウェディングフォトと撮りに来ていました。やっぱり、ここは人気スポットですね。

展望台の上段には宣教師らしき像がありました。
誰？帰ってから調べたら東方正教会の宣教師キュリロスとメトディオスの像だそうです。キリル文字の元を作ったらしい。間違ってたらすみません。

展望台を後にし、帰りはケーブルカーに乗ります。

おばちゃんに一人につき14ルーブル払うとペラペラのレシートをくれました。14ルーブルって20円くらいだよ？と思っていたら、このケーブルカーすごく短かった。

あっという間に麓の駅に到着しました。

ここでちょっと失敗。「帰りははケーブルカーを降りたらレンガ色の建物の中を抜ける」と旅程表にメモしておいたにもかかわらず、すっかり読み飛ばしてしまいました。
結果、プーシキン劇場と与謝野晶子の歌碑に行けませんでした(ﾉ_-｡)

そして、左の方に進んでしまい、さらに、なんだかきれいな教会があるよ！とこちらの方角に進んでしまいました。ロシア正教の教会とは違うよね。

反対側に降りて行って回ってみるとなかなか立派な教会です。少し晴れてきた。

中に入ってみました。
ドイツ系の教会かな･･･？

先の教会の方に降りてきてしまったので、googlemaps見ても行きたい方から離れてしまったみたい。

どうも極東連邦大学の裏手にいるらしい。

誰だかわからない人の像。ロシア国民は銅像好きなのかな。いろんなところに巨大な銅像があります。

すごく小さな鐘楼らしきもの。

細い道を降りて、ようやく目的の一つ「嘉納治五郎の碑」のところに来ました。

日本語の解説文もあります。

向かって左の「ワシリー・オシチェプコフ」は「ロシア柔道の祖」と言われる人だそう。

この碑は2016年9月に除幕式が行われたばかりの比較的新しいものです。

横から見るとこんな感じ。

ルースキー島連絡橋の真下。ここにも巨大な銅像あり。
そして、なんだか物騒な絵も。

ここまで来たらめちゃめちゃいい天気になってる(￣▽￣;)!!
･･･展望台にもう少し長くいたら…。ま、仕方ないのでそのまま歩き続けます。

「永遠の火」とアンドレイ教会
「永遠の火」はハバロフスクにもありました。こちらもハバロフスクのものと同様、戦没者を慰霊するものなのでしょう。

潜水艦Ｃ－５６博物館

一人100ルーブル。写真を撮りたい場合はさらに50ルーブル追加です。
すごく混んでる時もあるらしいけど、幸い全然混んでなくてよかった。

昔見た「K-19」っていう潜水艦の映画思い出した。

この穴を通って次の部屋に行きます。

計器がたくさん。

圧迫感がすごくて、こんなところに何日もいるなんて耐えられそうもないと思いました。誰も私に潜水艦で働けなんて言わないけど。

外観。

潜水艦博物館のすぐそばにある「アンドレイ教会」

すごく小さい。スカーフを被って入ったらちょうどミサが始まったのでしばらくいました。なかなか興味深いものだったけど、とてもじゃないけど写真を撮る雰囲気じゃなかったので写真はなし。

アンドレイ教会の横の「ニコライ２世凱旋門」

ヨーロッパ風の建物が続くスヴェトランスカヤ通り。午前中は雨で目的の建物意外景色を楽しむ余裕がなかったけど、こうしてみると素敵です。

再びグム百貨店へ。ここのカフェに入りました。(日本語メニューあり）

ベリーがたっぷり入った紅茶とケーキで休憩。
この紅茶、とてもおいしかった。当たりです。

席からの景色もgood(^○^)　
窓が汚れていたのが惜しいけど。

午前中とは打って変わっての青空の下、もう一度市場にやってきました。

このロシア正教の教会らしき建物は工事中で入ることはできませんでした。太陽の光に反射して金ぴかの屋根がまぶしいくらい。

賑わっています。

マトリョーシカになってみました｡(*^▽^*)ゞ

中央広場に建つこの像は、ロシア革命の際に戦った兵士らしい。

隣にはこれまた巨大な銅像。

広場を出てウラジオストク駅に向かいます。

こちらは「旧横浜正金銀行（アルセーニエフ記念沿海州総合博物館）」

振り返ると素敵な景色が！

ウラジオストク駅正面。陽が傾いてきて暗い写真になってしまって残念。

駅舎に入るとそこは2階なのでまずは1階に降り、そこにいた駅員さんにガイドブックのキロポストの写真を見せたら、ホームに通じるドアを開けてくれました。

あった！キロポスト。

モスクワから9288キロ！

かつてシベリア鉄道を走っていた機関車もあります。

モスクワまでの地図（？）

駅前のレーニン像

陸橋の上から先ほどのホームを見ます。

右側の長い列車はモスクワ行きです。

陸橋を渡って駅の裏手の港に来ました。

鷹ノ巣展望台ではないけど、充分素敵な景色が広がっています。

港には大きな船が横付けされており、日本の中古車が次から次へとクレーンで吊り下げられては降ろされていました。
ウラジオストクには本当に日本車が多いんだけど、もちろんここだけでなく、さらに内陸部まで貨物列車で運ばれていくんでしょうね。

中古車が降ろされていく様子を見ながら、結局、陽が沈むまでそこにいました。本当にきれいなんだもの、動けなかった。

すっかり暗くなってから、駅前のスーパーとクローバーハウスのフレッシュ25でお土産購入。

お土産を持ったまま、ホテル近くの「ロシュキ＝プロシュキ」で夕食を取りました。一応キリル文字をある程度は覚えていったんだけど、ここのお店の看板の文字は筆記体でした｡｡(￣￢￣*)　それとわからなくてお店の前でしばらくうろうろしてしまいました。

お店は地下にあります。待つこと10分くらいで席に通されました。

個性的な内装。日本人率高かった。ガイドブックに載ってるからね。もちろん私も御多分に漏れずガイドブックを見てきました。

ここでも懲りずにボルシチを頼みました。

このほかにもぺリメニやピロシキなどを注文。どれもおいしくて◎

翌日の朝食を付けてなかったので、ここでパンなど買って帰ることにしました。

23時近くにようやくホテルに戻りました。

ホテルのフロントは朝のお姉さんではなくおばさんがいました。パスポートを預けてチェックインをしたまではよかったんだけど、その後、今朝預けた荷物を受け取りたいというと全然英語が通じません。

とにかくあなたたちの部屋は3階だと言っているらしい。こちらはひたすら身振りと共にsuitcaseとかbaggageとかluggageと言っても強引に部屋に連れて行かれました。たぶん、10階ではないことに文句を言っていると思われたのではないかと気が付き、仕方なく、いったん部屋に行き、私だけがおばさんについてもう一度フロントに行き、預けた場所にほとんど無理矢理行くとようやくわかってくれました。そして、笑いながら”English no～”って…(￣Д￣;)
まさか、ロシアでジェスチャーゲームすることになろうとは。

部屋は、激安(2人で4300円くらい）なので、覚悟はしていたけど、まあ、なんというか…。
なぜかトリプルでただっ広く、大きな学習机＆椅子のセットと小さなソファ。
テレビなし。アメニティはシャンプーと石鹸のみ。ここまでは想定内。
ただ、トイレットペーパーまでなかったのには驚きました凹[◎凸◎;]凹
ティッシュペーパーは大量に持ってたからいいけどさ。

まあ、これも過ぎてしまえば笑い話です。
それに、疲れていたので朝まで一度も起きることなく爆睡だったしね。
場所はいいから、ただ眠るだけと割り切るならアリだと思う。ただし、トイレットペーパー持参のこと(^▽^;)