2016/10/12～27：スコットランド＆イングランド旅行記 ～そうだ、仕事辞めてスコットランドに行こう！～⑦グラスゴー観光

2016/10/12 - 2016/10/27

長年勤めた会社での色んな出来事に身体に不調も出てストレスMAXの時、偶然観たThe Pinao GuysのMVに心打たれて「スコットランドに行こう！」て思い立ち退職して旅してきました。
その備忘録です。

【日程】

※航空会社は往復JAL

・10/12　羽田→ロンドン・ヒースロー空港

・10/13　ロンドン→ヨーク

・10/14　ヨーク

・10/15　ヨーク→エジンバラ

・10/16　エジンバラ

・10/17　エジンバラ

・10/18　グラスゴー

・10/19　ハイランド地方・スカイ島ツアー

・10/20　ハイランド地方・スカイ島ツアー

・10/21　ハイランド地方・スカイ島ツアー

・10/22　エジンバラ→湖水地方

・10/23 湖水地方

・10/24　湖水地方→ロンドン

・10/25　ロンドン

・10/26　ロンドン→羽田

・10/27　羽田→地元

エリア グラスゴー(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

■10/18

６時に起床。お宿の目の前の公園？広場？をかる～く散歩して、7時半過ぎに朝食を取って、今日はグラスゴーに向かいます。

ウェイヴァリー駅の窓口でグラスゴー行きの往復チケットを購入。

この時の窓口のおばさまが、過去最高に態度悪かった(笑)ここまで感じ悪い人にはそうそう出会わないぞってレベルで。
私たちの前のおじさまとは笑顔でやり取りしてたのに、私たちの番になった瞬間にスンッ…と能面被って無表情。

やり取りの最中、１度ちゃんと聞き取れなかったので聞き返したら軽く声を荒げられてしまって「ちょっと～さっきのおじさんとの対応の差～～～！！(笑)」てびっくりしました。
チケットは買えたのですが「Thank you」て言ってもガン無視で、こっちを一切見もしなかった。凄いな～ここまで人によってあからさまに態度変えるの、いっそ潔い良い！！(笑)

私の英語が堪能だったなら嫌味の一つでも言いたかったけど、そんな事して相手と同じレベルまで自分を下げたくないので、例えそうだったとしても言わなかったと思いますけど。

ただ、この時心の中で「このKSBBA…」て思ったのは許して欲しい。
私だって人間なのでね。

さて、気を取り直してグラスゴーに向かいます！
エジンバラからグラスゴーまでは１時間ほど。エジンバラを出たのは９時半頃だったと思います。

チケットは往復で１人8.30￡です。

グラスゴー・セントラル駅から散策しながらジョージ・スクエアに来ました。
11時過ぎでしたが、この時はあまりお天気は良くありません。

グラスゴー市役所。

グラスゴーはエジンバラよりも近代的な雰囲気があるな～って思いました。

ストラスクライド大学の前を通ったり。

グラスゴー王立診療所。中は改装されて今時なのかな～？ちょっと内部も見てみたかったです。

カテドラル・ストリートを真っすぐ進んだ先に、グラスゴー大聖堂が見えてきました。

どうしてヨーロッパは街灯ですらデザインいちいちこんなに可愛いの…。

グラスゴー到着した時は曇天でしたが、お昼頃になると晴れてきました～！
青空だと写真が映えますね。

色鮮やかで煌びやかな装飾の教会も見てて楽しいですけど、私は割と自然の色味を利用した造りの建物が好きで、グラスゴー大聖堂もとっても落ち着く場所でした。

グラスゴー大聖堂はエジンバラのセント・ジャイルズ大聖堂と同じスコットランド国教会の聖堂になります。

ステンドグラス大好き人間はここでも大量にステンドグラスの写真を撮りました。

教会に飾られているこの旗の正式名称ってあるんでしょうか。少し古びた感じが壁の色と馴染んでて本当にテンションあがります。

信者でなくてもこういう場所にいると背中に1本芯がスッと通る気持ちになりませんか？心が凪ぐ感じです。

天井にもイエス・キリストがいます。この装飾もすごく凝ってるのでもっと近くで見てみかった。

この祭壇だけ色がパステルカラーでちょっと浮いてるなって思っちゃいました。

これ、写真撮ったものの一体何か分からない(笑)
井戸…？通気口…？トイレ…じゃないですよね？多分説明あったと思うんですがちゃんと見てなくて覚えていない。

大きな石材をこういう曲線のシンメトリーに装飾するって凄い技術力だなあと思います。

時間があれば永遠に居られる場所だな…て、毎回好みの教会に入るたびに思います。ちょっとカビっぽいというか、独特の古い匂いがどこの教会もするんですけど、あの匂いも嫌いじゃないんです。

グラスゴー大聖堂を出て、本日のメイン観光スポットその2へ向かいます。
グラスゴー来たら絶対に行くんだ～！って思ってた場所です。

見えて来ました、グラスゴー・ネクロポリス（共同墓地）！！

めっちゃ楽しみにしていた場所です。

ビクトリア朝時代につくられたこの共同墓地の地下には、約5万人の方が埋葬されているそうです。

ネクロポリスはグラスゴー大聖堂のすぐ裏の丘にあります。

脇に並ぶモニュメントを見ながら緩やかな坂を上って丘の上に向かいます。

こういう大きめの廟（？）って、中はどういう埋葬の仕方されてるんでしょうね。
気になります。

私たちが訪れた時は他の観光客はほとんどいなくてとても静でしたが、地元の方達のお散歩＆ジョギングコースになってるそうです。

丘の上にはたくさんのモニュメントがあります。

1つずつデザインが違うのも興味深いです。

背の高いモニュメントもいくつかあるのですが、他の観光客が覗き込んでいたので何か見えるのかな？て私も覗こうとしたら「ゴミが入ってるだけだよ」て言われちゃいました。お墓なのにゴミ投げ入れるって…そんな事をする人がいるの信じられない。

モニュメントの1つ1つに、お名前や亡くなられた年齢や没年月日、家族の事など色々刻まれていて、それを見るのも面白かったです。
…面白いって表現は少し語弊がありますけど。

日本から遠く離れた国の全然知らないずっと昔に亡くなってる方達の人生を、刻まれている文字の情報からほんの少し表面を撫でて読み取るだけですが、この場所で私の人生と一瞬だけ交わったんだな～って、これも一期一会かなとか思ってたりしました。

お昼過ぎでしたがほとんど観光客はおらず、風が結構強く雲がどんどん流れていく景色と、木々の揺れる音だけが静かな空間で聞こえるだけだったので、なんとも言えない静けさに異世界にいるみたいな、ちょっと不思議な感覚でした。

お天気が悪かったなら、また違う雰囲気の場所だったかもしれませんね。

ネクロポリス、私と友人はこう言った場所が好きなのでとても堪能出来ました。
ここでまた友人のドラマ版「ハンニバル」への熱い想いを聞きながら、街中へと戻ります。マッツ・ミケルセンのハンニバルがいかに素晴らしいかと言う熱弁を、お墓を背にしながら聞きました(笑)

街中に戻って来て散策。

ここは洋服屋さんだったんですけど、ショーウインドーのデザインがすごいかっこいいんです！！

昔のミシンがずら～～！！て並んでました。
足踏みミシン、祖母の家にあったなってこれ見てとても懐かしい気持ちに。
アンティークな家具家電も好きなので、この見せ方すっごく好きでした。

グラスゴーに来たら友人がここ行ってみよう～と言ってた、The Willow Tearoomsで休憩です。

The Willow Tearoomsはスコットランドの建築家（デザイナー）、チャールズ・レニー・マッキントッシュがデザインしたカフェです。
この写真の男性がマッキントッシュ。

階ごとにデザインが違うようで、私たちが通されたのはこちら。
椅子の背もたれがものすっごく高い(笑)

天井ランプも可愛い。

スコーンとカフェラテで4.75￡。
対応してくれた店員のお姉さんとても素敵な笑顔で可愛かったです。

休憩終えて再びグラスゴーのショッピング街を散策。

そう言えばこの旅行でお土産にプライムマークのエコバッグが欲しくて、プライムマークを探しては覗いてたんですが布製のエコバッグどこにも無くって。
旅行前に見た情報が古かったのかな～。
プライムマークとドラッグストアは見つけるたびに入ってましたね。

プライムマーク、みんな大きなカゴに山盛り服を入れてて「それ全部買うの？！」てびっくりしました。あと、店内のあちこちに服が無造作に投げ捨てられてて、扱い雑やな…(笑)って。

15時半過ぎにそろそろエジンバラに戻ろうか～と、セントラル駅まで戻って来ました。

帰りも列車で１時間ほど。エジンバラに戻って来ました。

セント・ジャイルズ大聖堂。

スコットランドの国旗、セント・アンドリュー・クロスが良い感じにはためいてました！

セント・ジャイルズ大聖堂のすぐ側のThe WS Societyという建物の前。

PCI SSC 2016:Europe Community Meetingと言う会合が行われていたようです。

正装、カッコイイですね～。

お宿に帰る途中、The Medowsでラグビーの練習してました。
ちょうどこの旅行記書いている2019年10月、ラグビーW杯日本でやってましたね。

翌日からはエジンバラを離れ、２泊3日スカイ島バスツアーに参加します。