2019夏旅　マレーシア最終日　東南アジア最大の仏教寺院、極楽寺はまるでテーマパーク

2019/08/14 - 2019/08/19

ペナン最後の日は朝からタクシーを使って郊外にある東南アジア最大の仏教寺院、極楽寺へ行きました。
ここはちょっと怪しげな顔だけの観音像や中国、タイ、ビルマの3様式が混在するパゴダがあったり。
建物ごとにいろんな様式になっていて極彩色のけばけばしい装飾が施されたりしてまるで仏教のテーマパークのよう。
詫び寂を感じさせる日本の寺院と比べると全く異質なド派手な光景を見ることができました。
午後からはプラナカン文化を味わえるブルーマンションとグリーンマンションを見学し、夕方の街歩きではインド人街を散策しました。

エリア ペナン島(マレーシア)

マレーシアの旅も5日目
明日の早朝の便で帰国するため、せっかくのイースタン＆オリエンタルホテルの豪華な朝食は2泊するのに1食だけしか食べれません。

まずは一通り何があるかを見てみましょう

フルーツは4種類ほどでしたが昨日までのホテルと違い鮮度がよかったです。

圧巻だったのが、食べませんでしたが壁のボードに架けられたドーナツ。
かなりの種類が有りました。

美味しかったのは目の前でつくってくれたチャークティオ

ペナン最終日の予定は郊外にある東南アジア最大の仏教寺院、極楽寺へ
ホテルから歩いてすぐのタクシー乗り場に行って30分ほどで極楽寺へ到着。
タクシーは30リンギット（780円）でした。

とにかくでかいお寺で日本の寺院と違ってカラフルでお寺のテーマパークのようでちょっと怪しい感じ。

ここ見学は無料なんですが、巨大な仏像のある頂上へは自分で操作して乗るケーブルカーがあって往復１２リンギット（３００円ほど）かかります。

極楽寺は、1890年から約40年の歳月を費やして建設されたマレーシア最大の仏教寺院。

昨日行ったブルーマンションのオーナーのチャンフィッチーさんも多額の建設敷金を提供しているそうです。

ジョージタウンのヘリテージホテル「ブルーマンション」を建てたことで知られるチョンファッツィ氏もこの寺の建設資金を提供したのだそう。

日本の仏像はほとんどが木地の色そのままですが、こちらの仏像は色鮮やか

山の上の高台に建っているのでジョージタウンの街並みを眼下に見下ろすことができます。

狛犬もご覧のように彩色されています。

日本と違って狛犬は阿吽ではないようです。

仏像は何でも金ぴか

こちらも金ぴかばかり

こちらは看板の上に顔を出している観音像
屋根の上に載っていますがあるのは胸から上の部分だけ

写真で見るとそれほど迫力を感じませんが山の上にあるこの仏像かなりいい気なものでした。

ここからは石像を！

まずは象

隣りは獅子

ペナンのビュースポット　ペナンヒルはあちらの方向でしょうか？

こちらは干支の石像
虎

私の干支のとり

ケーブルカーと言うか斜行エレベーターと言うか斜めに走るリフトと言うか、よわからない乗り物は中がギンギンに冷えていて動く冷蔵庫のようでしたが往復で10リンギット

入るときはタクシーで上の入り口に着けてもらいましたが、そこには客待ちタクシーがいなかったので下まで階段で降りることに。

下に降りてもタクシー乗り場はなく、警備員に聞いてもここで待っていてもタクシーは乗れないと言われ、入り口にあった市場までさらに歩いていくと・・・

市場のお店の人に聞いても、この辺りにはめったにタクシーは来ない、バスで帰ったら・・・
そういわれてもどこ行きのバスに乗ったら良いのかもわからず、しばし彷徨うことに。
しばらく歩いて見つけたゲストハウスでタクシーを呼んでもらい、なんとかホテルまで戻れました。
行きのタクシーの運転手が待っていようかといわれて意味がようやく分かりました。

ホテルに戻ってしばしプールサイドでひと休み。

2時のブルーマンションのガイドツアーが始まるまでは、プールサイドでまったり。

部屋に戻ると果物のサービスが。
昨日はマンゴでしたが今日はランブータン

ホテルから歩いて5分ほどのブルーマンションには、ガイドツアーが始まる10分前に到着です。

すでに結構な人が集まっていました。

1時間ほどインディゴブルーのプラナカンの館を見て小腹が空いてきました。

3時過ぎなのでまともに食べてしまうと夜食べれなくなるのでマレーシア風ぜんざいのこれ。
スイートコーンも入っていて微妙の味

こちらは海老の麺　どちらも味はいまいちでした

この日の最後の目的地はペナンプラナカンマンション

昨日来たときは閉まっていて見れなかったので、今日なんとか閉館の1時間前に到着

プラナカンの館はどこもミックスカルチャーの独特な雰囲気の御屋敷

どこも風水を取り入れた建物になっています。
ブルーマンションはホテルになっていますが、グリーンマンションは博物館なので生活感を感じさせるアンティークな家具や小物もあって、こちらのほうが楽しめました。

ジョージタウンの街は1日あれば主だった見どころを街歩きできるので2日間の滞在で十分楽しめます。

こちらは孫文ペナンでの拠点地だった建物

1910年から2年間、孫文はここを東南アジアの拠点として使っていました。

アルメニア通を一本入ったアゲタの傘を真似た通り

世界遺産のジョージタウンの街並みにあって、ここアルメニア通りとその路地裏にストリートアートが集中しています。

バイクや自転車などリアルなものと絵画が融合したアート作品があちこちに。

ジョージタウンには中国系寺院がいくつもありますが、アルメニア通りでウォールアート巡りをしていて偶然見つけたのがこちらのチョンコンシ。
夕方6時を過ぎていたせいか入口の門が閉まっていて中に入ることができませんでしたが広い芝生の庭の向こうに見えるのは、かなり立派なお寺で隣地側の壁にはかなり大きな猫のウォールアートも描かれていました。

アルメニア通りからリトルインディアへと向かいます

いろんな国の宗教施設が入り混じったジョージタウンのハーモニー通り。
その通りを一本入ったところにリトルインディアがあります。

中国式寺院やイギリス教会、モスク、ヒンドゥー寺院などが仲良く並んでいて、昔からいろんな宗教の人々が共存していたことをうかがわせます。

その中でリトルインディアの一角にあるこちらのお寺は1883年に創建されたヒンズー教寺院で、ジョージタウンでは最も古い寺院です。

入口の塔には38の神々と動物などの色鮮やかな彫像が飾られひときわ目を引く存在です。

入口の左右には1対のライオンが

日本の神社で言う狛犬の存在ですね

ピンクのガネーシャも入り口の横で存在感を放っていました。
自由に見学もできますが入口で靴を脱いで素足で入ります。
御本尊と思われる真ん中の像だけは撮影禁止でした。

日本ではめったに見れないヒンドゥーの世界をじっくり体験するのもいいかも。

マレーシア最後の食事もこちらの屋台村レッドガーデンで

何を食べようか一通り眺めた後チョイスした料理は・・・

ガーリックシュリンプ
プリプリのエビ美味い
ビールに合いますね。

こちらはクリスピーなポークカツ

そして海鮮スチームボート

朝7時40分の飛行機なのでチェックアウトは5時40分
朝食は6時からなのでこんな弁当のボックスをもらいました。
昨日のイースタン＆オリエンタルホテルの朝食ブッフェ美味しかっただけにかなりのギャップが・・・・
2泊目は朝食なしの素泊まりにしておけばよかった...

帰りもキャセイの香港トランジット便
こちらは香港までのフライトの機内食

香港でのトランジットは3時間あるのでこちらのプラザプレミアムラウンジで時間調整

1番ゲートのすぐそばにもプラザプレミアムラウンジがありましたが
私はこちらの免税店のフロアの上にあるラウンジの方が好きなのでいつもこちらを利用します。

3時間もあると生が進む、進む

実は私意外なことに香港空港には何度も来ていますが、意外なことの一度も空港から外に出たことがないのです。

今回も当初は香港で一泊する予定でしたが飛行機の運賃が高かったのでマレーシアだけにしたのですが、空港ストがあったので正解だったようです。
こうして5泊6日の今年のマレーシアの夏の旅は終了しました。
久しぶりにかみさんを連れての海外でしたが、やっぱり海外も一人旅の方がいいですね。
次は年末年始　チケットが安く入手できれば次はヨーロッパに行きたいなあ・・・
もちろん一人旅で・・・