岩手花巻温泉と宮沢賢治記念館へ

2019/09/13 - 2019/09/14

この旅行記は、「秋の宮城」からの続きです。

実際の旅程では、岩手にてお墓参りをしてから花巻に向かっていますが、
お墓参り部分が旅行記に遺すほどの情報がないので、割愛させていただいております。
（というのも口実で、大きなトラブルが勃発しておましたが、
そこには触れたくないので、触れずにおきます）

東北方面に台風が接近する中
個人的にはあまり体調がすぐれないなか、
同行者達の行きたい場所を網羅しつつ、無事に帰宅できるようにと祈りながら過ごしていました。

エリア 花巻(岩手)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• ショッピング: 2.5

• 同行者: その他
• 交通手段: レンタカー 新幹線 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

宮城の古川ICを北上して、岩手エリアへ。

今回の旅のきっかけとなった、同行者最大の希望でもある、
岩手のお墓参りを終えた後、
再び東北道へ。

個人的にはなかなか立ち寄ることのできない、前沢SAで小休止。

「もし/たら/れば」は禁句ではありますが、
もし体調が悪くなくて、
人数が多い同行者一行ではなく少人数で、
旅程が自分の希望を強く通れるのであれば、

こちらのSAで、名物の前沢牛の関連のワンハンドフードでも、
買い求めていたと思います。

が、なかなかそうは問屋も下ろさず、
また、この旅行記では振り返りたくもない災禍が起こっていたこともあって、
なかば呆然としながら、前沢SAを後にします。

前沢サービスエリア 道の駅

ほどなくして、花巻温泉へ。

花巻温泉は、筆者自身は初来訪の地。

来訪当日は、残念ながら降雨がありましたが、
もう少し秋が深まった晴天の日なら、紅葉が美しくなる場所なのでしょう。

同行者達のチェックインを手伝い、
夕食時間の案内をして、
ようやく、少しだけ解放されます。

体調も気分も、残念ながらすぐれないなか、
どうしても、その気分を少しだけ払拭したくて。

花巻温泉エリアの中にある、
蔵を改築したというカフェに行ってみることに。

場所を少し移動したというだけで、
少しだけ、張り詰めていた緊張が解けるひとときです。

さて、ホテルに戻ります。

宿泊しているホテルは、3棟からなる建物で構成され、
それぞれ少しずつ、個性がある模様。

坂地というか、山地に建てられているので、

横移動をすると、建物の階層が異なるので、そこだけは要注意。

売店を見比べてみましたが、
少しずつ構成がことなり、
どの売店にも同じ物がある、わけではないこと、
下手をすると1カ所にしか扱っていないものもあるということがわかりました。

さて、夕食の時間です。

予約した時点で既に、「19時15分からの回でしかお受けできません」ということでしたので、その間温泉に入りつつ待機し、夕食会場へ。

案内された場所には、既に他の組が、（どうみても広い机に、少人数で）既に着席されており、早速路頭にさまようような状態に陥ります。

1回目、2回目の区別は曖昧なようで、正直ざるのような感じなのかも。

気を取り直して席を適当に確保し、ブッフェ台に。
事前の情報では釜飯が売り、とのことで、先に確保して炊飯し待つこと20分。
この間、他の物もつまんでみます。

炊きあがったごはんは・・・。
うーん。
白いご飯（ひとめぼれ表記）を取ってみましたが、
そちらのほうがまだ、良いかなぁ。

しかし、これもちゃんと炊けば、もっと美味しいお米だろうなあ・・・。
というのが、率直な感想です。

しかし、九月の連休時に比較的お買い得な価格で、
大人数で予約が取れるだけでも、御の字です。
（ここが取れないと、某国民宿舎しか同行者の了承が得られなかったので）。

ホテル紅葉館の食事で一番よかったのは、
自家製アイスクリームでした。

アイスクリームといっても、あっさりとしていて、
どちらかというジェラードに近い感覚です。

花巻温泉 ホテル紅葉館 宿・ホテル

旅行2日目は、今回の旅行を決めた同行者が行ってみたいとしていた、
宮沢賢治記念館へ。

雨天の中、山道を抜けていくと、駐車場が拓けてくるので、
そこで車を停め、まずは記念館へ。

宮沢賢治の作品と生涯、企画展などが並んでいます。

何に興味を抱いていたのか、どんな作品があるのかがコンパクトに展示してあり、お時間がある方には作品のアーカイブもある模様。

なかには小さな喫茶コーナーもありますが、ここでは自重。

宮沢賢治記念館 美術館・博物館

記念館を出て、少し歩くと、売店軒飲食店を兼ねた建物があります。

きっと、宮沢賢治の作品を深く知っている方だったら、
「これは、この場面だ！」とか、
「これは、この一文だ！」といった仕掛けがあります。

売店の内容は、同じ「山猫軒」名義の視点が新花巻駅近くにありますが、
扱っている商品が違っていたり、
同じ物でもほんの少しだけ、お値段が異なっています。

ゆえに、「これは絶対欲しい」と決めたのであれば、
（戻るのは結構大変な道程なので）
お早めに決めるのが吉、かと。

行程も最後に近づきました。

新花巻駅の駅弁やさんでお弁当を入手し、
新幹線内で昼食を取る予定でしたが・・・

残念ながら、正午位に駅に到着した時点で、
好みの系統のお弁当は軒並み売り切れ。
同行者の中には、諦めて「コンビニでサンドイッチでも」と話していましたが、そのコンビニは、当該駅付近にはありません。

あるのは、写真の売店（と他の土産店など）のみ。

あいにく、乗車する予定の新幹線は車内販売はなし。

とりあえず、私ともう1名は妥協して適宜選び、
その他の大多数の同行者は、
めいめいが、お好みのお弁当類を確保。

飲み物も忘れずに確保して、新幹線に乗り込み、
家路に向かいました。

新花巻駅 駅