2019/09/30 - 2019/09/30
263位(同エリア601件中)
実結樹さん
埼玉県日高市の「高麗川巾着田(こまがわきんちゃくだ)」は曼殊沙華の日本一の群生地です。
例年、お彼岸の頃に丁度見頃になるのですが、今年は一週間ほど遅く9月の下旬になってやっと満開を迎えました。
入場券の販売をしている方に伺ったところ、10月の頭までが見頃のピークというほんの一瞬の絶景です。
お天気と開花状況を睨み合わせ、なるべく早く訪れてみて下さい。
ランチはすぐ近くのオーガニック&ベジタリアン「阿里山カフェ」。
その後「日和田山」ハイキング ⇒「聖天院」⇒「高麗神社」⇒「高麗家住宅」と廻りましたが、先ずは「巾着田の曼殊沙華」までの記録です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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西武池袋線「高麗駅」で下車。
地元駅から電車を4本乗り継いでやって来ました。
自宅から13kmなのですが、電車利用だと凄~く遠回りです。
今朝、起きてから窓の外を見て「そうだ、今日しかない!」と急に思い立って出掛ける事にしました。
日帰り圏内はこれが出来るんですよね。 -
駅前に「天下大将軍」「地下女将軍」の怖い顔をしたポールが立っています。
韓国の民間信仰に倣ったもので魔除けの意味があるそうです。
女将軍の方が迫力ありますね。 -
「花さんぽステーション」は駅前出張観光案内所
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巾着田までは歩いて15分ほど
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「水天の碑」の所で左に曲がります。
天保年間にこの地方で起きた干ばつや水難を鎮めるために村人が建てたものです。 -
途中の道の両側にも既に彼岸花の土手ができています
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高麗川に架かる「鹿台(ろくだい)橋」。
浅瀬に1m近い巨大な魚がいてみんな覗いていました。
この橋の向こうの、 -
「阿里山カフェ」の先を右に曲がって「曼殊沙華公園」の入口に向かいます
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高麗川が巾着型に蛇行した袋の中の川沿いに群生地があります。
上流から流れてきた球根が平成になってから毎年増殖し、今のような大群落を形成したそうです。 -
途中、管理事務所のあたりに白い曼殊沙華が咲いていました
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そこからさらに200mくらい歩きます
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料金所に行く前にも川沿いに花の群生
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土手に咲いているので目線の高さで横から見られます。
ヒョロヒョロと茎だけ伸ばした先に鮮やかな深紅の花を付けています。 -
花の開花時期だけ入園料が発生します。@300円。
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関所を入った途端、一面の曼殊沙華がお出迎え。
500万株といわれますが、どうやって数えたんだろう? -
私の拙い写真ではその迫力は表現できません。
お天気が良過ぎても影ができてしまうんですね。 -
通路も整備されています
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兎に角、視界の届く限りずっと向こうまで木立の中に花の群落が続いているんです
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密集して咲いているので一塊になってしまいます
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でも未だ場所によっては蕾がちなこんな所もあります
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3年前に来た時はもっとビッチリと咲いていたので、現在8分咲きといったところでしょうか。
萎れている花は未だ殆どなくてどれも元気で生き生きしていて丁度いい頃かもしれません。 -
ドレミファ橋は
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高麗川の浅瀬水面ギリギリに配された狭い橋。
昔は板などかかっていずに丸い飛び石だったように思いますが・・
対岸に赤い絨毯が見えます。 -
売店ブースも充実
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栗や高麗鍋など日高の名物も売っています
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フォトスポットは今年から設置されたみたい
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入口は4カ所ありその日のうちなら出入り自由です
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一旦曼珠沙華の群生地を出て巾着田の中を歩いてみます。
酔芙蓉も綺麗。 -
万葉集の歌碑です。
高麗錦(こまにしき)
紐解き放(さ)けて
寝(ぬ)るが上(へ)に
何(あ)ど為(せ)ろとかも
あやに愛(かな)しき
高麗錦の紐を解いて共寝もしたのに、その上何をしろというのか。無性に愛しい・・
という意味の作者不詳の相聞歌です。
そうか 昔も今も変わらないんですね。 -
駐車場は広く取ってあるのですが、
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平日なのに待ちの車の列が続きます
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ちなみにこれは「日和田山」からの巾着田の景色。
車が沢山停まっているのが分かります。 -
黄花コスモスが道端に
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コスモス畑もあるのですが今年は未だあまり咲いていません
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水車小屋
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蕎麦畑
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蕎麦畑の脇で栽培されていた「アマクリナム」。
百合みたいですがこれも彼岸花科のお花だそうです。 -
お馬さんの飼われているエリアもあります
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再び川岸に戻って「あいあい橋」を渡ってみます
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日本最長級の木製トラス橋だそうです。
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橋の土手の斜面にも白いのが沢山
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紅白で綺麗です
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橋の上から見た下流部の曼殊沙華。
場所によって多少開花の時期は異なります。 -
橋を渡り切ったところにある「高麗郷民族資料館」はお決まりの農具の展示など
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県道側に出ます。
「高麗郷古民家」への矢印は巾着田の方を差していますが、これとは反対方向の、 -
道路の向こうの「旧新井家住宅」のことを言っているのだと思います。
お城のようなお屋敷で国の登録有形文化財に指定されています。 -
その向かいの道路端の大きな表示は切株利用でしょうか
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その裏の絵柄。
日高市は「恋人の聖地」ならぬ「遠足の聖地」なんだそうな。 -
ランチは「鹿台橋」の袂の「阿里山カフェ」のテラス席です
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平成29年9月20日には現上皇御夫妻も訪れた巾着田。
田んぼの畔にひっそりと咲いている曼殊沙華も秋らしい風景ですが、山盛りの真っ赤な絨毯の景色も一見の価値はあります。
周囲には「聖天院」や「高麗神社」などの見所もあるので、併せて是非見に来てください。
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