福岡県→山口県→広島県周遊②宗像大社、長崎街道黒崎宿2019年9月

2019/09/25 - 2019/09/26

福岡県→山口県→広島県を周遊するツアーに参加しました。
初日は、太宰府天満宮、大宰府政庁跡、新元号「令和」ゆかりの坂本八幡宮、世界遺産に登録されている宗像大社を巡りました。北九州市の黒崎にあるホテルに着いてから長崎街道・黒崎宿を散策しました。

宗像大社（むなかたたいしゃ）は、福岡県宗像市にある神社。式内社（名神大社）で、旧社格は官幣大社で現在は別表神社。日本各地に七千余ある宗像神社、厳島神社、および宗像三女神を祀る神社の総本社である。また、あらゆる道の神としての最高神、貴（むち）の称号を伊勢神宮（おおひるめのむち）、出雲大社（おおなむち）に並び持ち、道主貴（みちぬしのむち）と称す。神宝として古代祭祀の国宝を多数有し、裏伊勢とも称される。

2017年（平成29年）、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産の一つとして、世界文化遺産に登録された。
ウィキペディア

エリア 宗像・古賀(福岡)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 観光バス JALグループ 徒歩

大宰府から宗像大社辺津宮に移動してきました。
大鳥居は、麻生財務大臣の祖父が寄進しています。

宗像大社辺津宮は、2017年（平成29年）に「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産の一つとして、世界文化遺産に登録されました。

宗像大社辺津宮の境内はかなり広大です。
ボランティアガイドさんの案内で約1時間かけてくまなく（除く神宝館）巡る予定でした。
実際はボランティアガイドさんの説明が詳しすぎて時間を超過してしまいました。

第二鳥居をくぐり、

宗像大社(辺津宮) 寺・神社・教会

心字池に架かる太鼓橋を渡り、

手水舎へ。
柄杓を用いずに清める点が変っていました。

神門をくぐり、

拝殿でお詣り。
拝殿は天正１８年（1590年）、時の筑前領主・小早川隆景が再建。切妻妻入造（きりづまつまいりづくり）で屋根は本殿と同じく柿葺（こけらぶき）です。

本殿は天正６年（1578年）に大宮司宗像氏貞（うじさだ）が再建。柿葺（こけらぶき）の流麗な屋根、五間社流造（ごけんしゃながれづくり）の建物で、安土桃山時代初期の特色をよく表しています。

御神木
樹齢約550年

第二宮（ていにぐう）に沖津宮の田心姫神をお祀りしています。

伊勢神宮の第60回式年遷宮（昭和48年）に際し、特別に下賜された別宮の古殿を移築再建したものです。

第三宮（ていさんぐう）に中津宮の湍津姫神をお祀りしています。

宗像大社辺津宮境内の一番奥にある高宮祭場に向かいます。

高宮祭場は、宗像三女神の降臨地と伝えられています。
沖ノ島と並び我が国の祈りの原形を今に伝える全国でも数少ない古代祭場です。

宗像大社辺津宮に隣接する海の道むなかた館を駆け足で見学しました。

海の道むなかた館 美術館・博物館

海の道むなかた館では宗像大社辺津宮のことは勿論、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産すべてを分かりやすく展示しています。

海の道むなかた館 美術館・博物館

ガイドさんと巡らない場合は、宗像大社辺津宮参拝の前に海の道むなかた館を見学した方が良いと思われます。

海の道むなかた館 美術館・博物館

今回巡らなかった世界遺産の構成資産

海の道むなかた館 美術館・博物館

分かりやすい展示

海の道むなかた館 美術館・博物館

記念写真スポットもありました。

海の道むなかた館 美術館・博物館

16：45頃ホテルクラウンパレス北九州に到着。
客室に荷物を置いて夕食まで周辺を散策。

ホテルクラウンパレス北九州 宿・ホテル

ホテルクラウンパレス北九州のすぐ隣に曲里の松並木があります。

曲里の松並木 自然・景勝地

この松並木は当時幕府が全国の街道に松や杉を植樹させた名残です。
今はわずかにこの辺りが昔日の長崎街道の面影を留めているのみです。
史跡の指定範囲は幅20～30メートル、長さ約310メートル、面積約8000平方メートルで、現在旧街道緑地として整備されています。

曲里の松並木 自然・景勝地

曲里の松並木の始点

曲里の松並木は堤防のように周囲から相当高いところにあります。

曲里の松並木 自然・景勝地

黒崎宿西構口跡
黒崎宿の西の出入口です。構口とは、宿場の出入り口のことで、役人が昼夜交代で詰め、行旅の監視をしていました。
尚、黒崎宿は、かつて長崎街道東端の宿駅として江戸時代には福岡と小倉両藩の境界にあり、福岡藩では唯一の上方への渡海船（乗合貨客船）が発着する港を持つ宿場町でした。　宿内には、藩主の別館としての御茶屋（本陣）や町茶屋（脇本陣）が設けられていました。また、宿駅の機関である人馬継所、行政上の施設である制札場、関番所、郡家、代官所などが完備され、一般の旅籠屋（旅館）や商店も軒を並べていました。

黒崎宿 西構口跡 名所・史跡

西構口跡から東構口跡まで概ね旧長崎街道を歩いて行きました。

岡田神社は、古事記に神武天皇が東征の折に逗留したと記載されている古社で、天・地・人の三ノ宮を有する。 毎年七月に岡田宮へ奉納する黒崎祇園山笠は北九州の風物詩として有名である。
慶応元年には三条実美が太宰府へ落ち延びる最中に和歌を奉納している。

岡田神社 <岡田宮> 寺・神社・教会

神門

岡田神社 <岡田宮> 寺・神社・教会

本堂

岡田神社 <岡田宮> 寺・神社・教会

善定寺山門

善定寺本堂

旧長崎街道がアーケード商店街になっています。

くまで通り 名所・史跡

くまで通り（旧長崎街道）商店街は、地元密着の商店街と言った感じです。

くまで通り 名所・史跡

くまで通りに興玉神。
熊手街道の守護神として伊勢市にある猿田彦大本宮から勧請したと云われています。
　興玉神は、猿田彦大神と同じ系列の神とされており、旅の守護神として市内では、ほとんどが旧筑前領内の長崎街道沿いに祀られています。

くまで通り始点

黒崎宿イメージ図

黒崎宿図
地図に記載されている史跡を巡っています

正覚寺山門

正覚寺本堂

春日神社

浄蓮寺山門

浄蓮寺本堂
幼稚園が併設されていて、本堂前は園庭になっていて入ることは出来ませんでした。

ＪＲ鹿児島線の踏切を渡り暫く行くと趣のある建物がありました。

光圓寺本堂

黒崎宿東構口跡

黒崎宿 東構口跡 名所・史跡

黒崎宿東構口跡

海蔵庵

こんもりとした丘が黒崎城跡

黒崎城跡 名所・史跡

歴史の径
ホテルに歩いて戻ります。

黒崎ひびしんホールは、黒崎副都心「文化・交流拠点地区」の中心となる、使いやすい2つのホールや練習場、屋外ステージを備えた文化施設です。

曲里の松並木の始点まで戻ってきました。

曲里の松並木 自然・景勝地

提灯に灯りがともりいい感じ

曲里の松並木 自然・景勝地

散策に2時間くらいかかりホテルに戻ってくるのが遅くなってしまいました。
バイキングの夕食を頂きました。

ホテルクラウンパレス北九州 宿・ホテル

翌朝客室からの眺め
曲里の松並木が続いています

ホテルクラウンパレス北九州外観

ホテルクラウンパレス北九州 宿・ホテル

曲里の松並木を少しお散歩

曲里の松並木 自然・景勝地

この日もお天気は良さそうです。

バイキングの朝食をいただき、

08：00にホテルを出発して山口県に向かいました。
関門橋からの眺め

関門海峡 自然・景勝地

関門橋を渡り山口県へ。

関門橋 名所・史跡