山形・新潟・長野・山梨県を回るおじさんの一人旅・その5/長野善光寺編

2019/09/21 - 2019/09/21

　　新潟から直江津（上越市）へ、直江津から妙高はねうまラインで妙高高原まで行き、北しなの線で長野まで向かう予定であったが、気が変わり、北陸新幹線に乗り換えそこから二駅の長野駅まで行く。

　北陸新幹線の初体験である。そのため長野到着が早くなったので最初は諦めていた善光寺見学を再考。
　善光寺はずーっと昔に来たことがあったが、折角ここまで来たのだから参拝しなければいけまいと足を運んだ訳。

「牛に引かれて善光寺参り」とも言われるが、やはり観光名所だけあって、かなりの参拝客が訪れていた。年間６００万人もの参拝客がやってくるというからすごい！

　参拝もそこそこに、長野から篠ノ井、篠ノ井線で松本を目指す。その途中、姨捨（おばすて）駅到着。車内アナウンスでここの駅の紹介があった。

　「ここはスイッチバックですから、逆方向に進みます・・」と、

　聞くところによれば、ここ姨捨駅は、スイッチバックと日本三大車窓でも有名なところだそうだ。本来なら途中下車してゆっくり見るべきだろうがそうもいかない。まあ、車窓から景色を堪能しておくとするか。

　車内には部活帰りの高校生たちが数名乗ってたが、いつも見慣れた景色だけに誰一人関心がなさそう。もっぱら全員スマホに集中！
　これがどこでも見られる今時の世相だろう。

　電車は松本駅に到着。

　松本は松本城や旧開智学校など見所が多い。どういう訳か松本城だけは来たことがなかったので、見学場所として外す訳にはいくまい。

　何しろ国宝五城にランクされているお城である。

　姫路市にある姫路城、滋賀県彦根市の彦根城、島根県松江市の松江城、愛知県犬山市の犬山城そして長野県の松本城である。

　松本城を見れば国宝五城を訪れたことにもなるので、どうしても外すわけにはいかない。

　長野県は４７都道府県達成の目的外ではあるが、隣県の山梨県へ行くための通過点でもある。

　宿泊はお城に近いサザンクロスイン松本である。お城に近ければ見学に便利だろうという考えがあったが、やや駅から離れているのが難だろう。

　松本城、旧開智学校などを見学した後、翌日松本から最終目的地山梨県の甲府を目指すことにする。

　天気はまずまず、しかし実家広島の方が台風接近中で気がかりである。

　スマホで天気予報をチェックしながら、無事であることを祈るのみ・・


　　　写真は長野、善光寺さん

エリア 長野市(長野)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

新潟から信越本線で直江津・上越市に向かう途中、柏崎に立ち寄る。

柏崎という名前は耳にしたことがあるが、詳しいことは知らない。

ここから車窓右手に日本海が広がる

日本で「イチバン海に近い駅」と言われる柏崎市・青梅川駅のホーム

夕日もきれいだそうだ！

青海川（おうみがわ）駅のすぐ下は海だ！

確かに海が近いことを売りにしているのがわかる

直江津で妙高高原行きの電車に乗り換え

ここからは私鉄、えちごときめき鉄道。妙高はねうまラインだ、乗ってからこの電車にはトイレがないことに気づく、これは困った。

JR電車ならどんな車両でも必ずトイレはある。まだ長野まではかなりある。

これには困った。　　　よーし次の上越妙高駅で乗り換えよう。

上越妙高で下車。切符の追加料金はいらなかった。

上越妙高駅で下車、隣の新幹線口へ行ってみよう・・

この駅は新幹線と接続してあえるだけになかなか立派だ。

北陸新幹線、上越妙高駅改札口

ちょうど、はくたか５５８号東京行きに間に合うではないか、

よーしこれで長野まで行こう！

ここから二区間しかないが、北陸新幹線に乗ってみるのも悪くはない。

ホームに出てみるか

上越妙高の次は飯山である

はくたか５５８号が入線

この駅は安全のためにホームドアが設置済み

最近はこのようなホームドアは主な駅には必ず設置してある。

これは昔とは様変わりした様子だ

はくたかの自由席は乗客も少なくゆったり、さすがに快適

はくたか客席の様子

チケットも撮っておこう

「はくたか」は長野駅に到着、上越妙高から長野まで２～３０分しかかからない。

予定より早く着いたので善光寺さんへお参りしますか、

この電車は、反対ホームに到着した「かがやき」この電車が発車してから「はくたか」が発車する。

山陽新幹線で言えば、「こだま」と「のぞみ」の違いだろう。

さすがに観光地だけあって駅舎も広くショッピング街も充実して利便性がある。

駅前から出ているバスで善光寺前まで行く

参道をかなり歩きますよと言われていたので覚悟して、

しかし、目下石畳は改修工事中のところもある

仁王門をくぐる

「定額山」の額が掲げられている

山門・重要文化財だとか

本堂

さすがに本堂は貫禄がある

大額をアップしてみましょう

善男善女が参拝しています

参道脇に入ってみましょう

蓮が池一面に、ここだけは外の喧噪が嘘のようである

お腹がすいてきたので、信州そばでも食べますか

参道の外れにあるソバ屋さんに入る。参道から少し入ったところにあるので、
営業は不利か、

客もぼちぼち、

よく行列のできている食事処があちこちにあるが、並ぶことが嫌いな性格なので

客が少なくゆったりしているお店が好みなのです。グルメ派でないことは自認している・・

試食品が・・

こういうものも試食する気がない

アマゾンプライムビデオでもやっていた「孤独のグルメ」はよく見ていた。
一人で店を訪れ、いろいろ食する好きな番組だが、旅に出るとどうしても「孤独のグルメ」と同じようになる。

今日の「孤独のグルメ」は、信州名物の天ぷらソバにする。ソバと一言で言っても千差万別、その店その店に独特の作り方やゆで方がある。

蕎麦処・山城屋のソバは旨かった。独特のコシがあり、これぞ信州ソバと言う感じがする。

そろそろ駅に戻りますか。今日は参拝客はまだ少ないほうだとか。

最近は「御朱印」ブームのようでネコも杓子も神社仏閣に行けば「御朱印」を頂いているようだ。
しかし、私から言わせればウン十年前からそういうことがあるのはを知っていた。
古い友が旅先のお寺で一人だけ離れて「ちょっと用事があるので・・」と、

しばらくすると、戻ってきたので尋ねてみると、手帳・御朱印帳に寺院の署名と朱印が押してあるではないか。
「何やそれ？」「お寺やお宮で書いてもらえるんやわ」「そんなもんあるんか？」

それが最初であった。以後、私も御朱印を頂いていたが、そのうち止めてしまった。

今では、全国的にすごいブームになってるようだ。あの頃はそんなものに関心ある輩はいなかったのに・・・。隔世の感がする。
しかし、何がブームになるかわからない。一度火がついたら我も々々とそちらになびく傾向がある。考え方によれば怖い気がする。

御朱印の気づきを言えば、神社と仏閣を比較してみたら、仏閣・お寺の御朱印の方が上手で達筆である。神社は負けている。修行の差とは思いたくないが・・あくまでも個人的な感想だが、

駅までのシャトルバス・・ぐるりん号

長野駅から松本を目指すことにする。