2019/09/24 - 2019/09/25
3084位(同エリア5824件中)
TOSHIさん
- TOSHIさんTOP
- 旅行記82冊
- クチコミ903件
- Q&A回答0件
- 162,408アクセス
- フォロワー11人
(パート1香川編より続く)
香川県観音寺市から愛媛県の川之江を通り、高知自動車道で高知県内へ南下しました。当初の計画では安居渓谷に行くつもりでしたが、雲行きが怪しく小雨模様となってきたので急遽順番を入れ換えて高知市内観光をすることに。
まずは一之宮でもある土佐神社へ。地元で信仰を集めている神社なのでしょう、早くも七五三に訪れている家族も見かけました。国の重要文化財である鼓楼があるのですが、鮮やかな朱色でひときわ目立つものでした。御朱印ももちろんいただけました。
続いて桂浜へ。市街地から東側のルートを南下し、最後に渡った浦戸大橋からの眺めは素晴らしいものでした。
桂浜の駐車場に車を駐め、まず石段を上がって坂本龍馬立像に向かいました。テレビでよく見るアングルで、なんとなく龍馬が砂浜に立ち太平洋を凝視しているように思っていましたが、砂浜よりかなり高い丘の上にあり、おまけに台座も高く立派なのでかなり見上げる形となります。これなら龍馬さんの視点からカリフォルニアが望めているかも知れません。
桂浜そのものは美しい砂浜で、すぐ前の水族館からアシカかオットセイの声が響いてくるのも一興でした。
市内のホテルにチェックインし、ホテルの眼の前にあった「高知城前」電停から「デンテツターミナルビル前」電停まで路面電車で移動しました。正式には「後免町」ゆきなのですが行き先表示が「ごめん」となっているので、前を行く車に「こめん、通してね」と言いながら走っているようです。市内均一200円なのでもっと遠くまで乗っても同じです。地元の人たちはICカードを使っていましたが、この「ですか」(電車・バスのカードの意味らしい)は、非サイバネ規格なのでSuicaなどとの互換性はなく、使えませんでした。残念! 車輌は「昔の市電」といった趣きでモーターを唸らせて走るので、子供の頃を思い出しました。
電停から少し「ごめん」方面に歩いた左側に、高知よさこい情報交流館があります。無料なのでさほど期待はしていなかったのですが、ジオラマボックス内で踊るフィギュアが皆素晴らしい表情をしていて驚きました。訊くとあの海洋堂が製作したものだとのこと。納得の必見コンテンツです。もちろん大型スクリーンで迫力満点のよさこい映像を上映してくれるよさこいシアターでもゆっくり時間が過ごせます。過去から現在の華やかな様子までの変遷がよく分かります。
そこからはりまや橋はすぐ近くです。はりまや橋といえば日本三大ガッカリと言う人もあるようですが、そう覚悟しながら見に行ったのでハードルが低かったのでしょうか、色の鮮やかさに「悪くないじゃん」と思わず言ってしまいました。釧路の幣舞橋のようなつもりで見に行かなければ大丈夫でしょう。以前来たことがある家内は「下に川が流れてたんだ!」と、妙なところに感心していました。
商店街のアーケードを抜け、ひろめ市場に向かいます。高知の商店街はかなりちゃんと賑わっていて活気がありうれしくなりました。明神丸がおすすめと聞き、敢えて本店ではないこの市場内の店へ。フードコートのようになったエリアでひときわ客を集めている店がここ。塩とタレの食べ比べ鰹たたきに加えて土佐清水で上がったという鯖の刺身と鯨の竜田揚げもチョイスしました。どんどん焚べられる藁の炎で炙られてゆく鰹をすぐ眼の前で眺めつつ会計レジ方向へ進んでいくのです。その後ろでは鮮やかな手さばきで厚切りにされて皿に盛られる様子も見られます。何よりも厚切りで食べ応えがあり、タレ・塩ともに丁度良い味付けでした。鯖の刺身は本当に美味しかったです。鯨の竜田揚げも高知らしい一品ですが懐かしさすら覚えました。
翌朝は、安居渓谷へ向かいました。昨日乗った路面電車と国道を伊野まで並走したのですが、意外なほどの坂道も頑張って走っていました。
伊野からは仁淀川沿いに上流へと北上します。途中に沈下橋があったので立ち寄りました。名越屋沈下橋という、長さが191mもある仁淀川で最長の沈下橋です。実際に車で走ってみると・・・、普通の橋にある欄干が如何に精神的に安心させてくれているかがよく分かります。仁淀川の下流に当たるのですが、此処でも充分に仁淀川は清流の美しさを見せてくれています。
そして国道から右折して安居渓谷方面への県道に入ると、急に道幅が狭くなります。警笛鳴らせの標識もあり、ヘッドライトを点灯して対向車から発見してもらいやすいよう留意しました。
宝来荘でトイレを借り、さらに上流の駐車場へ向かおうとしたところ、アクシデント発生!! なんと先日の大雨で電話線が寸断されたらしく大掛かりな電話工事が行われており、車は毎時00分から10分間だけしか通れないというのです。時計を見ると00分まではまだまだなので、予定していなかったハイキングに急遽変更! しかし思わぬ美しいさまざまな景色が見られて結果オーライでした。2本の川が合流する乙女河原を経て一人しか歩けない小さい沈下橋を渡れば、飛龍の滝への遊歩道の入口です。そこから渓谷の奥へと伸びる遊歩道も景色の変化が楽しめますが、足許には留意を。滑らぬよう気を付けて進むと、轟音とともに美事な滝が現れます。水しぶきの浴び方は、ナイアガラの滝か安倍川上流の大滝のようです。マイナスイオンが溢れていることを感じずにはいられません。
大満足して宝来荘の駐車場に00分少し前に戻り着き、さらに上流にある水晶淵駐車場へ向かいました。此処は少し上流にある砂防ダムから流れ込む瀬と淵の共演が美しいスポットでした。
ここから再び林道経由で狭い県道を抜け、国道に出たら次の目的地徳島方面へ東に向かうルートを走ります。途中、ニュースでよく名を聞く早明浦ダムの近くで昼食を摂り、大豊ICから高知自動車道に乗って再び愛媛県の川之江経由で徳島道へ。これだけが片側1車線や対面通行のある自動車道ですので、運転にはご注意を。
(パート3徳島編https://4travel.jp/travelogue/11547645に続きます)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
高知 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ サンライズ瀬戸で行く香川・高知・徳島
0
37