2019/09/13 - 2019/09/15
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この旅行記のスケジュール
2019/09/13
-
船での移動
新潟港23:05-秋田港5:35着
2019/09/15
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船での移動
秋田港8:35-新潟港15:35
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この旅行記スケジュールを元に
今年は短い旅行をちょこちょこしようと思っていたので、8月の
青森に続き、東北三味で秋田に行くことに。
3連休なら、仕事の調整がしやすく、子供とも都合をあわせやすいということで、スケジュール重視で、フェリーに車を積んでお安く、気軽に、でも下調べをしっかりして、うまさギッシリ充実の2泊3日です。
気が付いたら、なまはげ三昧な旅になりましたが、好きになっちゃったかも、なまはげ!!
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
金曜日に仕事を終えて、愛車で新潟港へ。
今回も中学1年生の息子と2人の母子旅行。
浪人生の長男と夫は最近元気のないうさぎさんとお留守番です。
新潟港23:05発で、1時間前までにフェリーターミナルにいかなくてはなりません。 -
新日本海フェリーには20年くらい前に何度か乗船しているけれど、息子との乗るのは初めて。
乗用車を積む場合、車には運転手しか乗ってはいけない決まりなので、息子は1人で別に乗船しなくてはなりません。
中学生とは言え、1人で乗船させ、後でちゃんと落ち合えるか心配。
でも、私も車を積むのは初めてなのでこちらもドキドキ。 -
乗船は旅客の方が早く、自動車は後。
係のおじさんが細かく停車場所など誘導してくれるので、結果オーライです。
でも、女性ドライバーはほかにはいなかったわ。
そもそも旦那を置いて、子供と旅に出る妻も少ないか(うちは共働きなので、そこのところドライでイーブンです。)
車をとめたら急いで船室へ。
息子はスムーズに乗船しており、問題なく落ち合うことができました。 -
今回は寝るだけだから、ツーリストA。下から3番目(雑魚寝部屋→二段ベット→ツーリストA)のランクの席にしました。
これは二段ベット席に比べると広さは同じですが、向いあわせ2席ごとでプライバシーが保てるようになっていて、2人旅で利用すれば他の人に気を遣うこともありません。 -
エントランスは結構すてき。
夜12時までは大浴場で入浴できたり、売店も営業してたりと、初めて乗る息子はちょっと興奮してしばらくは船内探検してました。
電車や飛行機より遅いけど、船内を自由に移動できるのがフェリーの良いところ。 -
明日早いので、パジャマにならずに寝る息子。
ロールスクリーンを下すと秘密基地感が半端ない! -
なぜか、反対側はカーテンでしきるタイプ。
充電できるし、揺れに供えてか、手すりもついてます。
このせまい空間がなんか心地良い。
明日にそなえて就寝します。 -
秋田港着は朝5:35.
朝4時半には下船のためのアナウンスが流れるので、ちょっと眠い。
昨日も眠れたのは、なんだかんだで12時過ぎだったので。
でも秋田は良いお天気です。 -
時間的にほかは開いてないので、フェリーターミナルで朝ごはんを食べることに。
朝定食(おにぎりorトースト)とうどん、そば、カレー、ハヤシライス、横手やきそばがあります。 -
母は朝定食(トースト)に目玉焼き付きで480円。
息子は朝定食(おにぎり、目玉焼なし)400円を。
美味しいし、安い! -
朝も早いのでどこも開いておらず、とりあえず寒風山回転展望台へ。
秋田港からここまで40分ほど。
展望台までの道はかなりの絶景なのですが、息子はずっと車で爆睡。
展望台が8:30にオープンするまで母も車でひと眠り。
マイカーの旅はこれが気楽。 -
8:30になったのでいよいよ展望台へ。
-
展望台の床ごと回るタイプです。
八郎潟や男鹿半島の海など、素晴らしい景色が望めます。
来れなかった長男が「え?あの八郎潟行くの?社会で習ったわ、オレ。見てみて~。」と言ってたので写真をパチリ。 -
駐車場から展望台は階段を歩いてのぼります。
下りは結構コワイ。 -
続いてこの旅のハイライト、なまはげに会いに「なまはげ館・男鹿真山伝承館」へ。
寒風山から車で20分くらいです。 -
男鹿真山伝承館での「なまはげの実演」は時間が決まっているので、まずはなまはげ館へ。
-
なまはげのイラスト解説。
このほかにも「なまはげという名前の惑星」があるとか、日本各地や世界各地に来訪神と呼ばれる類似行事があることなどが紹介されてます。
なまはげって、鬼じゃなくて、神様だったんですね! -
なまはげ館の最大の見せ場は、男鹿半島各地域のなまはげ100体以上が展示されている「なまはげ勢ぞろい」展示!!!
-
どれも個性的なのよ。
それぞれの地域でみな違うようです。
赤いのも青いのもいれば・・・。 -
緑のもいる。
金色とか銀色もいらっしゃいましたよ。 -
意外とユーモアあふれるお顔立ち。
うおりゃ~。 -
とおりゃ~。
-
「わりごはいねがあ~~~~!」
-
なまはげ実演の時間まで、外で休憩。
秋田名物、ババヘラアイス。
ババ(お母さん)がヘラですくって盛り付けるから「ババヘラアイス」とはこれまた直球!いわゆるアイスクリンでしょうか、シャーベットに近い味。 -
さてさて、いよいよ男鹿真山伝承館でなまはげの実演を見ます。
(実演開始10分前くらいから入口で順番待ちの列ができます)
真山伝承館は昔ながらの日本家屋で、とてもなつかしい。 -
まずは使いの方が、これからなまはげを入れてもよいか?と確認に来ます。
なんでも喪中の家と、子供が生まれた家には、なまはげさんは招いてはいけないのだとか。 -
ほどなくして、なまはげさんがドンドンドンと戸をたたきながら、「うおりゃ~!!」と雄たけびをあげて入ってきます。
ショーだとは分かってるんだけど、昔ながらの板戸を叩く音とか、でっかいなまはげさんの声とか、実際に聞くとかなりドキドキします。
こりゃ、小さい子供は泣くよね(笑)。 -
まずは主人がお酒でなまはげさをもてなします。
ちなみにこれは真山地区のなまはげさんを再現していて、すぐ裏の真山神社の神様でもあり、角がないそうです。 -
なまはげさんをもてなすお料理と、重要な(!)なまはげ台帳です。
-
今年1年は行い良く過ごしていたか?とのなまはげさんの問いに、主人が「それはもう、嫁も孫も良い行いで。」と答えていると、やおら、なまはげさんが「なまはげ台帳」なるものをかざします!
「ごまかしてもダメだ!ここに全部書いてあるぞ。」(ちょっと待った!風) -
「なまはげ台帳によれば、おめえのところの孫は確かに毎日休まず学校に行っていてそれはりっぱだが、りっぱなのはそれだけで、先生の言うことも聞かず、帰ってくれば宿題もせずにゲームばっかりしてると書いてあるでねえが!」
ーここで我が家の息子、冷や汗をタラリ。「これは!使える!」と動画を撮る母ー -
その後も、「嫁のミツコは毎晩、カラオケさ行って夜遊びして、朝起きられなくて、ばさまが朝飯の支度をしてるというでねえが!」など、なまはげの糾弾が続くものの(嫁のくだりでは、動画を止める私)、
なんとか主人がなまはげさんをとりなします・・・。 -
その後、客席に乱入し、ひとしきり暴れた(サービスした)後、なまはげ
さんは来年の無病息災を約束して去っていきます。
(さんざん、なまはげさんを持ち上げた主人が最後は、「はい、どうもね~」と軽くいなす様子がまた笑えます。)
およそ20分ほどですが、なかなか見応えにある実演で、男鹿半島に行ったら必ずや御覧いただきたい名所であります。
ちなみにこの時、「なまはげさんの体から落ちたワラをひろってかざると、無病息災」の御利益がある」と言われたので、有難くいただいて帰ったわけですが、帰るとかなり状態が悪くなっていた我が家のウサギさんにダメもとでこれを1口食べさせたところ、奇跡の復活!本当にありがたいワラでした。(食べ残したワラは玄関に飾りました。もちろん、ウサギさんの復活劇には獣医さんの力もあるので、なまはげのワラだけでは治りません。あしからず) -
さて、お昼は入道崎近くの「美野幸(みのこう)」さんへ。
ネットで調べていたところ、偶然見つけたお店ですが、あまりにクチコミがよく、事前に電話で予約して伺いました。
確かに店内はお座敷あわせてもテーブルが6つしかなく、材料の鯛も地物しか使わないそうで、提供できる数が限られるようでした。
開店すぐに伺いましたが、予約客以外はお断りされていました。 -
メニューは男鹿半島名物の石焼定食か、鯛の漬け丼のみ。
もちろん、石焼定食一択です!
鯛好きの、塩味好きの次男にド・ストライクなお味!!
桶に700度に熱した小石と天然の鯛、あおさを入れて一気に火を通した石焼は、そりゃあもう!!もうったらもう!
天然の鯛のうま味がギューッて感じで、超美味しい。
女将さんが小柄な次男を気遣って、2人で1人前にして、次男にはごはんをサービスしてくれたんですけど、正直言って、これなら私達、2人前食べれたと思います!(サービスだった手前、ごはんのおかわり、頼まなかった。)
次回は絶対、一人一人前で。
付け合わせの鯛のおさしみも、トロトロわかめも超絶品。 -
石を入れた瞬間の「ジュワ~!!!」が写真ではお伝えできないのが残念。
鯛の身を食べたら、残りの御汁をかけてお茶漬けにしますが、これももう!!!
男鹿半島行ったら、絶対に食べてください、コレ。
でも予約は必須です。 -
石焼の幸福感を抱えたまま、入道崎へ。
幸せすぎて(満腹で)、灯台には登れない。 -
この岩は北緯38度に並んでいます。
満腹で灯台に登れないと言ってたはずの次男がなぜか、このモニュメントの端まで歩くという・・・。 -
朝早かったので、ちょっと眠い。
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気を取り直して、男鹿水族館GAOへ。
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GAOと言えば、白くまの豪太くん。
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ちょうどエサの時間に間に合いました。
落ちた魚を追いかけて・・・。 -
水中でガブリ。
こちらの水族館は、動物たちの行動展示が特徴的。 -
なぜか3列に並んで手を広げるペンギン。
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秋田と言えばしょっつる。
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いつまでも見飽きない、アザラシの水中トンネル。
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なぜか立ち姿の魚。
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え、宇宙人まで!?
さっき、入道崎で「UFOのビデオあります!」って看板出した怪しいドライブインがあったけど、もしや・・・。 -
やっぱ宇宙人だわ。(名前忘れました・・・。)
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自己主張の激しいフグ。
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そして男鹿半島はそこかしこに巨大ななまはげの象が立ってます。
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行きはなまはげライン(秋田市までの移動はこの道が一番早い)だったけど、帰りはゴジラ岩見たさに海沿いを走りす。
看板はそんなに目立ちませんが、皆が立ち寄るのですぐにわかります。 -
写真にすると、確かにゴジラだね。
(肉眼より写真の方がはえます・・・・。)
ちょうど、スタンプラリーをやっていて寒風山となまはげ館、水族館を回ると、道の駅オガーレの商品券300円分がもらえたので、この後、道の駅オガーレに寄っておみやげ買いました。 -
夕ご飯は秋田駅前「かまくらの郷」。
こちらもネットで見つけて、予約しておきました。
短期間の旅行は、予約できるところはしておいた方が時間も節約できるし、旅も充実します!ネットは便利だな。 -
お店の外と中にかまくら!
なまはげショーも毎日開催!
お店の真ん前の市営駐車場に車を止めて向かいます。
(その前にお隣の西友・佐藤養助の店で稲庭うどんを購入。) -
リクエストしておいたかまくらの席!
ベタだけど、観光客にはうれしい! -
残念ながら車なので、今宵はりんごサイダーです。
秋田もりんごをつくってるって、知らなかったわ。 -
お決まりのきりたんぽ鍋、しょっつる味のからあげ鳥海山風、お通しのあさり。
-
じゃ~ん!なまはげサラダ。
トマトの中にポテサラ入ってます。
ナイフとフォークがついてて切り分けやすい。 -
比内地鶏の串焼き。
息子曰く、「肉肉しい。」(弾力があるってことらしい。) -
地元牛のたたき。
タッチパネルで注文できるし、メニューもこってて楽しい。
途中、なまはげさんが客席を回ってきて、息子に適切なお説教をしてくれました。
(実演と違って、ダイレクト過ぎて写真とれなかった)
なまはげに始まり、なまはげに終わった旅だけど、なまはげさん素晴らしいな。
やっぱユネスコ世界遺産だわ。 -
昨夜は秋田駅から車で10分ほどの岩崎旅館さんに素泊まり。
3連休のせいか、8月末にはどのサイトを探しても秋田市内のビジネスホテルが全て埋まっていて(そんなことあるのか!!)、ようやく見つけたのが岩崎旅館さんでした。設備的にはかなり昭和の宿でしたが、ご主人も奥さんも良い方でした。
朝7時に旅館を出て15分ほどで秋田港フェリーターミナル着です。 -
ネット予約だと事前にQRコード付きのチケットが印刷できて、乗船手続きは不要。そのためカウンターで手続きしている人はほとんどいません。
帰りは乗船手順もわかり、ちょっと余裕。
1時間前までに港に来るようにと書いてあるけど、着いたら乗船時間を
確認して、それまではターミナルでのんびりしていても大丈夫。(往きはそれがわからず、結構早くから車に乗車して待機してました。) -
帰りは敦賀往きで途中、秋田→新潟と立ち寄ります。
1時間前にフェリーは入港するけれど、秋田で下船するお客さんや乗船するお客さんがいるので、1時間くらいは秋田港に停泊。 -
さてさて、朝ごはんは再びフェリーターミナルで。
昨日、息子が食べておいて美味しそうだった朝定食(おにぎり)にします。
握りたてのおにぎり、秋田こまちが美味い!
(梅と鮭です)
フェリーターミナルのお土産コーナーも小さいけど充実してて、いぶりがっことか、きりたんぽとか結構買いました。 -
そしてフェリー乗船。
帰りは日中便なので、心置きなくフェリーを楽しみます。
行きは夜便だったので、レストランの営業もなく、外も真っ暗だったので。 -
息子はベットでゲームをしたり、母はビデオ上映を見たり(今回は樹木希林さんの「日々是好日」だったので、見ました。)しているうちに、レストランオープンのアナウンスが。
-
カフェテリア方式なので、好きな料理を選んでトレイに乗せてお金を払ったら、座席は好きな場所を選びます。
空いてたので、好きなテーブルを選び放題。 -
最後の食事なので、ザンギと塩ラーメン、ペプシコーラで乾杯です!
-
海の見える素敵な席もあるよ。
(息子が選んだので、我々は窓から遠いソファ席でした。) -
午後は入浴!
せっかくなので海が見える大浴場を堪能したい!
誰もいないので写真とらせてもらいました。
貴重品をしまえるロッカーもあります。 -
本当に普通の大浴場で、船の中とは思えません。
-
そして!大海原が見える大きなお風呂なのですよ。
これはたまらない。 -
2時半から1時間ほど、カフェもオープン。
ソフトクリームやコーヒーなどがいただけます。
新潟ー秋田間は7時間ほどなので、こうやっているうちにあっという間に到着してしまいます。もう少しゆっくりフェリーを楽しみたいのであれば小樽や苫小牧まで行くのもよいなと思います。そしたら個室をとりたいな。
秋田も楽しかったけれど、フェリーも楽しかった!
金曜の夜に仕事が終わってから出発して、日曜の夕方には戻ってこれるので、週末を使って気軽に行けることがわかりました。また行くわ、秋田! -
そうそう、お土産で買ってきた「なまはげの手土産」
道の駅オガーレ近くにある、お菓子のゴンタローさんで購入。
マドレーヌやサブレ、最中など。あくまでも「なまはげ押し!」の男鹿半島です。
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