2010/08/07 - 2010/08/12
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パンダ番長さん
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四川旅行の6日目(帰国日)。成都からの帰国旅程。
- 旅行の満足度
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
<最終日の朝と成都空港での時間>
朝のモーニングコールで目が覚める。
早々に身支度をしなければと思うがベッドから出るのが辛い。
冨田君の後に顔などを洗い、身支度を行う。最後に目覚時計を旅行カバンに詰め込み、荷物は完了である。
身支度を済ませ、少し早いが5時過ぎに1階フロントに冨田君といっしょに下りる。
フロントでチェックアウトを行い、フロント横のソファで待つ事にする。まだ、巴さんも来ていない。
少しすると多根井君も下りて来た。そして巴さんも現れる。あと女性2人である。
ソファで待っていたが、集合の5時20分になっても女性2人が下りて来ない。巴さんがフロントに行き、電話を掛けて貰う様にお願いしていると女性2人が現れた。これで全員集合した。
巴さんについて車に乗り込む。今日はバスではなく、2台の車に分かれて空港まで行くのである。
我々は多根井君と3人で、その1台に乗り込む。まだ夜が明けていない成都の街を車は空港へと向かう。
市内の大通りにも車は少なく、直ぐに空港に繋がっている高速道路に乗る。
順調に車は走り、30分弱で成都空港に到着した。時刻は5時55分である。
車から各自荷物を下ろし、まずは女性2人の搭乗手続きを行う為に航空会社カウンターに行く。
そこで女性2人の手続きを行い、そして我々の手続きのカウンターへ向かう。
手続きは順調に終了し、ここで女性2人と我々3人では入口が違う為に別れる事になった。それで最後の挨拶を行い、別れる事になる。
巴さんは我々について入口に案内をしてくれる。
しかし、我々の予定入口へ行くとその入口が閉鎖されていた。
巴さんが係員に聞くと、結局先程別れた女性2人と同じ入口から入る事になった。それで、その場所に戻る途中で女性2人を発見し、我々も同じ入口から入る事になった事を告げる。
また、ここで巴さんに今朝の朝食が貰えなかった事を報告した。
我々がホテルソファで待っていると運転手が朝食の弁当を全て貰い、車に積んだ事までは確認したが、下りる時にそれを受け取らなかった事を説明する。
それでも我々はどうせ中身は判っているので、要らなかった旨を話すが、巴さんがちょうと待つ様に言われ、どこかに消える。そして5分程して帰って来て、各自にパンケーキのお菓子を買って渡してくれた。
折角買ってくれたので、それを有り難く頂く事にした。そして、入口にみんなで移動する。
ここで巴さんとはお別れである。これまでの礼を言い、また名刺を貰い、握手をして別れる。
我々は空港内の手荷物検査所に移動する。
意外にスムースに手荷物検査所などはパス出来、出発ロビー内に出る。時刻は6時45分頃である。
搭乗予定時刻が7時30分であるのでまだ少し時間がある。
そこで冨田君とは別れ、少し土産物を物色する事にした。
まずは三国志演義の画本集である。これはこの成都空港に来て見た時から帰りの際には購入する事を考えていた物である。それを本屋で購入する。これは168元(約2400円)であった。
これが、かなり重たいので後は小物で土産物を探す。
するとパンダグッズの店を発見し、この店を見る事にする。
店中に入り、物色していると、陳麻婆豆腐本店で購入した箸と箸置きのセットがここでも売られている。
それもここの方が少し安いではないか?あの商品は陳麻婆豆腐店のオリジナルと聞いていたが、嘘であった。
また、湯呑も売っているが、これは図柄が違うので同じものではなかった。
この店で小物の商品を幾つか購入する。合計で198元(約2800円)と意外に高かった。
パンダグッズは人気があるので、高くても売れるのであろう。それらを購入し、私も搭乗ゲートに移動する。
搭乗ゲートはC2で、1階にある。また、このゲート前からシャトルバスで搭乗便近くまで移動するのである。搭乗便はCA4113便である。ゲート前の待合場所は、すでに多くの人で座る場所もない程である。
冨田君を見つけ、戻った事を知らせ、また近くの売店で飲物を購入する。
それを飲みながら搭乗を待っていると、すでに我々の搭乗ゲート前には列が出来始めている。
しかし、掲示板を見ると他の便が表示されている。まだ、我々の搭乗する便ではない。また、時刻もまだ少し早い。その列が収まらない内にアナウンスが流れ、我々の搭乗する便も搭乗が開始された。 -
<成都空港から北京首都国際空港へのCA4113便>
同じゲートで、何便も同じ時間帯で搭乗手続きを行う様である。我々もその列に並び順番を待つ。
列は何重にもなっている為に中々進まない。
結局、搭乗が開始されてから、15分程掛かり、やっとゲートを抜ける。
そして係員の指示でゲート前に何台か止まっているシャトルバスの1台に乗り込む。
シャトルバスは成都空港内を移動し、程なく幾つの機体が止まっているエリアに到着する。
そのエリア内をシャトルバスは進む。
前方の朱色塗装されたパンダのマスコットが描かれた機体が見えて来た。 -
これに乗るのかと思っていたが、シャトルバスはその横を通過し、更に進み、別の機体脇で停車した。シャトルバスを降り、搭乗券を見せ、タラップを上がる。
また、通路が1本なのか、中々進まない。やっと機内に入り、席に着く。
我々は、多根井君も含め、3名なので3人掛けの並びである。私が真ん中の席に入る。
時刻は8時になっている。予定ではもう出発の時刻である。まだ全ての乗客の搭乗が終了していない。
この機体は行きに北京首都国際空港から成都空港に乗ったものと同型のA321-200の機体である。
やっとの事、乗客が全員乗り込んだ。しかし、まだ機体は動く気配がない。暫らくしてやっと機体が動き出したが、少し動いては停止するという事を繰り返す。そして、最後には、動き出すと中々停止せず、かなりの間移動をしていた。どうも、この成都空港の端から端まで移動している様である。すると機体が停止し、アナウンスが入ると、エンジン音が上がり、滑走路を走り出した。
8時50分に無事に成都空港を離陸した。予定時刻よりも50分遅れの離陸である。 -
機体は順調に上昇する。途中少し揺れたが、問題なく上昇を続ける。20分程上昇を続け、水平飛行に入ると同時にベルト着用のランプも消える。
そして、CAが飲物を配り始める。私はオレンジジュースを貰った。
それが配り終えると、今度は機内食を配り始めた。
北京までの所要時間を考えると少し早い感じもするが、朝食抜きであるので、これは嬉しい誤算である。
朝の便でもあるので機内食はお粥である。出て来た料理は以下の通りである。
<CA4113:成都空港~北京首都国際空港の機内食>
①お粥
②煮込み野菜(椎茸/人参)
③味付け卵(半分)
④メンマ(唐辛子味付け)
⑤フルーツ(メロン)
⑥あんデニシュパン(菓子パン)
⑦飲物(オレンジジュース/コーヒー)
お粥は、まだ温かかったのでメンマなどを入れると美味しかった。
これでお腹も満たされ、気持ちよく寝る事が出来る。食事を食べ終わったのが9時50分頃であったので、予定では北京到着まで、あと1時間以上はある。
ここで少し寝る事にした。隣では窓側の多根井君は既に寝ている。冨田君は機内雑誌を読んでいる。
そして、うとうとと寝てしまう。寝た感じではなかったが、機内アナウンスで目が覚める。
中国語の機内アナウンスであるので何を言っているのか判らないが、多分あと少しで北京首都国際空港に到着するのであろう。時刻は10時30分頃である。もう少し寝ようとしたが、眠れず、機内雑誌を読む。
その内、徐々に機体が高度を下げている様で、耳が痛くなって来た。
窓の外を見るとまだ雲しか見えてはいない。それから15分程で機体は不意に北京首都国際空港に着陸した。
時刻は10時55分である。
思いの外、早く北京に到着した。2時間少しである。
機体はゆっくりと空港内を移動する。着陸から結局、15分程空港内を移動していた。 -
<帰りの北京首都国際空港>
そして、空港ターミナルに停止する。そこからまた、降りるまでに時間が掛かり、機体を降り始めたのは11時20分頃であった。機体が空港内をかなり移動していたので、空港ターミナルの端に到着したのかと思っていたが、逆でターミナル中央に一番近い所に着いた様で、ターミナル内に入ると、直ぐに手荷物受取所に到着した。
そこで少し待ったが、意外に早く手荷物も出て来た。
それを受け取り、3人で出口に向かう。出口でホリディツアーの旗を見つける。その旗を持っている人は行きの現地係員と同じ人である。その人に3人が揃っている事を告げるとその足で出発階に移動する。
航空会社カウンターで再度荷物を預け、パスポートとEチケットを現地係員に預け、手続きをお願いする。
程なく、パスポートとEチケットと搭乗券を渡され、その場をあとにする。時刻は12時である。
搭乗券を見ると搭乗予定時刻は13時50分で、まだ1時間半以上ある。
しかし、現地係員の人に国際線入口まで見送られたので、もうそのまま中に入る事になった。
この入口で現地係員にお礼を言い、別れる。 -
我々は入口で搭乗券とパスポートを見せ、シャトル駅に移動する。
その途中の通路には、西安の観光案内の為か、兵馬俑や唐時代の絵画、唐三彩などのレプリカが展示されてあった。何やら“上下五千年・・・”云々と書かれていたが、何か催し物でもあるのであろうか? -
その通路を抜け、エスカレーターで階下の駅に移動する。
運よく、駅に着くと直ぐにシャトルが到着した。
この北京国際空港のシャトルは、待たされる印象が強く、良い思い出がない。
シャトルは数分で国際線ターミナルに到着する。お決まりの手荷物検査を受け、案の定、金属探知機に捕まり、台の上で検査をされる。
それが済み、通関で時間を要するかと心配したが、人は少なくスムースに通関も終了する。
非常にスムースに国際線ロビー内に到着した。
搭乗ゲートはE20番ゲートで然程遠くない所である。ここで、3人で食事をどうするかと相談する。
時刻は12時過ぎである。昼食を取ってもおかしくない時間帯である。
しかし、先程の機内食でお腹が空いている訳でもなく、結局食べない事になり、ここで各人別れて行動する事になった。
もう搭乗ゲートや時間も判っているので、その前に集合すれば良いと言う事で、一旦、3人でE20番ゲート前まで行く。冨田君はここで待っていると言うので、冨田君に荷物を見ていて貰い、そこで別れる。
私はコーヒーが飲みたかったので、コーヒーが飲める所を探す事にした。多根井君も同様で、私に同行した。
我々の搭乗ゲートのあるウイングの奥に行き、コーヒーショップを探す。
そのウイングの一番奥に見慣れたUCCの文字が見えている。しかし、このUCCは日本の上島珈琲店ではなく、全くの別会社であるが、ここもコーヒーショップであるが、店は見えてはいるがかなり遠い。
その手前で、小さなコーヒーショップを見つけたので、そこでコーヒーを買う事にした。
カウンターでメニューを見ていると、カウンター脇のショーケースに美味しそうなサンドウィッチが並んでいる。あまりお腹は空いていないが、それもいっしょに買う事にした。
私はカフェオレ(32元)とハムが挟まれたサンドウィッチ(25元)を注文する。
合計で57元(約810円)ある。少し高い軽食になってしまった。
多根井君も私が買い終わると、注文を行い、それを受け取るのを待って、その場では食べずにそれを持ち、搭乗ゲートに一緒に戻る。
帰る途中で、多根井君は何を注文したのか聞くと、ハンバーガーの様な物があったらしく、それを注文したと言う。何が挟んであるのかと聞くと“牛”の漢字が入っていたので牛肉だと思い買ったそうだ。
果たして、本当に牛肉なのであろうか?中国では良く漢字に騙されるので判らない。
それを持って搭乗ゲート付近の待合場所に戻る。
冨田君が座って待っていたので、その横で買って来たものを食べる。
サンドウィッチは普通のサンドウィッチで、特に可もなく不可もないものであった。
多根井君の注文したハンバーガーの感想を聞くと、牛肉かどうか判らない何か怪しげな物で、あまり美味しくなかった様である。その軽食を食べ終わっても、まだ搭乗ゲート付近には人が集まる様子はない。
時刻は13時前である。 -
丁度、ゲート前にANAの女性係員が来ていたので、台風の情報などについて聞いて見る。
すると中国人であったが、日本語で話した私の内容を理解してくれ、丁寧に対応してくれた。
どこかに電話を掛けて天気や台風の情報を問い合わせてくれた。
そして、その結果を片言の日本語で説明してくれる。
さすがにANAである。中国現地の教育も行き届いている。その説明では、既に台風は日本海側に抜けており、我々の搭乗するNH160便には影響がない様である。
良かった!一時はどうなるかと心配であったが、台風が予定通りの速度進路で抜けてくれた様である。
まだ少し時間があるので、冨田君に再度荷物を預け、ウイング内を散策する。
途中に果物屋があり、様々な果物を売っている。それも全て箱で販売しているが、これを機内に持ち込むのであろうか?
どれも非常に安く、特に桃(黄桃)が安く、日本では1個が300円以上しそうな桃が16個入って50元(約700円)で販売されていた。
その他にも、さくらんぼやマンゴー、パパイヤなど日本では高級な果物が非常に安価な値段で売っているが、どうして持って帰るものか考えてしまう。また、量も多く、重いのでやはり買えない。
中国語が出来れば、送る事も頼めるのかも知れないが、それも出来ないので仕方がない。
その様な物を見ていると良い時間になって来たので搭乗ゲート前に戻る。
戻ると搭乗ゲート付近の待合場所は乗客でほぼ満席に近い状態になっていた。
時刻は13時30分で、あと20分程で搭乗開始予定である。
既に搭乗予定の機体もゲート前に待機しているので、ほぼ定刻に搭乗が開始されると思われる。
搭乗開始が遅れる場合は殆どの場合、搭乗予定時刻の30分前に搭乗ゲート前に機体が到着していない。 -
<関西空港から北京首都国際空港へのNH159便>
13時50分になり、定刻に搭乗が開始された。程なく搭乗ゲートを抜け、機内に入る。
機体は行きに関西空港から北京首都国際空港へのNH159便と同じB737-700型である。
機体真ん中に通路が一本の1列3人掛けが2つ並ぶ、6人掛けの機体である。
我々はその片側である。全員の搭乗が終わるのに20分程掛かり、機体がゆっくりと動き出す。
ウイングのかなり手前側であったので、ここから滑走路に出るには少し時間を要する様に思っていたが、やはり空港内をかなりの時間移動している。そして何回かの停止を繰り返し、やっと滑走路脇まで到着するのに既に30分程費やしていた。
結局、北京首都国際空港を離陸したのは、定刻(14時50分発)よりも約20分遅れの15時8分頃であった。離陸後、大きな揺れもなく順調に機体は上昇を続ける。
離陸してから20分程でシートベルト着用ランプも消え、ほぼ水平飛行に入った。水平飛行に入るとCAが慌ただしく動き始める。どうも機内食の準備をしている様子である。
程なく機内食を配り始めた。今回の機内食のメニューは以下の通りである。
<NH160便:北京首都国際空港~関西空港の機内食>
①牛肉と大豆、椎茸、春雨、えのき茸のすき焼き風炒め/ご飯
②(冷やし)うどん
③ポテトサラダ/蟹風かまぼこ/叉焼
④コールスロー/トマト/オレンジ
⑤スナック菓子
⑥飲物(お茶/コーヒー)
毎回書いているが、日本の航空会社は日本への帰国便には必ずと言って良い程に麺類、特にそばやうどんが付いてくる。これは何かアンケートなどで人気があるのであろうか?
しかし、これを食べると日本に帰るのだと実感するところもあり、これもまた良いものではあるが?
メインの料理はすき焼き風のもので、これもまた日本へ帰って来た感じで美味しい(実際にはまだ帰る途中ではあるが?)。
お茶を飲み、食事を済ませると時刻は16時過ぎであった。
関西空港への到着予定まであと1時間半を切った。
お茶を飲んでいるとCAが日本の税関申告書を配っていたので、それを貰い、必要事項をこの時間に記入する。特に申告する物もないので、所定の項目を記入し、書き終える。
まだ時間も少しあるので、寝てしまう。
機内アナウンスで目が覚めた。大分高度も下がり始めている。あと30分程で関西空港へ到着である。
大阪の気温は、夕方というのに30℃で、天候は曇りであると言う。
まだ、曇っている分気温が低いのであろう。
徐々に高度が下がり、眼下には瀬戸内海やその沿岸部が見えている。
そして17時25分、日本時間では1時間プラスした18時25分に無事関西空港に着陸した。
予定時刻より5分遅れである。北京国際空港では50分遅れの離陸であったが、かなり時間を短縮した。
それから程なく機体は停止する。直ぐにターミナルに到着した。時刻は18時30分である。
今回はここまで!
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