2010/08/07 - 2010/08/12
668位(同エリア1044件中)
パンダ番長さん
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- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 12,739アクセス
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四川旅行の1日目。成都までの旅程。
- 旅行の満足度
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
<NH159便 関西空港発北京首都国際空港行き>
9時35分に搭乗が定刻開始される様で、まずビジネスクラスの搭乗、そして子供連れの搭乗の後、エコノミークラスの搭乗であるが、この搭乗も先に窓側のAとKの搭乗券を持った人を先に案内すると言うアナウンスを行っている。冨田君が5Aなので先に搭乗を開始する事になる。
予定通りに9時35分に搭乗が開始され、先に冨田君が席を立ち、搭乗ゲートに並ぶ。
私は大分時間を置き、搭乗ゲート付近に半数以上の人がいなくなってから列に並んだ。
ゲートを抜け、通路を通り、機内へ入る。機体はB737-200型で、真ん中に通路があり、その両側に3人掛けのシートが並ぶ、1列6人掛けである。
最初に窓側の人を誘導していたので、比較的スムースに搭乗が行われている。
やはりエコノミークラスの最前列の席である。既に冨田君は奥の窓側の席に座っている。
私は彼とは反対側の3人掛けのシートの通路側である。横には若いメガネを掛けた女性が座っている。
1人なので中国人なのかと思っていたが、カバンから取り出した雑誌が日本語の物であったので、日本人の旅行者である。通路の挟み、冨田君の座る3人掛けのシートの通路側には子供を抱いた女性が座っていた。
この子供がチェックインの際に言っていた1歳半の子供である。
また、私の後ろの席にも3歳くらいの男の子が座っている。乗客全員の搭乗が終了し、改めて周りを見渡すと周りには小さな子供が多い。
通路を挟んだ隣の席では1歳半の子供がごねて、母親が必死になだめているが、いっこうに泣き止まない。
また、私の後ろの席の子供は元気が良いのか、私の席の背を何度となく蹴っている。
冨田君とも離れているので搭乗したら寝ようと考えていたが、この2人の子供の攻撃で寝る事も出来ない。
特に後ろの席の子供が何度も席の背を蹴るのが気になる。
何度と無く後ろを振り向き、母親らしき人を見るも無視された。中国人なのか?
私の隣の女性も奥の窓側の男性も既に寝ている。何とか必死で寝ようとするが、隣の子供の泣き声と後ろから蹴られる事で寝られない。小さな子供のする事でもあり、注意も出来ない。
また、両母親が日本人ではない様なので尚更言いづらく、我慢するしかない。
しかし、乗客の搭乗はスムースに終了したのに機体が動く様子がない。
もう既に出発時刻の10時である。10時を少し過ぎて、やっと機体がターミナルを離れ始める。
ゆっくりと空港内を移動している。ターミナルを離れ、もう15分以上移動している。
やっと20分程度移動し、機体が一旦停止する。
機内アナウンスで離陸待ちの為少し時間が掛かる旨が流れる。時刻は既に10時30分である。 -
5分程で再度動き出し、滑走路に出て加速を開始し、10時35分に無事関西空港を離陸した。予定時刻よりも35分遅れの離陸である。
旋回をしながら徐々に高度を上げて行く。なかなかシートベルト着用のランプも消えない。
徐々に耳が痛くなって来た。上昇中に耳が痛くなるのは余り無いが急上昇をしているのかも知れない。
隣の席では依然、子供がごねて泣き止まない。必死に母親が子供をなだめているがダメである。また、後ろの席も相変わらずで、蹴る回数は減ったものの、私の席の背を蹴り続けている。
この席の背を蹴る振動の為に隣で寝ていた女性も起きて後ろを気にしている。
これではとても寝られないと考えていると離陸から20分が過ぎてやっとシートベルト着用のランプが消え、隣の母親も立って子供をあやし出した。子供もさすがに泣き疲れたのか、暫くすると寝てしまった。
離陸から丁度、30分が過ぎた頃にCAが機内食を配る準備を始め出す。少し早い気もするが、寝る事も出来ないので丁度良い。機内食の内容は以下の通りである。
<NH159便:関西空港~北京首都国際空港の機内食>
①鰈(カレイ)の照り焼きと煮野菜(椎茸/人参/さやえんどう/里芋)/ごはん
②ロースハム/マカロニサラダ(シェル型マカロニ)/レタス/レアチーズ/枝豆
③おそば(色は黄色い麺であるが、味は日本そばと同じ)(刻み海苔/わさび/麺つゆ付き)
④杏仁豆腐
⑤おつまみ菓子
⑥飲物(お茶/コーヒー)
やはり日本の航空会社の機内食は充実しており、また美味しい。
ちょっと変った物では黄色いおそばが出た。味は日本そばと同じである。
昔、兵庫の田舎に電車で帰っていた頃にJR姫路駅(その頃はまだ国鉄であったが)のホームで食べていたおそばがこれと同じ様に黄色いおそばであった。これを思い出した。
日本の航空会社の機内食では麺類が定番になっている。特に日本への帰国便では必ずと言って良いほど、何かしらの麺類が出て来る。
今回は中国行きの便でも出たのはやはり機内食のメニューとしては人気が高いのであろう。
料理のチォイスは出来なかったが、メインのおかずである鰈の照り焼きも非常に美味しかった。
これらの食事を終え、飲物で貰ったお茶やコーヒーを楽しみながら、この旅行記のメモを取る。
メモを取っていると突然隣の席の女性が大声で笑い出した。びっくりして見て見ると耳にヘッドフォンを付け、前方のモニターに映る日本のテレビ番組を見ている。
その後、自分がどれくらいの声を出して笑っているのか判っていないのか、何度も大声で笑っていた。他の乗客でその様な人がいなかったので目立ち、非常に気味が悪いというか、面白いというか、隣に座っていても恥ずかしい感じである。
時刻は11時30分を過ぎている。北京時間では10時30分なので、あと約2時間弱である。
丁度、飛行ルートでは日本海上空で、壱岐島の北辺りを飛んでいる。
ここで、機体が大きく、旋回を行った。急激に進路を変えたのである。それから暫くしてまた、今度は反対に旋回を行う。何かを避けた様な飛び方である。飛行ルートの軌跡にもはっきりとその跡が出ている。
本当にその場所の上空を迂回した様な軌跡である。こんな飛び方は今までにかなりの回数飛行機に乗っているが初めてである。何があったのか?アナウンスも何も無かった。
相変わらず、隣の席では女性が大声で笑い声を上げながら、モニターを見ている。また、後ろの席の子供も元気に私の席の背を蹴っている。ここで時間もあるので、中国の入出国カードを記入する事にした。
席の前のポケットに既に置いてある。それを取り、記入を開始する。
ここで川劇(中国の伝統芸能で成都などを中心に行われているもの)の資料をインターネットで打ち出して来た事を思い出し、その資料を取り出し、席を立ち、冨田君に資料を手渡す。
今回の旅行の予定には入っていないが、是非オプションとして川劇を見たいのである。
時刻は12時15分過ぎ。ここで時計を北京時間に合わせる。
何度か中国を訪れているが、この北京時間は何度来ても可笑しな点である。中国国内は西にかなり広い国であるにも関わらず、この北京時間に国内時間が統一されている。
まだ、北京や上海などでは然程でもないが、中国国内で西へ行く程、時間の感覚がかなりずれる。
今回の四川省も中国国内では西南方面であるので、感覚のずれも大きい。
機体は天津の北辺りで再び旋回を行い、進路を北西に取る。北京到着まではあと30分強である。
すると程なく、機体が降下を始めた様である。機体が着陸態勢に入り、あと30分で北京首都国際空港に到着する旨の機内アナウンスが入る。
徐々に高度を下げているのを感じ、いつもの様に耳が痛くなり始める。
雲の中を通過しているのか、少し機体が揺れ出す。暫く揺れが続いていたが、その揺れも治まると窓の外に地上が見えて来た。もう下には街並みが少し見えている。もうそろそろ着陸である。
程なく衝撃と共に機体は無事、北京首都国際空港に着陸した。時刻は12時15分で定刻通りである。
機体は空港内を移動し、ターミナルに到着し、停止する。
機体が止まってから少し時間を要していたが、乗客が機体を降り始める。 -
<北京首都国際空港でのトランジット時間>
ターミナル内に入り、国際線のターミナル内を移動する。
北京首都国際空港は今回で2回目である。この空港は国際線と国内線のターミナルが分離している。
まずは、検疫のゲートを通過する。最近、検疫は厳しくなく、何もなく通過する。
この先の通関では列が出来ているが思いの外、人が少ない。その列に並び順番を待つ。
5分程で順番となり、問題なく通関を済ます。ここでこの空港の特徴であるシャトルでの移動である。
ここから手荷物受取所に行くのにシャトルで移動する。通関を抜け、階下のシャトル駅へ移動する。 -
2年前にこの空港に来た時は、このシャトルの運行数の少なさに閉口したが、それは解消されている様で、直ぐにシャトルが来た。2年前にはシャトルの間隔が10分程度あったが、かなり短縮されている様である。
シャトルに乗り込み、国内線のターミナルへ移動する。そしてシャトルを降り、手荷物受取所へ移動する。
案内モニターでテーブルを確認し、その場所に行くも、まだテーブルには何も出て来ていない。
10分程、近くの椅子で待つ事となった。無事に旅行カバンを受け取り、冨田君といっしょに出口へ移動する。時刻は13時になっている。出口を出ると直ぐに中年の男性が声を掛けてくる。 -
この男性が北京での現地係員である。そして名前の書かれた紙を出し、名前を確認している。
そして少しここで待つ様に言われる。程なく、もう1人の男性を連れて、我々の元に来た。
そして、付いて来る様に促され、再び出口へ。そこで出口係員に何やら説明を行い、出口からもう一度ターミナル内に入る。そして、先程の手荷物受取所の奥にあるチェックインカウンターに移動する。
このチェックインカウンターは中国国際航空のカウンターである。
ここで現地係員の男性が成都までの搭乗券の手配を行ってくれる。旅行カバンを預け、またパスポートを渡し、チェックインの作業を待つ。チェックインが終了し、搭乗券を渡される。 -
成都までの便はCA1425便で、北京発の定刻が17時である。旅行カバンを預けたので身軽になった。
再び、現地係員といっしょに出口を出る。ここで現地係員が国内線へ案内してくれると言ったが、この空港は初めてではないのと、少し時間が早いので、ここで自由行動をする旨を伝え、ここで現地係員と別れる。
もう1人の男性は我々よりも少し若く、伊丹より来たと言う。
また、その男性はここで両替を行いたいと言うので、その男性の両替を待ち、いっしょに行動する事にした。
冨田君と少しここで待つ事にする。しかし、いっこうに銀行へ行ったまま、その男性は帰って来ない。
心配になり、冨田君にはここで待って貰い、私は銀行へ行き、状況を確認するとまだ窓口の列に並んでいる。
もう少し時間が掛かる様である。一旦冨田君の待つ場所に帰り、その旨を伝え、また暫く待っていたが、遅く再度、銀行を除くとやっと窓口で対応して貰っている。かなり1人に時間が掛かる様である。
今回は、その子が両替を終わるのをその場で待っていた。そして出て来た所で合流し、声を掛ける。
その子は我々が待っていた事とは知らなかった様だ。
かなり時間が掛かっていた事を聞くと、一旦列に並んだが書類不備で再度並び直した為との事であった。換金レート を聞くと、1元=13.16円、1万円で約760元である。非常に換金レートが良い。
2人で冨田君の所に戻り、これからどうするかを相談する。
この男性の名前は、多根井君と言い、兵庫県伊丹市から来たという。
この北京首都国際空港からは共に行動する事になった。冨田君も多根井君もこの空港は初めてとの事なので、私がこの空港内を案内する事にした。
私はコーヒーでもゆっくりのみ時間を潰したかったが、他の2人が然程乗り気ではなかったので、この空港のターミナル駅へ移動する事にした。以前来た時はこのターミナル駅の1階(駅は2階部分にある)に店舗街があったので、そこに行く事にした。まずは空港ターミナルから駅に移動する。
この北京首都国際空港は丁度上空から見ると鶴と亀の形を模った建物になっている。
空港ターミナルから駅へ向かう通路は、その亀の頭首の部分で、駅と大きな駐車場部分が甲羅の部分である。このターミナル駅から北京中心街へ電車(地下鉄)が出ている。
駅内に入るとまず目に付いたのは、駅の前に立つ大きな上海万博のマスコット“海宝”の像である。
その“海宝”をみんなで写真に収め、駅中央から階下へ下りる動く歩道に乗り、1階部分へ。
1階部分には人が誰もいない。以前に来た時に食事などをしたエリアに行くと殆ど店が無くなっており、店らしきものが残っている場所も店を開けていない。 -
ターミナル駅ではあるが、この場所で買物や食事をする人が少ないのか、殆ど店が潰れてしまっている。
元々この北京首都国際空港は2008年8月に行われた北京オリンピックの為に造られた空港で、その際には非常に賑わっていたのであろう?また、私が以前にこの空港を利用したのが、2008年10月と北京オリンピック終了間もない時期であった為にまだ店が多く残っていたのであろうか?
しかしその時でさえ、店が存在したがその内の多くが開いていなかった。今はその店もない。
私がその時に食事をした店も無くなっていた。
この様な状態なので、再度空港ターミナルへ戻る事になり、戻る際に大分時間は早いが空港内に入り、国内線エリアで時間を潰す事で話がまとまった。そこで出発ロビーの3階へ上がる。
先程貰った搭乗券を確認するが、まだ搭乗ゲートの記載がなかったので、掲示板で搭乗ゲートを確認するが、まだ掲示板にもその表示は出ていない。仕方なく、この状態で国内線エリア内に移動する事にする。
エリア入口で搭乗券を見せ、エリア内の手荷物検査所に移動する。
ここで少し列に並ぶ事になったが、5分程で順番が来る。
中国の金属探知機は感度が高く、ベルトのバックルが反応するとは思ったが、いつもの様にベルトを外さず、それ以外で金属探知機に感知されそうな物のみを所定の籠に入れ、金属探知機を通過する。
やはり、感知され、台の上に乗せられ、ハンディの金属探知機で検査を受ける。それでも反応するのはベルトのバックルのみである。OKが出て、出した荷物を回収し、身に着ける。
今回は靴を脱げとまでは言われなかった。5月連休時に中国・雲南省に行った際は現地の空港で靴まで脱がされ、検査をされた。3人が揃い、国内線エリアへ進む。
まだ、搭乗ゲートが判らないので、この中央部分のエリアで時間を潰すしかない。
そこで再度、コーヒーでも飲む事を進言し、2人の了解を得た。
何と言ってもこの空港では、“LEI COFFEE”である。
空港外や空港内に何店舗かある中国(北京?)の“ドトールコーヒー”の様な店である(スターバックスは中国でも“星巴克”の名で店が多くある)。
確か、国内線エリアにも4階部分にあったと記憶していたので、みんなを誘い、4階に上がる。
“有った!有った!”、丁度4階中央部の中心に“LEI COFFEE”がある。
しかし、見ると満席である。仕方が無いので他の店を探す事にした。
4階部分にはもう喫茶が出来る様な店が無さそうなので、再度3階に下りる。そして、そこで喫茶が出来る店を探す。
すると、“SPR COFFEE”という店を発見する。 -
しかし、店の中には1人の客もいない。だいじょうぶなのか?と思っていたが、他に探すのも面倒なのでここでコーヒーでも飲む事にした。店に入り、表示されているメニューを確認する。
確認していると店員の女性が英語で注文を聞いてくる。メニューを見るのみが面倒になり、”ICE CAFÉ LATTE“のショートを注文する。
冨田君も私と同じ物を注文した。強引に喫茶に誘った事もあり、冨田君の分も私が支払う事にした。
多根井君の分も支払うつもりであったが、遠慮されたので、この場は彼の意思を尊重し、冨田君と2人で先に席に着き、多根井君が合流するのを待つ。時刻は14時15分頃である。
まだ搭乗開始予定時刻まで2時間以上ある。
多根井君はジュースを注文した様である。3人が揃い、改めて簡単に自己紹介を行う。
多根井君も独身で良く1人旅を行くそうだ。中国は北京と上海には行った事があるそうだが、その他の都市は今回が初めてという。以前に北京に来た時はこの北京首都国際空港ではなかった様である。
確かに北京には2つの空港がある。現在は国内線にしか利用されていない北京南苑空港である。彼の言っている空港は北京南苑空港であろう。 -
私も以前に北京を訪れた時にはこの空港であったのではないか?もう20年以上前なので定かな記憶がないが?
多根井君にどの様な仕事をしているのかなど聞くと、自動車関連だと言う。
私も長年自動車関連の仕事をしていた事を話し、どこの会社か聞くと、何と”槌屋“だと言う。
うちの会社の顧客である。名古屋営業所では弊社の顧客である事を話すと驚いていた。
我々も会社名を言うが多根井君は良くは知らない様であった。
主に彼の勤める関西支店では、ダイハツ関連の仕事を行っている様である。
その様な話や今までの旅行の話などで行い、この店で1時間以上時間を潰していたが、話す事も少なくなり、店を出る事にした。
再度、案内板で搭乗ゲートの確認を行うと、C52番ゲートの表示が出ていた。
一旦、3人でC52番ゲートに行く事にする。C52番ゲートは1階である。
時刻は15時50分頃で、搭乗ゲート前には乗客が集まり始めている。搭乗予定時刻は16時35分で、あと45分程である。冨田君はここで待つという。私はもう少し国内線エリアを散策する事にした。 -
再度、先程喫茶を行った店の前を過ぎ、散策するが目ぼしき店もないので、早々に搭乗ゲートのC52番に戻る。
ここで再度、自販機で飲物(ジャスミン茶砂糖入り)を5元(約70円)で購入し、それを持ち、搭乗ゲート前の待合場所の椅子で搭乗時間を待つ事にした。
中国国内の国内線は今までの経験上、殆ど定刻通りに飛ぶ事がない。搭乗予定時刻の16時35分も怪しいものである。搭乗口前にはシャトルバスが止まっている。このバスで搭乗機まで移動するのである。
16時15分を過ぎると搭乗口で係員が準備を始めた。これは定刻通りに搭乗手続きが開始される様だ。
ほぼ定刻通りに搭乗が開始され、搭乗口を通り、その前に停車するシャトルバスに乗り込む。 -
<CA1425便 北京首都国際空港発成都空港行き>
シャトルに乗り込む際に外の空気に触れたが、湿度も低く、非常に涼しい風が吹いていた。
シャトルバスで少し待ったが、ほぼ満員状態になり、空港内を移動し始める。
空港内を移動する事約10分弱、ターミナルからかなり離れた場所に待機していた搭乗機脇に到着した。
その機体にタラップを使い乗り込む。
この機体も真ん中に通路が1本の機体である為になかなか機内に入れない。
座席は36Cであるので、かなり後ろの方である。
やっとの事機内に入り、席に着いたのが17時前である。まだ乗客の搭乗が続いている。
もう出発の定刻である。やはり遅れる事になった。乗客全員の搭乗も終わったが、機体が動く気配がない。
また、ここで待つ事になる様だ。
ここで西安に行った際に、西安行き国内便が搭乗後1時間近く離陸しなかった事を冨田君に話す。
今回も運悪ければ同じ様な事が起こるかも知れないと考えていたが、それが的中した。
それから機体は滑走路近くまでは移動するが、そこで停止し、動かなくなった。やっと動き出したかと思ったらまた停止。
結局、この北京首都国際空港を離陸したのは、17時55分頃であった。 -
定刻よりも約55分遅れの離陸である。全く、2年前の西安行きの便と同じである。
どうもこの北京首都国際空港では国際線がまず優先で、その次が要人の乗った機が優先で、一般国内線、特に僻地に飛ぶ便は遅れがひどい様である。今後の旅行でも注意する必要がある。
中国国内のトランジットがある場合の旅行では、上海・浦東空港経由の方が良いのかも知れない。
機体は無事に北京首都国際空港を離陸し、上昇を続ける。機体はA321-200型である。
成都までは約2時間半の飛行予定である。
西安行きの便に搭乗した際もそうであったが、西安の場合は北京のほぼ西方向、成都の場合は南西方向である。丁度、夕方の夕日を追いかける形で飛行する為になかなか日が沈まない。
この便も同様に夕日を追いかける形で現在飛んでいるので、外はまだまだ明るい。時刻は18時過ぎ、まだ機体は上昇を続けている。
18時20分頃に既に機体の上昇も無くなり、安定飛行に入り、シートベルト着用も消えたかと思っていると、CAが機内食を配り始めた。これまた非常に早い機内食である。
機内食のメイン料理は2種あり、1つは麺類ともう1つはご飯物である。
冨田君は麺類を選択、私はご飯の物を選択した。出て来た機内食は以下の通りである(ご飯物)。
<CA1425便:北京首都国際空港~成都空港の機内食>
①鶏肉と玉葱、そら豆のオイスターソース炒め/ごはん
②野菜サラダ(キャベツ/レタス/きゅうり/トマト)(柚子ドレッシング付き)
③あんパン
④純浄水(パック入り)
⑤飲物(オレンジジュース/コーヒー)
野菜サラダに付いていた柚子ドレッシングは日本の和風ドレッシングに似たもので非常に食べ易かった。
鶏肉のメイン料理も美味しく、中国の航空会社の機内食にしては質が高い。
純浄水のパックは中国の航空会社の定番品である。
また、もう1つのメイン料理の麺類は冨田君が注文し、見せて貰うと上海風焼そばの様な黒っぽい色で、麺の上に肉そぼろ風の物が乗っている。
この機内食を美味しく頂き、最後にコーヒーを貰い食事を終える。時刻は18時45分頃である。
まだ窓の外は非常に明るい。もう日本時間では19時45分であるので感覚的には夜である。
その後、順調に飛行を続け、大きな揺れもないので、いつの間にか寝てしまっていた。
そして1時間後に目が覚めた。時刻は19時45分。やっと窓の外は暗くなり始めている。
その事を冨田君と話をしていると着陸態勢に入る機内アナウンスが流れる。あと30分足らずで着陸する模様である。徐々に高度が下がり、また耳が痛くなり始める。
不意に揺れが激しくなり始めた。雲の中を通過しているのである。
数分間揺れが続いていたがそれも治まるとぽつぽつではあるが、地上の灯りが見えて来た。
その内に高速道路であろうか、帯状に灯りが連なるものが見え始める。もう空港は近いのであろう。少しすると街の灯りがはっきりと見える様になり、高度もかなり低くなって来た。
すると不意に衝撃があり、無事に成都空港に着陸した。時刻は20時8分である。
定刻到着時刻が19時30分であったので、約40分の遅れである。 -
<成都空港での出迎えと夕食>
機体はゆっくりと空港ターミナルに移動を開始する。
窓からは空港ターミナル上の赤いネオンの“成都”の草書体の文字が見えている。草書体である為に“成”の文字が判りづらい。
気の早い中国人乗客が何人か、この空港移動の間にシートベルトを外し、荷物棚から荷物を出そうとしている。それをCAに止められ、再度席に座らされている。本当にせっかちである。
着陸してから数分でターミナルに到着し、機体は停止する。停止してから更に数分で乗客が降り始める。
非常に対応が早い。しかし、我々は最後尾に近い場所なのでゆっくりと降りる事になる。
どうせ手荷物受取所で待たされる事になるので、慌てても仕方が無い。
機体を降り、空港ターミナル内に入る。非常に新しい空港である。店なども非常に充実している。 -
窓際の通路を通り、途中で階下に下り、手荷物受取所に移動する。
やはり、まだ手荷物は何も出て来てない。暫くすると手荷物が出始め、意外にすんなりと3人とも旅行カバンが出て来た。その旅行カバンを持ち、出口へ移動する。
成都空港の出口は一ヶ所でそこを出ると、直ぐに小柄な女性から声を掛けられた。
この女性が迎えの現地ガイドの文さんであった。
3人が揃っている事を報告すると、もうこれ以上の人はこの時間帯では到着しないのか、さっさと空港外に向かい歩き出した。
このツアーはこれだけなのかを文さんに問うと、『違います。明日からのツアーは全部で19名です。』と言う。
この時間帯に到着するのは我々だけで、まだ11時30分到着予定の方々もいると言う。
また、文さんは我々の迎えだけで、明日からのツアーは別の現地ガイドが案内を行うとの事であった。 -
文さんはこれから食事に我々を連れて行き、そして宿泊ホテルに案内してくれる。
空港外の道路でワゴン車に乗り込み、一路成都中心街を目指す。
この空港から成都中心街までは約40分との事である。
空港を出ると、間もなく高速道路の入口が見えて来る。ここからは高速道路に乗るのである。
しかし、中国の高速道路にしては片側2車線と小さな道路である。
その高速道路を走る間に文さんに質問をする。
文さんも非常に日本語が上手で、どこで勉強されたのかを聞くと、中国国内の大学であると言う。
日本への留学ではないと言い、まだ日本にも行った事がないそうだ。
また、普段はツアーガイドの仕事よりも会社の事務仕事の方が主流であると言う。
そして我々が明日からお世話になるツアーガイドは巴さんである事を教えてくれる。どの様な人かを聞くが、文さんも余り遭った事がないので良く判らないと言う。
その様な話をしていると高速道路を出て、一般道へ出た。
もう市街地に入っているのか、周りには大きな建物が目立つ。その内に大きな通りを進み始めた。
道路両脇には立派な街灯が立っている。この背の高い街灯の上部は花の蕾の形をしている。
文さんに何の花を表しているのかと問うと、『モクレンの花です。』との答えであった。
しかし、成都の市花は確か“芙蓉”である。
中国では芙蓉は蓮にも使われる言葉で花の芙蓉は木芙蓉(モクフヨウ)と言われているので、これの間違いではないのか?形は蕾状であるのでどちらの蕾とも区別がつかないが?
道の表示がないかを注意深く見ていると、“人民南路”の文字が見える。
この道は人民南路で成都中心街に向かう道である。
成都の街はほぼ四方を河の要害で守られた街である。南と西側を“南河”に、東と北側を“府河”に囲まれている。
この河をどこかで渡らなければならない。
また、今日はこれから食事に行く予定なので、その食事場所がどの辺りなのかも定かではない。
ワゴン車は人民南路を北上している。すると高架橋が現れた。ここの下が南河である。
成都の街は日本人の多くが好んで読むあの三国志演義の蜀の国の都である。
四方を大きな山々に囲まれた天賦の地で、肥沃な土地で多くの産物を産する。
この旅行の最終日に、この成都の街の観光を行う予定である。
人民南路から左に折れ、少し走ると再び右に道を曲がる。そして、その道の脇でワゴン車は止まる。
この前にある店で夕食を食べる様である。
店は“人和酒楼”という名で、店の看板の上には大きな観音様の顔の模型がある。 -
ここに入り、入口の直ぐ近くのテーブルに座る。時刻は既に21時になっている。店内には我々の他に客はいない。
文さんが店の人と話をしている。どうも飲物はサービスの様である。私はスプライトをお願いする。
冨田君と多根井君は地ビールを注文した。まずは飲物が来るのを待つ。
丁度、文さんによると明日この店で結婚式が行われるという事で、我々の後ろの席の奥では、その会場準備が進められている。それらを見ていると飲物が出て来た。
スプライトや地ビールをコップに注ぎ、今後のツアーの安全を願い、3人で乾杯を行う。
ここで文さんから夕食について説明が入る。
この夕食では、料理が3品とスープが1品とご飯が出てくると言う。
機内食も食べたので、あまりお腹も空いてはいない。また、時間も遅いので、あまり重い食事は遠慮したいので丁度良い。
暫くするとご飯と最初の1品目の料理が出て来た。結局出て来た料理は以下の通りである。
<8月7日(土)夕食:人和酒楼にて>
①牛肉ときゅうりの塩炒め
②中国菜の塩炒め
③草魚の醤油蒸し
④白菜のスープ
⑤ご飯
比較的あっさりした料理である。 -
旅行日程表には今日の夕食は広東料理と書かれていた。
しかし、余りお腹が空いていないので、どれも少しずつ箸を付ける程度で食べるのを終えた。
特に草魚の醤油蒸しは、川魚である為か小骨が多く、非常に食べ辛い。
他の2人も私と同様で余り食が進まない様子である。早々に食事を終える事となった。
文さんにもう終了した旨を伝え、店を出る。時刻は21時40分である。
ここから今日の宿泊先のホテルに向かう。明日の出発時間も気になり、なるべく早くホテルに着きたい。
文さんでは明日の予定が判らない様なので、明日の現地ガイドの巴さんに聞くしかない。
再び、ワゴン車に乗り込み今日の宿泊先の羅曼大酒店に向かう。
ここからまだ少し掛かる様である。ワゴン車は店の前の道を北方面に走る。そして少し走ったところで、右に曲がり、小路を抜け、再び左に曲がり、大きな道路へ出た。
この通りの表示を探すと、“人民中路”の文字が見える。ホテルは確かこの道路沿いである。
暫くこの道を走り、大きな交差点に差し掛かったところでUターンを行った脇でワゴン車が停車した。
この前がホテルであった。 -
<宿泊する羅曼大酒店と現地ガイド巴さん>
ホテルの入口は非常に小さく、また入口前にはフロントもない。
入口を入って判ったが、ここから右に通路があり、その先がフロントロビーになっている。少し歪な造りのホテルである。文さんと共にフロントへ移動する。
文さんからパスポートを出す様に言われ、3人でパスポートを提出、文さんの行うチェックインをフロント横のソファで待つ。時刻は22時10分過ぎである。
そこで待つ事10分程でチェックインが終わり、それぞれのルームキーを受け取る。部屋は16階である。
ここで明日の集合時間などについて聞くが、詳細が判らない様で明日の現地ガイドの巴さんと文さんが携帯で連絡を取り合っている。
それで、文さんより明日の集合が4時55分である事を告げられる。これまた早い時間である。
それとあと数分で巴さんが他の旅行客といっしょにこのホテルに到着するというので、それならと少しここで巴さんの到着を待つ事になった。
結局、数分では巴さんは到着せず、巴さんがホテルのロビーに現れたのは22時40分頃であった。
巴さんから自己紹介を受け、また我々も自己紹介を行い、明日の予定を再度確認する。
巴さんのフルネームは巴虎。明日はこのホテルからの出発で、先程聞いた4時55分。朝食を摂る時間がないので朝食はホテルのお弁当である旨が告げられる。朝それをフロントで貰い出発する。
次にもうひとつのホテルであるシェラトン成都ホテルに寄って、成都空港へ向かうと言う。
明日は飛行機で九寨溝黄龍空港まで行き、そこから九寨溝に移動する。成都発の飛行機は6時30分発である。巴さんとの挨拶も終え、明日の予定も判った。
もうひとつだけ巴さんに確認したい事がある旨を言い、最終日の話を行う。
最終日の成都観光終了後に川劇を観賞したいと考えているが可能かを問う。
巴さんは可能であるとの事であったが、詳細は明日以降で話を行おうという事になり、今晩はこれで解散し、部屋に向かう事にした。
何か飲物が欲しかったので、ホテル1階の便利店で紅茶のペットボトルを4元(約57円)で購入する。
他の2人は缶ビールを購入していた。それを持ち、3人でエレベーターに乗り、16階に。
我々の部屋は1614室。極普通のホテルの部屋である。
これでやっと落ち着ける。部屋着に着替え、リラックスする。今日は、朝4時に起きて、今はもう23時前である。日本時間では24時前でもう20時間も起きている事になる。さすがに疲れた。
冨田君と互いに簡単にシャワーを済ませ、先程購入してきた飲物を飲みながら、明日からの観光の為の荷物の仕分けを行う。明日は時間次第であろうが、直接観光となる可能性が高い。
観光では歩く事が多いのと雨などの天候の変化も考えられるので、その準備も行う。
この様な準備などを行っていると、時刻は既に24時を廻っている。慌てて2人で寝る事にした。
明日の起床予定は4時である。少ししか寝る時間はない。
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