夏のハンガリーへ　ドナウの真珠・ブダペストですごす５泊７日（3）大平原・ホルトバージ＆貴腐ワインの産地トカイ １日観光【ホルトバージ編】

2019/09/01 - 2019/09/01

今年の夏のＳ家の旅はヨーロッパ、ハンガリーに決定！
最初はポルトガル行くつもりで友達にも同僚にもポルトガル～ポルトガル～って言うてたんやけど、気がつけば【ハンガリー】に華麗なる変貌を遂げていた。。。

ハンガリーといえばやっぱり行ってみたいのはブダペストやんな。
ここを拠点にゆっくり巡ることにして、こんな感じの行程に。↓

〇ざっくりした旅程〇
　8/30 関空→（エミレーツ利用）ドバイ経由
　8/31 ドバイ→ブダペスト（ブダ側泊）
★9/1 OPでホルトバージ＆トカイ観光（ブダ側泊）
　9/2 終日ブダペスト（ブダ側泊）
　9/3 終日ブダペスト（ペスト側泊）
　9/4 終日ブダペスト（ペスト側泊）
　9/5 半日ブダペスト　午後便でブダペスト発→
　9/6 ドバイ経由→関空

※この旅行記は★のところの【ホルトバージ編】です。
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ハンガリーはヨーロッパの中でも民族的に独特で、他の欧州各国とは違う、どっちかというとアジア寄り。らしい。全然そうは見えんけど。

マジャール民族ってゆう今のモンゴルあたりから移動してきた部族が元になって、今のハンガリーができてるそうな。（その後のいろんな周辺各国による支配の歴史は飛ばします）

マジャール民族は元々遊牧騎馬民族で、その文化が今もなお継続されている場所、それが世界遺産でもある【ホルトバージ国立公園】。
そしてこのホルトバージ国立公園は中央ヨーロッパ最大の大平原やねんて。
※世界遺産の登録は自然そのものではなく、文化的景観の点が評価されました。

てことは地平線が見れるのでは？！（ぜひ見たい！！）

しかも優れた馬術を持ってて、どうやら見学もできるらしい！（それも見たい！！←ウマ好き）

でもどーやって行こうかなーと思って調べてみたら結構遠いしアクセスも難易度高め。悩んだ結果、VELTRAにてオプショナルツアーに申し込むことにした♪
めっちゃ高いけど、ホルトバージとトカイも行けてランチ付、日本語ガイド付きのチャーターツアーならまぁこんなもんかな。。。と思い切って申し込むことにした。

ほぼずーっとブダペストにいるんやし、１日くらい遠出するのもアリやんな＾＾♪

で、結論から言うと、行ってよかったーーー！！

地平線に感動＆珍しい動物に癒され・・・そして美味しい料理♪
まずはホルトバージ編からどうぞー

※1Ft（ﾌｫﾘﾝﾄ）＝0.4円とする。

エリア その他の都市(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自転車

おはよーございます！
ブダペスト滞在２日目の朝5：00すぎです。

あーもう結構明るくなってる～と思って、
リビング横のバルコニーに出てみたら、、、

一瞬で目が覚めた!!
何この朝焼けめっちゃキレイ( *´□｀)!!

国会議事堂のシルエットが＊*

急いで妹起こしたｗ
妹もこれ見たら一瞬で目が覚めたっぽい。

ブダ側はこんな感じ。
朝日に照らされてちょっとピンクがかっててこれも良い～

うちのアパート、周りの建物よりちょっと背が高いんやね。
お陰様で眺めはグー！

２階のテラスからはどんな感じかな？！

おぉ～！朝日がバッチリ見えるんやん♪

身支度して早速出発＝З
今日はオプショナルツアーに申し込んでるんやけど、アパートにお迎えが来るのが7：20なんよね。ちゃんと早起きもできたし、まだ時間もあるし、漁夫の砦まで散歩に行くことにした。
周辺の街並も朝早いからまだ静かやね。

7分くらいで到着～

この下から見上げる全体図も結構好き。
この辺は元々、魚の市が立ってたり、ドナウ川で漁をする漁夫たちが城塞を守ってたらしい。
そこに街の美化計画で後からこの砦を造ったから、ここで戦いとかあったわけでもなんでもなく、【漁夫の砦】って名前なのはそういう由来やねんて。

朝は人も少なくてゆっくり見れるからいいんよね。
階段の一番下のところ。

ステキなデザインで好きやわぁ＾＾

階段のぼったところから振り返ればこの眺め！
清々しぃ～～～＊。°。・。・

見上げてみたり♪

見上げて・・・あ、ごめんｗ
確実に私お邪魔っぽいですね。
めっちゃ待ってはるやん(笑)

こっちの階段はイ〇スタ姉さんが居てはるから、反対の～

って思ったけどこっちの階段もイン〇タ姉さんおったｗｗ
（違うSNSかもしれんけど）
どっちの彼氏さんも、頑張れ～・・・(´ー｀)
しかし、撮りがいのあるお姉さん達やから絵になるやろなぁ～

とにかく早朝からお疲れ様です；

階段上って砦のテラスへ。
アーチの向こうに国会が♪

わぁ～～めっちゃキレイ( *´艸｀)

ちょっと座ってもらってパチリ。
空の色がなんとも言えん。。。

テラスから砦の左方向を。

やっぱり昼間と全然違って人が少ない！
昨日のお昼はすごかった・・・

右方向を。
この右手の回廊にはカフェが入ってたよ。

朝日もだんだん高くなってきた。
ペスト側（ドナウ川の向こう側）はほんまに平やね～

さて、国会もきれいにみえるここで・・・

朝ごはんにしましょか♪

昨日スーパーで買っておいたパンとハムとチーズ持ってきたんよね＾＾
これであったかいコーヒーが飲めたら最高やねんけどなー
準備不足やったわ；

この砦の１階のテラスは影もあるし、昼間は絵描きさんがいたりで人が多いけど今は誰も居なくて朝ごはん食べるには丁度よかった。

あらまーまたまたウェディングカップル( *´艸｀)
前撮りかな？！
それとも今日この後挙式なんかな？！

こんな場所がいっぱいあるヨーロッパはどこでとっても絵になるやろうけど、ここは格別やろね。

砦のアーチの下には兵士？の像が。
ヨーロッパでありがちな聖職者とかじゃなくて勇者っぽい。
みんな装備が違うんよね、持ってる武器も違うし。

あ、誰もおらん！
今やーー！と思ってパチリ。

人気撮影スポットやから誰も居ないのが撮りたかったら朝頑張るといいと思う。

ほなそろそろアパートに戻ろっか！

ほんまにリアルRPGみたいな眺め。
ドラクエのテーマソングが頭でずっと流れてるｗ

結局あっち側の砦には行ってへんから、また滞在中に行きたいな。
砦の２階は有料ゾーンやねんけど、ブダペストカードで割引もきくし、行ってみてもいいかも。

アパートに戻って、準備して、
待ち合わせ時間が7：20やから7：15ごろにアパートの玄関に出たら・・・

日本語ガイドのオーさん（女性）が「おはようございます～＾＾」と！

まずは自己紹介。
今日は宜しくお願いします～！
ドライバーさんはイシュトヴァンさん。優しそうなおっちゃんで、オーさんは感じがいい優しそうな若い女性で、しかも日本語がめちゃくちゃ上手。

じゃ早速車に乗って出発＝З
今日のツアーはVELTRAから予約した、大平原トラベルってゆう現地の旅行会社のツアーでツアータイトルは『大平原ホルトバージ・プスタとトカイワイン産地１日観光』

ツアー代は大人１人287ﾕｰﾛ（３人で申し込みのため割引されてます）
含まれるものは、
・貸し切りチャーター
・日本語ガイド付き
・各見学場所の観光費
・トカイワイン６種試飲体験
・ランチ代（ドリンク代別）
・ミネラルウォーター１本プレゼント

です。これが高いか、安いか・・・
私達は相応なんじゃないかと思って参加することにした。

車はそろそろくさり橋を渡りまーす♪

オーさん「この橋はペスト地区とブダ地区を繋ぐためにできた最初の橋ですね。一度ナチスによって破壊されましたが、また修復されました」

それからアンドラーシ通りへ。

オーさん「この通りはアンドラーシ通りという道で、この周りに沢山お店があります。ブダペストの一番中心になる通りですね。ここはブダペストのシャンゼリゼって言われてるんですよ＾＾それからこの下には地下鉄があります。その地下鉄とこの道、その両方が世界遺産に登録されてます。地下鉄で世界遺産になっているのはとても珍しいことです。」

アンドラーシ通りを進みながらも観光案内♪
突き当りに見えてきたのは英雄広場。

オーさん「ここは英雄広場といって、とても美しい広場です。真ん中の塔の一番上にいるのが天使ガブリエルですね、その周りにはハンガリーの英雄たちの像が建てられてます。みんなハンガリーにとって大切な人物ですね。塔の周りの馬に乗ってる英雄はハンガリーのもとになったマジャールの最初の7つの部族の長達ですね。」

へー！またここはゆっくり来てみたいな(*‘∀‘)

広場の両サイドに美術館があって、右にあるこっちは「現代美術館」やって。
左には「西洋美術館」が。

オーさん「これらの建物は新しいですが、ヨーロッパの他の国の美術館や建物をマネして造られました」

なるほどー！
ガイドさんがいるってやっぱり全然違うなぁ(*'▽')
まだ全然土地勘もないから滞在の２日目に申し込んでよかった！

英雄広場の後ろは橋やった。
そのまままだまだまっすぐ進む＝З

この池は人工池やねんて。
橋を渡ったら左手にセーチェニ温泉が見えたり、右手にお城が見えたり、すごく素敵な公園もあったり。。。

車窓が楽しい～♪
あそこ行きたい！ここも行きたい！！ってなってしまって困るｗ

そして高速道路へ。
すごい、すでに何にもない平原が続いてる！！

ハンガリーはほとんどが平な土地やねんて。
一番高い山で1014ｍらしい。

他にも観光以外の事も楽しくお話ししながらドライブ♪

しばらく走ったところで高速降りる前にドライブインで休憩。
ここのトイレは無料やった。

さて、今日の予定ですが・・・

7：20　ホテルにてピックアップ
10：00　ホルトバージ国立公園　馬車に乗って見学
12：00　ハンガリー料理のランチ
13：00　出発
16：00　トカイのワインセラー見学と試飲
17：00　出発
20：00　ブダペスト着

の予定です。時間はあくまでも目安。
がっつり１日観光やけど、ガイドさんとドライバーさんがいるからめっちゃ楽ちん♪

高速を降りたら小さい町を通りながら進む。

あ！スターウォーズの牧草ロールｗ

町がない場所はひたすらこんな感じ。
北海道よりもずーーーっと向こうまで何もない！
北海道は遠くに山とか見えるもんね。

また町に入ってきた。
これは教会かな？

小さいながらもステキな建物が多い。
これは何やろ？オーさんに聞きそびれた；

あれは何と水族館やねんて！
海の生き物じゃなくて、川とか湖の魚が見れるらしい。

イルカは・・・おらんねんて(´･_･`)

オーさん「これはティサ湖と言って、ハンガリーでは２番目に大きいですね。でもこれは自然のものじゃなくて人工湖です。」

一番大きいのはバラトン湖で、ハンガリーは海がないからバラトン湖をハンガリー海って言う人もいてるらしい。

これはティサ川。
ティサ湖に流れ込んでる川。
ここは釣りをする人も多いらしい。

平原の向こうに牛っぽいのが見えてきたーー！

オーさん「ここはもうホルトバージ国立公園の中です」

いつの間にーー(ﾟДﾟ;)?!
ぶっちゃけ景色があんまり変わらんくてわからんかったｗ

あれは家？それか何かの見学施設かな？
茅葺屋根で変わった形。

ものの数分でとある牧場っぽいところに到着。
ドライブインで休憩してから約１時間くらいやったかな。

さっそくキレイなお馬さん( *´艸｀)

駐車場のすぐ裏手に居てた。
これから馬車で公園内を巡るツアーに参加するんやけど、まだ時間があるからって言って、オーさんが手続きしてくれてる間にイシュトヴァンさんが馬小屋に案内してくれた～＾＾

けっこう大きい立派な馬がいっぱい！
カメラは一応控えておいた。

オーさんが戻ってきて、先に小さいお土産屋さんに案内してくれた。
そこでホルトバージの記念になりそうなマグネットとエコバックをゲット。
あんまり品数は多くなかったけど、Tシャツとかあったよ。

その後は馬車も見学しに行った♪
待合所みたいな場所に古い馬車が展示されてる～

これも人が乗るんやろか・・・
かなりレトロな感じ。

って思ってたら私達が乗るやつも似たような感じやったｗ
※タイヤが違う

この馬車に乗ってこれから広い牧場内を走りながら色んな動物を見に行くらしい。
へーそういう感じなんや。。。←あんまりわかってなかった

ツアー開始の時間が来たらしい。
私達も乗り込んで、早速出発！
一つの馬車に大人１０人くらいは乗れるかな。

私達はフランス人ファミリーとオランダからきたバスツアーの皆様の数名と同乗。
バスツアーの団体さんが人数多かったから馬車は私達の含めて３台。
みんな一緒に回るみたいやね。

けっこう揺れる～～

乗り物酔いする人は無理なんかな？って思ったけど、妹（すぐ酔う）は大丈夫やったみたい。

馬車からの眺め＊*

ただただ広々とした平原がずーーーーーっと続いてるんやね。
こうゆう草原のことを「プスタ」って言うんやって。

ガタガタ揺れながら、、、
風が気持ちいい♪

先頭の馬車はもうあんなに遠く。

あ！馬！！

おもむろに動物現れる。
牧場サファリって感じ。

牧童さんも発見＾＾

こんな場所でも電波あるんやなｗ

牛ーーー！

オーさん「これは水牛ですね。人数が少なければ馬車から降りてみるんですが、今日は多いので希望者がいれば数名だけ代表で降りてもいいらしいです」

水牛の群れがぞろぞろ通り過ぎてくのを馬車の中から観察。
水牛は皮膚が弱いから水浴びしないとあかんねんて。
ミルクとかチーズ、ヨーグルトを作ったりするらしい。
お肉も食べるってさ。

この馬車ツアーはホルトバージ公園のこのツアー専属の現地ガイドさんが１人居てはって、その人がこの３台の馬車をアテンドしてくれてた。
その人が各場所で英語で案内してくれるのをオーさんが訳してくれる＾＾

個人で参加しても英語がわかれば大丈夫かな。

馬車はまた移動開始。

のんびり走っていく中でたまーにあぁゆうのが見える。

オーさん「あれはハネツルベ井戸です。ああやって井戸を掘って地下水を使ってます。」

けっこういろんな場所にあった。
動物に飲ませる用かな？

だだっ広いところでおもむろに停車。
ん？？

また牛か！！

けど今度のはさっきのよりもっとデカイ！
そして白くてキレイ。

角がすごい立派やな～
この子たちは灰色牛ってゆうらしくて、ハンガリー固有の動物やねんて。

オーさん「この牛たちは角を加工したり、主に食用になります。すごくタフで長距離移動ができるので、遠くの国で開かれる市場までも何キロも歩いて行くんです。たくさん歩いても痩せないんですね。脂肪が減らなくて上質なお肉になります。」

えー・・・それにしても自分たちで歩いて市場にってちょっと残酷；

目が優しくてめっちゃかわいい・・・( *´｀)
大人しそうやな～

ここも降りずに馬車から見学。

しばらく見学したらまた出発。

あ、今度は馬やー(*‘∀‘)♪

ハンガリーはマジャール民族の国やけど、マジャール民族はモンゴルあたりから移住してきた騎馬民族なんよね。だから馬は一番大事。

シュッとしたタイプやけどサラブレッドほど細くなくて結構大きい。

オーさん「この馬たちはノーニウス種っていいます。」

ノーニウス・・・かっこいいな。
この馬車を曳いてくれてるのもきっとこの子達やね。

そして目の前についに三頭の馬に乗ったカッコイイおっちゃん達が登場！！
めっちゃかっこいい・・・(*´Д｀)ﾋｬｰ！！

ここではみんな馬車から降りて見学。
このおっちゃん達は「馬の牧童さん」で、この帽子は馬の牧童さんの証やねんて。
青と黒の民族衣装がステキ。

牧童さんはそれぞれ豚→羊→牛→馬の順番に位が高くなるらしい。

ここでいきなり馬術ショーがスタート＝З

わぁ！いきなり寝ころんだ(ﾟДﾟ;)!!

こんな草原で隠れるところがないから、こうやって体を低くして敵から隠れるんやって。

そしていきなり鞭を振り回すΣ(´□｀；)

これがすごい大きな音で「パーーーン!!」って響き渡るねん！
すごい大きい音やねんけど馬たちはずっと大人しい。
※馬をたたいているわけではなく、めっちゃ長い鞭をしならせて音を出してるらしい。

これも戦いでは大砲とか鉄砲とか大きな音が鳴るから、それにびっくりしたりしないように訓練するためやねんて。それにしてもすごい音；

最後はお座り（ハート）

か・・・かわいいな( *´□｀)ｗｗ

ほんまにこの馬たちめっちゃ賢いな～
牧童さんのいう事をピシっと聞いて、まったく嫌がらないし、大人しいし。

最後は体験乗馬タイム！

やってみたい人はどうぞ＾＾って言われたのでもちろん３人共交代で乗らせてもらった♪

鞍が固定されてない、ペラッペラの皮に鐙（あぶみ）がぶら下がってるだけで踏み台とかないからちょっと乗りにくかったけど、向こう側から牧童さんに腕を持ってひっぱってもらってなんとか乗れた～；

視界が高くなってめっちゃ気持ちいい！
かる～くぐるっと歩いて終わりやけど楽しかった＾＾

乗せてくれてありがとう♪
めっちゃいい子やったなぁ～

馬車に戻ったら、同乗してるオランダ人のおばちゃんに「あなたさっき乗ってたでしょ？！ナイスだったわ！」って褒められちゃった(・∀・)照

次はどこに行くんかな？

茅葺屋根の建物は動物の小屋っぽい。
面白い形やんなー

さっきの３頭の馬があんなに小さくなっちゃった。

あっちは灰色牛の群れ。

こっちは馬の群れ。

広いし結構沢山動物が飼育されてるんやね。

しかし、ほんまに広い。
馬の群れが似合いすぎる。

道が特にあるわけでもないような草原を走っていく。
方向わからんくならんのがすごいわ。

父は昔からモンゴルに行きたがってたからめっちゃ喜んでた＾＾
ハンガリーにこんな場所があるって知らんかってんて。
私も存在は知ってたけど、実際来てみたら全然、思ってたよりはるかに良かった！
地平全好きには全力でオススメする！！

あ、はねつるべ井戸！

この井戸の所でストップ。
今度は羊を見れるらしい。

あれはさっきと同じ形の建物。
屋根だけしかないみたいな変わった形。

あそこで羊を飼育してるんやって～
ここも馬車から降りてみんなで見学♪

小屋のなかにはもこもこでクルクル毛の羊さん( *´艸｀)
クルクルの毛がめっちゃボリューミーでかわいい～
ラツカってゆう種類やねんて。これもハンガリーの固有種でなんと1000年も前からいてる古代種らしい。

みんなご飯に必死で角が見えへんねんけど、角が螺旋状で変わってるんやって。ちらっと見えるんやけど、見えにくいなぁ。

小屋の天井。
日本の建物と似てる気もする。

ラツカは白と黒がいるらしい。

私「オーさん、黒はここにはいないんですか？」
オーさん「聞いてきますね」

・・・・・・。

オーさん「こっちにいるらしいです。見てOKだそうですよ＾＾」

ヤッターヾ(*´∀｀*)ﾉ

お願いしてみてよかった！
黒いラツカともご対面( *´艸｀)
もこもこクルクルでかわいい・・・
黒の方が好きやな。

ブレてるけど一瞬だけ顔あげてくれたｗ
角がすごいねじれ具合！！

珍しい動物いっぱい見れて楽しかった～＾＾
国宝指定の豚、マンガリッツァ豚も見てみたかったけど、それはここに居ないのか、見学出来へんのか、わからへんけど見れなかった。

大満足であっとゆうまに終了～
最後は統率してくれてたガイドさんにみんなで拍手！

馬車を降りた場所に何やら鳥の巣っぽいの発見。
オーさん「あれはコウノトリですね。今は夏なのでもうみんな飛んで行ってしまって居ないですが、また帰ってくると思います。」

コウノトリも居てるんや～(*'▽')

まだちょっと時間があるのか、また馬小屋を見学させてくれた♪
イシュトヴァンさんも馬好きみたいで、馬に声かけて回ってた。
よく来てるから知り合いなんかな＾＾？

ここは親子の馬小屋みたいで、みんな子供と一緒に入ってる。
仔馬かわいい・・・！

写真大丈夫そうやったからフラッシュ無しでちょっとだけ撮った。

この子はなんと触らせてくれた！
すごい人懐っこいー！

と思ったら、どうやら体が痒かっただけみたいやｗ
檻にこすりつけてた(笑)

オーさん「ほんとうならここで馬５頭を１人で手綱を持って一気に走らせる技が見れるんですが、残念ながら今ポーランドでやってる展覧会に出場していて今日は見れないんです(>_<)」

マジでーー( ;∀;)
それめっちゃ見たかったー!!一番メイン的なやつやのに!!
しゃーない、また機会があれば見れるはず。
いつか見てみたいな・・・

もう一回来るか・・・←あ

※どんなのか気になる方は【ホルトバージ】で画像検索したら一発で出てくると思う。

あーだからちょっと時間に余裕があるのかｗ
すぐ近くの陶器のアトリエも案内してくれた。

この辺は焼き物も有名なんかな？
花瓶とかツボが多かった。
どれも大きくて買えず・・・；

こうゆうの売ってた。

下の穴の開いたやつはお水とか入れておいて、ニワトリにその穴から顔を突っ込んで飲ませるためのやつらしい。なるほど！

何かいい匂いすると思ったらお店の前にこれがｗ
グヤーシュやん、おいしそう～( *´艸｀)

グヤーシュはハンガリーの伝統料理で家庭の味。よく食べられるものらしいんやけど、牛とか羊のお肉をパプリカ入れてグツグツ煮込んで作るんやって。
グヤってゆうのが「牛」のことで、グヤーシュは「牧童」てゆう意味らしい。
元々遊牧民（牧童さん）が食べてたものが始まりだとか。

オーさん「これは羊のグヤーシュだそうです＾＾」

そろそろ私達もお腹空いてきた！

車に戻ってランチのお店に移動しまーす。
ここから数分らしい。

国立公園から出るときにアーチのきれいな橋が見えた。
上手く写真撮れんかったけどこれもホルトバージのシンボルらしい。

途中、牧草ロールの人形が！
わーわー言ってたら、

イシュトヴァンさん「写真とるかい？ちょっと止めるね。」
って言って写真ストップしてくれた♪

そんなこんなでランチへ～

こちらのお店はホルトバージ村ってゆう国立公園に一番近い小さな村のレストランで【HORTOBAGYI CSARDA】てゆうんやって。発音はホールトバーｼﾞｭ・チャールダ。チャールダの意味は「宿場」とかそんな感じらしい。（←適当）

元々は遊牧民の休憩できるような宿場やったんかなーって推測してます。
砂漠とか遊牧民の地域でよくある隊商宿的な感じちゃうかなと。

天気も良いし、外のテラスへ。

じゃぁ早速カンパーイ☆彡

ビールが最高!!今日も暑いからしみるわぁ～(*´Д｀)ﾌﾟﾊｰ

一応メニューもあったけど、今回はスープ、メイン、デザートのコースで内容は決まってるんよね。ツアーですから。（飲み物代だけ別途要）

まずはスープ！
コンソメ系の透き通ったスープが来た。
牛肉が入っててんけど、水牛やってさ！水牛は初めて食べたかも。
しっかり煮込まれてて普通の牛肉みたいやった。

真ん中のはサワークリーム。
サワークリームでまろやかになっておいしい～(*´□｀*)
あれやね、ハンガリーはスープ料理がおいしいね！

そいてメインはコチラ。
『ホルトバージ・パラチンタ』

パラチンタてゆうのはクレープのこと。
甘いのもあるんやけど、ホルトバージのパラチンタは中にお肉が入ってるやつらしい。伝統料理やねんて。

中はこんな感じ♪
ひき肉が入ってた～＾＾

パプリカソースも辛くなくてすごく合う！
これはイケル！！めっちゃ美味しい(*´Д｀)

昨日の夜は量が多すぎて苦しかったけど今日はちょうどいい量やったわ。
前菜がない分かな？
あとはパンもあった。

デザートはたしか『レーテシュ』て言ってたと思う。

パイにリンゴとかチェリーとかチーズがはいってるんやって。
これはリンゴのレーテシュ。

サクサクっとしてて中のリンゴはあったかくておいしい！
軽いアップルパイみたいな感じ。
チェコのカフェで食べたアップルシュトゥルーデルに似てる。
甘すぎなくてこのデザート好きやな～♪

ちょっと離れたところでは生演奏もやってた♪
この音楽がクラシック曲じゃなくて、何とも言えないメロディー。
これがもしかしてロマの曲なんかな？？
すごくきれいな曲やった。

父はどうやらこうゆうのが聞きたかったらしく、
近くまで聴きに行ってた。

戻ってきて一声。
父「ここで聴けたからもういいわ(^^♪満足。」

そらよかったｗ

父がハンガリーの音楽が生で聴きたかったってゆうのが今回の家族旅行の行先決定の決め手やってんけど、もう満足しちゃったらしい(笑)
ほんまにこのツアー申し込んでよかったわ～

レストランの中は簡単な資料館になってて、色々置いてあるんやけど、せっかくやから～ってオーさんとイシュトヴァーンさんの２人で案内してくれた。

これは牧童さん達の絵。
みんな服装が違うのは、それぞれの仕事によって服も違うかったらしい。

めちゃくちゃデカイなこれΣ(ﾟДﾟ)
2ｍくらいある。

黒のラツカの毛のコート。
ふわふわ・・・・ぜったい暖かいやつや。

灰色牛についての展示もいろいろ。

角を色々と加工して水筒にしたり、楽器にしたり、装飾品にしたり。。。
ハンコは無かったわ。

これは楽器。
変わった楽器やんな～

店内はかなり広くて、多分団体さんとかもいっぱい来るようなお店なんやろうね。
てゆうかホルトバージ村が相当小さいみたいやから他にあんまりないのかも。

まだ時間あるから～ってレストランの外のお土産市場みたいなとこも行かせてくれた♪

これ、さっき馬の牧童さんが振り回してた鞭！
めっちゃ長い・・・

店のおばちゃんが、「ちょっと見てな！」みたいな感じで実演ｗ

パチーーーン!!!パチーーーーーン!!て振り回して大迫力～
やってみる？て言われて・・・

イシュトヴァーンさんが挑戦ｗ

何となくパチンって音はするけど結構難しそう。
コツがありそうな感じ。

因みにうちの父は全く音が出せませんでした(笑)

おばちゃん「お土産にどぉ？」

いや、これ振り回す場所とかタイミングとか日本での私の生活には今んところ無いからなぁ（あっても困る）ｗ

他も見せてもらった。
こうゆう籠とかバスケットが安かった！
可愛かったけど持って帰れない・・・

あと、毛皮もあった。けど、本気のやつで、ラグになりそうなくらいデカイやつとか羊一頭分のサイズとかでちょっとスーツケースにはいりそうにない；

小さいサイズでクッションカバーくらいのがあったら欲しかったんやけどなぁ
冬用の座布団に・・・

お土産市場の近くにはちょっと変わった形の建物もあった。
あれは教会やねんて。

この村に教会はここしかないから、ここは２つの宗派が仲良く一緒に使ってるらしい。プロテスタントとカトリックやったかな。

さて、じゃぁそろそろ行きましょうか！
車に乗り込んで出発。
これからもう一つのメイン、トカイでワインセラーとトカイワインの試飲をしに行きまーす♪

つづく。