2019/03/21 - 2019/03/21
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たまには旅人さん
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早春のパリに行ってきました。
ジレ・ジョーヌのデモがさかんな時期でしたが、幸いに旅程に影響することはなかったです。
大きなトラブルなく楽しい旅行でした。
3/16 大韓航空でパリ、シャルルドゴール空港へ(仁川空港乗り継ぎ)
3/17 パリ街歩き
3/18 パリ街歩き
3/19 ヴェルサイユ宮殿
3/20 シャンティイ
3/21 モン・サン・ミッシェル
3/22 パリ街歩き、大韓航空でシャルルドゴール空港発
3/23 帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
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さあ、今度こそ、モン・サン・ミッシェルへの1日ツアーに参加します。
エミトラベルの「日帰り夜景モン・サン・ミッシェルとノルマンディのいなか村」
モン・サン・ミッシェルの夜景を見られる日帰りツアーを催行しているのはおそらくここだけではないでしょうか。
日が沈むのが早い冬季限定で、今期は私たちが参加した数日後が最終催行日でした。
ツアー参加前にサンジェルマンデプレ界隈の散歩。 -
大好きになったリュクサンブール公園。
リュクサンブール公園 広場・公園
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この日のパリは快晴。
空が青いと景色が映えます。 -
ほどほどのところで引き返し、セーヌ川を渡り、ルーブルを通り抜け、道の先にはオペラ座。
パリの町並みを楽しみながらエミトラベルさんへ。
9時半集合、9時40分出発予定で、今度は時間通り出発!
モン・サン・ミッシェルはブルターニュ地方との境に近いノルマンディー地方に位置します。
パリは快晴だったのにノルマンディーは曇。 -
途中のサービスエリアで休憩。
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内部はパン屋やおみやげもの、お菓子などを販売していました。
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キャラメル購入。
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こちらのツアー、ノルマンディーのいなか村訪問も売りにしていて、次の休憩は、そのいなか村で。
ディーブ・シュール・メール村といいます。
バス内が飲食禁止なので昼食休憩も兼ねています。
手前のブルーのひさしのチョコレート屋さん、奥の赤いひさしのパン屋さんは美味しくて有名なんですって。 -
村の教会。
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教会の全景。
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教会の扉
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信徒席の数は多かったから、わりと村人はいるんだろうけど、メインの産業はなんだろ?
農業?畜産業? -
噴水広場と聞いていましたが、とても小さい。水は出ておらず。
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猫ちゃんに遭遇。
毛艶がいいですね。 -
この村の見所。
石と木組みの建物に囲まれた歴史的な一角。
古いものは15世紀のものだそう。 -
たしかに雰囲気あって可愛いんですが、見どころの範囲がすごく小さい!
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中心部は5分で見どころ網羅できちゃう。
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さっきのパン屋さんで購入したフランボワーズフロランタン2ユーロを食べる。
たしかにすごく美味しい。
フロランタン大好き。
ここでの45分休憩は時間をつぶすのに苦労しました。45分じゃレストランに入って食べるには時間足らないし、一瞬で見終わるレベルの見所にパン買って食べるくらいじゃ時間余るし。 -
さあ、いよいよモン・サン・ミッシェルが近づいてきました。
バスの中からもその姿が確認できます。
まわりはこのように一面平原なのです。
そのような場所の沖の上にある修道院、天空の城ラピュタのようです。
ちなみに私たちが参加したツアーは現地に到着したら自由行動なので、団体行動苦手な方も気楽に参加できます。
モン・サン・ミッシェルやノルマンディー地方の歴史、現地情報などはバスの中でガイドさんが説明してくださいます。
口コミを見ていたら、ガイドさんの当たり外れが大きいようですが、私たちのときはとてもいいガイドさんで説明も分かりやすく、口調も穏やかでどうやら当たりだったようです。 -
さて、私たちのバスはこちらのスーパーのそばの駐車場に停まります。
ここからは決まった車しか通ることができません。レ ギャルリー デュ モン サン ミッシェル スーパー・コンビニ
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ちょうど現れた無料往復バスに跳び乗ります。
こんなバスです。
とはいえ、モン・サン・ミッシェルのふもとまでいくわけではなく、橋の途中でこのバスは折り返すのでそこからは歩きです。 -
みなさん、まずは写真を撮りますよね~。
この時間帯は、陸とモン・サン・ミッシェルの間は干潟でつながっています。
干潟の上の足跡があるのですが、干潟を歩こうツアー的なものがあってそれに参加した人のものです。
勝手に歩いたらいけないそうです。かなり粘度が強いので、足が抜けなくなったり、蟻地獄的なスポットがあるとかで。モンサンミッシェルとその湾 史跡・遺跡
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私たちはもちろん、橋の上をてくてく歩きます。
島の手前は陸を歩きます。 -
門をくぐり、いよいよ入城です。
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この細い通りがメイン通り。
昔は巡礼者の参道でした。
今では土産物屋、飲食店、宿屋などが軒を連ね、可愛い看板がたくさんあります。 -
看板がかわいくて、ついつい写真を撮ってしまいましt。
モンサンミッシェル内は、日本人が多かったです。 -
下の写真の細い抜け道は幅がなんと60センチ!
昔、メイン通りが巡礼者で混雑しているときに、地元の人の抜け道として使われていたそう。
でも今はなぜか尿の匂いがすごくしました...。 -
見晴台からの眺め。
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修道院の入口前には教会があります。
教会の扉の前の像はジャンヌ・ダルクです。 -
中には大天使ミカエル。
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内部。
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教会の外に出て、修道院の入口そばの西のテラスからの眺め。
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今はこのように、一面見渡す限り干潟です。
干潟を歩こうツアーの参加者の列がアリンコみたいに見えてますが、わかりますかね~? -
では、モン・サン・ミッシェル修道院の中に入っていきましょう。
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モン・サン・ミッシェル修道院の中に入ります。
荒れ果てていた時期を経ているので、壁画などの装飾はかなり失われています。
数世紀にわたり、増改築を繰り返してきているので複雑なつくりで、方向音痴な私は自分がいまどこにいるのかわからなくなってしまう。 -
回廊
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回廊って好きです。
以前イタリアの修道院に行ったときに、こういう回廊があって、修道士が思索のために歩いていたと聞いてから、その姿が想像できる気がして。 -
ここは、大広間?食堂?かな
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この修道院は、聖オベールが夢の中で大天使ミカエルのお告げを聞いて建てた聖堂がもとになっています。
はじめに夢に2回現れ、この岩山に聖堂をたてるようにお告げを受けた時は、オベールが真に受けなかったので、3度目に現れたとき、大天使が怒って、お告げを頭に刻み込ませるため、オベールの額に指を突っ込んで穴をあけたという場面を再現しているレリーフ。
そらこんなとこに聖堂建てろって言われてもな。それからミカエルさん、デコに穴開けたら人間は死んじゃうのよ!
ちなみにモン・サン・ミシェルとは、聖ミカエルの山の意味です。 -
こちらの滑車は…
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このように修道院の下まで鎖がつながっています。
下から荷物を運ぶための滑車です。 -
この壁画はほぼ失われています。
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その昔、修道院内に暖房設備があったのはこの作業部屋だったそう。
ここは冬はとても寒く、インクも凍ってしまい、写本ができなかったため、この部屋にだけは暖炉があったとか。
暖炉の上の天井はすすがついています。
ちなみにこちらの修道院、今でも20人ほどの修道士、修道女の方が生活をされているそう。
昼間、観光客がいる間は観光客の目につかない静かな区画におられるそうです。 -
修道院の外に出ます。
尖塔のてっぺんにあるのは・・・ -
キラキラのミカエルさま。
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修道院の外に出て、今度は城壁の上を渡ります。
まだ一面の干潟ですが...
実はこの日は大潮で、春と秋、年に数回しかない、満潮時にはモン・サン・ミッシェルが完全に陸と断絶する日なのです。
それでまだ、周囲は干潟に囲まれている状態です。
満潮はこの日の19時50分ごろ。 -
この写真の真ん中あたりにあるのが、さきほどの滑車が昇ってゆくところです。
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いったん陸に渡ってモン・サン・ミシェルを見渡せる橋の上でぼんやり。
ここはいい写真スポットらしく、三脚を構えている人がたくさんいました。
ちなみにこちらの橋は実は河口ダいムでして、堆積した土砂を掻き出すために建設されたダムの上部にあるプロムナードデッキなのでした。
この川がノルマンディー地方とブルゴーニュ地方の境界になっており、橋を渡るとブルゴーニュ地方に入ることになります。
橋を渡りきるとき、連れと二人でぴょんと跳んでブルゴーニュ地方に入ってみました。 -
しばらく眺めていると、ゴゴォッと音がして波が押し寄せてきました。
どよめく群衆。
そしてあっという間に川の真ん中の緑地帯は水にのまれていきました。 -
モン・サン・ミッシェルまで歩いてみます。
昼間に広がっていた干潟が嘘のように、海面におおわれはじめています。 -
押し寄せる波に徐々に海面が上昇していきます。
こちらのモン・サン・ミッシェルに渡る橋は、モン・サン・ミッシェルとの接続部に近くなるにつれて橋の高さは低くなり、砂浜に接続しているのが分かるでしょうか。 -
この白く、ぷかぷか浮いているものは塩だそうです。
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島の内外で本当に大勢の人々が、海面上昇の大スペクタクルを見るために出てきています。
砂浜に急に大きな波が押し寄せ、キャアキャア騒いで逃げたり、橋の床面の隙間から突然噴き出す海水にワアッと歓声をあげて飛びのいたり、そしてまた近づいたり...ここにいたすべての人々が一体となって味わった高揚感。
素晴らしい思い出です。 -
そして同時に日が暮れていき、モン・サン・ミッシェルがライトアップされます。
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徐々に暗くなっていきます。
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この日は曇りだったので、空が暗くなるのが早く、ライトアップを堪能して帰りのバスに戻ることができました。
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名残惜しくも戻り始めます。
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海面に浮かぶモン・サン・ミシェルの夜景。
言葉にならない絶景です。
名残惜しくもツアーバスに乗り込み、一路パリへ。
バスは順調に進み、パリ市内オペラ座付近でで解散したのは深夜12時半ごろ。
連れは歩いて帰ろうと言っており、首都パリの中心部なので、このくらいの時間なら大丈夫だろうと思っていましたが、帰りのバスの中から見たところ、飲食店も閉まっており、大通りでもかなり人気が少なく、ちょっと怖かったのでタクシーで帰りました。
解散場所のすぐそばのタクシー乗り場を添乗員さんがご案内してくださいましたので、すぐ乗り込めました。
パリのタクシー、いろいろ言われていますが、正規のタクシー乗り場を利用したからか、運転手さんはみないい方でした。
長い、でも大満足の1日が終わり、明日はいよいよパリ最終日です。
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