シンガポールアラフォーひとり旅６ リトルインディア～帰国

2019/06/02 - 2019/06/05

兄が単身赴任しているシンガポールへ、急遽できた4連休を使って一人旅。
初のシンガポール。
アラブやインドの文化もつまみ食いして、動物園を満喫。
買い物やレジャーに興味がないお一人様でも、充分に楽しめたと満足しつつ、
いよいよ帰国です。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

車窓からオーチャードの街を眺め、ここが…
と思っただけで結局立ち寄らなかったなと思いつつ、
リトルインディアでバスを下車。


ん？ここはどこ？？
ＧＰＳによると、リトルインディアと呼ばれるエリアの、
どうやら南の端に降ろされたみたいですね。
こういう時、ＧＰＳ、Ｗｉ-Ｆｉの存在の偉大さを再認識する。

少し北に向かって歩くと、町並みが…インディア！！！

まるでＵＳＪみたいな建物もさることながら、
その前に停まったトラック…の荷台から、
労働帰りのインド人男性たちがゾロゾロと降りてきたのが…強烈にインディア。

さらに進むと…うおーーーなんじゃこりゃ！カラフルで可愛い～～～！！！

そして、町中インド人しか…いない。

ほんとに、いない。

「あれ？何かアジア人がいるぞ？」

みたいな視線をすれ違いざまに頂くくらい…インド人オンリー。

この、多民族国家シンガポールにあって！

観光地のインド系の方は、家族連れがほとんどだったけど、
ここリトルインディアを歩いているのは、
圧倒的に労働者年齢の男性。そんで、９割男性。

アラブストリートやチャイナタウン以上に、
リトルインディアは本当にここに住んでいるのがインド系の人が多いから、
という感じなのかもしれない。
想像だけど。

おっかなびっくり北上して、向かったのは…そう、あこがれの…

ムスタファ・センター！！！！！

中に入ってみて…驚きのあまり、絶句。

かなり高い位置までびっしりと並べられた棚に、
超整然と並べられた商品の数々、
そして、狭い通路にひしめき合う…インド人。


のわーーーーーーー！！！

こ、これか…これが、音に聞くムスタファセンターか。
すごい、本気で凄い。


圧倒されるような棚に、
びっしりと隙間なく詰め込まれた商品が、
インドという国が、『数学の国』と呼ばれていることを想起させる…！


そんで、進めども進めども、商品が無限に続く。
１階は、ドラッグストアっぽい品ぞろえ。
地下一階はサリー用の布とか衣類が多くて、こちらは女性の買い物客も多かった。

そう、１階は本当に男性が…ひしめきあっていた。
お手洗いも、男性用しか見つからず。
仕方なしに、別のビルに行って、たまたま鍵が開いてたお手洗い拝借したもんね。


しかしこの頃はもう本気で体力の限界。
でもここまで来たから、と、とりあえず欲しかったヒマラヤのハンドクリームやリップ、
あと何かトリートメントの小さい包みが薬のようにパウチされてるやつ、
あとアーユルベーダ石鹸を…

うおお、石鹸だけで３列ぐらいあるやんけ…
もう、これでええ…と適当にひっつかんでレジへ。
結構お値段お安かったと思います。市価の３分の２ぐらい？

会計したものはロゴ入りビニールに入れて、結束バンドのようなものでしっかり止めてくれます。

万引き予防策かな？

面白いな～インドの文化の感じ。
ここはマストですよ！

この辺で行き倒れていたところを、仕事上がりの兄にピックアップしてもらい、
引きずられるように有名レストラン、『ヒルマン』へ。


これがかの、ペーパーチキンだ。

あれ？この醤油とみりんと、みたいな味付け…
オカンが作ってくれる手羽元のオーブン焼きと…同じ味ｗｗｗ
いやー、まさかの、シンガポールに来てのおふくろの味。
うん、おいしいな、こりゃ。

何か謎の煮込み料理みたいなもの。

これも見た目に反して、濃い味でなくていける。

けどあまり食が進まなかったので、
締めにマンゴープリン、頼ませて頂いちゃいました！

固め、強めの食感で美味しい！！！ぺろり。
これはマストですよ～！

兄ありがとう～～こんないいもの食べられるとは、思ってなかった。
だいぶ元気になった。
いや、やっぱり一人でいることに煮詰まってたのかも。

帰りは、兄が呼んでくれた『Ｇｒａｂ』でホテルまで。

ホテルにはJTBさんのワゴン車が迎えに来てくれて、他の人とも一緒にチャンギ空港へ。22時前には着いたかな。

今回は第3ターミナルからの出発。

キラキラのチェックインフロア。

荷物を預けて、ジュエルに…行きたかったけど、
ちょっともう体力の限界。

横に充電できるシンガポールの形のコンセントと、
ＵＳＢがついているソファに陣取って、
休憩しながら動物園やリバーサファリで減らしまくったスマホを充電。

あーー、一日暑かった。
けど、チャンギめっちゃ寒いな！！！


ガタガタ震えながら1時間ほど座ってたけど、

実はまだ、お土産を全然買ってなかった。

ので、重い体を引きずって免税店へ。

会社用にクーヘン的なお菓子購入。

クーヘンより風味さっぱり、食感がちょっと強めで、
そして何だかスパイシーな香りもして、なかなかイケる。
これの、プルーン入りも買ったんですが、オリジナル（ピンク）の方が私は好きかな。

何より箱が、プラナカンっぽくて可愛いですよね。

ちなみに、手荷物検査後のエリアには、お手洗いも売店も一切なし。
手荷物検査の前にすべて済ませておきましょう。

ただ、そこには無料で水・お湯の出る蛇口があると、
兄から聞いて空のペットボトルを２本、持ち込んでいたので、
満タンにお湯を入れて……あったかーーーｖｖｖ


機内で好きに飲める飲み物、あった方が絶対快適なので、
チャンギからの出国のときは、必ず空のペットボトルを持って行ってください。


でも、今思えば異常に寒かったので、結構体調悪かったのかも。
離陸時に気絶してたおかげで、気づいたときには安定飛行に入ってました。
その辺のギリギリさがうかがえる写真がこれｗ
機内食なんだけど…動揺が激しい。


そんなこんなで、結構元気に帰国。
でも実はそのあと１か月ぐらい体調悪くて、有給バカスカ消費したんですがｗ


でも、そんなの気にならないくらい、シンガポール楽しかった！！
とにかく観光地に金がかかっていて、スケールが違う。
ご飯はそこそこ美味しい程度だけど、デザートはめっちゃ美味い！


何より、私は『多民族』ってところが、物凄く居心地よく感じた。
それはもう、日本に帰った次の日、電車に乗ってて、
え？何で日本人ばっかりなんやろ……？
と思ってしまったくらいｗ

また、行きたいなぁ。

今度は昼寝できるぐらい、ゆっくり。

感傷に浸りつつ、お土産も少しご紹介。

シンガポールの食べ物は、たぶんほぼ輸入物。

ココナッツのカヤジャムは、カヤトースト食べに行けなかったので、せめてもと。

コーヒー味のチョコ、結構甘かった。覚悟がいる。

紅茶は美味しいです。でも、日本より安いかは？？

グッズ系お土産。
絵はがきや、プラナカン模様の紙製品など。

下半分はムスタファ・センターの戦利品。

この石鹸が、インドというか、昭和っぽい香りで、何だかノスタルジックな一品。

リップバームとかは、最近オシャレに目覚めてきた姪っ子へのお土産。

左上、ガーデンズバイザベイの売店で買った絵葉書です。

毎年、年賀状に絵葉書を使うので、ちょっと大きいけど重宝しそう。

すいません、写真の数が足りなかったので、載せきれなかったのを載せつつ、余談。

蚊に結構かまれやすい私、
シンガポールの強力そうな蚊にビビってたんですが、
外出時は一応虫よけしてたせいか、
１回も、本当に１か所も刺されなかったです。
ありがとう虫除けスプレー！
いい薬です。

日差しが強いからか、このようにお店の前だけ屋根のある通路になっているのが、
とても異国情緒を感じて好きだった。

この辺の、ガイドさんいわく「ケーキショップ」
に人だかりができていて、とても気になった。
今回あまりスイーツを堪能する時間がなかったな、一人だしな。

シンガポール、私の中で、パリを抜いて『住みやすそうな街』ナンバーワンに君臨。

あ、住みたいのは断然韓国ですけどね！


初めての英語圏だったけど、割と何とかなったし！
何か、切符落としたり拾ったりして、ちょっと目が合っただけでも、
住民のみなさん、理性的で優しい感じが漂ってきたし。
基本的に街は綺麗だし、緑もいっぱいあるし。

やっぱり、行って良かった初めての国。


さー、次はどこの国行こうかな！




長きにわたりお付き合いいただき、ありがとうございました。