2019/09/15 - 2019/09/15
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norikoさん
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ベルリンには、ベルリンにあって、ベルリンよりも古い歴史をもつ町が2つあります。中央駅から南東に向かって、電車とバスかトラムで1時間弱のケーペニックと、北西部に電車で30分位のシュパンダウです。共に中世の城塞都市だった頃の面影が残っており、適度に観光客と市民がいて、プラプラ歩くのに楽しい町です。
ケーペニックは既に7世紀頃からスラブ人が城砦を構えていて、東西ドイツ時代は東ドイツに属していました。ここは面積で言うと、ベルリン全区で1番広い地区ですが、森林や公園、自然保護区から成っているため、人口はシュパンダウ区に次いで2番目に少ないです。「東ドイツ・自然・少ない人口」などのキーワードから連想されるように、ベルリン区よりも時間と空気がゆったり流れている感じです。
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ケーペニック地区に行くには、Sバーン、Uバーンどちらでも近くの駅で下車した後、バスやトラムを乗り継ぐ。ホームから徒歩1~3分のすぐ近くにケーペニック宮殿があり、とても分かりやすい。行く途中は、もともと東ドイツだった地区なので、殺風景な風景が続き、ちょっと不安になったけど、、
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小さい川(堀?)の
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可愛い木製の橋を渡ると、
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入ってすぐ右側に、バロック様式のケーペニック宮殿がある。17世紀後半に建築され、第二次世界大戦で破壊されることなく、東西ドイツ時代には東ドイツの装飾美術館として使用されてきた。展示物は東西合わせてはいなくて、川に囲まれていることからも、もう一つの「博物館の島」と呼ぶ人も
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お化粧直しをしたばっかりなのか、とってもきれい。陶磁器、食器、装飾家具が展示されている
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明るい廊下にステキな食器のコレクションがずらり。人が少ないのでじっくり鑑賞できる
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つき当たりにある精巧なロウソク台
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凄い、素晴らしい!!
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部屋に入って一番にびっくりしたのは天井の壁画
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どの部屋も本当に素敵で、
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首が痛くなる
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ここも、
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ここも、
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この部屋も。う、首が・・
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自分の部屋のように感じられるほっとする展示
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座りたい!
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パートナーと
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何か分からないけど面白いぞ
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色違いの木を使った装飾。「Marketerie」という技法なんだそうだが、めちゃくちゃ美しい
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鏡の間。「Marketerie」のデコレーションで部屋の壁を覆っている。ため息が出るほどに美しいお部屋
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こちらは木にカメオを貼りつけてあり、とても精巧な作り
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ベルリン王立磁器製陶所の器
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暖炉の上の装飾
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壁一面がこのようなロウソク台で、これ全部にロウソクを灯したら・・と、想像しただけで、ここもため息が出るお部屋
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金の食器
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青磁コレクションも色々
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青磁コレクション
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階の移動は階段で。階によって装飾が異なる
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最上階。宮殿の外から見た時、中央にあった飾り窓の裏側
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3階がら見た中庭
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ダーメ川が宮殿の回りを取り囲んでいる
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宮殿の裏手は英国風の庭園になっており、その周りを川に沿って遊歩道がぐるっと
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こんな面白い銅像もいくつか
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海外からの観光客はいない、かな?多分、ドイツ国内からやってきた人と近所の人がほとんど。庭はフリーなので、たくさんあるベンチもお年寄りのカップルでほぼいっぱい。休日は家族で過ごす習慣があるドイツ人にピッタリの場所
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花も自然に咲いている感じ
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門を入って左側の建物。この先にカフェがある。お庭をぐるっと回った後、水辺を眺めながらほっと一息できる絶妙な場所。入ろうと思ったら満席だったので断念。シュロスショコラーデ(お城のココア)というメニューに心動かされたけど、、
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さあ、市内へ出かけよう!
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道路を渡ると、この地区の中心である宮殿広場。インフォメーションがある
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インフォメーション前で、ベルリンベアと男の子たち
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数百年は経っているような、蔦に覆われてしまった旧市街の家
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後から付けた屋上部屋かな
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石畳の道の真ん中をトラムがゆっくり進んでいく。狭い道は両脇に駐車されている車とトラムできつきつ
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とても狭い町なのに、やたらトラムが多い。ここに来るのもトラムの番線が5つくらいあったし
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すごいゆっくり
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建物のすぐ横にレールがあって、その上を皆平気で歩いている。スピードが遅いので怖くないし・・みたいね
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かつては一つの行政区だったので、市庁舎として使われていた建物。王宮広場のすぐ裏手にある
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市庁舎前に立つフリードリヒ・ヴィルヘルム・フォークト、通称「ケーペニックの大尉」の像。
彼は靴職人、詐欺師である。1906年10月、古着屋で購入した陸軍大尉の制服を着用し、本物の陸軍部隊を率いて市庁舎を襲撃、市長らを逮捕した上、金を盗み出した。この事件はドイツ全土に知られる笑い話となり、「ケーペニックの大尉」は何度も舞台や映画の題材となって、ドイツ語で同種の詐欺を指す「ケーペキニアーデ」という言い回しが生まれたとか。拘禁中は、面会や握手、サインの希望が舞い込み、相当な利益を受けた。釈放後も人気は衰えず、ロンドンのマダム・タッソー館に蝋人形が展示されているというから驚き -
市庁舎裏側
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ベルリン市内に比べて、建物自体が低いので市庁舎の塔がどの路地からも良く見える
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市庁舎前にある公園の向こうは、
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ダーメ川の水辺。家族連れがのんびりとフィッシング。そのそばで男の子はポケットゲーム中。まあ、家の中でするよりいいか、家族と一緒だし
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ダーメ川の川幅は結構広くて、
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この辺りを周遊したり、他地区に行く船も出ている。小さいチケット売り場を見たら、全部で8コースあった
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昔から水上スポーツが盛んに行われており、あの1936年のベルリン五輪ではボート競技が行われたそうだ
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対岸は高級住宅。あの1番上に住んている方とお友達になりたい
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中心街。可愛いお店とレストランが並んでいる。川沿いを歩いたので、少し温かいものを食べて帰ります
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ドイツ・ベルリン
この旅行記へのコメント (2)
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- pedaruさん 2019/10/26 05:12:13
- 充分楽しませていただきました
- norikoさん おはようございます。
ケーペニック旅行記を拝見しました。宮殿博物館にあるロウソク台には驚きました。なんと美しく、精巧なつくりでしょう。
>この部屋も。う、首が・・
こんど私がここを訪れたなら、博物館長に提案いたしましょう、各部屋にベッドを置いて寝ながら天井を鑑賞できるようにしてください、と。
私もため息がでました、木象嵌の家具、半端な手間ではありませんね。カメオ、青磁の陶器、金の線香立て?いや違った、食器でした。
ダーメ川、ダジャレを言いたいのを、ぐっと我慢します(笑)。
「ケーペニックの大尉」このお話には笑いました。いまだに人気があるのには頷けます。
楽しい旅行記でした。
pedaru
- norikoさん からの返信 2019/10/26 15:41:16
- Re: 充分楽しませていただきました
- コメントありがとうございました!(^^)!
ベルリンは見どころ満載なので、ケーペニックまで足をのばされる方は少ないと思いますが、なかなか楽しい町です。
もと東ドイツだった場所は、まだまだお宝が眠っているように感じます。この頃、注目されているシュヴェリーン城も、あのノイシュヴァンシュタイン城と張り合うとか言われていますしね。
「地球の歩き方」にも載っていないケーペニックの宮殿ですが、写真には載せていない可愛い素敵な食器のコレクションもたくさんあって、行って良かったなと思える場所だと思います。
ケーペニックの大尉と握手して、是非ダジャレを作って帰ってください(*^^)v
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