2019/04/26 - 2019/05/03
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PROGRESさん
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鎮遠→凱里→西江千古ミャオ寨→凱里
<西江千古ミャオ寨>凱里からバスに乗り1時間20分ほど(1人16元)、中国最大のミャオ族村です。村内の民家は名前の通り約1300戸で6千人が住み、うち99%がミャオ族です。ミャオ族村に入るのには入場料100元(約1700円)が必要ですが、父が80歳以上ということで免費に。付き添いの私も無料になりました。山の斜面には、上の方まで木造家屋が隙間なく並んでいて、食堂や民宿を経営している家もあります。車が通れない道がほとんどなので、山の上へは馬で荷物を運びます。ミャオ族博物館横の広場では民族舞踊ショーが行われていました。帰りは次のバス出発まで45分くらいあったので、凱里までタクシーで。夕方の宿泊客を送った帰りらしく、凱里まで高速道路経由で80元で行ってくれるということでした。往きはこれぞ貴州省というような凸凹道をバスが通ったのですが、帰りは半分の時間40分で着きました。
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鎮遠からはバスで凱里へ1時間50分ほど。
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凱里に到着。鉄道は政策的に抑えられているからか12元に対し(よって農産物を持ち込む行商も多い)、毎時運行されているバスは35元(約550円)でした。
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<西江千古ミャオ寨>凱里からバスに乗り1時間20分ほど(1人16元)、中国最大のミャオ族村です。
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村内の民家は名前の通り約1300戸で6千人が住み、うち99%がミャオ族です。ミャオ族村に入るのには入場料100元(約1700円)が必要ですが、父が80歳以上ということで免費に。付き添いの私も無料になりました。山の斜面には、上の方まで木造家屋が隙間なく並んでいて、食堂や民宿を経営している家もあります。
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車が通れない道がほとんどなので、山の上へは馬で荷物を運びます。
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ミャオ族博物館横の広場では民族舞踊ショーが行われていました。帰りは次のバス出発まで45分くらいあったので、凱里までタクシーで。夕方の宿泊客を送った帰りらしく、凱里まで高速道路経由で80元で行ってくれるということでした。往きはこれぞ貴州省というような凸凹道をバスが通ったのですが、帰りは半分の時間40分で着きました。
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凱里のホテルの朝食です。このホテル世紀城飯店はショッピングセンターの上層階にありますが、奥まったところにあり静かで部屋もグレードアップしてくれ、
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値段も2人で198元(約3350円)で朝食付きとお得でした。
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<凱里→黎平(リーピン)>
凱里から黎平はバス移動です。凱里バスターミナルの自動改札にチケットのバーコードをかざすと改札機のモニターに自分の乗るバスの乗り場番号が瞬時に表示され、さすが中国のシステム導入スピードは早いです。5年前の古い情報でバスは7~8時間とありましたが、現在は真新しいガラガラの4車線高速道路が全区間開通しており3時間50分で到着。運転手は時速90kmで警告がなるようで安全運転でした。 -
バスの写真を撮影しました。フロントガラスの内側に、乗り込む父が写っています。
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黎平でバスを乗り換えます。黎平では写真の屋台で、小籠包と水餃子が美味しそうだったので、1皿ずつ購入。2皿で10元(約170円)と安くて美味しいです。
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黎平バスターミナル前にて
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<肇興(ザオシン)>黎平(リーピン)でバスを乗り換え、肇興に1時間半余りで到着。部屋の前にテラスがあり、村が一望できます。
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3年前は凱里→黎平→肇興と12時間以上、山道をヘロヘロになってバス移動していた肇興の村ですが、高速道路の整備で半分以下の時間で移動できました。
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人口は4000人と黔東南ミャオ族トン族自治州の中で最大のトン族村。
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この村も入場料(80歳以上は付添も免費に)70元必要で観光に力を入れていますが、村の中は普通の田舎の暮らしが営まれています。
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肇興の村は鼓楼や風雨橋(屋根のある木造橋)など高度の木造建築で知られています。
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鼓楼の下でトン族の男女が歌っていました。男女の多声部合唱であるトン族大歌は、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。村単位での訪問交流行事では、男女の歌隊が鼓楼で歌掛けを行います。
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鼓楼のまわりに見物人が集まり、お客ともてなす側が一体となって歌を盛り上げます。
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肇興の土産物屋
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肇興にて
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肇興で発達した染物の技術です。
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夜間、鼓楼や風雨橋がライトアップされています。
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<堂安侗寨>肇興から5kmほど山を登ったところにある堂安侗寨を訪問しました。父は宿で休憩しているということで、堂安へは私1人です。バスで15分ほどの道のり。通りにある切符売り場でおばあさんから切符を買い、バス停はどこか?と聞くと息子さんらしき人が電動バイクで近くのバス停まで送ってくれました。トン族の村の中心には、写真のように鼓楼があります。
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鼓楼は、村の寄り合いや結婚式が行われ、祭りでは鼓楼の下で村人が揃って歌います。先祖を同じくする一族の象徴です。
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ここはまだ観光客もほとんど居ず、野菜を洗ったり洗濯をしたり、
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トン族の普段の生活が垣間見れました。
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棚田が綺麗でした。
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<肇興(ザオシン)→従江駅→桂林駅>肇興のトン族村からバスで15分ほどで真新しい巨大な従江駅に到着します。従江は高速鉄道が4年前に開通し、それまで貴陽からバスで14時間の道のりが、2時間足らずに短縮されました。
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日本で言えば四国山地の山中に突如、新幹線の駅が出現したような感じです。バスに朝から晩まで揺られては、83歳の父も来ることは難しかっただけに、高速鉄道の開通はありがたいことです。その分、今後は観光地化が進むことでしょう。
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高速鉄道で1時間ほどで桂林駅に到着。ここからはタクシーで宿に向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- スタリモストさん 2019/09/20 17:29:46
- 肇興、懐かしいです。
- こんにちは
2007年に、桂林から三江を経て、肇興へ行ったあの時のことが懐かしく思い出されました。三江からの道はすごい悪路で疲労困憊しました。当時はあまり観光客も数も少なくて、長閑な佇まいでした。運よくトン族の合唱も聞くことが出来たのも良い思い出です。桂林から高速鉄道が近くまで開通しているとはびっくりです。高齢のお父様を案内されたのですね。なかなか出来ないことです。素晴らしいです。
スタリモスト
- PROGRESさん からの返信 2019/09/27 06:51:04
- RE: 肇興、懐かしいです。
- こんにちは
ご覧いただきありがとうございます。スタリモストさんの旅行記ももちろん出発前に拝見させていただきました。
桂林から三江を経て肇興の道のりは当時、未舗装路でまさに過酷な旅だったのですね。今は高速鉄道で従江まだ1時間余り、そこからバスで20分ほどで着く距離になってしまいました。
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