９月５日、今日も良いお天気になりそう。<br /><br />リトアニアの国民平均所得はバルト３国の中でもっとも低く月６万円、ラトビア８万円、エストニア２０万円だそうですが観光の見所はたくさんありました。<br /><br />スルーガイドのスワユナスさんも昔はは原子力発電所やヤザキ（ルノーの部品を作る日本企業）などで日本語通訳をしていましたがEU加盟後企業は撤退し国民の意思で原発は廃炉となり現在はガイドの仕事が多くなったそうです。<br /><br />EU加盟でリトアニアの名産「麻」の栽培は縮小を余儀なくされ、現在はイタリアなどから輸入しなければならなくなったそうです。EU加盟って苦渋の選択という面もあるのですね。<br />

９月　バルト３国の旅　④リトアニア　カウナス　十字架の丘

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2019/09/03 - 2019/09/10

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kinomukumamaさん

９月５日、今日も良いお天気になりそう。

リトアニアの国民平均所得はバルト３国の中でもっとも低く月６万円、ラトビア８万円、エストニア２０万円だそうですが観光の見所はたくさんありました。

スルーガイドのスワユナスさんも昔はは原子力発電所やヤザキ（ルノーの部品を作る日本企業）などで日本語通訳をしていましたがEU加盟後企業は撤退し国民の意思で原発は廃炉となり現在はガイドの仕事が多くなったそうです。

EU加盟でリトアニアの名産「麻」の栽培は縮小を余儀なくされ、現在はイタリアなどから輸入しなければならなくなったそうです。EU加盟って苦渋の選択という面もあるのですね。

エリア

カウナス(リトアニア)

旅行の満足度: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 観光バス

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

今朝も朝の散歩をしました。

昨日は気づかなかったけどなにやら日本に関するポスターのようです。

食の博覧会みたいなイベントがあるようです。
リトアニア最後の朝食に穀物入りパンとチーズとサーモンを。
今日も午前９時出発。

ヴィリニュスから１００キロ、１時間半かけてリトアニア第２の都市カウナスに・・「この樫の木は歴史の証人です」とスワユナスさん。
なぜなら目の前にスギハラハウスがあるからです。門柱の横は桜の木。
杉原記念館は１９９９年（平成１１年）にリトアニアとベルギーの知識人と実業家の努力によって設立されました。

カウナスの旧日本領事館です。
初めに彼の出身地岐阜県八百津町制作のビデオで杉原千畝の生涯について学習しました。

最新では2015年公開の映画「杉原千畝　スギハラチウネ」があります。唐沢寿明と小雪主演の映画です。
執務室。杉原千畝は、1939年、リトアニアの日本領事館に赴任。

机上の写真は下に・・。
当時、杉原領事はナチス・ドイツがポーランドに侵攻し、生命の危機にさらされたポーランドに住むユダヤ人のシベリア鉄道経由での亡命を手助けするために、当時のオランダ領事であったヤン・ツバルテンディックと連携し、日本政府の意に反して「命のビザ」とも呼ばれた日本通過ビザの発給を行いました。

発給したビザのひとつ。
居間で・・カウナス滞在当時の杉原一家。

右端の女性は婦人の妹。
現在居間の一角には婦人の写真が飾られていました。
記念館でもらったはがき（裏・表）です。
出口近くにある記念館の売店。

記念館特製の品の他に・・
窓際にリトアニアのバウムクーヘン（ツリーケーキ）「シャコティス」やはちみつ、琥珀製品なども売られていました。記念館の写真がパッケージになっているチョコレートは有名店のチョコだそうです。

会計で二人の女性が流ちょうな日本語で応対していて驚きました。
笑顔で撮影に応じてくれました。
カウナスの旧市街に来ました。カウナスの住民は１００パーセントリトアニア人、独立意識の高い都市だそうです。旧市庁舎です。オブジェはかつての市長だそうです。
18世紀のバロック様式の建造物です。その外観の美しさから「白鳥」とも称されています。現在は市の結婚登記所となっており、館内の一部は陶器博物館になっています。高さ58メートルの塔が何とも印象的です。
ぺルクーナスの家

15世紀にハンザ同盟の商人によって建造され、その後16世紀になってイエズス会の手に渡された、赤煉瓦造りのゴシック様式の建物です。ここには昔、雷神ペルクーナスの神殿があったとされていますが、現在は図書館として使用されています。
聖ペテロ&パウロ大聖堂。

15世紀前半に建造された、カトリック教会の大聖堂です。当初、赤煉瓦造りのゴシック様式で建築されましたが、17世紀半ばにロシア＝ポーランド戦争の際に一部が破壊され、その後修復されルネサンス様式の建物となりました。
この日の気温は２６度まで上がりました。

昼食はカウナスの街で・・トマトスープ、写真・ツェペリナイ（挽肉入りジャガイモ団子）チョコレートケーキ。
ラトビアに向かう途中「十字架の丘」に立ち寄りました。

正面にひときわ大きく立っている十字架はローマ法王からの贈り物だそうです。
その数５００万本。今や丘の駐車場に十字架を売っていて絵馬みたいに名前を書いてここにおいていくということで日本人の名前の書かれた十字架もありました。
見学者は中央の通路を進んでいきます。
ここはお墓ではなく願い事を十字架に書いて置いていく祈りの場所なんです。
ピークが向こうに見えています。
そこから赤煉瓦の修道院が見えます。

現在８人の修道士が暮らしていてこの丘の管理をしているそうです。
大きなものは見応えのある芸術作品です。
ガイドさんと一緒にピークから右手に歩を進めさらに右折してスタート地点に戻りました。
リトアニアの観光を終え２つめの国ラトビアに向かいます。

車窓から・・菜の花畑。
集落ではコウノトリの巣を見かけました。カメラに納めるのは至難の業、８月２４日に暖かい国へと飛び去ってまた戻ってくるそうです。
車窓から・・白樺林。
午後７時近くようやくラトビアの首都リガに到着。

ホテル近くの公園の一角に姉妹都市「神戸」から贈られた時計がありました。
車窓から撮影。夕刻でもこの明るさ。
今日から２連泊するホテルはラディソン・ブル・ラトヴィア。

水のサービス（小瓶）があり嬉しい限り。
夕食は１階レストランでビュッフェ形式。

貝やサーモンなどが大好評でした。
デザートコーナー。

今日もよく歩きました。１万歩以上。