2019/08/07 - 2019/08/11
4545位(同エリア10011件中)
JayGさん
子供とロンドン-バイエルン地方に9泊10日(機内2泊)で行ってきました。旅全体のテーマは映画の聖地巡礼とWWI, WWIIの兵器特に飛行機の見学です。現地の7日間に目いっぱい詰め込んでいますので、それぞれ1日づつの旅行記にしてアップします。
旅の思い出に加えて、ロンドン、南ドイツ、ザルツブルグの旅のヒントや参考情報も入れてあります。
ロンドン最終日の4日目のテーマは衛兵交代式とおみやげとちょっと映画聖地。最後にトラブル続出で疲れる1日です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
4日目はロンドンの最終日、本日のテーマはバッキンガム宮殿の衛兵交代式とお土産の調達。後半は、トラブル連続の1日がスタート。
朝食は相変わらず、買い出しのパンとオレンジジュース。
衛兵交代は6月から7月は毎日、それ以外は、月水金日に実施。それに合わせて旅程も組み立てた。日曜日は観光スポットも閉鎖している場合もあり、衛兵交代を組み込むにはちょうどいいかも。
8:00にホテルをチェックアウト。スーツケースをベルマンに預けて出発。
ホテルから駅までバッキンガム宮殿までゆっくりと歩いて1時間ぐらい。
当たり前だが、ビックベンは相変わらず工事中。時計台の大時計が申し訳なさそうに、顔を見せている。 -
英国の中央官庁街と言うことで、各省庁の建物とそれに付随してモニュメントや銅像がそこら中にある。上手いとそれなりにいい写真もとれるのだが。
バトルオブブリテン(Battle of Britain Monument)のモニュメント。バックにロンドンアイが見えていい感じ。これだけなんだけど。 -
英国空軍の記念碑(Royal Air Force Memorial)
金色でかっこいい。英国人は金色が好きなのか?そりゃ、外国人に金閣寺が人気なのも頷ける。背後にテムズ川のピアが見えて、いい感じ。 -
朝鮮戦争の記念碑。イギリスも国連軍として参戦していたんだね。
陸上戦の兵装だと思われ、海兵隊か陸軍の兵士かな。あのややこしい戦争で、どの戦線を担当したんだろう。
後ろの建物は国防省だと思われ。 -
ニュー スコットランド ヤード
もともとロンドン警察の建物がスコットランド貴族の庭園の裏にあったのでこの名前がついたらしいが、ニューが付いたらすっかり新しい建物になって、その面影がない。これじゃ桜田門の方が立地を含めて雰囲気があるな。 -
英国国防省、海軍省の建物。
海軍旗の上がっている方は海軍省かな。
英国海軍旗にはイングランドの旗が単独で含まれているが、英国海軍はイングランド海軍ということか?まあ、スコットランド、ウエールズ、アイルランドには、海軍のイメージがないけどね。 -
日本でいうと、霞が関の官庁街。日曜日言うこともあって、道路には車もなく静かでいい感じ。
チャールズ・ジョージ・ゴードンってだれや?
アヘン戦争や太平天国の乱の時に中国で活躍した軍人らしい。将軍だけどエンジニアとあるから工兵隊の出身なんだろうか?
チャイニーズ ゴードンと言うあだ名らしいが、中国にとっては侵略者の親玉みないな存在かと。霞が関に山形有朋や大山巌の銅像を建てたら大変なことになるだろうな。 -
歩兵の銅像だけど、イメージからするとインドや東南アジアって感じ。銅像のプレートを確認するのを忘れてた。
マレー半島、シンガポール戦の記念碑なんて作るわけないし、花輪も添えられているから、そんなに古いメモリアルじゃないとすると、もしかしてベトナム戦争かな? -
”目指したダウ二ング街10番地”です。言わずと知れた英国首相官邸。一度、行ってみたいと思っていた。官邸前の通りにはフェンスが設置されており、警官(兵士?)がサブマシンガンを持って警備している。官邸はこの通路の奥にあるんだろう。当然、官邸のドアの前までは行けない。10の表示のあるドアが見たかった。でも、日本の首相官邸に比べるとショボい。
-
まるでタイムスリップしたみたいな通常ではありえない一コマ。
英国首相官邸の裏側の外務省と内務省の間の道をザ・マルに向かっていると、たまたまドラマの撮影に遭遇。多分、内務省の出口から馬車が出ているシーン。服装と大道具に馬車を使っているので、ビクトリア時代か20世紀初頭が舞台かな?でも、道路はアスファルト舗装だよね。カメラアングルで誤魔化すのか?
写真を撮っていたら、やんわりと注意されたけど、撮影を大目に見てくれた警備員さん、ありがとう。 -
バッキンガム宮殿に続くセントジェームズパーク内にリスがいた。欧州も米国も公園ではよくリスにお目にかかる。かわいらしくていいのだが、むやみに近寄って噛まれると大変なことになる可能性もあり、遠くから眺めて写真をとるのが無難。
リスとロンドン名物カラスのそろい踏み。 -
ヨーク公記念碑。この高いところに上がっているおっさんはヨーク公。
ヨーク公はプリンスオブウェールズの弟に与えられる称号でたくさんいるんだけど、この像はジョージ3世の次男で19世紀初頭に軍人だったフレデリックと言うヨーク公だとか。ひときわ目立っているけど、誰やそれって感じのおっさん。なんで、こんなモニュメント作ったんだろう?徳川家斉の銅像を作られてもなぁ。 -
ザ・マルをバッキンガム宮殿に向けて歩く。
エリザベス女王と親父さんのジョージ6世の像。ジョージ6世と言うと、デキの悪い兄ちゃんから王位を押し付けられた吃音の王様って感じかな。第二次世界大戦を乗り越えたイギリス国王で最後のインド皇帝なのに影が薄い。そういえば、第一次世界大戦を乗り越えた大正天皇も影が薄いな。
それとフィリップ殿下はいないんだよね。婿入りの悲哀かな。本人は気にしており、色々と要求したが認められなかったってのを何かで読んだ記憶がある。 -
騎馬兵が通過。11時前から、衛兵交代の儀式が始まっているんだろう。バッキンガム宮殿方向からホース ガーズ方向にザ・マルを駆け抜けていった。予想していなかったので得をした気分。
騎兵が通過したら子供が奈良公園の匂いがすると騒ぎだす。多分、う〇こだろうなと思ったら、案の定、道路にボトボトと落ちている。放置状態だったんで、一連の儀式の終了後、まとめて掃除するんだろう。 -
ビクトリア記念碑とバッキンガム宮殿。
以前に来た時にも思ったんだけど、世界の半分を掌中にした英国国王の住居としてはショボくて、あまり威厳を感じない。ハイドパーク、ケンジントンガーデンを含めた領域と皇居だと、どっちが大きいのだろうか? -
ビクトリア記念碑に到着。ここも銅像だらけ。でもよく考えると、これってビクトリア女王の記念碑なので20世紀に造られたもんだから、せいぜい100年前の建造物なんだよね。
見えているのはビクトリア女王の晩年がモデルの像か?英国の最盛期と言われているビクトリア王朝時代の統治者。それもあってか、見るからにふてぶてしい顔つきのオバハン。 -
バッキンガム宮殿前に到着すると10時を回っていた。すでに人が集まっていて最前列にポジショニングできなかったが2列目を確保。11時の衛兵交代まで待機。
見学者の整理は騎馬警官が担当。観光客が多いので、自分はいい場所を取ろうと基本的にみんな厚かましく行儀は良くない。
それもあってか、騎馬警官は怖いオーラを振りまいて、列をはみ出している見学者には大声で威嚇していた。大体、外国の警官は偉そうで怖い。まあ、観光客に限らず自国語が分かるとは限らないので、優しく言っても聞かないよね。 -
衛兵交代は完全なショーではないので開始の合図などはない。当然、遊園地のスーパー戦隊ショーのようにお姉さんのアナウンスもない。油断していると、気付かないうちに始まってしまう。いきなり宮殿の左側から騎兵がやってきた。どこから出て来たんだろう?時間的にも先ほど見た騎兵とは別の部隊だと思われる。ビクトリア記念碑を通過して、バッキンガム宮殿の右側の扉から宮殿内に戻って行った。
-
つづいて、宮殿の正面の門が開いて、鼓笛隊と言うよりはブラスバンドが登場。曲はスターウォーズだった。
せっかく英国なんだから、観光客に日和って米国のスターウォーズなんてやらないで、The British Grenadiersを選曲したらいいのに。その方がバッキンガム宮殿の衛兵の行進としては合っていると思う。
ビクトリア記念碑を1周して場内に戻っていた。衛兵交代式は30分ぐらいで終了。
衛兵交代の終了後、地下鉄のGreen Parkまで公園内をぶらぶらと移動。 -
Green Park - King Cross(Undergrand)
大英図書館の本館。
入り口からコンパスの銅像を望む。有名な図書館なんだけど、建物が新しいからオリジナルではないんだろうな思って、後で調べたら大英博物館図書館と他の図書館を統合して1970年代に建設したみたい。 -
入館料は無料。中に入ると大きなロビーと眼前に広がる巨大な書架に圧倒される。大英博物館図書館の蔵書となった国王ジョージ3世の私設文庫を収めている大書架。図書館の一階部から4階部までの吹き抜けの書架。
ここにある蔵書は読まれることはないんだろうなと思いつつ眺めていた。
腹が減ったので、図書館のカフェで昼食をとった。 -
St Pancras Renaissance Hotel
大英図書館のすぐ隣が歴史の重みを感じさせる高級ホテル。バッキンガム宮殿よりも、こっちの方が宮殿らしい。一泊どれぐらいかかるんだろう?
大英図書館で昼食をとったが、このホテル内のThe Booking Officeでランチってのも、ちらっと頭をよぎった。Fish & ChipsとMussleをシェアして、ドリンク込みで5000円ぐらいか。う~ん。
https://www.the-booking-office.com/
ケチらないでこっちにすればよかったかも。また来ることがあったら考えよう。 -
St Pancras駅のユーロスターターミナル
大阪では、梅田、難波、上本町、天王寺駅阪和線ホームと馴染みのある頭端式のホーム。欧州のターミナルはこれがカッコいい。ホームの数からすると、今は無くなってしまった東横線の渋谷駅を思い出した。ターミナル駅はやっぱりこの形態でないと気分がでない。ユーロスターが停車していて、カッコよさも倍増。 -
キングスクロス駅(ハリーポッター 9 3/4ホーム)が目的地だったが、写真撮影に長蛇の待ち行列。ゆっくり写真を撮りたいなら早朝に来るのが良いと思われる。
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昨日、ハリー・ポッタースタジオツアーの9 3/4ホームでカートを押してワープしたので、実際のキングクロス駅では列には並ばず横からの写真で失礼。でも、カートがめり込んでいる部分の煉瓦が新しい。やっつけ仕事感満載。ちゃんと再現できなかったのか、いわゆる残念なやつ。
キングクロスの地下鉄駅に向かう。
King Cross(Undergrand)- KnightsBridge
次の目的地はハロッズ、もちろん、ロンドンの最終日なんでお土産を調達。 -
King Cross(Undergrand)- KnightsBridge
ナイツブリッジ駅にはハロッズはこっちの案内が出ていた。誘導に従って階段を上がるとハロッズの入り口。
ハロッズに行くと阪急百貨店を思い出す。ハロッズは知っているかどうかは分からないけど、阪急梅田店は絶対にハロッズを意識していると思う。百貨店のロゴもHで始まって何となく似ているし。
なぜか、グランドフロアーにギフトショップができている。昔は、寿司カウンターがあったと思ったが見当たらない。また1ポンド90円ぐらいにならないかな。キャビアやトリィフ入りのオリーブオイルを買うのに。適当にギフトショップでお土産を購入して、次のフォートナム&メイソンに移動 -
KnightsBridge - Green Park
ナイツブリッジからグリーンパークに地下鉄で移動して後は徒歩。
フォートナム&メイソンでは、あまり購買意欲が沸かず定番の紅茶とネットで美味しいと評判のスコーンを購入して、ホテルに戻るために地下鉄のグリーンパークまで戻る。
Green Park - Pimlico
地下鉄のピムリコ駅からホテルへ帰る途中で、TV特番でやっているような詐欺に遭遇。ラテン系のおっさんが、スマホで写真を取れってくれと言って近寄ってきた。その時点で怪しいなと思ったが、「スペインから来た」とか「レクサスがいいんだ」とか言っていてラテン系のイメージそのまま能天気にポーズを取っているので、写真を撮ってやった。そうしていると、警察だと名乗るこれもラテン系のおっさんが、警察のIDかクレジットカードか分からんIDカードを見せながら登場。既視感があったが、こりゃ、太陽に吠えろの山さんの登場シーンやな。以外に冷静な自分の方に驚きつつも、言葉が分からないふりしてその場を離れた。後ろで「どこから来たんだ」とわめいていたが、相手をすると術中にはまるので、無視を続けて無事にホテルに到着。アメリカなら銃で撃たれてたかも。今から考えたら本当にラッキーだった。
預けたスーツケースをピックアップ。実害はなかったが、詐欺のニアミスで子供が興奮気味なのでロビーで水を飲んで落ち着く。お土産をスーツケースに入れて少し休憩。スーツケースが重いのと、駅までの道でラテン系の詐欺野郎に再度遭遇する可能性もあるので、ホテルからタクシーでビクトリアコーチストップへ移動。 -
ビクトリア コーチストップ ― Heathrow T2までバスで移動
ロンドン市内からヒースロー空港への移動にはヒースローエクスプレス、地下鉄、シャトルバスがある。バスが安かったので選択したが、これが大失敗。まず、事前入手のバウチャーをチケットに交換する場所が不明。たらい回しされて、ようやくたどり着いた窓口はひとつだけ。長蛇の列と前方の客がトラブっていて全然列が進まない。ようやく、担当者と交渉し、バウチャーを最速のヒースロー行きのチケットに交換しようとしたらプリンターの用紙切れ。汚い字でチケット番号をメモした紙切れを渡され、指定の乗り場へ行けと言われて、チケット入手するまで1時間ぐらい。さらに、バスの発車が遅れた上に、日曜日なのにロンドン市内の渋滞にも引っかかって、コーチストップに着いてからヒースロー空港に到着するまで2時間以上かかった(;´Д`)。安いのにはそれなりの理由がある。飛行機の便が決まっているならバスでの移動はお勧めしない。高くてもヒースローエクスプレスを選択すべき。
ロンドンは最後に連続でトラブルに遭遇。大きな被害はなかったがやっぱり海外はトラブルがつきもの。これで、終わりかと思ったら、ダメ押しは宿泊したホテル自体に問題が。
フライトは翌日の早朝便なので、ホテルはあえてヒースロー空港内のHilton Garden inn Heathrow T2にした。空港のサインに誘導されて行ったら、T2駐車場の奥に入り口があった。これだと羽田や成田のターミナル内のカプセルホテルよりも悲しいロケーション。まあ、食事は空港ターミナルでできるので便利ではあるが。ヒースローのターミナル間はヒースローエクスプレスが無料で使えることは知っていたが、早朝のT2からT5への移動も不安だったので、事前にヒースローエクスプレスの駅を確認。駅にいるスタッフのような人たちに、翌朝の一番列車の時刻聞いたら、様々な回答があり不安が増すばかり。T2,3からの出発でないと、このホテルはお勧めできない。
やれやれのロンドン最終日が終わり、T2ターミナルで買ったサンドウィッチ、スナックとビールで夕食を済ませて10時ごろに就寝。明日は4時起床。
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