2019/08/07 - 2019/08/11
5879位(同エリア9831件中)
JayGさん
子供とロンドン-バイエルン地方に9泊10日(機内2泊)で行ってきました。旅全体のテーマは映画の聖地巡礼とWWI, WWIIの兵器特に飛行機の見学です。現地の7日に目いっぱい詰め込んでいますので、それぞれ1日づつの旅行記にしてアップします。
旅の思い出に加えて、ロンドン、南ドイツ、ザルツブルグの旅のヒントや参考情報も入れあります。
それでは、兵器と映像作品の聖地の3日目です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 観光バス タクシー 徒歩
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-
ホテルの部屋で買い出し品のサンドイッチとオレンジジュースで朝食を済ませる。
7:30にホテルを出発して、今日もウエストミンスター駅へ。この駅は地下鉄のサークル(環状線)の駅なので観光スポットへのアクセスが便利。ちなみに、このサークル線は古くて、部分的に半地下の構造になっている。これは、蒸気機関車が地下鉄を運行してた名残。
Westminster - Leadenhall Market(Monument)
駅名がモニュメント(Monument)なので不思議に思ったけど、地下鉄ホームから階段を上って駅を出たら納得した。目の前にでかいモニュメントがあった。後で調べたらロンドン大火モニュメントらしい。まあ、それだけなんだけどね。 -
Leadenhall Market
ハリーポッターに出てきた場所らしい。バラマーケットより小ぎれいな平面的なアーケード商店街。天神橋筋商店街のような直線的なアーケードではなく、仙台や三宮のような縦横のある平面的なアーケードのイメージ。
土曜日の朝8時なので、レストラン、ファーストフード店を含めて店は開いていない。
それなりにおしゃれなお店もあるよう。昼はここも人でごった返してるんだろう。人がいないので、雑誌か何かの写真だろうか、モデルらしい人がバレリーナの衣装で撮影していた。 -
ハリーポッターの1作目に出てきた漏れ鍋の入り口 (42番 青い入口)
この入り口を入っても食い物屋にはいかない模様。誰もいなかったので、撮影には好都合。
午後からハリーポッタースタジオツアーに行ったが、往路のバス内でハリーポッターの1作目のビデオが放映されていて、この入り口の場面を復習できた。
土曜日なので、ファーストフード店も空いていない。朝食の目論見が崩れて、ウォータールーへ戻って、マクドでの朝食に変更した。
地下鉄モニュメント駅まで、来た道を戻る。 -
Leadenhall Market(Monument)―Waterloo 20分
Waterlooはロンドン市内の代表的なターミナル駅。以前はユーロスターのターミナル駅でもあったらしい。Googleマップでマクドナルドを探して朝食にありつく。
この時点で9時を回ったところ。帝国戦争博物館の開館は10時。子供のリクエストでミリタリー品のお店をスケジュールに入れた。
Camping & Army Surplus (ミリタリーショップ) Open 9:00(月~土)
店内はゴチャゴチャしていて足の踏み場もない。日本では入手できないミリタリー関係品が売られていた。払い下げの中古品ではなく、商用のコピー品だと思われる。子供はイメージ通りの品があったらしく、大興奮で買い物に夢中。
店主が気さくなおっさんで、定番のどっから来たとか、この後ミュンヘンに行くとか雑談しながら、買い物の通訳をやっていた。結局、子供は小遣いと相談しながら£100ぐらいで4品ほどを購入。
買い物していると、お母さんと息子の二人組が入ってきた。どこから来たかと聞いたらドイツからだとか。この後、帝国戦争博物館に行くが、こんなところで枢軸国がそろった。イタリアはいらね(笑)。 -
帝国戦争博物館 10時開館
ミリタリーショップのおやじに、この後、帝国戦争博物館に行くんだけど、どれぐらいで行けると聞いたら15分と言っていた。Google Mapを頼りに15分で到着。
初日に行ったイギリス空軍博物館の親館。博物館の前には、戦艦の主砲。 -
入館料は無料で、入口で簡単な荷物チェックをして入館。入ったら、いきなりバトルオブブリテンがテーマ?V1、V2とスピットファイア―の展示が。
V2って結構でかい。世界初の長距離弾道弾。この射程と迎撃不可能なプラットフォームで通常弾頭を運ぶのはもったいない。
一方、V1はドーバーの対岸からロンドンへ打ち込まれたのを英国空軍が迎撃していた。隣にスピットファイア―があるのは、V1撃墜のシーンの再現だろう。
大体、ドイツの飛行機の航続距離が短すぎる。日本は数百kmの太平洋で戦っていた。空母も作ったにのに、よう運用せんかったし。空母が運用できていたら、バトルオブブリテンも変わっていたやろうに。
V1,V2は戦後に技術的な分析用に鹵獲したのかな。戦勝国には兵器が残るが、敗戦国には残らない。 -
展示は、第一次世界大戦が1F、第二次世界大戦が2F、戦後が3Fで、その上にホロコーストの展示がある。
第一次世界大戦と言えば塹壕戦。塹壕での戦闘服。 -
毒ガスも戦線で使われた。ガスマスク。塹壕に毒ガスまかれるなんて、想像しただけでもゾッとする。昔の人の精神構造って、今よりずっとタフだったんだろう。
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第一次大戦時の塹壕戦の主役と言えば、マーク I 戦車。タンクの中のタンク。やっぱり、戦車と言えば、これですよ。塹壕を乗り越えて進撃。
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第一次世界大戦では、人類史上初めての航空戦もされた。
なんと、ドイツのエース レッドバロン・赤い悪魔(マンフレート・フォン・リヒトホーフェン)の有名な写真と手袋が。
子供は複葉機とリヒトホーフェンの大ファンで大喜び。愛機フォッカーDr.Iに会えるのは後日のドイツ博物館まで待つ必要があるんだけど。
そう言えば、子供がレッドバロンと検索するとバイク屋とロボットが出てくると怒っていた。日本以外でEFSFと検索すると欧州通貨安定基金が最初に出てくるけど、日本だと当然あれだからな。赤いつながりネタでした。 -
イギリスの複葉機。爆弾を投下するシーンの再現?
これを見て、ずーっと昔に見た青島攻略の日本映画のシーンを思い出して、ニヤついていた。
爆弾は操縦席の横にぶら下げていて、ひもを斧で切って投下するんだよね。 -
第二次世界大戦では、いきなりM1戦車。おいおい、これって米国製だろ。チャーチル歩兵戦車ぐらいはなかったのかな。まあ、戦車見たいなら、戦車博物館へ行けってことね。
ドイツの機甲部隊に対戦した主力はM1だから仕方ないか。M1って、丸くてデザイン的にはあまり好きじゃない。当時は世界最高の米国の自動車メーカーがよってたかって作ったら、量産効果が効いて性能は改善され、物量にものを言わせてドイツの戦車に勝ったんだと記憶しているけど。 -
エグニマはお約束。天才アラン・チューリングの傑作。これも、子供が大好きな一品。
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ドイツ軍の建物に飾ってあったんだろうか。
ナチスの斜め右卍のマークがそのまま展示されている。欧州では、はれ物のように扱われるマークだけどね。
大映博物館と言い、イギリスって構造物から美術品的なものを盗ってきて飾るのが好きだね。あまり褒められた趣味とはいえないので、今後は止めたほうがいいと思うけど。 -
日本からは兵隊さんに贈られた日章旗の寄せ書き。朝野誠さんの名前が確認できる。日本の展示はこれ以外に墜落した航空機の残骸があった。英国軍は香港、インドシナでボコられているから鹵獲品がほとんどないのかな。インパール戦は日本軍の自滅だしな。終戦間際は米軍にくっついて海上補給ぐらいしかやってないし。
ホロコーストの展示はさーと通り過ぎただけ。撮影は禁止だった。
あと、ちょっとピンボケのロバート・キャパの特別展もやっていた。あの有名なDデイのピンボケ写真があったな。 -
2時間ほど見回ったら、腹が減ってきた。ちょうど、12時ぐらいになっている。
昼食は博物館内のカフェで、ビザとフィッシュアンドチップスとレモネードとミルクティー。
食べ終わったら、ベーカー街に地下鉄で移動。 -
地下鉄 Baker St - Victoria
ハリーポッタースタジオのチケットは、ハリーポッタースタジオの公式ホームページから直接購入する方法とツアー会社から購入する方法がある。公式ホームページからの入手だと家族チケットの場合はコスト的なメリットがあるが、現地までは地下鉄と最寄り駅からシャトルバスを使う必要がある。週末は地下鉄がメンテのため運休する場合もあり、また、夜が遅いと治安的に不安もある。一方、ツアー会社のチケットの場合、割高にはなるがスタジオチケットと交通手段がパッケージになっている。スタジオツアーは非常に人気で5月の時点でツアー時間の8割は埋まっていた。希望日では夕方以降しか空きがなく、帰りが遅くなるので安全を考えてツアー会社のパッケージを選択した。
ビクトリア駅のショッピングモールを抜けて歩いていくと主催のゴールデンツアーのオフィスがある。そこで、バウチャーをチケットに交換しようとすると、下のストップにくるバスでやれとのこと。時間通り14:45にバスが到着。バスでバウチャーを見せるてスタジオチケットを受け取る。 -
ハリーポッタースタジオの正面入り口に到着。
正直言うと、ハリーポッターは小説を読んで嫌になったので映画もろくに見ていない。子供は興奮していたが、こちらは冷静なもん。USJのアトラクションの方がワクワクするかも。 -
このシーンぐらいはテレビの放映で見たことがある。
里親に失礼だなと見ていたような。こんなのを押し付けられたら正直困るなぁ。 -
フォグワースの食堂らしい。スタジオ内にカフェがあると聞いたので、ここで食事ができると思っていたらアトラクションだった。
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フォグワース城、結構大きなセット模型。実際の映画で使われたんだろうか。幻想的な雰囲気が醸し出されていた。
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ゴブリンの銀行。
ゴブリンがやっている必要があるんだろうか?ゴブリンのイメージは職人、技術系で文系ではないのだが。
で、銀行屋と言えばカネゴンの方がしっくりくるんだけど(恥ずかし気もなく、親父ギャク) -
ダイヤゴン横丁のセット。フォグワースの生活に必要品を購入するだがドラクエのショップみたいなもんか?
フクロウが使い魔になったのでフクロウカフェができた?
でも、どう見てもこれって横浜のラーメン博物館だよな。 -
9 3/4ホームでカートを押してみた。
明日このホームのあるキングクロス駅に行く予定。
その前に、カートを押してホームにワープ。 -
フォグワースエクスプレスのセットが。
子どもは大喜び。 -
マンドラコラは、魔法系のストリーではお約束だな。
マンドラコラはイメージ通り。 -
カフェで休憩。
この後、残りのセットを体験して、少し早めにバス停に。
8月だが、日本の気候で言うと10月の中旬といった感じ。上着が無ければきつかったと思う。
バスで10時前にはビクトリア駅に到着。スタジオで夕食を採れなかったので、ビクトリア駅のコンビニでサンドイッチなどを購入して、ビクトリア駅のタクシープールに。
タクシーでホテルまで10分で到着。タクシー代は£10ぐらいで、日本とほぼ同じ感覚。
ホテルの部屋で遅い夕食をとって、すぐに寝た。
明日の朝は少し、遅めのスタートの予定。
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