2019/08/28 - 2019/08/30
291位(同エリア515件中)
にこちゃんさん
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ジェットスターの庄内行きが、8月から運航を始め、是非これに乗ってみたい、と調べていくと、庄内地方、美味しいお店もいっぱいあり、羽黒山にも上りたいし、月山にも行きたいな~。
しかし、庄内便は、一日一便の運航で、午後に成田を出た飛行機が、また戻ってくるスケジュール。二泊三日で計画してるから、行きは、庄内着が14時だと、午後の時間が残り少なく中途半端。三日目に15時頃発だと、実質二日。
月山にも行くには、羽田発のANAの朝便にして、一日目も有効に使えた方がいいかな、それとも三泊にしようかな、などと、あれこれ考えたけど・・、成田発ジェットスターに乗ってみたいんだし、まっこの三日で行ける範囲のとこを行くのでいいや、と決め、計画しました。
山形は、学生時代のうん十年前に、山形や米沢に行って以来。去年の、福井、富山、石川に続いて、日本海側へ行くのが楽しみ♪
あいにく、毎日雨に降られて傘が手放せなかったけど、二日目の羽黒山では、お日様も射した!森々とした杉並木の参道を上って、思った以上にしんどかったけど、上り終えての爽快感は心地よく、身も心も清められたかな・・?
かけ足の三日間庄内廻りでした♪
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル ジェットスター
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
一日一往復の庄内便の、成田発の飛行機は、福岡から飛んで来た機体を使うみたい。これが到着が30分くらい遅れて、ようやく乗って滑走路へ出たものの、A滑走路大渋滞。機長のアナウンスでは、前に13機並んで待ってるので、離陸まであと30~40分かかると言う。
え~、定刻でも、今日午後、酒田での時間があんまりないのに困っちゃうなぁ・・(:_;)と嘆いても、まっしょうがない・・。
幸い、窓側の私の席の周り、誰もいなくて開放感あり、でのんびり離陸を待つ。14時ちょっと過ぎにようやく飛び立ち、約1時間の遅れ。
庄内便、朝と午後と、一日二便あれば、観光にも便利なのに・・と思ったけど、この空き様では、二便は無理かな・・。 -
楽しみにしていた、猪苗代湖は全く見えず、14:55に着陸。45分のフライトってあっという間。
着陸前の庄内平野、米どころ。これから稲刈りが始まるんだろう田んぼが整然と美しい! -
庄内空港を出ると、酒田行きと鶴岡行きの、大型バスが二台待機していて、ジェットスターのお客さんが乗り終わったら出発。
15:40頃、酒田駅に着いて、駅ロッカーにスーツケースを預け、まずは、駅すぐ近くの、本間美術館へ。 -
美術館は、あいにく今日は、展示品入れ替えとかで入れないそうで、お屋敷とお庭の方へ。
ここは、開いているのは17時まで、入るのは16時半までだったので、どちらにしても美術館は時間なかったな(-_-;) -
酒田の迎賓館として使われた、と言う"清遠閣”は、美しい二階建て建物。
窓の向こうに、佐渡の赤石と伊予の青石が並んでる。へぇ~、北前船で伊予(愛媛)からも持ってきたのか。 -
モダンでレトロな調度品。
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二階へ行ってみましょう。
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ここの女性が、建物の説明をしてくれています。
先客お二人だけあり。こちらの年配のご夫婦は、ジェットスターから一緒で、この後は会うことなかったけど、帰りの飛行機がまた一緒でした。 -
どうぞ、座ってみてください、と言われ、座ってお庭を眺めてみる♪
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雨でしっとり濡れた庭園はまた美しい。
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庭の一画の、立ち入りできない門。
手前にある小さい小屋、これは見張り小屋?何?ちょっとユニークだな、と思ったのだけど、今回このあと、酒田、鶴岡の町で、一般の人の家でも、家と一緒に、こういう小さい小屋をいくつか見かけた。どういう目的で使ってるのかな? -
本間美術館を出て、山居倉庫へ向かって歩きます。
酒田市内、とっても静か、車もブンブン言わないし・・。その中でちょっとにぎやかに選挙カーが通りがかり、私と同じ名前の候補者が手を振るもんだから振り返して応援。日曜日に市長選があるんだ。
市役所近くにある、本間家本邸。さっきのところが別邸。開いてたら入って見たかったけど、16時半までで、残念。
すぐ近くの、旧鐙屋も、やはりもう閉まっていて、入れず残念。 -
山居倉庫が見えてきました。それにしても、この頃、雨と風がものすごくて、傘が壊れるんじゃないかと思った(;_;)。
時々雨宿りしながら、ようやく来ました。 -
この先は、もう、酒田港と日本海。
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雨は、激しく降ったりやんだり。
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米を保存する倉庫が並ぶ山居倉庫。
後ろの、けやき並木と倉庫の間も、雨じゃなかったら、時間があったら、歩いてみたかったな。 -
この小さい木舟は、ここから川へ出ていって、近場へ、米俵50俵積んで運搬していたのだと。
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時間にしてもう17時。
山居倉庫の見学は、17時までなので、やはり入れなかったけど、売店は18時まで。入りたかった、けど、今日は、夕食のレストランを17:30に予約していたので、そちらへ歩いて行かなきゃいけない(;_;) -
山居倉庫近くの大通りを渡って、亀ヶ崎小学校近くにある、”Nico" という、レストランへたどり着いた。
ジェットスターの遅れも残念だったけど、お店の予約をもうちょっと遅くしといても良かったかな。 -
庄内は、酒田も鶴岡も、お寿司にフレンチに、素敵なお店がたくさん。
その中でも、酒田では、名前も親近感あって、美味しそうなフレンチの”Nico"さんへ。 -
一人の席は、ちょっとさみしげだけど、静かな席に案内してくれ、雨の中歩いてきて、ようやくホッと落ち着いた~♪
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最初に来たのは、だだちゃ豆のムース。デザートじゃないので甘くはないです。ふんわりふかふか♪
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次に、こちらのお店の目玉レシピの、バイ貝のコロッケ。なんて綺麗な緑色♪!
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ナイフを入れると、熱々のバターソースが流れ出て、湯気がふわっ。空間も広いのに、どうやったら、こんなに丸々で揚げられるんだろうか。
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そして、ワタリガニと山形産大豆のスープ。ほのかにしょうがの香りもして、一口ずつ美味しく!
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メインは、豚肉と日本海の幸。盛り付けもおしゃれ♪庄内野菜も甘くて美味しい。
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デザートは、メロンとババロアにバニラアイス。大きな器にびっくり。メロンとババロアはもう食べちゃった~。
すべて美味しく頂いて、気が付くと、19時過ぎ。
これから、酒田駅まで歩いて行って、電車に乗って鶴岡へ行きます。幸い雨はあがった。 -
歩くこと20分くらい、酒田駅。コインロッカーからスーツケースを取り出す。
駅構内に、これこれ!ちょうど今、テレビでもやっている、JR東日本の広告。明日は、私も行くよ~、羽黒山。 -
19時半頃だけど、時刻表見ると、今日はこの後5本の列車が来るだけ。
すっかり暗くなって静かな駅ホーム。 -
19:52発鶴岡行きの電車は、0番線から!1番線をずっと行くと、反対側に0番線が出現。乗客はほとんど高校生。
この後、20:27に鶴岡に到着。 -
翌日朝早く、羽黒山行のバスに乗るので、今日の宿泊は、駅近くのビジネスホテル、アルファワン(αー1)というところ。
7階の禁煙フロアーの部屋は、自分の部屋みたいで落ち着く。 -
翌朝。
朝食は、6時半からなので、一番乗りのつもりで行くと、入り口に10数人並んで待ってる!出直そうかと思ったけど、並んで順番が来て、ビュッフェ式の朝ごはんを盛って、席へ。
見事に男性ばっかり。これから仕事に出るみなさん、ビジネスホテルらしい。6時50分ころ来ると、またすっかりすくところだったな。
山形の玉こんにゃくなど、どれも美味しくいただいておなかいっぱい。 -
ホテルをチェックアウトして、鶴岡駅へ。
今日は、7:52発のバスで羽黒山へ行きます。またも、ロッカーに荷物を預け、駅構内の売店をブラブラして、駅前の1番バス乗り場へ。
ちょうど、高校生の登校時間。鶴岡にはいくつも高校があるようで、いろんな制服の高校生があふれるように駅から出てきた。 -
鶴岡駅前から10人くらい乗って、時間通りに出発して、時間通り8:30に羽黒山随神門へ到着。
このまま乗ってると、15分で山頂にも行けます。 -
さあ、いよいよ、随神門をくぐる♪ 雨も上がり嬉しい。
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さっそくに、うっそうとした杉並木。
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五重塔までは、下り坂を行きます。
前を行くのは、バスで一緒だった、埼玉から来た9歳の孫の男の子とおばあちゃん。 -
雨に濡れてしっとり、苔がつやつや。
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神橋を渡ると、神の域に入ります。
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神橋の、右側にある石の橋の向こうに、須賀滝。
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大きな杉の木が見えてきた。樹齢1000年の爺杉。かつては、婆杉もあったらしい。
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爺杉を越えると、見えてきた、五重塔。
今年の4/27から11/30まで、150年ぶりの(明治維新後初めての)一般公開、って、ちょうどいい時に来て良かった! -
写真のこちら側に受付小屋があり、拝観料を払うと、お祓いをして下さり、小さなお札(護符)ももらい、良い記念。
五重塔は、中がのぞけるけど、写真はダメです。まず一階は、この階段を上がり、入り口の女性が少し案内説明してくれ、扉を入って中をぐるっと廻れます。
それから、右にある仮設階段を上がって二階へ行くと、小さく開いている部分があるので、上半身をぐぐっと入れて、また案内の人の話を聞きながら、中をじっくりぐるりと見ることが出来ます。真ん中に、八角形の大きな柱があり、その四方に柱があり、それが葡萄の蔓で結わえられ・・これで1000年ももってるのはすごいなぁと見入ってしまった。
この時、時間にして9時くらいか、まだほとんど人がおらず、貸し切り状態で見られたのは良かった! -
五重塔から少し行ったところの、この神社を越えると、五重塔のてっぺんの小さな窓が見える、と、先ほどの案内の方が言ってたけど、修繕の際など、ここから出入りも出来るんだそう。
(右奥の五重塔のてっぺんの屋根の右側の小さい窓、見えますか?) -
さてと、まずは、一ノ坂。
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まだこの辺、緩やか。
しかしながら、この石段、一段が低くて(浅くて)、すべて石の形も違うし、とっても歩きづらい! 一段飛ばしに上がった方が楽なような・・。さらに雨で濡れていて、上るのはまだいいけど、これ、降りるのは非常に危険、滑るよ~。 -
二ノ坂。かなりきつい!!まだ延々と急な階段が続く!
ふうっ、思った以上にきつかった。時々立ち止まって息を整えながらじゃないと無理~。幸い、前にも後ろにもほとんど人がおらず、マイペースで上れて良かったけど。 -
二ノ坂を上りきるころ、視界が開けてきた、けど、もやってて見えない。
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そうして、二の坂茶屋に到着。ふうっ、ひと休みしていこう。
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ここの名物は、力餅、で、食べてもみたかったけど、お餅より、冷たいさらさらしたものを欲してたので、かき氷をいただく。
みぞれかき氷美味しかった。全身かいてた汗がひっこんだ。 -
私が行った時、誰もお客さんおらず、店の女主人さんとおばあちゃんは、商売上手で、優しい声に誘われて、ひと休みもしたわけだけど、かき氷を頂きながらあれこれおしゃべり。そうしてるうち、朝から一緒の、男の子とおばあちゃんの二人連れもやってきた。
それから、ここでは、「あなたは、2446段の石段を踏破し、羽黒山を参拝されました。健脚をたたえて、認定証を授与します」と言う、認定証なるものを、400円で発行してくれるので、三人で書いてもらう。良い記念にはなるものの、これからまた汗や雨でヨレヨレになりそうだと思ってると、五重塔が素晴らしいアングルで写ってるクリアファイルを勧められ、ついでにこれも買う。
この認定証をもらったものの、ここから帰り道で降りて行く人もいるんじゃないかと思うけど、まっいいか! -
さあて、ひと休みしてまた出発。
少し人が増えてきた。このグループの人たちは、茶屋には寄らず、進んでる。 -
お日様も顔を出し、見上げると青空が!嬉しい。
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この辺、平面の石畳が続き、楽。
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それから、三ノ坂もかなりのしんどさ!
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ここの、羽黒山の石段には、33個の彫り物があって、それを見つけながら歩く人もいるそうだけど、下を向いてると、何かしら、字らしきものがあったり、模様らしいものがあったり・・。
これは、三ノ坂の途中にあった蓮の花。ちょうど、降りて来た人が、ここに蓮の花ありますよ、と教えてくれた、ので気が付いた。 -
三ノ坂をいよいよ上り切って振り返ると、下が見えない。
ここの上り坂もきつかった~、ふうっ~。 -
ちょっと行くと左側に斎館。食事も宿泊もできるところ。
今日のお昼ご飯は、ここでお膳を予約してるので、この後楽しみ~。 -
斎館を過ぎると、いよいよ山頂、鳥居。
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ついに、上りきって爽快、足取り軽く、山頂を散策。三神合祭殿。
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斎館での昼食の予約は、一番早い、11時。そして、帰りは、来た道は降りずに、11:55発のバスで、一気に山頂から鶴岡へ帰る予定。
斎館も頂上の一画にあるのだと思ってたら、頂上手前にあったので、ちょっと焦る。バス停の場所を確認しに来たわけだけど、斎館から10分くらいみとかなきゃいけない、間に合うだろうか。午後は、加茂水族館へ行きたいので、次のバスになるとちょっと遅いな・・と。
結果的に、バスには十分間に合って、予定通りに午後を過ごせたのですが、あとで考えたら、次の、13時発のバスでも、加茂水族館にいい感じで行って帰れた、むしろそっちの方が、羽黒山山頂でもう少しゆっくりできて良かったな、とちょっと、反省後悔。
どちらにしても、羽黒山と加茂水族館を一日で楽しめます。 -
晴れ間も出た山頂。駐車場もまだ空いてる。
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松尾芭蕉の像と碑。
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小さな神社の祠が並んでる。
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月山、羽黒山、湯殿山の三神を祀る三神合祭殿。
隣の、儀式殿で、五重塔と同じく今だけ一般公開の秘仏を公開しているので入って見たけど、仏像5体をながめてすぐ出てくる。 -
鐘楼の小屋の、この分厚い萱葺にはびっくり~。
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山頂をひととおり見て、そろそろ斎館へ。斎館近くで、ひょうたんと徳利見つけた。
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予約の11時になるので、斎館へ。
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玄関入ったけど、誰もいなくてひっそりしてるので、上がって中へ入ってみる。
この辺も誰もいなくて、調理室をのぞいて、ようやくここの人に会えました。 -
それでは、と、案内していただいて、障子を開けて入った部屋は、広~くて、誰もいない。机の上には、予約の人々のお膳がずらずらっと並んでる。
吉永小百合さんは、畳の上に正座していただいてたけど、机と椅子なんだな。 -
こちらの精進料理は、何種類かあるのだけど、今年は、羽黒山三神合祭殿再建200年を記念した、寂光祝膳、というのがあるので、せっかくなので、そちらを予約しました。
こちらのお膳は、私のじゃなく、同じ料金の通常のお膳。誰もいないから写真撮らせてもらった。なす料理があったり、月山筍が煮物だったり、ちょっと違う。それから空いているところへ、白いご飯とお味噌汁が来ます。 -
こちらは、食器入り。
すべてのお膳が、パンフレットのように、お盆には入ってなく、机の上に整然と並んでいます。 -
私のお膳にも、席に着いてから、お赤飯、月山筍のお味噌汁、草餅、だだっちゃ豆腐、デザートなどを持ってきてくれ、じゃじゃーん♪と豪華なお膳になりました。
いただきます♪!去年の永平寺の精進料理と違って(永平寺のは修行の食事だから)、すごく豪華、盛りだくさん。漆の器にちょこっと一口分だけ盛られてるかと思ったけど、しっかり量もある。そして、すごく優しい味付けにびっくり。山で採れた食材が活かされ、舌に口に身体にふわっとなじむ、美味しい♪! 感動して完食でした。 -
初めて見た、むき蕎麦。ソバの実をむいでゆでたもので、庄内地方の郷土料理なんだそう。さらさらと美味しい♪
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温かいのを持ってきてくれた、だだっちゃ豆の豆腐は、ふんわり、ほのかにだだちゃの色、香り。
吉永小百合になった気分で、すべてを一口ずつ美味しく頂いてるうち、11時半頃には、お客さんがちらほらやってきた。 -
美味しい昼食、斎館を後にして、バス停へ向かうけど、時間は十分大丈夫。
斎館を出て鳥居をくぐったところにある、厳島神社の龍の彫刻、生々しく凄い! -
そうして、午後、加茂水族館へ来た~。
11:55発のバスで、羽黒山山頂から鶴岡駅前へ帰り、ここで15分くらい待つと、加茂水族館行きのバスがあるので、今度はこれに乗って、山から海へ。 -
ちょうど、近くの老人施設のお年寄りが、車いすでスタッフの人たちとやってきてて入館するのと一緒になり、並んで待ったけど、中へ入ると、普通の込み具合。
最初の、魚たちの水槽。タコってこんなにでっかいのね。向こうにもお尻?を見せて、穴の中にいる巨大そうなタコがいる。 -
艶めかしいスタイルで立っているヒトデ。
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クラゲにやってきた~。
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すごい、すごい!クラゲって、こんなにいろんな種類がいるの~~?!
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こんなきれいなクラゲや、大きいのや小さいのや、長いの短いの、よくぞやこれだけ集めてきたもんだな~と、テンションアップ、感動しまくり!
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ほほぉ~~、可愛い、何なの~癒される!
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ほんとだ、ブドウの皮をむいたような、骸骨のような・・みんなすいっすいっ泳いでる♪
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この、小さな白い点々も、この小さいクラゲの、赤ちゃんなんですよ!!
こりゃすごいな~、見入ってしまう。 -
たこのようなクラゲ。
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そして、クライマックスに、この水槽。せっかくなので、私も写真も撮ってもらう。
それから、館内どんなもんかと、急ぎ足でここまで来てしまったので、バスの時間もまだまだだし、館内には、混雑の時は写真撮影ダメ、とか、逆走はダメ、とか貼り紙あったけど、全然混んでるほどでもないし、ゆっくりと、最初の水槽に戻って、またじっくりゆっくり、クラゲ鑑賞。 -
すると、中ほどのここで、羽黒山で、二ノ坂茶屋まで一緒だった、男の子とおばあちゃんに再会!
お二人は、今、これを作ったんですよ~と、手に、お土産のアクアリウムを持っていて、何だか可愛い! いい記念になりそうだったので、私もやってみよう~と、体験教室の部屋に行くと、最初に、瓶の大きさを選ぶのだけど、飛行機で持って帰るし小さいのにします、と言うと、あ、飛行機ですか、この液体にはアルコールが入っているので、飛行機はダメかも、ちょっと待ってくださいね、と言われる。
そして、どこかへ電話をしたり何人かで話をした後、アクアリウムの液体に入ってるアルコールの度数についての説明書があるのだけど、ちょうど今ここになくて、これを見せないと、搭乗の際没収になるかもしれないので、今日はやっていただくのは無理ですね・・、と言われ、あらぁ・・そうなんだっけな・・と思いながらも、まっいいかとする・・。
国内線なんだし、スカイツリーの水族館なんかでも、日本中から来たお客さんがこういうの持って帰ると思うんだけど、アルコール度数がそんなに高いのか、危険物なのか・・腑に落ちなかったけど、あっさり引き下がってしまった。
でも、さっきの、9歳の男の子とおばあちゃんには、二人だけの素敵な夏の思い出になったでしょうね♪
そのあと、体験教室の隣の、この部屋で、くらげのお話会が始まるので、それに参加。スタッフが、実際に手元で餌をやると、クラゲが食べていく様子なんかが、正面のモニターに映され、お話も楽しかった♪ -
それから、アザラシショーを楽しむ。
バイカル湖のバイカルアザラシも丸々で可愛かったけど、アザラシって愛嬌あって可愛い♪ -
しかし、こちらの、なおみちゃん♪キタゾウアザラシの巨大なのにはびっくり。
水槽狭しと泳ぎ回っている。鶴岡の海に衰弱して流れ着いていたのを保護されたそうで、元気に育って良かったね。 -
ここに来たら、コリコリ、クラゲ入りのアイスクリームを食べよう、と思っていたのに、うっかりしてソフトクリームを注文したら、上に豪快にクラゲをのっけてくれた。
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加茂水族館は、ほんと、クラゲドリーム館だ、思った以上に良かった!大人でも楽しめる、癒される!是非お勧めです!
入場料は、大人1000円で、年間パスポートは2500円、って、近くに住んでたら、パスポート買って、ぶらっと車でちょくちょく行くかも(加茂)な。 -
鶴岡行きのバスは、16:09発。約二時間半いたわけで、十分に楽しめたけど、二時間もあれば十分かな。
水族館の隣の小山に、灯台があるので上ってみる。水族館全景と日本海の海。 -
そうして、鶴岡駅に、17時前に着きました。羽黒山から帰るバスをひとつおそいのにして、加茂水族館発17:24発のバスで帰る方が一日もっと有効に使えたな、それだと、水族館では一時間半だけになり、少しせわしないけど、クラゲは十分楽しめるでしょう。
庄内交通のバスを利用して、鶴岡観光する場合、3つの、一日乗り放題券があります。Bコースの1000円券では、加茂水族館往復出来るので、往復1480円(鶴岡駅から)よりずいぶんお得。私は、Cコースの2000円券で、それプラス、羽黒山往復(約2000円)したので、すごくお得。フルに一日有効に使えて良かった! -
バスで、鶴岡駅の次の、終点エスモールで降りて、ショッピングセンターをブラブラしてお土産を買ったりした後、駅前のマリカ東館に来て、夕食。
一階の、”つるおか旬歴 彩鶴”というお店で、和食。メインを、刺身か天ぷらを選べ、お刺身で。日本海のおいしいお魚でゆったりひととき。 -
デザート、コーヒー、美味しく完食。
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夕食後、駅でスーツケースをピックアップして、雨も降ってきたし、タクシーで、スイデンテラスへ。
昨日は、電車やバスの便が良い、駅近くのビジネスホテルに泊り、今日は、一年前に出来たばかりで、庄内の素敵なホテルと人気の高い、スイデンテラスに泊まるのを楽しみにしていました。
夏休みもあと数日、という平日で、一泊とてもお得な料金(11、020円)で予約できラッキー。 -
館内も部屋とも、シンプル、木の温もりを生かした色合い、インテリアで、ユニーク個性的。
部屋の、紙管の椅子や、机の上の灯りもユニーク。 -
床も、ずっと明るい木目で、まだ新しいのもあり気持ちいい。
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あいにく、部屋から、水田の眺めはなく、中庭だけ。
大きなベッドの右側には、テレビと、その上にエアコンがある。吹き出し口が開いてる。 -
上の↑テレビ周りの扉を開けると、こんな風。ひととおりいろいろ揃ってます。
この後、温泉棟へお風呂へ。こじんまりとした女性風呂。男性風呂は、外が見えるそうだけど、女性用は窓はなく、ちょっと閉塞感。
脱衣所の基礎化粧品は、”リーフ&ボタニクス”という、日本の商品で、ハーブの香りでしっとり、気持ちよかった。 -
翌朝。朝食付きで予約したので、また始まりの6時半に二階レストランへ。ここのホテルは、開始早々食べに来る人あまりいないかな、と思ったけど、やはり入り口にちょっと列が出来ていた。
外のテラス席でいただくのも気持ちよさそう。 -
でも、中の席で、いただきます。ここでも、山形の、玉こんにゃくと芋煮が美味しかった。朝からおなかいっぱい。
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朝食後、館内ブラブラ。二階のフロントを挟んで、右側にお店。庄内の美味しいもの、個性的な装飾品、など、バラエティーよく並んでます♪
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反対側は、ライブラリー。
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外の水田を見渡すソファーや椅子に寛いで、好きな本のページをめくってもよいし、部屋に持ち帰って読むことも出来ます。とても落ち着く空間。
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私がワクワクしたコーナー。
街の本屋もこういうところが増えているけど、テーマ別に、素敵な本が揃ってます♪ -
ライブラリーの一番奥。ここでのんびり読書っていいな~。
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スイデンテラスの、宿泊棟は、G棟、H棟、Y棟、って三つあるのだけど、これは、月山、羽黒山、湯殿山の頭文字から来てるのだそう。
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中庭もおしゃれ。この、黒い波型のものは、熊本地震で倒壊した建物の瓦なんだそうで、設計した、坂茂氏のアイデア、すごいな。
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小さな子供連れの家族もたくさんいたけど、大人も子供も、地元の人も遠くから来た人も、ゆったり過ごせるホテルだと思う。
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スイデンテラスは、ホテルの前から、空港へ行く(来る)バスが停まるのは便利だけど、鶴岡駅までは、歩くと、25分くらいかかる、約2キロ。昨夜はタクシーで来たけど、今日は歩いて行こう。・・駅方面へ行く路線バスもあるといいな。
ホテルのすぐ近くには、東京の大学の研究所もあり。 -
また雨がだいぶ降ってくる中、歩いて駅まで来た。
駅近くの、この、大きな屋根の建物は、鶴岡倉庫といって、米の倉庫で、今も使われてるんだそう。(昨日タクシーの運転手さんが言ってた) -
駅前から、バスに乗り、市役所近くの、致道館で降りる。今日は、午後の帰りの飛行機まで、鶴岡の町をブラブラする予定。
これは、市役所。ジェットスター就航の横幕もあり。 -
庄内藩校だった、致道館へ入ります。
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奥の広間では、30人くらいの人がセミナーのようなものを受けていた。今でも、学校なのね。
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庄内藩は、西郷隆盛とつながりがあり、かつて、庄内藩士は西郷隆盛をそれは慕っていて、何人かの藩士で、教えを乞いに、はるばる薩摩まで出かけそこで勉強し、その後何人かはまた庄内へ戻ったけど、西郷さんのもとを離れたくない藩士は、その後一緒に戦さにも出て、そして亡くなり、今も鹿児島の西郷さんのお墓近くに一緒に眠ってる、って内容の展示物がとても興味深かった。
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鶴岡城址の、鶴岡公園へ。
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大宝館。鶴岡出身の偉人たちについて展示してます。なじみのある人も何人か・・。
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荘内神社。中国語のツアーの皆さんもやってきた。
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致道博物館へ。3階、4階が可愛い。
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こちらの青いのは、旧鶴岡警察署庁舎と。
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荘内藩主御隠殿から、酒井氏庭園。昨日の本間邸と同じく、美しい和風庭園。
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民具の蔵の、一階の、北前船。
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庄内から米を運んで西国へ行き、それを売って今度は、陶磁器や綿など買い込み、次に北国行ったら昆布やニシンを買って・・と、北前船を操る、意気揚々とした人々や海の航海の様子が目に浮かんでくる。伊予の青石も、船の重し代わりにもして運ばれてきたんだな。
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旧渋谷住宅。白川郷などの合掌造りとちょっと違う、ここのは、兜造りと。
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致道博物館を出て、市役所を通り抜け、鶴岡カトリック教会へ。
この入り口を入ると、そこは幼稚園。右にも左にも教室があって、園児や先生の声もする中、教会へ。 -
日本に唯一ある、黒いマリア像。冠をかぶった子供を抱いている。
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雨が相変わらず降る中、ずっと傘をさして、駅方面へ戻る。バスは頻繁に通らないので歩いて行く。
庄内最後の食事、今日のランチは、是非行ってみたい店があり(農家レストラン、土遊農)出発前に予約の電話をすると、ちょうど今不定休にお休みしているそうで、残念行けなった。それで、有名な、アル・ケッチャーノに行こうかと調べたら、今日の午後は13:30~しか空いてなく、時間的に無理だった。
そこで、駅まで帰り、鶴岡フーディバーの中の、アル・ケッチャーノの姉妹店の”ファリナモーレ”へ。お手軽なランチメニューがあるし、空いているので、やれやれ、と落ち着いてゆっくり。
前菜を選ぶのだけど、野菜のバーニャカウダーにしたら、だだちゃ豆も乗っている♪今の時期、こちらはどこへ行ってもだだちゃ豆!さっき通りがかったスーパーでも、いろんな生産者のだだちゃ豆が売られていて、地元の人も品選びしていた。 -
メインは、いんげん、じゃがいものバジルソースパスタ。粒々こしょうのスパイスが効いて、美味しく完食。
この時、近くのテーブルに、地元の人らしいお客さんが何組かいたんだけど、聞こえてくる会話は、標準語。観光客?なのかな。今回三日の間に、庄内弁?山形弁?しゃべってる~って人に出会わなかった。いつも、地元の人じゃない人とか若い人がまわりにいたんだっけな・・。鶴岡駅前の高校生も、標準語っぽかったし・・。地方弁聞きたかったな~。 -
最後のお茶は、あるけっ茶。ローズの香りで後味がいい。
-
空港行きのバスは、スイデンテラス前のバス停から乗るので、また雨の中歩いてホテルへ帰り、預かってもらっていたスーツケースを受け取り、荷物の整理をして、しばし、ライブラリーコーナーで休憩。
これは、スイデンテラス着く前の、隣の、ソライという、キッズドーム、遊び場。
有料だけど、スイデンテラス宿泊者は割引になるんだと思う。子供だったら時間を忘れて楽しめそうな施設。もっと時間あれば、私も入ってみたかったな。 -
帰りの成田行きジェットスターは、またも、一時間遅れで、あまり広くもない空港のお土産売り場をじっくりブラブラして、いよいよ出発。
成田行きは、ほぼ満席!そのためか、待合ゲートで、持ち込み手荷物は、ゲートにある量りで重さを量って、タグをつけてもらうよう、何度も案内があった。
帰りも雲の中で、猪苗代湖は見えず、残念。でも、初の庄内、楽しい三日間でした♪
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