北八ヶ岳、坪庭から北横岳登山

2019/07/30 - 2019/07/30

今夏は諸事情で海外トレッキングは出来ないが、国内の夏山くらいは行けるかな？と３プランくらい考えましたが、トレーニング出来て無いのでロープウェイで標高を稼いで涼しい高地を歩くプランに落ち着いたのが１０日前でした。
梅雨明けが遅れたので宿の日程変更したりして１泊はペンション、１泊は温泉旅館となりましたが、それも結果オーライ！

２日目　北八ヶ岳ロープウェイー坪庭ー北横岳ー縞枯山荘ー(徒歩下山)－山麓駅

坪庭を、ゆっくり散策してから北横岳登山（分岐から片道1時間くらい）その後、縞枯山に登ろうか迷いましたが、止めて縞枯山荘でお茶し、歩き足りないのでロープウェイを利用しないで歩いて山麓駐車場まで下山しました。
北横岳山頂から見た蓼科山は雲がかかってましたが、歩いて下山したお蔭で雲のかかって無い蓼科山を見ることが出来ました(^^♪

エリア 茅野(長野)

気持ちの良い高原の朝を迎え、ペンションの庭を散策しました。

テラスにある餌台にリスが餌を夢中で食べています、可愛い～♪
その後、小鳥や鳩が来ました。

８時からの朝食
コーヒー、紅茶、ハーブティーはセルフサービスで。

フレッシュジュースはりんごジュース、グレープフルーツジュース、牛乳から選べます。私はりんごジュースを。
自家製ヨーグルトに自家製ジャム、新鮮野菜、ソーセージ、リンゴジュース全て、美味しかったです。
手作り焼きたてパンの写真を撮り忘れ(-_-メ)

美味しい朝食を食べて、ゆっくり出発
蓼科東急リゾート内に有るコンビニ「サムシング」（9時半Open)にお昼御飯や飲み物を購入してから北八ヶ岳ロープウェイ乗場に１０時に到着
800台駐車可能の駐車場

北八ヶ岳ロープウェイ乗場（山麓駅）標高１,７５０ｍ

ペンションでロープ―ウェイ付きプランをチョイスしたので、チケット売場に並ぶこと無く出発時刻ギリギリに滑り込みセーフで乗り込むことが出来ました(⌒∇⌒)

ロープウェイはシラビソやカラマツの斜面の上を登っていきます。
北アルプスや南アルプスの山々が見えるはずだったが、雲が多くて見れませんでした。
秋や冬の天気の良い日のほうが山々は良く見れるでしょうね(^_-)-☆

ロープウェイで7分、一気に２２３７ｍに降り立つ。

山頂駅　涼しい～♪

坪庭と呼ばれてる場所
一周約1,000ｍの探勝路があり、所要時間約30～40分の手頃な広さで道も整備されて、スニーカーでも歩いて回ることができるので観光客が多くロープウェイに乗ってお訪れます。

縞枯山？　茶臼山かしら？

キツツキのひもを引っ張ってみました（笑）

北八ヶ岳案内板

横岳神社に登山の安全を祈願してから出発することに。

「横岳神社」
御祭神は大三島宮大山祇命（おおやまつみのみこと） と 諏訪大社権御名方命（たけみなかたのみこと）

人がいる高台まで行ってみましょう！

溶岩台地に、厳しい環境のなかハイマツや高山植物が生長してます。

第一休憩所

第一休憩所からの眺め、建物はロープウェイ山頂駅

１０：５５分岐に到着
北横岳まで60分の標識で左折、観光客は直進していく。
正面は雨池山、左に三ッ岳

樹林帯を進み

岩ゴロゴロもあるけど、昨日より全然楽です。

雨池山かな？

縞枯れの木

三ッ岳分岐

60分と書いてあった分岐から４５分で北横岳ヒュッテに着きました。

七ッ池への案内がありましたが、帰りに寄ることにして北横岳を目指します。

歩きやすい道もあり

苔があって北八ッらしい道

ズームしてみました(^^♪

ここを登れば山頂かと思ったら、登りきったら、また階段が(-_-メ)

最後の階段です。

分岐から65分で北横岳南峰（標高２,４７１.５ｍ）に到着

山頂は広く風が冷たかったです。

北横岳南峰（標高２,４７１.６ｍ）
北峰にも行ってみましょう！

シャクナゲの花

シャクナゲやハイマツの道を通り

南峰から４～５分で、北横岳北峰到着

北横岳北峰（標高２,４８０ｍ）

北横岳北峰
通年、風が強いのか樹の枝が片方にだけ付いている。
少しだけ風を避けられる樹の影で、お昼御飯にしました。

蓼科山は雲に隠れてしまって、残念(-_-;)

下山の途中に七ッ池に寄りました。

一つ目の池

現在は通行止めになってて、２つの池までしか行けません。

２つ目の池
水鏡～♪　静かな綺麗な池

下山中に見えた三ッ岳は、鎖場、岩場の山のようです。
立て看板に注意書きがありました。

振り返り、三ッ岳が見えました。

ズームすると三ッ岳の手前が縞枯てて白い線のようにみえます。

第三休憩所
縞枯山かな？

軽井沢の鬼押し台を歩いてるような錯覚

縞枯山荘まで5分の看板に惹かれて、行ってみることに。

青い屋根が見えてきました。

縞枯山荘で休憩することにしました。

コーヒーと高原牛乳をオーダー

冷たい飲み物はりんごジュースor高原牛乳だったので高原牛乳にしましたが、普通の牛乳のようなので、りんごジュースのほうが良かったかな？
綺麗なバイオトイレを利用（飲食したら100円、しない場合は300円）

ロープウェイ駅まで戻ってきました。
ペンションで出逢った客と昨夜、山話になった時に、その方はロープウェイを片道しか利用しないと言ってたので、天気が良いことだし我々もココから登山道を下山してみることに。
ロープウェイ復路の券が余ってしまったが('◇')ゞ

最初のうちは、樹林帯を下る

この辺は人工降雪機が有るので、冬はスキーコースになるんでしょうねぇ。

ロープウェイ下を歩いたり、逸れたりして

後ろからもファミリーが下りてきてました。

冬用リフトの建物かな？

北横岳の山頂では全容が見れなかった「蓼科山」が　見れました！！

北横岳かしら？

ロープウェイ山麓駅、駐車場が見えてきました。

1時間半で下山しました！！
その時、昨夜ペンションで山話した御夫婦が私共を見つけたので寄って来てくれました。
御夫婦は１５分位前に、同じく徒歩で下山したとの事、今夜は原村のペンションに泊まるそうです。

バスが発車していきました、私共はマイカーなので大丈夫です。

バスの本数が少ないです。

今夜の宿「蓼科　親湯温泉」大正15年からの老舗旅館です。
建物が増築、増築で３棟が連絡通路で繋がってます。

玄関入口

レセプション

部屋までの廊下

部屋までの廊下にソファーが有り

８畳の和室

生け花、水差し、柳田国男集が置いてあり、
蓼科親湯と関わりの深い10人の文人達をイメージした部屋だそうです。

液晶テレビの下には室内着や寝間着、タオル、歯ブラシ、くしetc.が用意されてました。

部屋の窓から、渓流や庭園が見えます。

庭園の散策は明日にして、温泉に入ってサッパリすることにしました。

貸切露天風呂や女性専用露天風呂から木々を眺めながら、のんびり入ることが出来ました。（大浴場は人が居たので撮りませんでした）

「ライブラリー＆ラウンジ」３万冊の蔵書が借りられます。

薪ストーブがありますね。

有名作家の全集が揃っていますので、文学好きには堪らない宿でしょう。
私はそうでも無いですが('◇')ゞ

親湯温泉とゆかりの深い文人たちが紹介されてました。
（柳原白蓮、伊藤左千夫、斎藤茂吉、高浜虚子、他）

大正15年創業からの宿帳など、93年の歴史資料が展示

１８時から個室で夕食
フランス料理のフルコースなのでワインを('◇')ゞ

前菜はトマト　ファルシ、 クレームドゥマイス（コーンスープ）、大皿にチーズ、生ハム、地鶏、鯵のたたきetc.の盛り合わせ

蓼科牛のソテー、おにぎり茶漬けorカレースープ
デザート５種盛り合わせ　を　ほうじ茶と供に頂きました
味噌味のフィナンシェは好みじゃなかったですが、他、全て美味しく頂きました(^^♪

翌朝、庭園を散歩しました。

バラの小路

先に見える建物は何かしら？

伊藤左千夫の歌碑
石に刻まれた文字が薄くなって読めなかった(-_-メ)

とても綺麗～♪　夏なのに満開なのは高地で涼しいからでしょうか？

巌温泉（親湯温泉）の由来が書いてあります。

薬師如来が祀られてるお堂

薬師如来様に慢性腰痛が治りますようにお願いしときました。

橋から渓流を見下ろすと結構速い流れです。
昨夜、気になった音は、コレね！　

朝食時間は選べるようなので、７：３０を選びました。
廊下の両方に個室食事処があります。
このカウンターの前にはサラダバーがあります。

サラダバー
レモン水
豆腐

朝から豪華朝食～(^^♪
お鍋に入ったお豆腐が優しい味で美味

すべて美味しく頂きました('◇')ゞ

売店でお土産を買って

夕食に出たスープカレーが売ってました。
この旅館のオリジナルだったんですね。

標高１,３５０ｍに位置する温泉旅館をチェックアウトし、霧ケ峰に向かいます。


---北八ヶ岳、車山のニッコウキスゲ＆八島湿原一周ハイキングに続く---

この旅行記へのコメント （8）

• rokoさん 2019/09/21 14:34:34

  北横岳

  jun1さん　　こんにちは
  
  この夏は北八ヶ岳を歩かれたのですね。
  いい宿に泊まられて、素敵な山旅でしたね。
  
  白駒池はまだ行ってなくて、雰囲気良さそうですね。
  
  北横岳は昨年の夏に大河原峠から双子池ヒュッテにとまり
  翌日横岳に登り、坪庭通ってロープウェイで下山で帰りました。
  jun1さんと逆コースですね。
  
  八ヶ岳は初めて歩きました。
  苔むした山道が印象的でした。

  jun1さん からの返信 2019/09/21 23:05:39

  RE: 北横岳

  rokoさん、こんにちは。
  
  訪問そしてイイね！を有難うございます！
  
  さきほどrokoさんの旅記にお邪魔してきました。
  北横岳北峰の山頂にあった指示標に双子池に下山する道は難路と書いてあったのを覚えています。石ゴロゴロで歩きにくい道だったようですね。
  でも静かな双子池が見れて、このコースも良いですね。
  
  双子池ヒュッテの食事、美味しそうですね。
  山小屋で天ぷらが食べられるなんて〜♪
  数少ない山小屋経験で、私は、そんな経験は無いです。
  
  八ヶ岳の山小屋は割と食事が良いと聞きますね。
  次回は八ヶ岳の山小屋を経験してみようかしら。
  
  では、また〜♪
  
  jun1

• ひゅうひゅうさん 2019/09/05 23:51:30

  縞枯れ山荘

  jun1さん、こんばんは～
  
  北横岳、縞枯れ山荘を見て、懐かしくて・・・
  昔の写真を探したら、縞枯れ山荘に最後に行ったのが10年前でした(^^)
  その時は三つヶ岳まで行って、すごい岩場を歩いたんです(>_<)
  高見石の岩場が続いている感じでした。
  
  縞枯れ山荘は山荘の雰囲気が良くて、また行きたかったなあ
  あの辺りの登山道は歩きやすくなかったですか？
  コーヒーと高原牛乳は美味しかったですか？
  ロープフェイを使わずに下山するのもいいですね。
  今度は、そうしようと思いました。
  
  　　ひゅうひゅう
  
  

  jun1さん からの返信 2019/09/06 20:53:47

  RE: 縞枯れ山荘

  ひゅうひゅうさん、こんばんは。
  
  > 北横岳、縞枯れ山荘を見て、懐かしくて・・・
  > 昔の写真を探したら、縞枯れ山荘に最後に行ったのが10年前でした(^^)
  > その時は三つヶ岳まで行って、すごい岩場を歩いたんです(>_<)
  > 高見石の岩場が続いている感じでした。
  
  ひゅうひゅうさんは、だいぶ前からこの辺を歩いてたのですね。
  10年前には三ッ岳も登ったのですか。凄い！！　若さですかね('◇')ゞ
  
  さきほど、「けんいちさん」の旅行記を見て、私は登らなくて良かったと思ったところです。高見石どころじゃないですよ！
  
  > 縞枯れ山荘は山荘の雰囲気が良くて、また行きたかったなあ
  > あの辺りの登山道は歩きやすくなかったですか？
  
  縞枯山荘あたりは木道の平地歩きで、歩きやすかったです。
  次は縞枯山や茶臼山に行こうか、硫黄岳が良いか、ひゅうひゅうさんが登った天狗岳とか、考えたりして('◇')ゞ
  ひゅうひゅうさんも再訪してみて！！
  
  jun1

  ひゅうひゅうさん からの返信 2019/09/06 23:05:46

  RE: RE: 縞枯れ山荘

  jun1さん
  
  主人の会社が近くに山荘を借りていて、週末にチョコチョコ行っていたの。
  >
  > ひゅうひゅうさんは、だいぶ前からこの辺を歩いてたのですね。
  > 10年前には三ッ岳も登ったのですか。凄い！！　若さですかね('◇')ゞ
  >
  > さきほど、「けんいちさん」の旅行記を見て、私は登らなくて良かったと思ったところです。高見石どころじゃないですよ！
  
  「けんいちさん」の見ました。そう、あの通りでした。コメントも的確でうなずいてしまいました。
  私たちもあんなに怖い所とは思ってなくて、行ってびっくりでした。
  大きな岩が重なっている所は、踏み外したら穴に落ちる位危険で、私は四つん這いに進んだのよ。でも、一緒に行った主人の友人は海の近くの岩場で小さいころから遊んでいたとかで、そこをピョンピョン歩けちゃうの。今でもその話は笑えます。
  私は二度と行きたいと思わないわ(-_-)
  
  天狗岳に行った後、天狗より硫黄岳の方が簡単ですって聞きました。
  天狗岳も時間配分さえ間違えなければ、大丈夫よ。
  
  縞枯れ山は天気が良くない日に登り始めたら、急登がずっと続いて、どこまでも続く登りを見て、結局下山してしまったの。
  
  天気がいい日に登山したいわ
  
  　　ひゅうひゅう
  

• 琉球熱さん 2019/09/04 23:53:48

  冬もいかがでしょうか？

  jun1さん、こんにちは
  
  ゆっくりと余裕たっぷりの山行でしたね。
  北横岳はロープウェイで標高を稼げるから、気軽。その割には景色も良いし、お得感のある山ですね。
  赤岳方面は見えませんでしたか？雲がなければ御嶽山も見えるはずですが。
  
  ロープウェイを使わずに下山と言うのはやったことがないのですが、1時間半くらいならばトライしてみようか、と思いました。
  でも、バスの本数が少ないのがネックなんですよ(涙)
  
  北横は冬も比較的楽に安全に登れますが、その景観はべらぼうです(笑)
  山頂の強風はとんでもないですが･･･
  次回は是非、雪景色を。
  
  ------琉球熱------
  

  jun1さん からの返信 2019/09/05 21:51:15

  RE: 冬もいかがでしょうか？

  琉球熱さん、こんばんは！
  
  いつも、ありがとうございます。
  前日慣れない石ゴロゴロ歩きの疲れがあったので北横岳のような、手軽に登れる山で丁度良かったです(^^♪
  夏雲発生で、赤岳方面や木曽御嶽山も見れなかったですぅ。
  
  ロープウェイ片道券（4ヶ月有効って書いてある）が残っているから、秋の晴れた日に再訪してみようかな？
  冬は寒いの苦手だからなぁ、樹氷やエビの尻尾、べらぼうな展望は見たい気持ちは有るのですが('◇')ゞ
  
  jun1

  琉球熱さん からの返信 2019/09/05 23:46:59

  マジで冬もいかがでしょうか？(笑)

  jun1さん、しつこくてすみません
  
  私の冬山デビューは、まさにこの北横岳でした。
  あのヒュッテに泊まったんですよ、わざわざ(笑)
  でもそのおかげでテンを見ることもできたし、翌日ホワイトアウト状態で、いくら入門の山と言っても舐めちゃいかんなと痛感したものです。
  
  
  > 冬は寒いの苦手だからなぁ、樹氷やエビの尻尾、べらぼうな展望は見たい気持ちは有るのですが('◇')ゞ
  
  そうおっしゃらずに！
  ご存知のように、寒いと言っても体全体が寒いわけじゃなく、露出している部分(顔)くらいですからね。
  山頂からの景色ももちろん良いのですが、霧氷も滅法キレイですよ！
  
  
  -----琉球熱-------