お盆6日目　伊賀⇒甲賀⇒安土城

2019/08/15 - 2019/08/15

2019年のお盆は、会社の休みもあり9連休。

海外旅行では最大11連休まであるのですが、国内をその規模で旅したことがなかったので、このお盆は和歌山県串本（和歌山県に行ったことがないのです）までのマイカーでの旅を計画しました。

お盆６日目。
台風10号の影響をモロに受けた（この日上陸）観光となりました。
伊賀市内、甲賀市内の観光名所は開いていたものの、アトラクションはかなり規制が入っていたり。
最後には、少し足を延ばして訪れた信長の館で停電にまで遭遇。

こういう経験もなかなかできないですね。

エリア 伊賀・上野(三重)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

この日は台風10号が日本に上陸した日でした。

ルートイングランティア伊賀上野 和蔵の宿から行けるところまで行ってみることにしました。

ルートイングランティア和蔵の宿 伊賀上野城前 宿・ホテル

ホテルのあたりは歴史的な建造物も多い場所でした。

旧崇廣堂の門です。

旧崇廣堂 名所・史跡

上野城がある上野公園は外せない観光スポット。

ですが、この日は台風接近による風雨でかなりのアトラクションが営業中止。

上野公園 紅葉

伊賀は松尾芭蕉の故郷としても知られているそうです。

その芭蕉の記念館があったので入場。

芭蕉翁記念館 美術館・博物館

芭蕉翁の像。

いかにも松尾芭蕉はおじいちゃんのイメージがあるのですが・・・
１６４４年生まれで１６９４年没ですから、５０歳で亡くなってます。

この老けたイメージは一体なのでしょうね。
少年隊の東山さん、もうすぐ５３ですよｗ

芭蕉の肖像画。

撮影禁止だったかも・・・

次は、伊賀忍者の博物館。
こちらも、忍者体験施設的なものは台風で中止。

伊賀流忍者博物館 美術館・博物館

忍者に模したガイドさんが、仕掛け扉や

もの隠し（床下から武器を一瞬で取り出す）の実演と解説をしていました。

なお、私の他のお客さんが外国の方で、日英翻訳してもらうのも悪かったので全部英語で説明は聞きました。

伊賀忍者に関する展示品も豊富。

武器や火薬、天文など様々な知識を要求される忍者。
一言でいえばスーパーマンですね。

俳聖殿。

松尾芭蕉生誕300年を記念する建築物で、１９４２年に建設されたものです。
松尾芭蕉の旅の姿を模した建物とのこと。

等身大の伊賀焼の芭蕉さんが中にいるそうですが、この日はオープンしていませんでした。

俳聖殿 名所・史跡

伊賀上野城の石垣の上から。

この石垣の高さは日本一だとか。

・・・下から見ないと分からんですね。

伊賀上野城です。

雨で景色もイマイチかと思ったのと、登るのが単純に面倒で、外から見ただけ。

伊賀上野城 名所・史跡

芭蕉さんの新しい句碑もありました。

JRの伊賀上野駅。

この駅に向かって移動しようとしていた外国の方を見かけましたが、電車は台風で運航停止でした。反対側車線の歩道をスーツケース持って歩いていたので声かけられなかったのですが。

上野高校校舎。

1900年建造の洋風でアンティークな校舎です。

上野高校校舎 名所・史跡

県の有形文化財にも指定されています。

上野丸之内の白鳳門。

だんじり会館。

上野天神祭のだんじり3基など、華やかな上野の祭りの様子を展示しているそうです。近くに無料の駐車場がないという理由でパスｗ

だんじり会館 美術館・博物館

伊賀鉄道伊賀線の上野市駅。

看板は「忍者市駅」になっていました。

忍者の前面への出し方が、この後向かった甲賀とは対照的でしたね。

上野市駅 駅

駅前には芭蕉翁。

電車は男の忍者、くノ一の塗装をしたものを見かけました。

駅名表示の看板。凝ってますね！

次は伊賀と対で語られる甲賀に移動します。

途中でお昼ご飯を兼ねて、伊賀の里モクモク手作りファームへ。
こちらも台風の影響で営業が制限されており、無料で入れました。

伊賀の里モクモク手づくりファーム テーマパーク

モクモク手づくりファームの農産品を売っていました。

このお店の先に花壇やアトラクションがあるのですが、今日はここまで。

狙ったのはこのお店、「農村料理のお店もくもく」。

伊賀豚のトンカツがとても評判良いそうです。

農村料理の店 もくもく グルメ・レストラン

伊賀豚のヒレカツ定食に、おろしポン酢を付けました。

キャベツやごはん、みそ汁は食べ放題。

ポークは肉の味も食べ応えも最高で、サクッと揚げられた衣もGOOD。

本当は、ぬるめの源泉もあるもくもくファーム内の温泉にも立ち寄りたかったのですが、その源泉露天風呂が台風で閉まっていたので諦めました。

伊賀豚のトンカツを食べてからこの看板を見ると、感謝の気持ちになります。

甲賀に到着。

甲賀は伊賀と比べるとずいぶん地味でした。

甲賀の里忍術村。
台風の中を訪れた奇特な人は数名でした。

甲賀の里忍術村 テーマパーク

JAFの割引が使えました。

入口を入ると、観光客が来たことが忍者に伝わり、忍者屋敷をまずガイド付きで見学します。

一見何もない場所の下に階段があったり、ふすまがクルッと回ったりするのは伊賀と共通です。

某漫画のせいで伊賀VS甲賀の構図ができていますが、実は同族みたいなものだそうです。さらに言えば、「加賀」「甲賀」「伊賀」「雑賀」のように「賀」の付く場所は昔は一本の道で結ばれていて、忍者の間で情報のやり取りが行われていたのだとか。

伊賀忍者博物館。

立派な建物を想像していたらこれでしたｗ

甲賀忍術博物館(甲賀の里忍術村) 美術館・博物館

甲賀忍者の装備や衣服、生活の様子などが展示されていました。

なんたって台風なので。

営業時間は終了してなかったのに・・・
施設を出たらこんな感じでした。

甲賀の里忍術村に貼られていたポスターを見て、台風なのに急遽遠回りをしてまで訪れたのがこちら、信長の館。

安土城の再現施設やビデオ上映があります。
新幹線から見える安土城跡、気になっていたのです。

安土城天主信長の館 美術館・博物館

施設に入り、信長全盛期の安土城の再現映像が上映される時間だったのでシアターへ。

説明の出来が良く、安土城なんて豪華なの！って昔の栄華に想いを馳せ始めた頃・・・な、なんと台風の影響で停電・・・

物理的な展示は見れるので、係りの人の懐中電灯に従って館内に作られた安土城の再現模型を見学。

凄く立派で、これ見るだけで入場料を払う価値があります。
（JAFの割引あり）

ちなみに、停電でサービスが十分に提供できなかったという理由で、係りの方が入場者を一人ひとり当たって入場料を返金してくれていました。

こんな体験滅多にできないし、楽しかったから別に良かったのに。

ただ、安土城を見学するという宿題は出来てしまいましたね。

ついでなので、台風の雨の中安土城跡へ。

入口はもう閉められていました（そもそも天気が・・・）が、その先に続く広くで長い石段が、まさに安土城の名残なんですよね。

ロマンがありますよ、ここ。

安土城跡 名所・史跡

特に理由もなく安土駅へ。

そこには、信長公の像が建っていました。

この後、彦根まで国道8号を走り、名神⇒東海北陸で一気に高山まで。
山間部が多く、ずっとかなりの雨が降っていて、移動はまったく楽しくないものでした。