
2019/08/25 - 2019/08/27
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norisaさん
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嬬恋、北軽井沢の二日目は過去に未踏の浅間大滝を見学します。
その後は近くの施設で汗を流しました。
そして早めにホテルにチェックインして名物の露天風呂で汗を流します。
3日目はホテルでサービスに頂いた鬼押し園の無料券で鬼押しを見学しましたが、ここで予期しない事態に!
そこで初めて直に日本で最も高貴なご夫妻を拝見することができました!!
その後は中部縦貫道を南下して松原湖、清里を通過して帰路につきましたーーー。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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パルコールつま恋リゾートホテルからの朝。
少々曇りがちのようですが、この後晴れてきます。 -
朝食はやはりビュッフェ形式です。
相変わらずの卵フリークです(笑)
最近の研究で(欧米の)卵の摂取は多少のリスクがあるそうですが、タバコなどよりもマシなことは明らかなので気にしません(苦笑)パルコールつま恋リゾート スキー&ホテル 宿・ホテル
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このホテルの特典でスカッシュかビリヤードが30分無料とか売店お買い物が10%引きとか卓球も無料などいろいろありました。
しかし、今日の午後からは別のスポーツで汗を流しますので得点は使いませんでした。
スカッシュは一度トライしてみたかったのですがーー。 -
最初に訪れたのは未踏の浅間大滝です。
駐車場には浅間大滝と魚止めの滝の両方に行けますが、それぞれ反対側にありますのでまずは近い魚止めの滝に歩きます。魚止めの滝 自然・景勝地
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ゆるい下り坂を下ると、150mほどで轟音が近づきます。
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これが魚止めの滝です。
おおよそ三段になった滝ですが、厳密にはさらに数段ありそうな階段状の滝です。 -
下に降りて水面近くでの一枚ですが、自分も飲み込まれそうな迫力です。
流れが急で魚がさかのぼれない程だということでこの名前になったそうです。
水を触ってみますが、真夏でも手がしびれそうな冷たさ。
飲んでみたくなりましたーー。 -
反対側の下流方向。
夏でも非常に冷たい清流を運んで行きます。 -
我々夫婦しかいない贅沢な空間です。
軽井沢と言えば白糸の滝、そして千ヶ滝が有名ですが、白糸の滝はご存知のように半人工の滝。
そして、この魚止めの滝とこの後に行く浅間大滝は正真正銘の天然の滝ですが、その割には観光客の少ない穴場となっているようです。 -
北道を引き返して、いったんは駐車場に戻ります。
そして浅間大滝方面に歩くとーーー。 -
浅間大滝の手前の太鼓橋に近づきます。
こちらは2,3組の家族連れがいます。浅間大滝 自然・景勝地
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群馬と長野県境にそびえる鼻曲山(はなまがりやま)を源流とする熊川にある滝が浅間大滝で、この滝は北軽井沢最大の滝だそうです。
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その高さは10mですが、水流が半端ないので大迫力、大音量の滝です。
20万年~25万年前に北軽井沢は巨大な湖だったことがわかっていますが、この滝の生成がいつ頃なのかは判然としません。
いずれにせよ浅間山の大噴火でこのあたりも劇的な変動を受けているハズですーー。 -
そして、この浅間大滝をベストポジションで撮影したいというカメラマンが長靴で滝の流れの中で三脚を構えています。
この方、筋金入りの4トラベラーかもしれませんが、norisa夫妻は撮影には全く危険も冒さず、面倒くささも相まって簡単ポジションからしか撮影しません(笑) -
その滝の道の傍らにはこんなお地蔵様が!
もしかしたら1783年の天明の大噴火(1600人以上が亡くなったそうです)で犠牲になった方々を供養するためかもしれません。
今では避暑地、観光地として多くの施設、ホテルがある北軽井沢やつま恋ですが、浅間山の火山噴火により多くの犠牲者、大被害を被った地でもありますーーー。
さて、滝の見学後はーー。 -
いきなりゴルフ練習場とショートコースにやってきます。
浅間高原ゴルフ場というローカルな施設ですが、コスパも良く、昔は時々利用していました。 -
このゴルフ場は9ホールで最長で170ヤードというカワイイものですが、norisa妻を鍛え?自分もアプローチ練習にもってこいなので、ここで3時間ほど練習し、軽食のお昼も頂きます。
そして、さすがに疲れたのでチェックインタイムの15:00前においとまします。 -
やってきたのは山荘風のホテル。
昨年もお邪魔した嬬恋プリンスホテルです。本白根温泉 嬬恋プリンスホテル 宿・ホテル
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お部屋はやはり標準的なツインルームです。
バスルームにトイレがある普通の部屋ですが、洗面所が寝室の中に別にあるのがありがたいです。
(最近はトイレも別室というのが増えていますが、それがベストですね) -
室内からは浅間山が見えますがあいにく山頂付近は雲がかかっています。
右手には元ゴルフコースだったものを遊歩道にしたものがあります。
(本コースは別にあります)
ここの温泉も大浴場がありますが、露天風呂のみという珍しい設計。
この温泉はナトリウム、カルシウム塩化物泉とのことで神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性に効くという能書きですが、今日のゴルフもありますから筋肉痛に効くのはありがたいですね。 -
まったり温泉に浸かり、湯上りビールを頂いた後はーーー。
ディナーです(笑)
ビュッフェ形式とフレンチから選択できますが、もちろんフレンチです。
(ビュッフェ形式の落ち着きのなさ、うごめく空気感がイヤで朝食以外はビュッフェ形式は避ける夫婦です) -
オードブルは赤城鶏と嬬恋とうもろこしのドレッシングサラダ。
上にキヌアが乗っていますので独特の食感が楽しめますが、このキヌアは雑穀ながらカリウムやビタミンB2,葉酸、そしてタンパク質が他の穀物、雑穀よりも高いため近年は健康食として大流行りで国際価格も高騰しているそうです。
今も南米でしか(一部北海道で)作られていませんし、そもそも南米の古代文明でしか食べられていなかったのですがアメリアのNASAが理想的な健康食などと発表したため健康オタクの標的になりました(笑)
お酒は赤ワイン、norisa妻はカンパリオレンジです。 -
スープは豆乳入りのビシソワーズ。
お魚料理はスズキのポワレと黒オリーブソースです。 -
窓外にはハートのイルミネーションがありますが、食事の最中にキツネさんが現れて、スタッフがパンを投げていました(笑)
昨年はニホンカモシカが我々の泊まっている部屋の近くに現れましたが、自然が残るホテルです。 -
お肉料理は群馬産やまと豚のソテーを夏野菜のトマト煮ソースでいただきます。
デザートはレモンヨーグルトムースケーキとマンゴーアイス。
ご馳走さまでした!
で、寝酒を飲んで爆睡するとーー。 -
もう朝です!(笑)
今回の朝食もホウレンソウオムレツにスクランブルエッグ、だし巻き卵と玉子を3個分くらい頂きます。
コレステロール値や悪玉コレステロールが少ない体質なので平気です(苦笑) -
レストランからは嬬恋プリンスホテルのゴルフコースがすぐそばです。
大体は60歳以上のご夫婦のツーサムでスタートしていきます。
こうしてみるとお互いのショットに気を使っているご夫婦はわずかで、大概はゴーイングマイウエイのようです(笑) -
さて、ホテルをチェックアウトして鬼押出し園にやってきました。
昨年も来たのですが、ホテルで無料利用券をもらったので、セコイ夫婦は早速利用します(笑)鬼押出し園 公園・植物園
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遠くにはプリンスランド、そしておもちゃ王国が見えます。
お天気は薄曇り。 -
鬼押出しは相変わらずの奇岩の山。
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1783年8月の天明の大噴火で大量のマグマが流出して大被害をもたらしました。
この付近では1600名強の死者でしたが、この噴火による気候変動で東日本にはいわゆる天明の大飢饉が発生し10万人以上もの餓死者がでたそうです。
(他の気候変動による飢饉という説もあります)
いずれにしろ高度な文明を謳歌していた江戸時代の方々には驚愕する大事件だったようです。 -
そして、これらの岩々が累々と横たわっています。
岩の陰には有名なヒカリゴケもあります。
(このコケは違うかもしれません) -
そうした岩々の間にも植物は命を繋いでいます。
アジサイの仲間のようです。 -
このカワイイ薄紅色の花は何でしょう?
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その横では怪物のような、ゴジラのような岩が上から見下ろしています。
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もちろん近くには雲に隠れていますが、これら岩々の原因を造った浅間山が鎮座しています。
そして、鬼押出し園を離れようとしたとき、係員から声を掛けられます!
何かというとーー。 -
何と上皇、上皇后ご夫妻がこの道を通られるそうです!!
今や令和の時代ですが、それでも平成天皇、皇后ご夫妻の印象のほうが強いくらいです。
上皇ご夫妻は草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルを訪問されるとのことです。
昨日は軽井沢のホテルに泊まり、今日草津に向かわれるとのことです。
なるほど、下には多数の観光客が旗を持って待機しています。
で、我々も下に降りてお見送りします。
(この陸橋は閉鎖されるそうですが、なるほど上皇ご夫妻を上から見下ろしのは失礼ということですね(笑)) -
そして、下で待つこと15分くらいでしょうか。
しっかりカメラを用意してスタンバイします。
この護衛車の次に来るとのこと!
カメラを向けますがーー!! -
何と前列の方々の日の丸で撮影できませんでした。
しかし、上皇がマイクロバスの車内で立ち上がって手を振られるお姿はしっかり目に焼き付けました!
上皇后はその後ろの座席で手を振られていましたが、惜しむらくはこの日の丸、しかし、国旗なので文句は言えません(笑) -
それにしても警護の物々しいこと!
トータルで白バイは10台くらい、覆面や普通のパトカーも計10台くらい、さらには上空に警護のヘリコプター!
いかに元天皇とは言え引退された上皇御夫妻にこれほどの警護が必要なのかと疑問に感じましたが、一方で旅行した日本人女性が暴行されたりするK国がお隣ですし、テロ国家のKC国などの潜入者が何をするかもわからず、このくらいは必要なのかとも納得しました。
さて、鬼押出し園を出た我々は中部縦貫道を南に走って、ここ松原湖にやってきました。 -
松原湖は猪名湖(いなこ)というのが正式名称だそうですが、長野県南佐久郡小海町にある湖です。
この湖は火山ではなく地震でできたそうです。
887年と言いますから平安朝の中頃に近くの天狗岳山が崩壊し、大月川がせき止められて氾濫してできた自然湖とのことで、形が猪に似ていることから猪名湖と呼ばれたそうです。
周囲はバラギ湖同様2km程度なので歩いてみます。松原湖 自然・景勝地
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さっそく可憐なヤマアジサイにお目にかかれます。
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こちらは判然としません。
クジャクアスター、クジャクソウと呼ばれる種でしょうか?
青紫が鮮烈です! -
こんな看板もありました。
スケートのメッカとは知りませんでした! -
さて、この湖には有名な神社がありますが、松原諏方神社といいます。
松原諏方神社は、上社・下社に別れ、上社は猪名湖東南岸に、下社は北東岸の深い樹林の中に鎮座しています。
その面積は一万五千坪で東京ドームとほぼ同じ位という広大なものです。
松原諏方神社は武田信玄の信仰があつく、何度も信玄直筆の祈願文が届いたので、その都度祈願し出陣したそうです。
(HPを参考にしました) -
なお境内には弁財天神社や八幡神社、稲荷神社などの有名な神社の末社が鎮座しているそうで、norisa妻は弁財にお参りしています。
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さらに湖畔にはこの有名な句碑があります。
そう、「名月や池を巡りて夜もすがら」です。
芭蕉43歳の句で、 この夜に芭蕉庵にて月見の会を催して名月を愛でたそうです。
集まったのは其角などの弟子たちで、隅田川に舟を浮かべて名月を十分に楽しんだとのことです。
(ここに出てくる池は芭蕉庵にあった古池で「かわずとびこむーー」と同じ池だそうです)
この「池」も、かの「蛙飛びこむ」古池で、芭蕉庵にあったもので、この松原湖とは関係ありませんが、確かに名月が映えそうな湖です。 -
夏の湖面。
心地よい微風が湖面を渡ってやってきます。
夏がくれば思い出しそうな清涼感ですーーー。 -
こちらは諏方神社の下社です。
江戸時代に焼失し、同じ江戸時代の1774年に再建されたそうです。 -
ところで、この遊歩道の湖と反対側にはこのような高さ数mから10mくらいの岩の絶壁があります。
地震による爪痕なのか判然としませんが、かなりの迫力です。
さて、松原湖を後にして途中のコンビニで軽食を頂いたあとは最後の目的地に向かいます。 -
それは、ここ南きよさとという道の駅です。
この道の駅の上は花の森公園という大きな公園がありケーブルカーで行くことができますが、我々の主目的は産地直売所です。道の駅 南きよさと 道の駅
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思った通り、ピーマン、キュウリ、トマト、モロヘイヤなどが100円の袋で売られていて、神奈川の相場の三分の一、つまり三倍くらいありました!
そして、見慣れない夕顔の果実(つまりかんぴょうの原料)がメチャ安いお値段で売られていましたが、これは買っても加工できないのでギブアップ(笑)
二泊三日で嬬恋、北軽井沢をのんびりと旅してきました。
走った距離は600km程度のショートドライブでしたが、晩夏か初秋の高原を満喫できた小旅行に満足して帰途につきましたーーー。
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