スペイン個人旅行③～サグラダファミリア、グエル公園、そしてバルセロナ最後のごはん～

2019/08/10 - 2019/08/16

スペイン個人旅行３日目。
３日目午前は、

9:00 サグラダ・ファミリア駅へ
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サグラダファミリア前のガウディ公園で写真撮影
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9:15　サグラダファミリア入場（予約済み）
↓　　サグラダファミリア聖堂内見学
10:00　生誕のファザード側の塔にのぼる
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10:30　渦巻階段を下りて、地下の博物館を見学
↓11:00過ぎ　タクシーでグエル公園へ
11:30　グエル公園見学（予約済み）
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地下鉄で戻り、バルセロナ最後となる（涙）ランチ
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バルセロナ空港のストに不安を抱えつつ、バスで空港へ、そしてグラナダへ。　　　　

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

バルセロナ３日目。本日は、10時にサグラダファミリアの生誕のファザード側のタワーを予約し、11：30にグエル公園を予約しています。サグラダファミリアもグエル公園も、予約開始を待って、早く英語のサイトから予約しておきました。どちらも前日にリマインダーのメールが来て、サグラダファミリアの方は10時のタワー予約ですが、9：15分に来てねというメールが来ました。なんだか進んでいますね。

ホテル前のPasseig de Gracia駅から2号線で１本でサグラダファミリアまで行けるはずが、２号線は工事中のため、面倒ながら乗り換えでいかねばなりませんでした。

サグラダファミリア駅に到着。相変わらず何番出口の標示がないので、出たとこ勝負。出た瞬間、でっかい、サグラダファミリアがお出迎え。圧倒される大きさでした。

1882年に着工し、すでに100年以上が経過しています。建築現場なのに観光地。建築中だけど、生誕のファザードと地下聖堂は世界遺産。なんだかすごいですね。サグラダファミリアの入場料は、建設資金に充てているそうです。

少し時間に余裕をもってきたので、全体を撮るべく、生誕のファザード前のガウディ公園に行きました。ガウディ公園自体は、大きくありません。
公園から斜めに見るサグラダファミリアも素敵です。

8/12の明け方、雷雨で、雷がなって、大雨ですごかったです。起きました。サグラダファミリアの塔は、雨だったり天気が悪いと登れずキャンセルになると聞いていたので、すごく心配しました。

しかし、朝になったら、晴れて晴天になってくれてよかったです。

池に映るサグラダファミリア。

ここは、人気撮影スポットでした。

公園で撮影して、9:15には列に並んで、チケットを見せて入場手続。エントランスタイムは9:15-9:30とチケットにも記載されています。この時間内に入る必要があります。ラテンの国、スペインと思い、結構ゆるくやっているのかと思いきや、結構、人気観光地は、予約、そして時間で、きちきちやっています。観光客が多いゆえですかね。

オーディオガイドも借りて、教会内部に入り、オーディオガイドを聴きながら、各自見学。

生誕のファザードの近くによると、その彫刻のすごさ、大きさに圧倒されます。ファザードとは、建築物の正面の意味です。

生誕のファザード、受難のファザード（没後弟子による建設）、栄光のファザード（建設中）の3つのファザードのうち、生誕のファザードは、唯一ガウディが作ったものです。当時工事の進捗は、信徒による寄付次第、しかも、ガウディが工事のレベルの高さにこだわって、なかなかうまく進まなかったようです。ガウディは31歳の時に２代目の建築家に就任し、74歳まで43年間、サグラダファミリア(聖家族)の工事にかかわりました。この生誕のファザードを見れば、いかに、ガウディがこだわりをもって工事にあたっていたかが分かります。

この生誕のファザードは、鐘楼4本、3つの門からなり、門にも精緻な彫刻が施されています。正面全体を使い、イエスの誕生から少年期の逸話まで、ストーリー仕立てで、彫刻で表されています。ちゃんと意味があるんだなあと、調べないと、ただ、大きい、すごいで終わっていたところでした。

日本人の彫刻家外尾悦郎氏が、サグラダファミリアの彫刻に40年以上も長く携わられています。生誕のファザードの修復や彫刻、イエスの門のこの深緑色の扉の彫刻なども。

こんなスペインのシンボルみたいな建築物でも、外国人でも、力があれば任せてくれるんだなあと思いました。外尾氏は、現在は、主任彫刻家にまでなられていますが、最初は一つ一つ請負の仕事から始めて行き、ここまで来たので、凄いですね。

扉の緑の葉っぱの中の虫たちを発見。葉っぱに立体感があり、扉が、葉で覆われているような感じですね。

途中トイレに行きたくなり、トイレあるのかと思ったら、生誕のファザード側、受難のファザード側それぞれに、地下に向かうところに、トイレがありました。

その際に見た受難のファザード側。ガウディ没後、お弟子さんたちによって建設されました。

生誕のファザード側の凝った作りとは全く違う、シンプルですっきりとしたスタイルになっているのが印象的でした。イエスの誕生から少年期を表した生誕のファザードとは異なり、最後の晩餐から死までのイエス・キリストの受難を表しているので、悲しみや苦しみの表現が、デザインの違いにもなって表れているのだと思いました。

聖堂内柱は、森のよう。高さは60メートルあるといいます。

聖堂内で、右側と左側では、ステンドグラスの色合いが異なります。

少し時間が経てば、また、色合い、感じも変わってきます。

片側は、黄色、オレンジ、赤系。

10時近くになり、生誕のファザード側の塔にのぼるエレベーターに並びます。前後とも日本人観光客でした。

エレベーターでのぼって、階段で降りてくることになるので、リュックは、ロッカーに預けるようにと、エレベーター近くにロッカーがあります。コインがいるようです。このこととスリ対策を考えて、相方のリュックを思いとどまらせました。

6名＋係員1名しか乗れません。偶然6名全員日本人観光客でした。

揺れることもなく、すーっと、上がっていきます。

到着しておりたら、なんとなく、→の方に進んでいき、人ひとり通れるかどうかの通路しかないので、人についていくのみです。

エレベーターを降りて、同じ階を歩いて行きます。植物の装飾。

本当に建築中だと、肌で感じます。

生誕のファザード側の４本の鐘楼の上の真ん中にある生命の木(イトスギ)も真裏から見ることができます。

生誕のファザード側からみた街の様子と、下に見えるはガウディ公園。

屋根の上の装飾。こんなところにフルーツが。

巻貝やカタツムリのような、鐘楼の螺旋状の階段も美しい。塔は、上って降りて30分くらいでした。

塔の階段は、1人が歩ける程度。手すりもあり、ミニランプもありました。

塔から降りて、地下博物館を見に行きます。

屋根の植物の装飾は、ラベンダーをモチーフにしたものもあるという。

ここで設計を考えるのでしょうか。

だいたい2時間かかりました。じっくりみたい方は3時間かと。

まだまだ建築中。さらに高い、170mのイエスの塔、聖母マリアに捧げる塔、栄光のファザードなどが建築される予定。
2026年の完成、楽しみにしています。今でさえ、大きくて驚くのに、完成した時は、さらに驚きですね。

生誕のファザード側、右斜め前にタクシー乗り場があり。そこから、タクシーでグエル公園へ。11:06乗車、グエル公園には11:18到着。もらったレシートに時刻まで書いてありました。9.7ユーロ。

サグラダファミリアからタクシーで、グエル公園まで来ました。
タクシーで結構、高いところに上がってきました。

近くのお店で水を買いましたが、カードダメ、現金のみといわれました。

グエルの文字かわいいです。

このタイル文字もかわいい。

グエル公園の正面。正面は出口で、入り口ではないです。入り口は、何箇所かありますが、正面に着いたときは、そのまま右の方に進むと、入り口があります。

右に進んだ方の入り口。入り口で、水、１ユーロで安く売っていてショック。

チケットを見せて入場。11：30の予約に間に合いました。

入り口を入り、正面方向に戻るように進みます。お菓子のような家。サグラダファミリアの荘厳さとのギャップがすごいです。

グエルさんが、ガウディに、富裕層のための新興住宅地計画を依頼し、1900年に着工。分譲条件が厳しかったり、街から当時は遠すぎたり、費用面もあって1914年に中止。60個を分譲予定でしたが、グエルさんの家と、ガウディの家だけに終わってしまいました。その後、バルセロナ市が買い取り、公園になりました。

トカゲか？恐竜か？

大人気写真スポットのトカゲ。トカゲだけを撮るのが難しい。

単なるトカゲのオブジェではなく、裏山に降る雨水を貯めた一部が、散水用にドラゴンの口から流れるようにしたもの。

ここは住民が使う市場になる予定だったところ。現在工事中。

天井に綺麗な装飾。

波打つベンチ。

波打っていますが、不思議と座ると違和感なく。

波打つベンチのある広場は、現在工事中。

波打つベンチから見下ろす街並み。遠くに地中海が見えるはずですが、この時間は曇り。

波打つベンチの背もたれも波打ち、この出っ張りが腰にフィットしていい感じでした。

一番のお気に入り、斜めの散歩道。
なんでこんな形にしたんだろうと思っていましたが、これは、もとの台地の自然を生かしたためということでした。なるほど。

にしても、そうそうない形なので、面白い。

散歩道の外側の様子。斜めの柱が支えています。斜めの柱も面白い。

この辺りが、自分的には、カンボジアの遺跡っぽく感じてしまい、それがスペインにあるのが不思議という感覚におそわれました。

スクリューのような斜めの柱。
実際、新興住宅地にはなりませんでしたが、もしなっていれば、家以外の共有スペースがすごい広いですね。

この公園も、ガウディの芸術が感じられる場所でした。

グエル公園は有料ゾーンのみであれば1時間で足りると思います。Lesseps駅まで、グーグルマップを頼りに歩いて行きました。帰りは下りでいいですが、行き、Lesseps駅から歩いてグエルこうに歩いてくるのは、しんどいように思います。

道すがら、バルセロナの標識が気になります。どんな意味なんでしょう。手を繋いで渡って？かな。

この三角の標識は、ちょっと意味不明ですね。信号もないような住宅街の道路でした。

この標識は、他でも見ました。横断歩道渡ってねかもしれないですが、なんか、ピアノの鍵盤踏んでいるように見えます。

地下鉄乗って、3駅のPasseig de Gracia駅まで来て、ホテル近くのVinitus Madrid-Barcelonaにランチに来ました。13時からかと思ったら、13時前にオープンしていました。指差しもしやすい、カウンターに。冷蔵のショーケースに海鮮類が入り、鮨屋のよう。

おしゃれな店内。

何はなくてもセルベッサ。無事、予約していたカサバトリョ、グエル公園、サグラダファミリアに行くことができ、モンセラットまで行けました。安堵で、セルベッサで乾杯。

ショーケースに海老がたくさん。

待ちきれない相方が、ショーケースの上のアンチョビのピンチョスを注文。

サラダとエビ？のピンチョスも頂きます。下のパンも美味しい。

英語メニューで、写真はなく、読むと時間かかるので、食べたい料理の写真をiPadで示して注文。
マッシュルームとアスパラのソテー。シンプルに美味しい。

バルセロナでは、タコも食べるとのことで、是非食べたいと思っていました。目の前で調理が完成します。

タコの足1本切って載せてくれた感じ。タコは、柔らかめ。タコの下にはマッシュポテトのようなものが敷かれていました。これはこれで、おいしい。

串刺しのエビとイカが、パンに乗ってきました。これも、見た目通りおいしい。

パンと牛肉とシシトウ素揚げピンチョス風。
このシシトウの素揚げが美味しく、これだけ一皿食べたかったな。

写真撮り忘れましたが、相方がパエリヤも一人分頼んでしまい、お腹いっぱい。パエリヤは、昨晩のエルカングレホロコの海鮮パエリヤを食べてしまうと、全然に感じてしまう。

ただ、全体的にシンプルな味付けで美味しかったです。2人で58.40ユーロ。
まだ、バルセロナの食事を堪能してないですが、バルセロナでの食事は、これでおしまい 涙。

このあとホテルで荷物を取って、バスでバルセロナ空港に向かいます。空港職員の一部ストで、無事グラナダ行けるか心配ですが。旅は続く。