オーストリアの街歩きとハイキング８【インスブルックで街歩き後、ノイシュティフトのホテルでだらだら】

2019/07/20 - 2019/07/31

　ハイキング目的でノイシュティフトに３泊ホテルをとったものの、雨天・曇天で山を拝めないまま。
　こんな日は、街に出て観光しようということで、バスに乗りインスブルックに出てきました。
　ノルトケッテの山々を背にした美しい街並みを堪能したいという思いがあったわけですが、本来山があるところには厚い雲が立ち込めており、なんとも消化不良の観光になってしまいました。

エリア インスブルック(オーストリア)

帰国前日のこの日、「ハイキングするとすれば今日しかない。」と起きた後、部屋のベランダに出たのですが、相変わらずの曇天。
ハイキングはあきらめ、インスブルックに観光に行ってみることにしました。

　ノイシュティフトからはるばるインスブルックまで出てきました。
　でも、交通費は、ステューバイカードで無料です。
　午前１０時ころ、この駅前から徒歩で観光開始。

　駅前の道をまっすぐ歩いて行くと、凱旋門が見えてきました。
　青空のもとならさぞかしきれいでしょうが

　ここから旧市街方向に向けて歩いて行きます。

　旧市街に入る手前には、アンナ記念柱。
　この辺りは、絶好の撮影スポットと呼ばれていますが・・・・

塔の上をアップで

旧市街の方に向かって歩いて行くと、顔を真っ白に塗りたくって仮装したおじさんが、観光客と写真をとってチップを稼いでいました。

旧市街の街並み。
マクドナルドですらこんな素敵な姿に

市の塔。
この塔に上り、地上３１メートルの展望台に行くと、山々に囲まれたこの町の素晴らしいパノラマが楽しめる・・・と歩き方には書いてありましたが、こんな日だとそれは望めないでしょう。
迷わず登るのをあきらめました。

インスブルックのシンボルといわれる黄金の小屋根。
皇帝が広場での行事を見物するために作らせたとのこと。
贅沢だなあ。

旧市街の街並み

ここでも、こんな感じの素敵な看板。
これはウインナー屋さんのものだった記憶

レース編みみたいな建物も

イン川の対岸の景色も眺めてみましたが、背後に青色の空があり、太陽に輝く山があり、建物や川に日が当たっていたらさぞかし美しいのでしょう。
この日は、どぶ川のほとりに建つうらぶれた建物群というイメージでしたが。

王宮です。
中に入りました。
豪華な装飾の部屋があり素敵でしたが、写真はＮＧ

大聖堂にも行ってみました。

天井画がとても美しく、しばらく見とれてしまいました。
ちなみに、ここでは写真撮影をしたいときは１ユーロ支払う必要があります。
自動販売機でチケットを購入するわけですが、購入せず撮影している方も多々いました。
教会でそれは畏れ多いので、私はちゃんと支払いました・・・

光が入ってくると神々しいです。
曇りなので、光が入りすぎずいい感じでした。

救いの聖母というらしい

内部は、細かなところまで細工がきれいでした。

一通り見て回ると午後零時ころ。
昼ごはんでも食べようと、店内にビールの醸造タンクがおかれているこの店に入りました。

ランチはシュニッツェル。
これを注文しました。
ビールと合わせて１２．５ユーロ。
お得でした。
なんかこれ以上観光する気にもなれず、再びノイシュティフトに戻ることとしました。

ホテルに戻った時にはまだ天気は悪かったのですが、サウナに入ってのんびりした後、ベランダにでるとこんな感じの青空が見えていました。
この時点では午後６時になっていたので、ハイキングどころか、展望台にすらいけなかったので、ベランダでワインを飲みつつ、日本から持って行った文庫本を読んで時間を過ごしました。

エルファー山の上から鳥さんが次々舞い降りてくるのをぼんやり眺めたり、山にかかった雲が動いていく様子をぼんやり眺めたりもしていました。

そして夕ご飯を食べた後、再度ベランダに見てみると、山から雲がすっかり消えていました。
翌日は、午後３時過ぎにインスブルック空港を出る飛行機に乗り、ウイーンで乗り換えて帰国。
もはやハイキングは無理ですが、せめてトップオブチロルの展望台から山を眺めることができると願いながら寝ることにしました。