2019年8月 ジョードプル①

2019/08/09 - 2019/08/10

2019年の夏休み、元々はずっと憧れていたイランに行く予定で航空券を予約していたのですが、夏休みが近づくにつれて徐々にきな臭くなってきて、周りの人を心配させちゃってたので、キャンセル…。
どこ行こう！と色々検討したところ、一緒に行く友人がインドに憧れていたのと、私もジョードプル&ジャイサルメールはずっと気になっていた場所だったので、西インドに決定しました。

まずは成田からムンバイに飛んで一泊。
翌朝、ムンバイからジョードプルへ飛びました。

ジョードプル、街は汚かったけど、人が素朴で旅先としてとても良かった。

エリア ジョドプール(インド)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

インドは、2010年に行って以来、9年振り。その頃に比べて一番変わったのは、やっぱりネット環境・スマホ環境。9年前は大変だった…(それも含めて旅の面白さではあったけれど。)それからe-Visaの制度もできましたね。大使館に行く手間が省けて、しかも早かった！入力項目がクソ多くて、途中で挫折しかけましたが、無事取得。

今回は、日本で、インドでも使えるSIMを買って行きました。(タイのAISという会社のSIMをAmazonで買いました。8日間(192時間)4GB使えるというもの。アクティベートしなくても、入れ替えるだけで使えて、問題なかったです。)普段海外に行く時は、現地の到着空港で現地のSIMを買うようにしているのだけれど、事前に調べた情報によると、インドでSIMを買うのはめんどくさい&買ってもすぐに使えない、という情報がゴロゴロ出てきたので、日本で買って行きました。

インドに着いてすぐにネットが使えるので、Uberで車を呼べる！(昔はこんなの無かったよ…便利な世の中だな…)
到着したムンバイの空港で、Uberの前に、プリペイドタクシーのカウンターで値段を聞いてみると、ものすごい値段(1,000ルピー)を言われて、しかも時間も45分くらい待ちだったので、やっぱりUberだなと…

チャトラパティ シヴァージー国際空港 (BOM) 空港

税関を過ぎて、左に行くとUberのカウンターがあり、Uberのピックアップポイントへ誘導してくれます。
ただ、ムンバイの空港ではUberもなかなか来ないくらい混んでいました。私は1台目の車は拒否され、2台目でようやく乗れました。ここまででかなり時間かかりました。

この日の宿泊先は、夜に着いて寝るだけだったので、空港近くのゲストハウスのドミトリーを予約していました。(Locomo Hostel Mumbai Airport)看板も出してなくてかなり分かりにくいゲストハウスでしたが、なんとか到着。古い建物でしたが中はオシャレにしてあった。スタッフも親切。女性専用4人部屋に、先客が1人。この日はほんとに寝るだけ…

翌朝は友人が早朝にバンコクからの便で到着したので、朝7時にチェックアウトして空港へ。

ちょっと早目に出てきて良かった！Air Indiaの国内線(Air Indiaは国内線も国際線ターミナルから出発)のカウンター混みまくり…！列が一列しかない上に、カウンターが5台くらいしか稼働していません。なんで…
ここを乗り切った後、保安検査場も混みまくりで…というか、全インド的に空港の保安検査場がイケてない。
友人とは中で合流！サブウェイで朝ごはん食べた。ムンバイの空港は、すごくきれいだし食も充実してて良かったです。

チャトラパティ シヴァージー国際空港 (BOM) 空港

Air Indiaでジョードプルに向けて出発。
空港のすぐ横には大きなブルーシート張り住宅街が広がっていた。

チャトラパティ シヴァージー国際空港 (BOM) 空港

1時間ちょっとのフライトだけど機内食が出る、食いしん坊なインド。私は食べなかったけど、基本的にカレー味の何か。左のプリンみたいなのは、少しつまんだ。マンゴープリン味のトロトロした何かでした。

チャトラパティ シヴァージー国際空港 (BOM) 空港

小さなジョードプル空港に到着。なんかエキゾチックでかわいらしい建物です。
この写真を撮った直後、写真を撮るなと怒られた。(横が軍隊の施設だから。)

ジョドプル空港 (JDH) 空港

空港からは、ホテルにお迎えをお願いしてました。空港ビルを出て、サインボードを持ったおじさんが立っている光景は、本当に安堵する。笑
空港から街は遠くないんだけど、空港からのリキシャ料金は決められていて、350～360ルピーとちょっと高め。

ジョドプル空港 (JDH) 空港

ジョードプルで泊まるのは、The Arch Boutique Home Stay
古い邸宅をリノベした建物で、とってもエキゾチックな内装でした。ルーフトップからはお城が真正面に…！ここのルーフトップ、がっつり食事はできないけど、飲み物と軽食のメニューはあります。
そしてオーナーが若い男の人だったんだけど、すごく親切で良かったです。街のこといろいろ教えてくれて。例えば、この店はすごく有名だけど汚いから行っちゃダメ、病気になるよ、とか。外から帰ってくるたびに気さくに話しかけてくれて、好きになりそう…笑

Arch Boutique のすぐ横に、きれいな階段井戸がありました。地元のお兄さんたちが泳いで遊んでた。かなり高いところからも飛び込んでたから、けっこう深いのかな？お兄さん達がいないときには、謎の古代魚みたいなお魚がたっくさん泳いでた。

ブルーシティと言われるジョードプルの街並みは、そんなにがっつり青いというわけではないけれど、ところどころほんのり青い。でもかなり素敵です。

ただ、犬、牛、ヤギといった動物が多く、どこでもウンチをすることと、生活排水がほぼ垂れ流しで道がものすごく汚いうえに、道が狭く、バイクやリキシャがクラクションを鳴らしまくって突っ込んでくるので、本当に歩きにくかったです。私は若干の潔癖症の気があるので、これはかなり辛かった。

ほんのり青い、ジョードプルの街並み

クロックタワーのある広場の北側に、カゴ製品を作って売る店が並んでいた。

街を歩いていたら象さんがいた！びっくり！

青い街並みのエリアには、ゲストハウスもちらほらありましたが、旅行者の街というよりも、実際に住んでいる人の街というかんじでした。
ジョードプルでは実際、あまり外国人観光客を見かけなかった。

このゲートの内側が、ジョードプルのランドマークになっている、クロックタワーのある広場です。街のつくりも、好き！

サダル バザール 市場

クロックタワーの周りは市場になっていて、日用品やインドっぽいアクセサリーが売られている

旧市街の時計台 建造物

カラフルなバングルは特に目を惹く

サダル バザール 市場

地元の女性たちの服装がすごく映えた。

サダル バザール 市場

クロックタワーとお城～☆

旧市街の時計台 建造物

市場では野菜や果物も売られていて、おもしろかった。これはたぶんアボカドじゃないかな？見た目もテクスチャーも、私が知っているアボカドとはかなり違うけど…

サダル バザール 市場

生姜とニンニク！おいしそうだったなぁ

サダル バザール 市場

それから小さくてまん丸のナスがかわいかった。これどうやって食べるのかな。

サダル バザール 市場

市場の外。
さらに砂埃っぽい…

お砂糖かな？

このおじさんが揚げているもの、よく売れてた！周りの人たちにも、これいいよ～、と言われた。が、食べなかった。笑
なんだったんやろ？

我々は、ホテルのお兄さんにすすめられた、こちらのサモサ屋にやって来たのだ。
す、すごい人だかり…

場所はクロックタワーのある広場の南側の門を出て右斜め前方に見える建物。
とにかく人だかりがあるからわかると思う。

人だかりに負けず、買ったサモサ。
揚げたて！アツアツだよ！
ほくほくで、すごくおいしかったです(≧∀≦)でも私たちには、かなり辛く感じた。地元の人たちは、これを青唐辛子をポリポリしながら食べてた…マジか…。
周りの人たちが、心配そうに我々を見守っていた。笑。でもほんとにおいしかったから、心通じ合えた気分。なんかこの街いいなぁ。

それからもう一軒すすめてもらったラッシー屋へ。ここもすごい人だかりだった。

ここは、クロックタワーのある広場の南側の門の中。

店内こんなかんじ。混んでるから相席になります。

出てきたラッシーがこちら。
…なんか想像してたのと違う。笑
てか日本のインド料理屋で飲むのと全然違う！本場のラッシーってこんななんだ…行ってみないと分からないもんですね。

ここでもまた地元の人たちの心配そうな視線が…笑。すごく面倒見のいい人たちです。笑

テクスチャーは、かなりドロっとしていて、溶けたアイスみたいなかんじ？それになんだろう、白いクリームチーズみたいのが乗っかってた。
スプーンですくって飲んでみると、喉が焼けるほど甘い！！笑
さっきのサモサの辛さ全部消えた。
この濃さと甘さには、途中でギブ。少しの量ならおいしくいただけるんだけど、ちょっと厳しかった。

ジョードプルの街は、住んでいる人がとってもフレンドリーで、子供たちが本当に無邪気。歩いていると、「ハロー！写真撮って！」って言われる。で、写真撮って、ほんとにそれだけ。笑

この街ではインドによくいる、「ミルダケタダおじさん」に出会わなかった。

このおじさん達も、「写真撮って！」だけでした。
撮らせてどうするの！？って笑っちゃう…

寺子屋みたいなところかな？

このおばあさんも、素敵だった。快く写真を撮らせてくれてありがとう。青い街に赤い服が映えるなぁ。

なんかヤギ飼ってる家が多かったです。

ヤギ飼ってる家の子供。
かわいいね～

街の雰囲気はとても好きだったけど、なんせ犬が多い…

青い街並みの中に、ゲストハウスが何軒か。

この角を曲がると何があるんだろう、という期待を抱かせる街並みですが、あまり奥に入りすぎると普通の民家で生活排水垂れ流しの側溝と、たくさんの蝿がいた…ということが多かった。そんな残念な街ジョードプル。雰囲気いいんだけど惜しい。

また犬が。

かわいいドア！あぁ、また犬が。

素敵なドアや窓が多かった。でも足元を見ていないと、本当に汚いので、注意が必要。
そんな汚い汚い言うなら、インド行くなよって思いますよね。笑
分かってる。笑

ウォールペイントも多くて、そっちの方面でも楽しめます。

古い建物をそのまま使っている物件が多くて、こういう雰囲気が好きな人は楽しめる街だと思います。

ヘタウマな絵

ここもすごい。一体なんの用途の建物なの？

この彫刻が石でできてるって、信じられない…

なんか写真がアレなんですが・・・
宿泊していたArch Boutiqueのすぐ向かいのHaveliってゆうホテルのルーフトップで食べたカッテージチーズのカレーです。これほんとに最高においしかったし、サーブしてくれたおじさんも、とっても親切で、このレストラン本当におすすめしたいです。私たち以外にお客いなかったけど…。

夜はお城がライトアップしてた。良すぎて同じような写真ばっかり何枚も撮った…。翌日、上ります。

ルーフトップでお城を眺めながら、食事したりお酒飲んだりできるってゆうお店がけっこうあって素敵だけど、その他の物価と比べてお酒がすごく高いと感じた。お酒飲むのってそんなに一般的じゃないんだろうな。お酒も飲まない、タバコも吸わない、菜食中心って、何このヘルシー志向…wって思った。

つづく。