越後の龍に会いに行く。

2018/10/13 - 2018/10/13

81ヵ所を制覇し、残り19ヵ所となった日本100名城。
貯まったマイルの期限が迫り、候補として挙がった、大分、新潟、福島の中で、時間と空席状況から行先は新潟に決定。実に11年ぶりの新潟。

エリア 上越・直江津(新潟)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

リムジンバスで大阪（伊丹）空港に。
ここから旅が始まる。

大阪（伊丹）7：15発　Ibex(FW)71便　新潟行に搭乗。
機材準備遅れで出発は15分遅れ。

名古屋～松本～長野～十日町～長岡と至ります。

新潟15分遅れの8：30着。
まさか新潟で阪急バス（のお古）に出会うとは。

新潟空港8：50発のリムジンバスに乗り、新潟駅南口9：15着。

9：20発とき314号 J73編成に乗り換え。

長岡9：42着。

長岡9：48発 信越線1330M　直江津行に乗り換え。

途中、青海川は海の見える駅として有名。

直江津11：16着。

直江津11：34発 えちごトキめき鉄道2354M妙高高原行に乗り換え。

直江津から一駅、春日山11：38着。

目指すは、春日山城。
道路標識にも、「毘」の文字。

春日山城は中央の山の中腹から山頂。

麓には、監物堀が復元されています。

毘沙門の「毘」の文字。

駅から2.6km、40分ほどで、中腹の城郭入り口に到着。
そこに建っているのは、上杉謙信。
ここ春日山城は上杉謙信の居城。100名城82ヵ所目。

ここ春日山城は、石垣の城ではありませんが、各曲輪（縄張り）が非常によく残っています。

中腹から10分ほど、駅から50分ほどで山頂の本丸跡に到着。標高は189m。

本丸跡からの景色。
直江津方面を臨む。

上杉謙信は毘沙門天を信仰していましたが、そのお堂跡が残ります。

当時祀っていた毘沙門像は一部を残して焼失しましたが、分身となる像が現在安置されています。

お花畑跡。お堂などに備える花や薬草を育てた場所。

上杉謙信の重臣と言えば、直江家。
春日山の特徴は、重臣の屋敷が、城下町ではなく城内しかも本丸近くにあるということ。いかに謙信が重臣を信頼していたかを表す証拠でしょうか。

各曲輪（縄張り）は、尾根に沿って、階段状に配されています。

下山してきました。
こちらにも別の上杉謙信像。

上越市のマンホール。
高田公園の桜・蓮・白鳥・黒鳥だそう。

春日山駅に戻ってきました。

春日山13：39発 2358M妙高高原行に乗車。

上越妙高13：50着。

お土産を買って北陸新幹線に乗り換え。

上越妙高14：17発　はくたか563号 W2編成に乗車。

新高岡15：06着。

富山がある越中を治めた、前田利長は鯰尾と呼ばれる兜を付けたことで知られますが、新高岡には超巨大鯰尾兜がありました。

新高岡駅は城端線と接続しています。とはいっても改札は別。
新高岡15：14発 城端線344Dに乗り換え、高岡15：17着。

駅から徒歩10分ほどでやってきたのは、高岡城。
日本100名城83ヵ所目。

ここ高岡城は、高山右近が縄張りを担当した城と伝わります。

城内には、城主であった前田利長の銅像も。
鯰尾兜をかぶっています。

城内は、現在でも堀がめぐらされて、当時の縄張りがはっきりとわかります。

遺構は殆ど残りませんが、わずかに石垣が残っています。

駅に戻る途中やってきたのは、高岡大仏。奈良・鎌倉と並ぶ日本三大大仏に一つだそう。

奈良・鎌倉とは歴史が違いますが、高岡は銅器が有名で、その職人が関わっています。

国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている山町筋。この菅野家住宅は重要文化財です。

装飾が美しい建物です。

駅へ戻る途中、ドラえもんトラムに遭遇。
ドアがどこでもドアになっています。高岡は藤子・F・不二雄先生の故郷です。

高岡駅に戻ってきました。
高岡16：45発 城端線349Dに乗車。新高岡16：48着。

再び北陸新幹線に乗ります。

新高岡17：07発 はくたか567号 F10編成に乗車。

金沢17：20着。
金沢17：31発 サンダーバード40号 4040Mで、帰路につきました。