５度目の北欧。おばさん一人と友達旅【５】（６日目～帰国）

2019/05/30 - 2019/06/05

５度目のフィンランドは、初めて友達と一緒に。
ヘルシンキに５泊し、ポルヴォーにも日帰り観光に行きました。

この旅行記は最終日６日目から帰国までの記録です。

（自分の旅の備忘録でもあるので、内容が変なところで細かかったり要らないような感想が入っていますがご容赦ください）

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

最終日の朝は、起きた頃は晴れていたのにみるみるうちに雲が広がって雨が降ってきました。
でも朝ごはんが、パンの残りが少ししかなかったので中央駅の売店へ走って、ヨーグルト&シリアルセットを買いに行きました。
１０時頃には雨も上がり、５泊を過ごした部屋を出ました。
チェックアウトのとき、友人は開けていない余ったビールなどをフロントにいた人にあげていました。

スーツケースを中央駅のコインロッカーに預け、友人とは別行動で私は最後のヘルシンキ観光へ。
まずは中央駅近くに新しくできたOodi中央図書館に行ってみました。

入り口。
撮影するおばさんが映ってる(^^;

エスカレーターで２階へ上がる途中、ガラス張りの個室がありました。個室でもちょっと落ち着かないかもしれないけど、開放的でもありますね。

２階の図書スペース。

うねった高い天井。
一般的な図書館と違って書棚が低いのでさらに広々とした空間となっています。

窓側には広くて傾斜のゆるい階段。
ここにも椅子や机が置いてあってみなさん思い思いに読書やＰＣ作業をしています。
でもまだオープン間もないこともあってか、見学や観光客のほうが多い印象でした。

階段上の窓の一番角。

その角から２階のスペースを見下ろして。

２階のベランダ。
デッキチェアが置いてあって、お天気が良ければ日光浴をきめこむ人も多そうです。

先ほどの２階の角から窓に沿って逆側の方向へ。

逆側の突き当りのフローリングの一角は靴を脱いで上がるスペースになっています。

「靴下で」マーク。

下を見下ろすと、広々としたキッズスペース。
絵本を読んだり走り回ったり、子供も親御さんたちもゆったり過ごしていました。

配管むき出しで無機質な感じでまとめられたフロア。
階段状になっているスペースでは若い人達が寝転んで読書してます。自由だわ～。

Oodi図書館を出て、徒歩５分とかからないフィンランド国立博物館へ。

フィンランド国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

熊の石像。
ちょうどこの時間は何かイベントをやっていたようで、一般客は入れませんでした。
先日、友人が見学に来て展示に感動したと聞いていたので特に残念…。

フィンランド国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

気を取り直してトラムに乗り、ウスペンスキー寺院へ行きました。

ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会

内側から見上げるこのドーム天井を撮りたくて来たのですが今一つ……(´･ω･`)
４年前のほうがうまく撮れた気がします。その時の写真データは以前のＰＣが壊れたときに壊れてしまい…(´･ω･`)

ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会

ウスペンスキー寺院の丘から望むヘルシンキ大聖堂。

ウスペンスキー寺院からマーケット広場へ。
２回目のヘルシンキ旅行のとき、この広場に店を出している女性アーティストの作品に一目ぼれし、翌年の３回目の旅行の時も作品を購入したのですが、昨年４回目のときはお店を見つけられませんでした。もうここに出店するのをやめてしまったのかと残念に思っていたのですが、今年は会うことができました！あちらも私のことを覚えていてくれて英語で話もしてくれたのですが、私はほとんど聞き取ることができなくて…。でもハグして笑顔で別れました。もちろん今回も新作を買いました♪

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

エスプラナーディ公園を歩いて繁華街へ。

エスプラナーディ公園 広場・公園

中央駅近くに戻ってきました。

フォーラムの地下のサラダ・サンドイッチのチェーン店picnicで今回の旅行最後のランチ。

中央駅に戻り、コインロッカーからスーツケースを取ってから、中央郵便局で友人と再会。
友人はフィスカルスのイッタラで買い込んだ食器などを日本へ郵送しました。デパートで働いた経験もある友人が郵便局に用意されている資材で手際よく荷造りする姿に感動！英語も堪能なので受付でもそつなく手続きをしていてうらやましかったなぁ…。

１３時２０分頃、ヘルシンキ中央駅から地下鉄に乗り、４５分頃、ヴァンター空港駅に到着。

今まではプライオリティー窓口で係の人にスーツケースを預けていたのですが、今回初めて自動チェックイン機に挑戦しました。
チェックイン機は日本語表記モードもあるので、それに従って操作。
オンラインチェックインはすでに済ませてあったので、ここで操作するのは預けるスーツケース用の手荷物タグを印刷するためです。
フィンエア－のバウチャーなどがなくても、パスポートをかざすと予約した便がちゃんと表示されるのにちょっとびっくりしました。正常にチェックインされると預け入れ荷物につけるタグが印刷されて出てくるので、それをスーツケースに取り付けます。
それを持って手荷物自動預け機へ行き、タグのバーコードをスキャナに読み込ませたらベルトコンベアに置いて荷物を送り出しました。
自動チェックイン機はたくさんあるのでほとんど並ぶ必要はなく、手荷物預け機も比較的早く済みました。

その後、そのままセキュリティチェックの列に並びました。結構長蛇でしたが、荷物検査を終えるまでにかかったのは２０～３０分くらいだったと思います。７、８月あたりはもっと時間がかかるのでしょうね。

出国審査も自動ゲートを使用してすんなりクリアー。
私も友人も免税店には興味がなかったので、そのまますたすたと搭乗口最寄りのカフェまで行って、出発時間までゆっくりすることにしました。
このエリアは最近新しくできたようです。

入ったカフェのすぐとなりはムーミンカフェ。
日本の便が出発する搭乗口近くに作ったのは、日本人がムーミン好きなのを狙っての計算なんでしょうね～。

私たちが入ったカフェはロフト席もあって、この時は、私たち以外のお客さんは男性が一人上がってきただけでした。
広々していて充電コンセントもあって、搭乗開始まで１時間くらいをゆっくり過ごすことができました。

毎回恒例、「帰国前のスマホと眼鏡、ちゃんとあります!」記念撮影（笑）
（初めてのヘルシンキのとき、ソコスデパートのトイレにスマホを置き忘れ、前回はタンペレで眼鏡を無くしかけた私。実はトゥルクでもサングラスを落とし、イケメンさんに拾ってもらったり…(^^;）

今回の帰国時の搭乗口。

新しいこのエリア。
装飾の少ないシンプルな内装ですが、見上げると北欧らしいスタイリッシュな照明が。

帰りの席は真ん中の列の通路側にしていましたが、隣りの席は空いていたのでラッキーでした♪肘がぶつかることを気にしなくていいし、食事中などちょっと手荷物を脇に置いておけたりするし、リラックス度が違いますよね～。
夕食は牛肉の煮込み。ジャガイモがおいしかったです。

帰りはうとうとしているうちに朝食の時間になっていました。
ほぼ定刻に成田に到着。
スーツケースをピックアップし、成田で友人と別れてリムジンバスに乗り込み、かわいいインコ達が待っていてくれる自宅に一目散に帰りました。

ここからはお土産について。
まずはお菓子。
ムーミン柄のソフトキャンディーとGeishaチョコは、フィンエアーの予約販売で購入しました。値段は街で買うのとほとんど変わらないと思いますが、復路の機内で受け取ることができて便利なのでいつも利用しています。搭乗時に手荷物としてカウントされないのも予約販売のメリットです。ばらまき土産用と自分用にたくさん買い込みました。
左下のFazerのソフトキャラメルもばらまき土産として、Ｋスーパーで買いました。

これはスーパーで買えるライ麦パン。
上は丸くて薄っぺらいパン。朝食用に買って食べたらおいしかったので２袋買いました。
下は真っ黒で少し甘みのあるパン。これが大好きで、買って帰るのは３回目です。
どちらも１袋は冷凍してひと月以上かけてゆっくりいただきました。

スーパーで買ったペーパーナプキン。
マリメッコやフィンレイソンなど、フィンランドブランドのものを中心に本当にたくさんの柄があるので、選ぶのが大変だけど、普段使いにたくさん欲しいのでそれもうれしい悲鳴です。

よーく見るとフィンランドmadeの中にドイツ製もあったり。
日本語表記のあるものも。

これはボルヴォーのお土産屋さんで買ったイラストと、木製の猫型のお鍋ふきこぼれ防止フック(?)。
どちらも、留守番インコの世話をお願いしていた友達へのお土産です。
犬も猫も鳥も爬虫類も昆虫も植物も好きな生き物オールマイティーな彼女に。

こちらもポルヴォーで買った、ザ・お土産(笑)！
赤い倉庫街がモチーフの鍋敷きと缶バッジ型マグネットとキーフォルダー。
右の冊子は日本語・中国語のフリーガイドマップ。

左は陶器の破片を洗濯物に、黒い石を鳥に見立てた作品。
右は水色の石でトナカイを表現しています。
これは自分用。

ヘルシンキのお土産屋さんで買ったイラスト。
左はオールドマーケットとカモメ。
真ん中はヘルシンキの地図に観光地のイラスト。
右はかわいらしいトナカイの絵。
これも自宅の壁に飾りました。

４日目に行ったデザイン博物館のミュージアムショップで仕入れたカレンダー2020年版。
北欧らしいポップなイラストが気に入って４年目になります。

ヘルシンキのセコハンショップで買ったOiva Toikka（オイバ・トイッカ）のFaunaのボウル。写真が下手すぎでよく分かりませんね(^^;
ＢＳプレミアムの「２度目のフィンランド」で仲川希良さんがヒエタラハティの蚤の市で手に取っていたものと多分同じもの。

同じくセコハンショップで買った、1930～1949年頃のアラビアの小鉢。
何もいわなければ日本の陶器だと思っちゃいそうな模様です。

ヒエタラハティの蚤の市で見つけた、オイバのトリ。
白い体に透明な頭部。体はまだらな模様になっています。冬の雷鳥の羽毛に似てると思いました。

友人と二人旅のフィンランドも、とても楽しい時間を過ごすことができました。
また来年も行くことができたらいいな～。