令和の夏旅　築地と言えばお寿司

2019/08/01 - 2019/08/15

出張のお仕事を終えた夫と東銀座の宿で合流して夕飯へ。すぐ近くの築地場外市場には「すしざんまい本店」があるので行ってみました。回らないお寿司屋さんは久しぶりです。

エリア 築地(東京)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

お店はほとんど閉まっていますが、築地ＫＹビルで暇つぶししましょう。

ヴィアイン東銀座 宿・ホテル

築地KYビル2F「築地インフォメーションセンター」併設の「築地よりみち館」
江戸から明治にかけての築地の錦絵の複製画などが展示されていて、無料で見学出来ます。年中無休で8時から22時まで営業しています。(無人ですが)

現在の築地本願寺は、京都の西本願寺が準門跡寺院であることから、江戸時代より「築地の御門跡さま」と言われたそうです。

かつての外国人専用ホテル、築地ホテル館のあった場所は現在の築地市場、立体駐車場付近だそうです。

築地ホテル館
　建物は3階建ての本館(一部4階、塔屋付)と平屋からなり、客室は102部屋の大規模なホテルでした。

築地ホテル館
ベランダ付きなまこ壁をもつ和洋折衷様式のその雄姿は、新しい明治という時代を迎えた東京の新名所として評判となり、絵師達は競って浮世絵に描きだしていました。

築地ホテル館
　設計はアメリカ人建築家のプリジェンス、施工は清水組(現清水建設)の二代目清水喜助が担当しました。清水喜助は外国人ホテルを建てるという情報を知ると、外国奉行に自ら工事請負を願い出て、工事の下命を受けたそうです。

龍馬のころの築地地図と江戸末期の鳥瞰図

浜庭園のあった場所は現在の浜離宮恩賜庭園です。

浜庭園
塩入の池と二つの鴨場をもつ
江戸時代の代表的な大名庭園。
現在の浜離宮恩賜庭園。

海軍省のあった場所は現在の築地市場です。

築地海軍省
築地に幕府軍艦操練所がおかれて
明治維新後、海軍省の管轄となり、
海軍本省や海軍操練所(海軍兵学寮)が
設置されました。

海軍本省は松平定信の下屋敷「浴恩園」があったところで、築地市場の水神社遥拝所前に、海軍発祥の地として石碑「旗山の石碑」が建っています。

外国人居留地(鉄砲州)のあった場所は現在の明石町、聖路加国際病院の付近です。

東京築地鉄砲州

仕事の終わった夫と合流しました。こちら24時間営業の「すしざんまい本店」です。店の前には決めポーズをした社長そっくり人形と店内へ案内してくれる従業員さんが待機しています。

すしざんまい 本店 グルメ・レストラン

食事を始めてしばらくたった時、入り口付近にいる店員さんが「そろそろ行きますよ」と一呼吸おいて「お寿司といえば？」と店内に声をかけるとカウンターの中にいる職人さん全員で「すしざんまい」と決めポーズをしていました。このアクションは時報がわりに定期的にあるのでしょうか？ 来店中一回しか見れていませんがとても活気にあふれた楽しいお店です。
写真は緑茶ハイとお通し

グランドメニューの技あり五貫にぎり(づけ鮪・平目昆布締め・サーモンアボカドオニオン・玉子・小肌)と夏得市メニューの夏力にぎり(うなぎ・ハモ・くじら)

夏得市メニューの冷し茶碗蒸しです。本日最後の一個を確保できました。

夫が注文したあさりの味噌汁を一口もらいました。あさりの身がプリッとしていて美味しいです。

ヴィアイン東銀座と言っても東銀座駅よりも築地駅のほうが近いです。

ヴィアイン東銀座 宿・ホテル

快適なお部屋です。

ヴィアインの無料朝食です。どれも美味しいですが納豆の粒が小さいのは少し残念でした。

ヴィアイン東銀座 宿・ホテル

パンドヴィエノワ美味しいです。ホイップバターも。

朝食後、築地場外市場でお買い物。

築地場外市場 名所・史跡

築地場外市場で佃煮を買いました。新聞紙に包んで袋に入れてくれました。家に帰ってから開けてみると中身が片方に寄っていましたが、充分に美味しかったです。

せっかくだから築地本願寺にも寄ってみましょう。

築地本願寺 寺・神社・教会

築地本願寺　　　　
大正12年、関東大震災にともなう火災により焼失したため、伊藤忠太氏の設計により古代インド仏教様式の外観で昭和9年に現本堂が落成しました。平成26年には「本堂」「門柱(正門・北門・南門)」、「石塀」が国の重要文化財に指定されました。

築地本願寺内部。本堂内では法要らしき行事が行われていたので撮影は自粛しました。

境内にカフェが出来ましたね。築地本願寺カフェ Tsumugi
15種類以上の一品料理を少しずつ味わう朝食セットがテレビの情報番組でも話題でしたが、ホテルで無料朝食を食べたのでこちらを利用する機会はありません。