2019/07/21 - 2019/07/22
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funasanさん
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名古屋を午前10時に出発したルフトハンザ機は12時間超のフライトの後、無事、フランクフルト空港に到着。現地時間の午後3時過ぎである。
シニア夫婦2人の気ままな旅、急ぐ必要はないので、この日は空港の真横にある「シェラトン・フランクフルトエアポートホテル」(写真)に泊まる。
ここは古い大型のエアポートホテルで、現在、様々な個所で大規模リノベーション中である。古いだけあって宿泊代金は安い!マリオットのシニアレートで1泊(2名利用)税・サ込の総額が93ユーロ(1ユーロ123円換算で11439円)だった。しかも、シェラトンクラブラウンジがある。シニアレートはキャンセル可能なので使い勝手がいい。
昨年の夏は、同じくフランクフルト空港直近の「ヒルトン・フランクフルト・エアポートホテル」に泊まったが、新築のピカピカホテルだけあって値段が高かった。コスパを考えれば断然シェラトンの方が上である。
参照:https://4travel.jp/travelogue/11386629
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フランクフルト空港の到着ロビーに来るとすぐ目の前にシェラトンホテルが見える。目の前にホテルが見えたので到着ロビーから外に出て空港前の広い道路を渡ってホテルに向かって失敗した。そこは車専用の道路で徒歩ではフロントに行けない。
写真:空港からホテルに向かう歩道橋 -
ホテルフロントは写真の白いピラミッド型の部分にあり、空港からホテルに向かう歩道橋を通ってフロントを目指す。歩道橋は左右2か所あり、どちらに進んでもいい。巨大なホテルである。
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空港から左側の歩道橋を使ってホテルに向かう。このホテルは現在大規模リノベーション中なのでフロントへの入口が写真のような感じになっている。
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そして、真新しいフロント・ロビー(写真)に到着する。私はマリオットの上級会員(現チタン)なので、早速、スタッフにシェラトン・クラブラウンジに案内してもらう。
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一般のフロント(写真)がどんなに混んでいても、専用ラウンジでチェックインできるのは有難い。特に、日本からのロングフライトの後だ、ここで待たされたら少々きつい。
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非常に残念なのは、現在、ホテル最上階?にあるクラブラウンジはリノベーションのためクローズ中だった。そのかわり、一時的にロビー階(LEVEL E2)にある特設クラブラウンジ(写真)使用ということになった。ここも結構素晴らしく不満はない。Very Good!
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さて、我々の客室は…?私はマリオットの特典を生かすべく、「キングベッドでスイートルーム無料アップ」をリクエストしておいた。妻との2人旅なので、可能ならスイートがいい。
写真:7047号室(シェラトンクラブルーム:31㎡) -
しかし、ラウンジの女性スタッフの返事は「残念ながら本日はスイートは満室でございます」というあっけない返事だった。このホテルは巨大でスイートも多数あるはず。本当かいな???と疑ったが無料アップ希望なので引き下がるしかない。
写真:部屋のワーキングデスク -
笑顔で「OK,OK」と言いつつ、その代わり、「高層階、空港滑走路側、バスタブ付きツインルーム」等、色々注文を出して空室を探してもらった。受付嬢は5分くらいパソコンとにらめっこして検索していた。その結果、ホテル7階の47号室(7047号室)になった。
写真:部屋の窓からの滑走路の眺め -
欧米のホテルは一般的にスイートルームは「キングベッド」が標準である。また、キングベッド仕様のほうが部屋のカテゴリーが高い。ベッド2台のツインの部屋はグループ対応でスタンダード・低層階になりやすい。
写真:部屋のバスルーム -
マリオットの上級会員(プラチナ以上)になって一番感じることは、予約が100%保証され、当日の空室状況により、(最低価格で予約しても)可能な限りいい部屋にアップしてくれることである。見知らぬ外国のホテルでも強気で部屋のリクエストができる。これが気分的に非常にいい。
写真:部屋のバスタブ -
実は私は数年前、エクスペディア予約(事前決済なし)でバルセロナのホテル(マリオット・ヒルトン系ではない一般の高級ホテル)を予約した時、当日の深夜、チェックインしようとすると、キャンセルされてしまっていた。これはショックだった。
写真:部屋のコーヒーメーカー -
部屋で少しくつろいでからクラブラウンジ(写真)に行く。朝から食べ放題の美食三昧の一日であるが、どんな食材が置かれているか興味津々である。
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今は、現地の午後5時頃、ナッツ類等のお菓子(写真)が少しあるだけで、アフタヌーンティー用の「プチサンドイッチ、ケーキ、スコーン類」は何もない。
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それでも、クロワッサン、デニッシュ(写真)が置いてあったので、多少のティータイムが楽しめそうである。
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不思議とフルーツが山盛りになっており、バナナ、桃、洋ナシ、リンゴ、プラム、イチゴ、ブドウ等、種類が豊富である。ただし、全くカットしていないので食べずらい。
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我が家は果物ナイフをスーツケースに入れてヨーロッパまで持参している。これがラウンジで役に立つ。日本では高くてあまり食べない桃2個を(妻がせっせと)皮をむき、食べやすいようにカットしてくれる。甘くてとても美味しい。
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ホテルのフィットネスクラブに行ってみよう。入口にもフルーツが置いてあり、自由に食べれる。リンゴならそのままかじってもいい。また、水もジムの一角に置いてあるので、からのペットボトルを持参すれば、ここで無料の水が調達できる。
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妻は手慣れたようにペットボトル(3本)に水を入れて無料ボトルの水を作る。ご苦労様。マリオットやヒルトンに限らず高級ホテルではどこでもフィットネスジムは設置されており、飲料水が調達できる。
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ジム内のマシンは結構充実していてしっかりトレーニングできる。しかし、今日は日本からのロングフライトの後だし、眠くてしょうがない。見学だけしてジムを後にする。
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夕方6時からクラブラウンジ(写真)ではカクテルタイムがはじまる。温かい料理は午後9時まで、冷たい料理は午後9時半まで、そして、ビールやワインは午後2時から午後11時まで提供される。結構太っ腹のサービスで長時間の飲食が楽しめる。
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さて、そのラウンジ食であるが…、これが実にいい。特に野菜の好きな我々夫婦にとっては野菜サラダ(写真)が豊富に提供されているのが嬉しい。
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サーモンとチーズをのせたカナッペ(写真)のサイズが大きい!ひと口サイズではなく、これだけでお腹が膨れそうなくらいボリュームがある。
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野菜サラダとサーモンカナッペを合わせて私のオードブル(写真)を作る。しかし、現地時間の午後6時は日本時間の深夜1時である。体内時計では完璧に深夜食になる。
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前菜だけでやめとけばいいものを、目の前に料理があるとつい手が出る。温かい料理とスープをメイン料理にする。
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妻はいつも私の健康を気にして「甘いものは控えなさい」という。しかし、甘党の私がこのデザート(写真)を見て我慢できるか?
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残り少ない人生だ。旅に出た時くらい自由に生きよう!と身勝手に解釈して「チョコレートケーキ、チーズケーキ、コーヒー(写真)」でラウンジ食を締める。
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今日は朝から一体どれだけ食べたのか?人間の食欲の凄さに感動さえする。こんなに食べて大丈夫か????あとは体調が崩れないことを祈るだけ。部屋に帰り、バスタブにお湯を張って風呂に入り、長旅の疲れを癒す。そして現地時間の夜9時(日本時間早朝4時)にはベッドにもぐる。お休みなさい。
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早朝4時起床。これで7時間の睡眠なので十分だ。部屋でストレッチ体操をしてボトルの水を沢山飲む。そして自立神経を副交感神経から交感神経に徐々に切り替えていく。このスムーズな移動が大事だ。心身共に目覚めた後は、ホテルロビー階に下りていく。ここで嬉しいサプライズがあった。
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ロビーの奥に「マフィン」+「コーヒーマシン」がセットされており、ご自由にどうぞ!さすがシェラトン・エアポートだ。早朝出発のゲストにちょっとした無料朝食のサービスである。遠慮なくマフィン2個(妻と私)とカプチィーノを作って部屋に持ち帰る。朝から気分がいい。
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ロビーにホテル全景のモデル(写真)が展示されている。コの字型のビルが左右対称にあり、全1008室もある超大型エアポートホテルである。ラウンジのスタッフに聞くと、ホテル最上階のラウンジ・リノベーション後も今のラウンジを継続オープンするという。巨大ホテル故、クラブラウンジも複数個所常設する。素晴らしい!
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参考までに客室のカテゴリーを低い順に記すと…
スタンダード(27㎡)スタンダード・プラス(空港側:27㎡)エグゼクティブ(31㎡)プレミア(27㎡:空港側)シェラトンクラブ(31㎡)ジュニアスイート(44㎡)シェラトンクラブスイート(72㎡)プレジデントスイート(141㎡)となっている。スイート以外はキングベッドとツインベッドの区別あり。
写真:朝食レストラン「Flavors」 -
夫婦共に朝4時に起きたので、朝食の始まる朝6時半には真っ先にレストラン「Flavors」(写真)に入る。このレストランがまた素晴らしい。エアポートホテルとは思えない風格と食材のラインナップだった。
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ヨーロッパらしく「生ハム・ハム・ソーセージ類」(写真)は実に充実している。数年前にアメリカ・ヒューストンのエアポートホテルをマリオット・シェラトン・ヒルトンと泊まり歩いたが、どこも朝食の貧弱さにあ然とした。それに比べると、ここの朝食は文句なく素晴らしい。
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そして、私の一番好きな「スモークサーモン」(写真)もしっかり準備されている。サーモンの横にレモンが太く切って置いてあるのも好印象だ。スモークサーモンや生野菜にレモンを絞ってドレッシングの代わりをする。スモークサーモンの塩気が控えめで決してしょっぱくない。明らかに健康志向になってきている。
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特筆は、ハチの巣(写真)がそのまま置いてあったことだ。ハチミツがしたたり落ちて下の容器に貯まるのを待つのではなく、(日本人は慣れていないが)スプーンで豪快にハチの巣をカットする。そしてそのまま食べたりパンに塗ったりする。生のハチミツの濃厚な味わい。頭がクラクラするほど強烈に甘い。
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私の充実した朝食ビュッフェ第1弾(写真)。ちょっと込み入ったことであるが、一般的にマリオットのプラチナ以上の会員はプラチナギフトとして「1000ポイント、レストランの朝食、ローカルギフト」等の選択できる。ただし、ラウンジがあるホテルでは通常ラウンジでコンチネンタル朝食またはアメリカンの朝食が提供される。
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よって、1000ポイントのギフトをもらいラウンジで朝食にしてもいいが、それではつまらない。私は夫婦で泊まる場合はポイントではなくレストラン朝食にしている。
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ただし、アジアのホテルに多いが、ラウンジアクセスできるお客は朝食レストランも無料利用できる場合が多い。この場合はプラチナギフトとして1000ポイント頂き、朝食はレストランで豪華なビュッフェを楽しむ。
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ヨーロッパのホテルはラウンジ利用者でも朝食レストランは有料のホテルが多い。シェラトン・フランクフルト・エアポートホテル(写真)はクラブラウンジのリノベーション中で、一時的なラウンジの営業時間は朝11時から夜の11時まで、よって、朝食はラウンジでは提供できないのでレストランでどうぞ(無料)となっている。夫婦2名、1泊2食付きで合計93ユーロ、非常にコスパに優れたホテルだった。
→ハイデルベルク・マリオットに続く
私のホームページに新著紹介・旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
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