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いよいよヨーロッパの古い街並み歩きに出かける。第1弾は「ハイデルベルク観光」である。1386年創立、ドイツ最古の歴史を誇るハイデルベルク大学、18世紀より、ゲーテ、ヘルダーリン、ショパンといった多くの詩人や芸術家が訪れたバロック風の街並み散策、小高い丘の中腹にあるハイデルベルク城からの旧市街の絶景、そして、最後はネッカー川の対岸に渡り、「哲学者の道」を歩き、偉大なドイツの哲学者ヘーゲルやカントになったつもりで人生と世界を考える。そんな、真面目な旅にしたかったのであるが…、大誤算!暑くて暑くて思考力ゼロ、体力・気力勝負の過酷な観光旅行となった。<br /><br />写真:哲学者の道より遠望するハイデルベルク城と旧市街

ヨーロッパ国際特急列車の旅4(ハイデルベルク観光編)

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2019/07/22 - 2019/07/22

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funasan

funasanさん

いよいよヨーロッパの古い街並み歩きに出かける。第1弾は「ハイデルベルク観光」である。1386年創立、ドイツ最古の歴史を誇るハイデルベルク大学、18世紀より、ゲーテ、ヘルダーリン、ショパンといった多くの詩人や芸術家が訪れたバロック風の街並み散策、小高い丘の中腹にあるハイデルベルク城からの旧市街の絶景、そして、最後はネッカー川の対岸に渡り、「哲学者の道」を歩き、偉大なドイツの哲学者ヘーゲルやカントになったつもりで人生と世界を考える。そんな、真面目な旅にしたかったのであるが…、大誤算!暑くて暑くて思考力ゼロ、体力・気力勝負の過酷な観光旅行となった。

写真:哲学者の道より遠望するハイデルベルク城と旧市街

  • 7月22日(月)正午頃からハイデルベルクの旧市街観光に出かける。ラウンジのテラス席から眺めるネッカー川(写真)が素晴らしく、川の左岸堤防に沿って旧市街まで歩くことにする。

    7月22日(月)正午頃からハイデルベルクの旧市街観光に出かける。ラウンジのテラス席から眺めるネッカー川(写真)が素晴らしく、川の左岸堤防に沿って旧市街まで歩くことにする。

  • 地元の人達なのか、観光客なのか、またはホテル宿泊者なのか、月曜日のお昼時なのにホテルのテラスレストラン(写真)で食事をしている人が多い。いい雰囲気!このカフェ・レストランの目の前がネッカー川で、ここから出発する。

    地元の人達なのか、観光客なのか、またはホテル宿泊者なのか、月曜日のお昼時なのにホテルのテラスレストラン(写真)で食事をしている人が多い。いい雰囲気!このカフェ・レストランの目の前がネッカー川で、ここから出発する。

  • ネッカー川左岸の堤防道路を歩く。ネッカー川は黒い森に降った雨を水源にしているせいかヨーロッパの大河にしては水がきれいだ。右岸に緑の芝生と赤い屋根の高級住宅?が見える。

    ネッカー川左岸の堤防道路を歩く。ネッカー川は黒い森に降った雨を水源にしているせいかヨーロッパの大河にしては水がきれいだ。右岸に緑の芝生と赤い屋根の高級住宅?が見える。

  • 我々の足腰は強い。夫婦共に日頃からスポーツクラブに通い体を鍛えているので、まるでトレーニングのように速歩でネッカー川左岸の堤防道路を歩く。クルーザーの係留場(写真)を見ながらどんどん歩いていく。

    我々の足腰は強い。夫婦共に日頃からスポーツクラブに通い体を鍛えているので、まるでトレーニングのように速歩でネッカー川左岸の堤防道路を歩く。クルーザーの係留場(写真)を見ながらどんどん歩いていく。

  • ホテルから30分くらい速歩トレーニングで「テオドール・ホイス橋」まで来る。川面(写真)が湖のように静かで絶好の観光日和だ。この川の左岸にハイデルベルク旧市街が広がり、右岸中腹に哲学者の道がある。ここを徒歩で一周する、実に強行軍!

    ホテルから30分くらい速歩トレーニングで「テオドール・ホイス橋」まで来る。川面(写真)が湖のように静かで絶好の観光日和だ。この川の左岸にハイデルベルク旧市街が広がり、右岸中腹に哲学者の道がある。ここを徒歩で一周する、実に強行軍!

  • やってきました、ハイデルベルク旧市街。まずは、ビスマルク広場からはじまる大通り「ハウプト通り」(写真)を闊歩(カッポ)する。闊歩とは「威張って、堂々と歩く」意味で、はるばる日本からやってきたのだ、自由気ままにショップをひやかしながら歩こう!

    やってきました、ハイデルベルク旧市街。まずは、ビスマルク広場からはじまる大通り「ハウプト通り」(写真)を闊歩(カッポ)する。闊歩とは「威張って、堂々と歩く」意味で、はるばる日本からやってきたのだ、自由気ままにショップをひやかしながら歩こう!

  • ハウプト通り(写真)はハイデルベルク旧市街の2つの中心、ビスマルク広場とマルクト広場を結んで東西に走る1.5Kmの歩行者天国。ここは市内随一のショッピングストリートで意外なほど近代的である。

    ハウプト通り(写真)はハイデルベルク旧市街の2つの中心、ビスマルク広場とマルクト広場を結んで東西に走る1.5Kmの歩行者天国。ここは市内随一のショッピングストリートで意外なほど近代的である。

  • ハウプト通りから横道に入り大学広場方面に向かう。その一番奥まった所に、ハイデルベルクで最も古い「ペーター教会」(写真)がある。かっては大学の付属教会にもなっていたという。ハイデルベルクの人達にとっては馴染みのある教会だった。

    ハウプト通りから横道に入り大学広場方面に向かう。その一番奥まった所に、ハイデルベルクで最も古い「ペーター教会」(写真)がある。かっては大学の付属教会にもなっていたという。ハイデルベルクの人達にとっては馴染みのある教会だった。

  • ペーター教会の内部(写真)は白で統一され清潔な感じがする。現在でも、プロテスタントの教会として毎週日曜日にミサが開かれ、美しい讃美歌を耳にすることができるという。ここに座ってミサを聞けば邪悪な欲望が静まり、きっと心が洗われるであろう。教会はひんやりし絶好の休憩場所となる。

    ペーター教会の内部(写真)は白で統一され清潔な感じがする。現在でも、プロテスタントの教会として毎週日曜日にミサが開かれ、美しい讃美歌を耳にすることができるという。ここに座ってミサを聞けば邪悪な欲望が静まり、きっと心が洗われるであろう。教会はひんやりし絶好の休憩場所となる。

  • ピーター教会の正面に外観があまりにも凄い建物があり、つい見とれてしまった。不思議な事に、この壮大な建物の周りに自転車が無数に置かれ、若者がいっぱい出入りしている。ここは「ハイデルベルク大学図書館」(写真)だった。我々も学生に交じって中に入ってみる。コインロッカー、パソコンルーム、カフェ等があり、現在でも、図書館として普通に使われている。トイレを借りて外に出る。

    ピーター教会の正面に外観があまりにも凄い建物があり、つい見とれてしまった。不思議な事に、この壮大な建物の周りに自転車が無数に置かれ、若者がいっぱい出入りしている。ここは「ハイデルベルク大学図書館」(写真)だった。我々も学生に交じって中に入ってみる。コインロッカー、パソコンルーム、カフェ等があり、現在でも、図書館として普通に使われている。トイレを借りて外に出る。

  • 若い学生達が図書館で勉強している姿を見ると嬉しくなる。私も学生の頃、よく図書館に通ったものだ。ハイデルベルク大学の校舎の中庭(写真)に入って一休みする。ここでも若い学生達が木陰で勉強している。男女交じって‥。今は夏休み、授業はない。きっと、ここから恋が生まれるであろう。<br />「お嬢さん、もう勉強はやめてカフェでも行かない?」

    若い学生達が図書館で勉強している姿を見ると嬉しくなる。私も学生の頃、よく図書館に通ったものだ。ハイデルベルク大学の校舎の中庭(写真)に入って一休みする。ここでも若い学生達が木陰で勉強している。男女交じって‥。今は夏休み、授業はない。きっと、ここから恋が生まれるであろう。
    「お嬢さん、もう勉強はやめてカフェでも行かない?」

  • 大学広場からハウプト通りにもどり、すこし進むと「マルクト広場」(写真)に着く。正面に古風で荘厳な建物「市庁舎」が建ち、その周囲にオープンカフェが軒を連ねている。

    大学広場からハウプト通りにもどり、すこし進むと「マルクト広場」(写真)に着く。正面に古風で荘厳な建物「市庁舎」が建ち、その周囲にオープンカフェが軒を連ねている。

  • いつもなら広場のカフェで一休みして、涼しい風を受けながら中世ハイデルベルクの歴史を感じてみたいのであるが…。熱波到来のドイツ、灼熱の太陽の下ではパラソルも全く役に立たない。暑くてとてもカフェに入る気にならない。<br />写真:コルンマルクト広場から見上げたハイデルベルク城

    いつもなら広場のカフェで一休みして、涼しい風を受けながら中世ハイデルベルクの歴史を感じてみたいのであるが…。熱波到来のドイツ、灼熱の太陽の下ではパラソルも全く役に立たない。暑くてとてもカフェに入る気にならない。
    写真:コルンマルクト広場から見上げたハイデルベルク城

  • 急ぎ足でコルンマルクト広場の先から出発するケーブルカーに乗って「ハイデルベルク城」(写真)に行く。ケーブルカー往復乗車券+お城入場券で1人8ユーロ。日本語のオーディオガイド(5ユーロ)があったので借りる。これでハイデルベルク城の勉強ができる。

    急ぎ足でコルンマルクト広場の先から出発するケーブルカーに乗って「ハイデルベルク城」(写真)に行く。ケーブルカー往復乗車券+お城入場券で1人8ユーロ。日本語のオーディオガイド(5ユーロ)があったので借りる。これでハイデルベルク城の勉強ができる。

  • ハイデルベルク城は13世紀頃からプファルツ選帝侯の居城であったが、1689年にルイ14世の軍によって破壊され、1693年に一部だけが修復されたという。フリードリッヒ館のバルコニーからの旧市街の眺め(写真)は最高!

    ハイデルベルク城は13世紀頃からプファルツ選帝侯の居城であったが、1689年にルイ14世の軍によって破壊され、1693年に一部だけが修復されたという。フリードリッヒ館のバルコニーからの旧市街の眺め(写真)は最高!

  • 遠くにネッカー川にかかるカール・テオドール橋(写真)が見える。お城見学の後は、旧市街にもどり、カール・テオドール橋を渡ってネッカー川左岸に渡り、哲学者の道を歩く。

    遠くにネッカー川にかかるカール・テオドール橋(写真)が見える。お城見学の後は、旧市街にもどり、カール・テオドール橋を渡ってネッカー川左岸に渡り、哲学者の道を歩く。

  • フリードリヒ館のファサード(写真:建物の正面)が凄い!ここで少し歴史のお勉強を…。<br />フリードリヒ館はマンハイムの創設者である選帝侯フリードリヒ4世にちなんで名付けられた。彼は1608年にプロテスタント同盟の盟主となり、カトリック領主とプロテスタント領主の対立を激化させた人物である。彼自身はさほど教育を受けなかったが、人文科学に多大な興味を持ち、ハイデルベルク大学に歴史学とオリエント学の講座を開設した。彼は自分の遊びに莫大なお金を使い、国の財政を破綻させたという。(ウイキペディアより)

    フリードリヒ館のファサード(写真:建物の正面)が凄い!ここで少し歴史のお勉強を…。
    フリードリヒ館はマンハイムの創設者である選帝侯フリードリヒ4世にちなんで名付けられた。彼は1608年にプロテスタント同盟の盟主となり、カトリック領主とプロテスタント領主の対立を激化させた人物である。彼自身はさほど教育を受けなかったが、人文科学に多大な興味を持ち、ハイデルベルク大学に歴史学とオリエント学の講座を開設した。彼は自分の遊びに莫大なお金を使い、国の財政を破綻させたという。(ウイキペディアより)

  • 「オットハインリヒ館」(写真)はプファルツ選帝侯オットハインリヒにちなんで名付けられた。彼は1557年にプファルツ選帝侯領内にプロテスタントの信仰をもたらし、学問を奨励し、新人医師に死体を解剖することを義務づけた。(ウイキペディアより)

    「オットハインリヒ館」(写真)はプファルツ選帝侯オットハインリヒにちなんで名付けられた。彼は1557年にプファルツ選帝侯領内にプロテスタントの信仰をもたらし、学問を奨励し、新人医師に死体を解剖することを義務づけた。(ウイキペディアより)

  • ハイデルベルク城のウイキペディアを読んでいたら面白い個所があった。「衛生的で美味しい水が不足していたため、マンハイムの宮廷は長い間、必要な水を(ハイデルベルクから)毎日運んでいた」<br />ハイデルベルク城の泉から湧き出る高品質の水は「戦略物質」だったのであろう。また、ワイン造りのためには美味しい水が不可欠!フリードリヒ館の地下にある「ワインの大樽」(写真)がここにある意味もうなずける。

    ハイデルベルク城のウイキペディアを読んでいたら面白い個所があった。「衛生的で美味しい水が不足していたため、マンハイムの宮廷は長い間、必要な水を(ハイデルベルクから)毎日運んでいた」
    ハイデルベルク城の泉から湧き出る高品質の水は「戦略物質」だったのであろう。また、ワイン造りのためには美味しい水が不可欠!フリードリヒ館の地下にある「ワインの大樽」(写真)がここにある意味もうなずける。

  • ツアー客はワインの大樽見学の後、ワイン試飲、トイレ休憩をして旧市街にもどる。しかし、我々はもう少しハイデルベルク城を堪能しよう。実は城の西側に驚くほど広いテラスがあり、素晴らしい庭園(写真:シュトュックガルテン)がある。シュトュックは、かってここに設置されていた大砲のことで、防御施設であった。

    ツアー客はワインの大樽見学の後、ワイン試飲、トイレ休憩をして旧市街にもどる。しかし、我々はもう少しハイデルベルク城を堪能しよう。実は城の西側に驚くほど広いテラスがあり、素晴らしい庭園(写真:シュトュックガルテン)がある。シュトュックは、かってここに設置されていた大砲のことで、防御施設であった。

  • さて、ハイデルベルク城を見学した後、再びマルクト広場にもどってくる。太陽はまだ空高く、ギラギラ輝いている。正面に見えるのが「聖霊教会」(写真)、プロテスタントの教会である。教会の創設は1398年と古く、尖塔の高さは82mもある。

    さて、ハイデルベルク城を見学した後、再びマルクト広場にもどってくる。太陽はまだ空高く、ギラギラ輝いている。正面に見えるのが「聖霊教会」(写真)、プロテスタントの教会である。教会の創設は1398年と古く、尖塔の高さは82mもある。

  • マルクト広場からカール・テオドール橋に至る旧市街(写真)の散策が楽しい。カフェ・ショップが軒を並べ、沢山の観光客がそぞろ歩きをしている。

    マルクト広場からカール・テオドール橋に至る旧市街(写真)の散策が楽しい。カフェ・ショップが軒を並べ、沢山の観光客がそぞろ歩きをしている。

  • ネッカー川にかかるカール・テオドール橋の入口に「白い2つの塔と鉄扉の門」(写真)が待ち構えている。普通の橋ではあり得ない重厚なエントランスである。ここを通り抜けると…。

    ネッカー川にかかるカール・テオドール橋の入口に「白い2つの塔と鉄扉の門」(写真)が待ち構えている。普通の橋ではあり得ない重厚なエントランスである。ここを通り抜けると…。

  • ネッカー川にかかるカール・テオドール橋の上に来る。ここから眺める風景も絶景だ。ネッカー川上流(写真)の眺め。

    ネッカー川にかかるカール・テオドール橋の上に来る。ここから眺める風景も絶景だ。ネッカー川上流(写真)の眺め。

  • ネッカー川左岸の中腹にハイデルベルク城があり、1枚の絵葉書になるくらい美しい。

    ネッカー川左岸の中腹にハイデルベルク城があり、1枚の絵葉書になるくらい美しい。

  • ハイデルベルク城のアップ写真

    ハイデルベルク城のアップ写真

  • カール・テオドール橋を渡り、ネッカー川右岸(写真)から急な坂道を上り、「哲学者の道」を進む。これがかなりな急登で、まるでハイキングだ。逆コース(テオドール・ホイス橋からの道)の方が体力的に楽のようだ。

    カール・テオドール橋を渡り、ネッカー川右岸(写真)から急な坂道を上り、「哲学者の道」を進む。これがかなりな急登で、まるでハイキングだ。逆コース(テオドール・ホイス橋からの道)の方が体力的に楽のようだ。

  • 急登の途中から振り返るとハイデルベルク城(写真)が目の前に浮かび上がってくる。

    急登の途中から振り返るとハイデルベルク城(写真)が目の前に浮かび上がってくる。

  • 哲学者の道も水平の小道まで来ると視界が開け、素晴らしい散歩道となる。時々、ハイデルベルク市街(写真)を見渡せる絶景の場所がある。

    哲学者の道も水平の小道まで来ると視界が開け、素晴らしい散歩道となる。時々、ハイデルベルク市街(写真)を見渡せる絶景の場所がある。

  • さて、哲学者の道を歩きながら、少し中世(5世紀~15世紀)のヨーロッパ世界を考える。この時期のヨーロッパはスコラ哲学とキリスト教に支配された暗黒時代だった。文化・科学・経済力ではイスラム世界の方がはるかに先進国であった。

    さて、哲学者の道を歩きながら、少し中世(5世紀~15世紀)のヨーロッパ世界を考える。この時期のヨーロッパはスコラ哲学とキリスト教に支配された暗黒時代だった。文化・科学・経済力ではイスラム世界の方がはるかに先進国であった。

  • ヨーロッパ人は自己の源流である古代ギリシャ文化さえも受け継げなかった。中世のヨーロッパでは「アラビアの」「ペルシャの」などの形容詞は、上品、宮廷風、貴重、高価、などと同じ意味で使われたという。12世紀以降、遅れたヨーロッパはイスラム世界を通じて古代ギリシャ文化に目覚めていく。

    ヨーロッパ人は自己の源流である古代ギリシャ文化さえも受け継げなかった。中世のヨーロッパでは「アラビアの」「ペルシャの」などの形容詞は、上品、宮廷風、貴重、高価、などと同じ意味で使われたという。12世紀以降、遅れたヨーロッパはイスラム世界を通じて古代ギリシャ文化に目覚めていく。

  • ヨーロッパの遅れは致命的だった。「聖遺物崇拝」「異端狩り・魔女狩り」「錬金術・占星術」等…。しかし、十字軍以来、ヨーロッパはアラビアの文化をどんどん吸収し、やがてヨーロッパのルネッサンスを迎える。

    ヨーロッパの遅れは致命的だった。「聖遺物崇拝」「異端狩り・魔女狩り」「錬金術・占星術」等…。しかし、十字軍以来、ヨーロッパはアラビアの文化をどんどん吸収し、やがてヨーロッパのルネッサンスを迎える。

  • 選帝侯フリードリヒ4世がハイデルベルク大学にオリエント学の講座を開設したのはヨーロッパの遅れに気が付き、先進国オリエントから文化・科学を学ぼうとしたのであろう。哲学者の道を歩き、テオドール・ホイス橋までもどってくる。これで一周したことになる。

    選帝侯フリードリヒ4世がハイデルベルク大学にオリエント学の講座を開設したのはヨーロッパの遅れに気が付き、先進国オリエントから文化・科学を学ぼうとしたのであろう。哲学者の道を歩き、テオドール・ホイス橋までもどってくる。これで一周したことになる。

  • マリオットホテル(写真)に着く頃にはくたくたに疲れている。暑くて苦しいハイデルベルク観光であったが、充実した半日観光であった。明日はドイツと国境を接するフランスのストラスブールに行く。<br />→「ヒルトン・ストラスブール」に続く<br /><br />私のホームページに新著紹介・旅行記多数あり。<br />『第二の人生を豊かに』<br />http://www.e-funahashi.jp/<br /><br />

    マリオットホテル(写真)に着く頃にはくたくたに疲れている。暑くて苦しいハイデルベルク観光であったが、充実した半日観光であった。明日はドイツと国境を接するフランスのストラスブールに行く。
    →「ヒルトン・ストラスブール」に続く

    私のホームページに新著紹介・旅行記多数あり。
    『第二の人生を豊かに』
    http://www.e-funahashi.jp/

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