1996年 サンタモニカ 3/3:面白くなかったティファナ

1996/03/09 - 1996/03/10

サンディエゴに寄ったのは歩いて国境を越えて
ティファナに行くためだった。
(チラッと４トラベルの旅行記を見たが､
日帰りばかりで泊まる人は皆無に近いようだ)
確かに､行ってみたら少なくとも国境近くの街は
騒々しいだけで全然面白くない｡ だから１泊だけで退散｡
街を歩いても映画館は潰れた１館があっただけ｡
もちろん､じっくり見れば見所もあるはずだが…

写真はバスク発祥のハイアライという室内競技の試合中

エリア ティファナ(メキシコ)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンタフェ駅｡ と言ってもニューメキシコではない｡
空港からも遠くないサンディエゴの Santa Fe Depot ｡
Amtrak (パシフィック･サーフライナー) の始発､そして
メキシコ国境まで行くトロリー (路面電車) の駅も隣にある

Santa Fe Depot 待合室北側

南側､というか正面入り口の裏です

Amtrak の切符売り場｡
いつか乗りたいと思っているが…

トロリーのプラットホーム (？) から
Santa Fe Depot が見える｡
つまり駅は並んでいる

これがメキシコ国境との町 San Ysidro まで行く
トロリーのアメリカン･プラザ乗り場

赤いトロリー電車

国境近くの終点サン･イシドロまでの切符｡
乗車駅が AMPLZ (American Plaza) で 1.75ドル｡
3月7日の 15:31分まで有効 (現在と同じなら)
２時間有効なので泊まるつもりで昼から出かけたようだ

席は対向の 4人掛けだったようです

当然ガイドブックなんて持ってないし下調べもしていない。
(元々観光する気はないから必要ない？)
持っているのは､どこかで手に入れた
この簡単な地図のみ

歩いての国境越えです｡
国境に続くエル･チャバラル橋
(国境の写真はすべて帰りのもので､
向こうがアメリカ)

国境が近づいてきた｡ メキシコ税関は
前の橋の手前､渡るとアメリカの税関がある｡
現在とはかなり違うようだ

橋の反対側､向こうはメキシコ

橋の下はティファナ川

ティファナの国境近くの街｡
土産物の出店が並ぶ

名前は忘れたが適当に歩いて見つけたホテル。
わずか 10 USドル (どこでもドルが そのまま使える)｡
1,000円ほどの安宿で､狭いがシャワーもあり､
まあ いいホテルだったが安ホテルなので
やはり長期滞在者が多い感じで
ロビーには数人がたむろしていて､入ると
一斉に僕を見て､やや異様な雰囲気ではあった

部屋からではなく階段からの眺め｡
なぜか金網がある

ホテル廊下 (？) 通路 (？) にも
やはり金網がある

これがホテルの部屋からの眺め｡
窓の外にも金網があり刑務所みたい？
もしかしたら金を払わず逃げられないためかも…

ホテルのある通り

ホテル近くの街並み

同じく

どこかわからないが昼を食べた店｡
２階がオープン･テラスで下の通りが見える

多分 そこからの眺め

何だか PC がたくさん並んでいる。
ゲームセンターではなくコンピュータ教室らしい

時代を感じさせるコンピュータ｡
もちろんフロッピー･ディスクの時代､
見たところ ５インチのようだ

立派そうな建物があった｡
ハイアライ (JAI ALAI) という文字が見える

ハイアライというのはバスク発祥の室内競技で (詳細はウィキ参照)｡
セスタという変形の大きなシャモジ (スコップ？) のような
ラケット (グローブ？) を手に持ち､スカッシュのように
テニスボールぐらいの大きさの硬いボールを壁面に
打ち付けたり超高速で投げ合う｡
１時間近く見ていたがボールが見えないほど速いし
もちろんルールは分からない｡
スポーツではあるが賭の対象で､
ここは要するに賭博場です｡
だから (？) 入場は無料

コートは細長く４面 (？) あり横に非常に長い｡
観客席は階段状だが､もちろん観客側に壁はない｡
しかし間違ってボールが客席に飛んだら大変だから
透明の壁はあったはずだが…

ゲームは８人でやるようだが
左右に分かれるわけではなく敵味方が混じる｡
とにかくボールが あちこちに飛ぶので
かなり体力を使う

コート･チェンジのようなものがあり､
途中で選手が行進して場所を移動する｡
でも敵味方も､よく分からない｡
試合中は中継 (？) のアナウンスがあるが
スペイン語なので分からない

スコアボード (？) を見ても何も分からない

試合中の１階ホールには誰もいない

帰りの写真だが競技場前には
競技者のスタチューがある｡
時間はわからないが 11時過ぎだろう

街を歩けば深夜なのに､どの店からも
大音量で音楽が聞こえる｡
治安がどの程度か知らないが
夜中に街を歩くのは慣れているので
特に怖さは感じない｡ ところが…
ホテルの場所が分からず迷子になった｡
ホテルの名前も覚えていないので
人に聞くこともできない｡ 寒くはないので
どこかで野宿することはできるが
荷物は宿だし何とか帰らなければ…
まあ 30分ほど歩き回って何とか見つかった

(実は翌日 サンディエゴに戻り､さらに１泊したが)
ロサンジェルス乗り継ぎで関空に帰る。
ここはサンディエゴ空港内

離陸です

こちらはロサンジェルスからの機内｡
やはり乗務員は若くない

早くも日本です｡
関空の連絡橋が見える

無事着陸です｡
３月11日 月曜日午後５時 20分とアナウンスが…