1996年 サンタモニカ 2/3:サンディエゴは動物園に行っただけ

1996/03/08 - 1996/03/11

サンディエゴまで足を伸ばしたのは､もちろん
歩いて国境を越えてみたかったからで､
本来の目的はティファナだった｡
しかし少なくとも国境周辺は騒々しいばかりで
面白くない。だから１泊しただけで退散､
サンディエゴには３泊したようだ。
ちょっと意外な気もするがサンディエゴは
カリフォルニア州でロサンゼルスの次に人口が多い街｡

写真は動物園内で見かけた工事現場の注意事項｡
ヘルメット､ワーク･ブーツ､長袖､長ズボン着用は
当然のことで納得､ところが禁止事項のトップは…
何と､ドラッグ！そして武器！
アルコールぐらいなら分かるけど､
アメリカならでは､ですかね｡
あとは動物､ラジオ (無線機？)､未成年 (？)
分かったような分からないような…

エリア サンディエゴ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ロサンゼルスからサンディエゴまでは１時間ほど｡
Amtrak やグレイハウンドで来る手もあるが､
ロサンジェルスのストップオーバーでも
料金は一緒だったから飛行機で…
もうすぐ着陸です｡
もちろんホテルの予約はしていないが
空港から (非常に近い) 市内まで
どんな方法で行ったか記憶なし

後ろに見える変わった建物はウェスト･ブロードウェイの
現 The Westin San Diego で手前に見えるのは
現 The Guild Hotel, San Diego, a Tribute Portfolio Hotel
という何だか分からない長い名前のホテルだが…

泊まったホテルのバルコニーから撮ったようだが
前に見えるホテルは調べると
Wyndham Emerald Plaza Hotel で
それが現 The Westin San Diego だった｡
Emerald Plaza は 1990年にできた
サンディエゴで当時４番目に高い建物 (現在７位)

今度は Westin のプールが見えている｡
この角度からの写真は道路を挟んで向かいの
The Guild Hotel からしか撮れない｡ つまり
全く記憶はないが高級なホテルに泊まったことになる｡
現在の Guild Hotel はマリオット系列の４つ星で１泊２万ほど｡
しかし絶対に１人で高級ホテルに泊まるはずはないから
当時は安ホテルだったか､同じ建物内に安ホテルがあった､
としか思えない… (現在の名前にもなぜか Hotel が２つもある)
歴史を調べてみると､元は Army-Navy YMCA だと分かった｡
サンディエゴは基地の街でもあり軍人向けの宿泊施設だったわけで
建物は 2007年に Historic Place に登録されている｡
いつまで YMCA として営業していたか不明だが､
YMCA に泊まったなら納得できる…

★謎が解けた！？★
完全な記憶違いで 98年のシアトルでYMCA に泊まった､
と思い込み旅行記にも書いたが､シアトルで泊まったホテルの
領収書が出てきて普通のホテルだったと判明。
つまり YMCA に泊まった記憶はサンディエゴのものだった｡
印象を改めて書くと､YMCA といえばゲイの巣窟と言う噂もあった｡
(秀樹じゃなくヴィレッジ･ピープルの YMCA です)
特にそんな雰囲気は感じなかったものの､
長期滞在者が多い安アパートのような感じはあった。
部屋は３畳もない寮のような個室で家具類 (？) は
すべてスチールだった (軍用の宿泊施設なら納得できる)。
よく見えないが､確かに 656号室の鍵を開けている｡
もちろん当時はカードキーなんてものは存在しない｡
多分６階だろう…

ホテル廊下

まあホテルのことは置いといて街歩き｡
3rd Ave. の Market St. 先から南方向｡
２本の高いビルは Harbor Club East & West Tower
右端の建物は現在 Ideal Hotel あるいは
Hostel On 3rd という安ホテル

面白そうな建物でホテルだと思うが Map で見つけられず

何だかクラシックな (トロリー？) バスが見えるが
駐まっている場所が変｡ 現役だろうか…

West Harbour Drive から北東方面。
左のビルは Union Street と West G Street 角の
Meridian Place ｡ ホテルではなく高級コンドだが
ビルは三角形｡ サンディエゴには変わった形のビルが多い｡
右端も City Front Terrace というコンド｡
赤い路面電車が見えている

消防車が行く｡ 消防車だよね？
乗ってる人が変だけど…

現在のバスの路線番号とは違うようだ

Let Freedom Ring ってキング牧師の有名な
"I have a dream" の演説の一節だと思うが
United States Army (右側には Navy も) のマークが｡
もちろん "自由の輪" なら体制に関係ないけど…
ちなみに１月の第３月曜日は Martin Luther King Jr. Day という
国民の祝日で毎年サンディエゴでもパレードがあるし
サンディエゴとの関わりは知らないが
Martin Luther King Jr. Promenade という遊歩道もある

St.Patrick's Day (3月17日) の貼り紙が､
サンディエゴはヒスパニックの多い街なので
アイリッシュとは不釣り合いな気がするが…

Harbor Club ｡ サンディエゴは海辺の街､
といっても ビーチという意味ではなくマリーナ･シティ。
ウォーターフロントが 一大観光地になっている

ウォーターフロントの
East Harbour Drive から見た
現 Marriott Marquis San Diego Marina

マリーナ地区の Convention Center ｡
コミコン･インターナショナルの会場らしい｡
コミコンの第1回は 70年だが
毎年ここで開催されるようになったのは 82年から
(それ以前にも使ったことはある)

Kite Flite 珍しい凧の専門店

なぜか店の前には鳥の飾り物が

Coronado 橋が見える

消防専用 (火専用？？) というのは
駐車場じゃなく船の係留用モヤイのことです｡
まあ ある意味で船の駐車場 (？) だけど…

入ったわけではないが
気持ちの良さそうな Pier Cafe

そろそろサンセットです

テレビでボーリングの中継があった｡
ビッグ４が残っている｡ これ結構な頻度で
起きるがプロでも取るのは難しい｡
当然左から２本目をこすって右に飛ばす作戦だが
ガターに。アマなら素直に左の２本を取ればいいが
(それでも溝に落とす？) プロなら狙うよね…

サンディエゴには 1985年8月にオープンした
ユニークなデザインのモール､ホートン･プラザがあった。
そこにはシネコンの UA Horton Plaza があったので
4本見たが今年 (2019年)２月に廃館になっている…
現在は Banana Republic など数店があるのみで
近いうちにプラザ自体が建て替えられオフィスビルになる｡
大阪新世界の建物内外を走るジェット･コースターが
あった 1997年オープンのフェスティバル･ゲートを思い出す｡
ほぼ毎週見に行った単館系映画館シネフェスタ (４スクリーン) があり
モールがゴーストタウン状態になった後も 2007年まで
映画館は営業していたのと同じ状況…
ちなみにフェスティバル･ゲートは完全に建て替えられ
パチンコのマルハンとドンキ･ホーテになっている

中庭 (？) から西方向を見たところ

相変わらず興味がなければ何の意味もないが
ホートン･プラザで見た映画の切符｡ 左は
８日 12:50に見た ｢失恋セラピスト｣ ４ドル (６時まで安い)･
右は同日 19:00に見た 『ブロークン･アロー』７ドル｡
スクリーンが 11になっているから少なくとも
それ以上あるシネコン

見なかったけど､またまたヘルレイザーの新作､
『ヘルレイザー４』ですね

見ての通りの豚ですが､動物園ではありません
ホートン･プラザで見た映画『ベイブ』です｡
ほかに見たのは ｢俺は飛ばし屋/プロゴルファー･ギル｣
『ブロークン･アロー』｢失恋セラピスト｣ の全４本､
つまり今回の旅行では 31本見たことになる

あまり見る映画もないし本物の動物園に行くことに。
現在は 7位らしいが当時は世界一大きかった
サンディエゴ動物園です

記憶にはないが､バスで行ったようです

このバスには非番の警察官が乗っていて､
On-Duty (仕事中) に変わるかも､
という恐ろしい (？) 警告｡
それだけ治安が悪い？

動物園の入り口｡ 結構混んでいます

動物園の入場券料金は 19ドル｡
意外と高い…

東京ドーム８個分もあるので
歩いて見て回ったら１日では足りない。
だから､こんな２階建ての
Guided Bus Tour があり
説明を聞きながら園内を回れる
所要時間は 40分ほど

かなりの人数が一度に乗れる｡
やはり２階席のほうが人気がある

誰でも分かるキリンです｡
効率的に回れるのはいいが､
止まる場所は少しだけなので
見たいものを じっくり見ることは
できず面白くない｡ だから (？)
上の写真でも見ていない人が何人も

誰が見ても分かる動物から…
シマウマです

シロクマくん

象さん

カバじゃなく､サイですよね

以下何だか分からない (知らないだけ)
動物をいくつか…

シカの類いでしょうか…

馬みたいな動物

牛みたいな動物

猿の一種

頭だけ見たら猫みたいだけど､よく見ると
耳じゃなく木に手を掛けているようだし
やっぱり何だか分からない

とにかく広い広い動物園なので
Skyfari Aerial Tram という４人乗りぐらいの
ロープウェイでショートカットができる｡
次から次から来るので１人でも乗せてくれた｡
tram って普通は路面電車だけど
ニューヨークもそうだがアメリカでは
ロープウェイにも使うようだ…

Tram からの眺め。
結構高いので気持ちいいです

降りて再びブラブラ｡
和名 ハダカデバネズミって何だ？

これは毛があるから違うな？

裸じゃないハリネズミ

動物と触れ合えるゾーンもある

くすぐらないで…

でも大勢に触られる動物は
ストレスが溜まるかも

(絶滅寸前の) クモザルのメスが
１時頃に家族を訪ねに来るって､
面白い書き方…

動物園があるのは
Barboa Park という広い公園内

公園には､やはり1日では見切れないほど
たくさんの博物館や美術館がある (16あるらしい)｡
たとえば航空宇宙博物館､鉄道模型博物館､
自動車博物館､民芸国際物館､自然史博物館…
この立派な建物は博物館ではなく劇場､
Casa del Prado Theater

このときは ｢赤毛のアン｣ 上演中

こちらは Hall of Champions Sports Museum だが､
もうなくなったようだ

もちろん公園には大道芸人もいる

こちらではカード･マジックをやっている

文字の左は見えないが､
* Theater And Science Center とあるが､
現在は The Fleet Science Center になっている。
(SVでは Reuben H.Fleet Science Center)
まあサイエンス･ミュージアムには変わりない