2019/03/27 - 2019/03/27
20715位(同エリア29198件中)
かぴたんさん
JR最北端(稚内駅)と最南端(西大山駅)は訪問済み。今回は日本一標高の高い駅、野辺山駅を目指します。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
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韮崎までは何度も特急を使わずに行っていますが、その先は初めてかも。小淵沢駅駅展望台からの風景です。この時期に甲信越に来るのも初めてだということに気付きました。残雪の山の美しさに感動。
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小淵沢駅展望台の標識。1枚目の写真はたぶん八ヶ岳です。
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これから乗る列車がすでに停まっています。JR小海線。八ヶ岳噴火で湖が出来た故事にちなんで名付けらた小梅町の名を取っていますが、海なし県(山梨・長野)の路線に小海線とは洒落たネーミングです。
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小海線にはJR標高日本一の駅、野辺山駅(1345m)がありますが、甲斐小泉から松原湖までの9駅がJRの標高の高い駅ベスト9に入っているそうです。星空に一番近い鉄道路線。
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小梅線車両内。押しボタン式開閉のドアや料金箱、料金表を見るとローカル線ならではの旅情を感じます。
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小海線のアピール度、なかなかです。
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車両内の沿線案内。小淵沢からの乗客は自分含めほとんどが小海線に乗ること自体が目的の様子。
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車内から残雪の山並みがよく見えます。八ヶ岳?南アルプス市?北アルプス? 地図持ってくればよかった。慌ててGoogle map開きますが、よく分からず…。
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JR標高最高駅、野辺山駅です。乗客が一斉にドア付近へと移動します。でも降りたのは数名。私を含め、ほとんどの人が停車時間中に写真を急いで撮り、そのまま乗車を続けます。なぜかというと次の電車は2時間後だから。さらに遠くへ行き、日帰りする日程では残念ながらここで1本遅らせる余裕がありません。でも有名な天文台があるので、時間に余裕ある方はぜひ。
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頑張って停車中にホームに下りる人も。こちらの親子はここで降車。
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あっという間に第一の目的を果たしてしまいました。列車は千曲川にそって進んでいきます。
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列車の後方。遠くに見えるのは南アルプス?
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小海線終点、小諸駅到着。ここからは、しなの鉄道(青春18きっぷ使用不可)に乗り換えます。出発時刻まで時間があったので駅前をぷらぷら。
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駅前商店街の一角にものすごーく懐かしいイラストを発見。小諸市在住のマンガ家、小山田いく先生の「すくらっぷブック」。小諸を舞台に中学生の青春を描いたマンガです。作品に出てくる氷河の氷を使ったウィスキーの水割り、憧れました。
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小諸駅近くの商店街。道の向こうに浅間山が見えます。「すくらっぷブック」で、登場人物の一人、柔道部員の男子が興奮したとき「浅間山の大噴火~」というセリフが多用されていたのを思い出します。なるほど、小諸の人々にとって浅間山は日常なんだなぁ。
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しなの鉄道。ここから目的地のある篠ノ井線に乗るため、篠ノ井を目指します。
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ローカル線は割と女性の車掌さんが多い。そろそろお腹がすいてきたので、お弁当に持ってきたパンを車内で食べました。しなの鉄道の車窓はイマイチ。その代わり、地元の足らしく、高校生が代わる代わる乗ってきては下りていきます。春休みだし、ジャージの学生も多く、部活かな。
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篠ノ井駅に到着。ここからまたJR。篠ノ井線に乗り換えます。
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篠ノ井駅から見た篠ノ井駅前。空が広い!
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篠ノ井駅から。何岳だろう?
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14時21分発、松本行きに乗ります。目的地は日本三大車窓の一つ、姨捨駅。
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これから乗る電車が入線してきました。都内で見る普通のJRの電車です(笑)
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途中の車窓。ブドウ畑の向こうに善光寺平が見え隠れします。
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見事な盆地、と思っていたら間もなく姨捨駅です
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姨捨駅はスイッチバックの駅で、駅ホームに停車する前にいったんホームを通過し、本線とは別の線路を進みます。そしてゆっくりバックして停車。これから急勾配を登るためです。
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姨捨駅の停車時間は結構長く、ホームに降りて有名な三大車窓を写真に収めた後、最び乗車する人ばかりでした。私はここでいったん電車を降りて、乗ってきた電車を見送ります。乗るとばかり思ったのか、車掌さんが少し待ってくれてたみたいで申し訳ない。
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姨捨駅展望コーナーからの眺望。季節柄、写真ではどうしても地味に写りますが、実際は「おおおっ」となる雄大な風景。写真に撮ると美しいのは棚田に水がはられた直後でしょうね。
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駅名板にはスイッチバックを示す緑ライン。
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姨捨駅外観。お洒落。
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線路を渡り、さきほど展望コーナーから見下ろした方向に下り、姨捨観光会館を目指します。
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姨捨駅ホームが見えます。人っ子一人いない。
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梅が咲いています。
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桜ももうすぐ。
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姨捨観光会館に着くと入り口が閉まっており「所用により一時外出中。急用の方は◯◯◯(携帯電話番号)」の手書きの貼り紙。駐車場に停まっていた葬儀サービスのおじさんが出て来て「ここの蕎麦食べようと来てもいつも閉まってんだよなー」。うーん私もここで腹ごしらえするつもりだったのに。このおじさん、葬儀が終わるまで暇で堪らないらしく、良い話し相手を見つけたとばかり話が止まらない。こちらは2時間に1本の電車を逃したら大事なので、なんとか振り切って、駅に慌てて戻ります。写真は近くのお寺、長楽寺。
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長楽寺の月見堂。松尾芭蕉が句を詠んだ碑ががありました。
「俤や姥一人なく月の友(おもかげや おばひとりなく つきのとも)」
姨捨の地名は、昔、口減らしのために老人を山に捨てる風習があり、若い息子が老いた母を姨捨山に捨てたものの、山に出る月の美しさに我にかえり、母を連れ帰ったとする伝説に依るそうです。カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した「楢山節考」と同じことが、日本各地の貧しい農村で行われていたのです。 -
と写真を撮っていたら、本当に電車ぎりぎりの時間に。汗だくになって駅から下りてきた坂を駆け上り、姨捨駅へ。駆け上りながら振り返りざまにパチリ(←さっさと行けって)。何とか電車には間に合いました。
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松本行の電車では長野の善光寺帰りの観光客で混んでおり、空き座席を見つけるのに苦労しました。そして松本到着。やっと少しだけ観光らしい観光。
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いわずもがなの松本城。外国人観光客多し。
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Samurai、Japan~!!
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ここで大ポカしました。帰りの電車の時刻、分単位だけ見ていて時間を間違えていたのです。慌てて飛び乗った電車だと、何もない駅で数時間待つことになってしまう。急いで隣の北松本で降りて、(電車の本数少ないため)タクシーで松本駅へ戻る。約二千円の出費。アホだ。
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予定外に遅くなり、次の大月行き普通電車出発時刻まで1時間程あったので、一息着こうとカフェを探すも、これがまた17時半過ぎるとどこもラストオーダー終了してしまっていて、さぁ困った。諦めかけた時、脇道に職場近くにあったブラッスリーそっくりの外観のフレンチビストロ発見し入店。これが大正解。カフェクレームはとても美味しいし、サービスも温かく、短い時間ながらもゆったり。後日行きつけのワインバーのマダムが松本旅行でここに寄ったと知り、お料理もボリュームがあり美味しいとか。松本こんどはゆっくり来たいな。こんな形で始発から延々と列車に乗り続けた信州鉄道旅は終了。さすがに帰りの中央線では疲れ切って爆睡でした。
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