2019/03/25 - 2019/03/25
178位(同エリア255件中)
かぴたんさん
青春18きっぷを使い、菜の花咲く房総半島を鉄道で一周しました。内房総から外房へは別料金になりますが、菜の花畑の風景が美しいと聞いた小湊鉄道といすみ鉄道を利用。その後外房線+内房線で海沿いを進み、館山で途中下車。野島崎灯台を見学した後、内房線で東京方面に戻ります。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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青春18きっぷを利用して住まいのある埼玉から千葉へ大横断。「翔んで埼玉」では埼玉と千葉が永遠のライバルみたいに描かれていますが、別に仲は悪くない。そして海無し埼玉県民はやはり海のある千葉県が羨ましかったりする(笑)。しかし埼玉から千葉は遠い...やっと小湊鉄道の起点、五井駅に到着。
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ここからは青春18きっぷは使えません。写真取り忘れましたが、五井駅で小湊鉄道といすみ鉄道を乗り継ぐ房総横断乗車券を購入しました。ばらばらに買うより断然お得。券売機のおばちゃんがいい雰囲気でした。
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小湊鉄道は五井~上総中野を走ります。電車ではなくディーゼル車。キハのキは気動車(熱機関を動力にして自走する車両)を指すそうです。ちなみにハはイロハのハ、三等車=普通車のこと。
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小湊鉄道の車庫。クリーム色と赤のツートンカラーが可愛い。菜の花の黄色とベストマッチ。
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車内にある沿線案内。結構見どころあります。小湊鉄道&いすみ鉄道だけで1日かけて回るのも楽しそう。
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沿線は菜の花が満開。
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ただ桜には早すぎたようです。駅のソメイヨシノもまだつぼみ。
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最高尾の車両から。なかなかうまく撮れない。
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どこの駅だったかな。謎のオブジェが。
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駅から見送る車掌さん。
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小湊鉄道の終点、上総中野に到着。ここからはいすみ鉄道に乗り換え、外房を目指します。
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左側の黄色い壁に何やらムーミンキャラクターが壁にぞろぞろ。
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こちらはいすみ鉄道の車両。ん、ムーミン?
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この時初めて知りましたが、いすみ鉄道はムーミン列車で有名だそうです。乗客も小湊鉄道に比べ女性率&子供率高し。出発まで列車のムーミンモチーフと自撮りする女性グループ多数。ムーミン人気おそるべし。
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こちらは途中、割と長く停車した大多喜駅だったかな。
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いすみ鉄道はムーミン好きの女性たち?で結構混んでいました。途中、車内アナウンスが入り、まもなく大多喜城が左方に見えてきます、とのこと。中央がそのお城。分かりますかね?
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こちらの方が分かりやすいかも
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最後尾車両から。菜の花が続きます。
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菜の花の脇に並んで植えられているがソメイヨシノ。咲いたらさぞかし美しいことでしょう。ちなみにこの年の開花はこの約1週間後でした。
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最後尾車両の窓から立ちっぱなしでカメラを構えていると、同じく最後尾からのショットを狙っているお兄さんと話がはずみました。基本自家用車の旅だけど奥様とお子様がムーミン電車に乗りたがり、この区間だけ電車利用とのこと。そういう方もいるのですね。まもなくムーミンキャラクターの人形が見えてくるよ、と教えてもらい、左側の窓に移動すると。。。
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?! あんな人間のキャラクターいたっけ?
ってただの観光客でした。何も列車が通るこのタイミングに来なくても、と走る列車からカメラを構えていたムーミンファン一同がっくりの瞬間。 -
終点の大原に到着。
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ホームから駅に向かう通路には「ありがとうございました」の看板。
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その裏側。これから乗る乗客に向けて。
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大原駅前の喫茶店で紅茶を飲んで一休みし、ここからはJR外房線に乗り換え。再び青春18きっぷの出番です。目的地野島崎灯台へ向かうため館山を目指します。ボックス車両で海を横目にお手製おにぎりで腹ごしらえ。魔法瓶のお茶が熱すぎて飲めない...Zojirushiさんの魔法瓶の威力をなめてました。
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途中、安房鴨川駅で乗り換え。すると外房線が内房線に。まだ外房なのにな。そしてあんなに晴れていたのに段々雲行きが怪しくなってきた。。。
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館山駅から何にもない街中をバスに揺られて約40分。バス停から徒歩で10分。野島崎灯台に着きました。今にも雨の降りそうな曇天に、吹き飛ばされそうな強風。後方の椰子の木の葉を見れば風の強さが分かるかと。
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どんより曇の漁港。活気ゼロ。
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せっかくここまで来たからと、入場料200円を払い、灯台に上ります。
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現在の灯台は関東大震災後に再建(正確には空襲で崩れ戦後さらに修復)されたものですが、前身の野島崎灯台はフランス人技師ヴェルニーが設計。当時のプレートが灯台上り口に飾られていました。フランス語で「この灯台の灯が灯されたのは1870年1月19日である」と記されています。字体が味わい深くて格好いい! パリ大改造を行ったナポレオン3世の時代ですね。
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こちらは日本語版。フランス語より日本語の方が読めない(笑)点灯日が12月18日とフランス語版と異なります。こちらは旧暦で記しているから。
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狭い螺旋階段を上りきって、展望台に到着。
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寒いっ、風が強いっ。
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でも好きな貨物船が通過。必死でぱしゃり。
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白浜のリゾート群。ムーミン電車で出会ったお兄さん一家、館山に泊まると言ってたけど天気が残念。
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展望台は地上よりさらに風が強く、正直手すりでカメラを構えるのも怖い。それでも意地で望遠で遠くの船を見つけては撮影。
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いかにも寒そうな海
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ううっ、寒い~、もう降りたい(だったら早く降りろよ)
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ちなみに手すりはこんなでした
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展望台から再び狭い螺旋階段を通り地上へ降ります。皆さん寒さに耐えきれず、いつのまにか自分一人になっていました。人ひとり通るのがやっとの通路で、他に人がいた上りの時は撮れなかったレンズを回す機械部分。迫力!
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この後、併設された博物館で灯台のレンズを間近に見ましたが、地上からは想像出来ない程巨大でいかにも重そうなレンズ。それを支えるからこんなに太いのです。
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展望台に出る箇所の階段。背の高い方は頭上注意です。
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灯台全景。青空なら映えるのですが、、、
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晴れていたら周辺を散歩するつもりでしたが、寒くてそれどころではありません。館山行きのバスに間に合うように帰路を急ぎます。簡易なコンクリートブロックで囲まれたバス停でしたが、風を防ぐ壁があっただけ救われました。
この後、館山駅横の簡易食堂で500円の焼きそばを急いで作ってもらい軽い夕食。写真を撮る間もないほど慌ただしい食事でしたが、冷え切った身体に染み入る美味しさ。帰りの内房線は通勤・通学客でいっぱい。途中、相模湾の向こうに富士山のシルエットがくっきり見えました。
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