2019春・青春18きっぷ日帰り旅その1　カピバラとの触れ合いと伊豆稲取温泉

2019/03/18 - 2019/03/18

青春18きっぷを使い、伊豆アニマルキングダムに日帰りで行きました。動物たちと触れ合った後はさざ波の聞こえる稲取温泉でゆったり。金目鯛のお寿司も頂き充実の日帰り旅行でした。

エリア 稲取温泉(静岡)

青春18きっぷなので踊り子号などの特急は乗れませんが、熱海からはオーシャンヴューの座席がある黒船電車に乗り快適な鉄道旅です。一方先頭車両を目指し車内を移動する人がいるので行ってみると、こちらは一段高くなった座席から運転席前方が見渡せます。鉄道好きの方はこちらがおすすめかな。

電車内で結婚式をあげられるようで、結婚式をあげたカップルの名がプレートに刻まれています。

伊東駅から先は東急線となり青春18きっぷは使えないことを知らず、駅で精算。やられました。伊豆稲取駅から伊豆アニマルキングダムまではバス利用。駅近くのお土産屋さんで往復バスチケットを買うと、アニマルキングダムのネット割引券よりさらにお得な入園券を扱っているとのことで一緒に購入。園に到着したら他の動物には目もくれず、カピバラ触れ合い広場を目指します。

触れ合い広場に向かう途中、サイの角に触れるイベント（毎日定時開催・有料）に遭遇し、触わってみました。どんな感触だったか帰るときには忘れていました。そんな程度（笑）

エサを手に持ってるとカピバラがずんずん寄ってきます。写真が撮れない…

長い歯が二本。げっ歯目（ネズミの仲間）の特徴です。

だらけるカピバラとマーラ。

キリンへのエサやりもできます。人が近づくとエサを貰えると思ってか、柵の外に顔をにゅうっと出してきました。

正午から草食動物舎のバッググラウンドツアーがあったので参加しました（有料）。考えたら当たり前ですが、毎朝毎夕、動物たちはこの動物舎から飼育員さんに連れられて展示場へ「出勤」してるのですね。

ゾウ舎の一部。草食動物とはいえ人間の何倍もの巨体なので、いざという時に飼育員さんがこのハシゴを上り、屋根近くに備え付けられた避難通路に避難します。

ゾウのえさ。写真だと分かりませんが、飼料袋それぞれにゾウの名前が書かれています。食べた量で健康状態を見たりする目的もあるそうです。

おばあちゃんゾウ、オシー。人間だと80歳超えとか。高齢のため展示には出しません。元気で長生きしてください。

オリックス。角が変な風に生えちゃったコは成長期の怪我が原因。野生だとこういうコはすぐに淘汰されちゃうんだろうなぁ。動物園でよかったね。

ツアーの最後はリャマさんにおやつタイム。リャマは気にいらないとツバ（その実体は胃の内容物、つまりゲ◯）を吐くので、意地悪しないように！と飼育員さんからご忠告。ご夫婦で参加していた旦那さんの方が意地悪していないのにツバを吐かれ、奥様にアナタ性格悪いの動物も分かるのよーと言われていた。あーあ。
この草食動物バッググラウンドツアー、動物園の仕組みも分かりかなりお勧めです。参加人数もこの日はたったの6名で飼育員さんにたくさん質問できました。後で見かけたトラやライオンに餌やりできる猛禽類のバッググラウンドツアーは大人気で、20人以上参加していたようですが、エサやりも棒の先に肉を付けてだし、当然動物に近づけないのでバッググラウンドの醍醐味は草食動物ツアーの方が感じられるかも。

アルパカ触れ合い広場のあるゾーンに行くため、園の裏手を歩きます。ちょっとしたウォーキング。空気がよくて気持ちいい！

アルパカさんです。もふもふです。

もふもふ接近。この後、後ろ手に持っていたエサをめがけて、背後からひっそり近づいた他のアルパカに小指を噛まれました。痛かった…。

ゴルフ練習コース。地元高校のゴルフ部生徒さん達が指導を受けていました。

伊豆アニマルキングダムを後にし、駅に戻ります。日帰り温泉の出来る宿を観光案内書で尋ねると、乱暴に地図上に丸を付け、宿泊客優先なので行っても入れないことがほとんどとぶっきらぼうに言われ、がっくり。行き方を聞いても遠いからタクシー、の一点張り。なんだったんだ、あの案内人は？！　気を取り直し駅にいったん戻ると、踊り子号の到着に合わせて、稲取温泉各お宿の名が記されたのぼりを持った方々が、宿泊客のお迎えに沢山いらっしゃいます。先に案内所で聞いた日帰り温泉可のホテル「湯苑」のスタッフを見つけ、日帰り温泉を利用したいが今日利用できるか？と尋ねたところ、OKとのこと。おまけに宿泊客の送迎バスで連れて行ってくれると仰る。ラッキー♪

温泉へはカメラ持ち込み禁止なので写真がありませんが、稲取東海ホテル湯苑の日帰り温泉、ものすごーく良かったです。トータル2時間程いましたが、ほぼ貸切状態。バルコニーの露天風呂は寝そべった状態で温泉に浸かるようになっており、波の音を聞きながら静かにゆったり瞑想。最高の時間です。
温泉ですっきりした後は伊豆稲取名物、キンメのお寿司を頂きに、魚八寿司さんへ。サービスのお通しからいきなりコレ！

伊豆地場魚のおまかせを注文。ネタが大きい！お腹いっぱいになりました。

キンメダイのアラのみそ汁。大将が「目が栄養あって美味しいんだ！」と仰るので挑戦。コラーゲン多そうでした。

私が行った時は早い時間だったので、大将がサシで握ってくれました。寡黙な優しい感じでお寿司のことを尋ねると嬉々として答えてくれました。寿司屋のカウンターはこれがいいんですよね。帰る頃になり息子さん登場。予約の管理などは息子さんがされているみたいでした。
なぜかこれ以上写真がアップできないため、まとめ。帰りは黒船列車ではなく普通の東急車両でした。熱海～東京の東海道線は通勤・通学に使われるため、普通席はボックス車両ではありません。疲れたらグリーン席を使うのもいいと思います。この後の青春18きっぷ旅で利用したところ、快適度がまったく違いました。