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先日、主人の夏休みが早めに取れたので、夫婦で10日ほどロンドン&パリへ行ってきました。<br /><br />夏のヨーロッパは日照時間が長く、22時頃まで外で遊べるのでお得感があります。前回は近くで見られなかったタワーブリッジやベルサイユの庭園、エッフェル塔のシャンパンフラッシュを見ることができ、とても美しかったです。オランジュリー美術館やオルセー美術館の素晴らしさにも大変感動しました。<br /><br /><br />昨年、ちょうど同じ時期にウィンブルドン観戦を兼ねてロンドン→パリと周っていたため、今回は準備も程々にパッキングも前日からと余裕ぶっていました。しかし、ロンドンで思いもよらぬトラブルに見舞われ、楽しかった反面慌ただしい旅行となりました。<br /><br />どんなトラブルかというと、<br /><br />1.スーツケース取り違え<br /><br />ロンドン到着日ホテルに着いた後、持ってきた私のスーツケースがまさかの別人のものであることが判明!!<br /><br /><br />本当に迂闊だったのですが、最近発売されたばかりの新しいスーツケースだったことと、わりと目立つデザインだったので、何も目印を付けていませんでした。。。しかも運悪く、空港のターンテーブルで主人のスーツケースのすぐ後に出てきたため、同じタイミングで預けたのだから一緒に来たなら当然私のだろうと思い込んで取ってしまったのです。<br /><br />よく考えたらメジャーなメーカーなら被って当然ですよね。<br /><br />ホテルでスーツケースを開けようとしたところ、あれ!?番号が違う!となり、空港職員に開けられることもあると聞くし、新品でまだ番号設定をしていなかった(つまり000のままだった)ため、チェックされたときに番号変わっちゃったのかな~?と主人と二人で順番に試し、割と早い番号で開きました。<br /><br /><br />やれやれ...、と中を見て愕然!!<br /><br />最初は主人が私の荷物の中に何か入れたのかしら?と思ったものの、中身をよく見てみると、全く身に覚えのない物が入っています!!<br /><br /><br />「!!!えー!!!これ私のじゃないよ!?どうしよう!!!???」<br /><br />もう一瞬でパニックです。<br /><br />顔面蒼白になりながら叫ぶと、主人も「ウソでしょ!?よく見て?」と。<br /><br />しかしどう見ても別人の荷物です。<br /><br />はい、そうです。空港であの荷物についてる白いシートの表示を確認しなかったのです。完全に私の確認ミスです。<br /><br /><br />でも、ということは今私の荷物はどこ??<br />まさかピックアップされずに延々とターンテーブルを回り続けて誰か悪い人に持っていかれちゃった??<br />それかこのスーツケースの持ち主が間違えて持って行っちゃった??<br />はたまた空港に回収されてる??<br /><br /><br />いろんな考えが頭をよぎります。長時間フライトの疲れや、空港からの送迎車の運転が荒く、すっかり車酔いして気分が悪かったことも、パニックに拍車をかけました。<br /><br />とりあえず航空会社(JAL)の現地窓口に連絡しようとするも、out of serviceのアナウンスが流れるだけでつながりません。ヒースロー空港に連絡してもつながらず。不安はどんどん高まります。<br /><br /><br />パニックになる私を見て、主人は「一旦冷静になろう」と私を落ち着けようとしました。<br /><br /><br />とりあえず、さっきチェックインしたばかりのホテルのフロントに行き事情を説明し、フロントから空港に連絡してもらったのですが詳細は分からず。。。(泣)<br /><br /><br />私は、もう直接空港に行くしかない!!と主人が止めるのも聞かず、夜の予定はキャンセルして、せっかく1時間かけて車酔いもしてホテルに着いたのに、誰のかもわからないスーツケースを持って、今度は地下鉄で再びヒースロー空港へ戻りました。<br /><br />電車に乗っている間、1時間近くかかりましたが、全く生きた心地がしません。<br /><br /><br />主人は私の代わりに、重い(他人の)スーツケースを持ってくれ、乗換駅での階段の上り下りもしてくれて「大丈夫、なんとかなるよ。」と励ましてくれて大変有難かったのですが、内心泣きそうでした。本当ならホテルでのんびりしつつ夕食に出かけるはずだったのに。私よりも車酔いのひどかった主人にも苦労をかけてしまいました。<br /><br />やっと空港に着くと、さらに絶望が待っていました。<br /><br />なんと、JALのカウンターは19:30で閉まっていたのです!!(だからout of serviceのアナウンスが流れたのだと、この時理解しました。電話では全くアナウンスされていなかったんです。24時間誰かが対応してくれる羽田や成田とは訳が違うのです。ヒースローのTerminal3にはJALの窓口はたった2つしかないのです!!それもすごく小さいブースです。)<br /><br />気が動転していてそこに思い至りませんでした。ただ結果的にはここで空港に行ったことは繋がる番号を入手できたのでよかったのですが。<br /><br /><br />他の空港スタッフらしき人何人かに聞いても、もしあなたの荷物が残されていたなら、それは航空会社が回収して持っていると思う、でももう閉まってるよ。と言われその日はどうすることもできませんでした。<br /><br /><br />とりあえず窓口に書いてある電話番号をメモして、また同じ道を時間をかけて帰ることに。。。<br />あぁ、私の荷物はいったい今どこに。。泣くに泣けない状況でした。幸い貴重品や高価なものは入れていなかったので(服と化粧品メイン)、最悪全部かえってこないことも覚悟しました。<br /><br /><br />マンガとかでよく見る、サーっていう顔面の上の方に縦線がいっぱい書かれている状態がその時の私の心境にぴったりだと思いました。<br /><br /><br />疲れている中、広ろーーーい空港を誰のかもわからないスーツケースを持って一緒に移動してくれた主人には申し訳なさと感謝でいっぱいでした。<br /><br /><br />そしてホテルへ戻りながら、あまりの疲れとこんな事ってあるんだ!?という信じられなさで途中なんだか少しだけ笑えて来てしまいました。。。<br /><br />(長いので2につづく)

ロンドン&パリ旅行と予想外のトラブル・・・1

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2019/07/13 - 2019/07/21

1866位(同エリア9830件中)

Sakimasa248さん

先日、主人の夏休みが早めに取れたので、夫婦で10日ほどロンドン&パリへ行ってきました。

夏のヨーロッパは日照時間が長く、22時頃まで外で遊べるのでお得感があります。前回は近くで見られなかったタワーブリッジやベルサイユの庭園、エッフェル塔のシャンパンフラッシュを見ることができ、とても美しかったです。オランジュリー美術館やオルセー美術館の素晴らしさにも大変感動しました。


昨年、ちょうど同じ時期にウィンブルドン観戦を兼ねてロンドン→パリと周っていたため、今回は準備も程々にパッキングも前日からと余裕ぶっていました。しかし、ロンドンで思いもよらぬトラブルに見舞われ、楽しかった反面慌ただしい旅行となりました。

どんなトラブルかというと、

1.スーツケース取り違え

ロンドン到着日ホテルに着いた後、持ってきた私のスーツケースがまさかの別人のものであることが判明!!


本当に迂闊だったのですが、最近発売されたばかりの新しいスーツケースだったことと、わりと目立つデザインだったので、何も目印を付けていませんでした。。。しかも運悪く、空港のターンテーブルで主人のスーツケースのすぐ後に出てきたため、同じタイミングで預けたのだから一緒に来たなら当然私のだろうと思い込んで取ってしまったのです。

よく考えたらメジャーなメーカーなら被って当然ですよね。

ホテルでスーツケースを開けようとしたところ、あれ!?番号が違う!となり、空港職員に開けられることもあると聞くし、新品でまだ番号設定をしていなかった(つまり000のままだった)ため、チェックされたときに番号変わっちゃったのかな~?と主人と二人で順番に試し、割と早い番号で開きました。


やれやれ...、と中を見て愕然!!

最初は主人が私の荷物の中に何か入れたのかしら?と思ったものの、中身をよく見てみると、全く身に覚えのない物が入っています!!


「!!!えー!!!これ私のじゃないよ!?どうしよう!!!???」

もう一瞬でパニックです。

顔面蒼白になりながら叫ぶと、主人も「ウソでしょ!?よく見て?」と。

しかしどう見ても別人の荷物です。

はい、そうです。空港であの荷物についてる白いシートの表示を確認しなかったのです。完全に私の確認ミスです。


でも、ということは今私の荷物はどこ??
まさかピックアップされずに延々とターンテーブルを回り続けて誰か悪い人に持っていかれちゃった??
それかこのスーツケースの持ち主が間違えて持って行っちゃった??
はたまた空港に回収されてる??


いろんな考えが頭をよぎります。長時間フライトの疲れや、空港からの送迎車の運転が荒く、すっかり車酔いして気分が悪かったことも、パニックに拍車をかけました。

とりあえず航空会社(JAL)の現地窓口に連絡しようとするも、out of serviceのアナウンスが流れるだけでつながりません。ヒースロー空港に連絡してもつながらず。不安はどんどん高まります。


パニックになる私を見て、主人は「一旦冷静になろう」と私を落ち着けようとしました。


とりあえず、さっきチェックインしたばかりのホテルのフロントに行き事情を説明し、フロントから空港に連絡してもらったのですが詳細は分からず。。。(泣)


私は、もう直接空港に行くしかない!!と主人が止めるのも聞かず、夜の予定はキャンセルして、せっかく1時間かけて車酔いもしてホテルに着いたのに、誰のかもわからないスーツケースを持って、今度は地下鉄で再びヒースロー空港へ戻りました。

電車に乗っている間、1時間近くかかりましたが、全く生きた心地がしません。


主人は私の代わりに、重い(他人の)スーツケースを持ってくれ、乗換駅での階段の上り下りもしてくれて「大丈夫、なんとかなるよ。」と励ましてくれて大変有難かったのですが、内心泣きそうでした。本当ならホテルでのんびりしつつ夕食に出かけるはずだったのに。私よりも車酔いのひどかった主人にも苦労をかけてしまいました。

やっと空港に着くと、さらに絶望が待っていました。

なんと、JALのカウンターは19:30で閉まっていたのです!!(だからout of serviceのアナウンスが流れたのだと、この時理解しました。電話では全くアナウンスされていなかったんです。24時間誰かが対応してくれる羽田や成田とは訳が違うのです。ヒースローのTerminal3にはJALの窓口はたった2つしかないのです!!それもすごく小さいブースです。)

気が動転していてそこに思い至りませんでした。ただ結果的にはここで空港に行ったことは繋がる番号を入手できたのでよかったのですが。


他の空港スタッフらしき人何人かに聞いても、もしあなたの荷物が残されていたなら、それは航空会社が回収して持っていると思う、でももう閉まってるよ。と言われその日はどうすることもできませんでした。


とりあえず窓口に書いてある電話番号をメモして、また同じ道を時間をかけて帰ることに。。。
あぁ、私の荷物はいったい今どこに。。泣くに泣けない状況でした。幸い貴重品や高価なものは入れていなかったので(服と化粧品メイン)、最悪全部かえってこないことも覚悟しました。


マンガとかでよく見る、サーっていう顔面の上の方に縦線がいっぱい書かれている状態がその時の私の心境にぴったりだと思いました。


疲れている中、広ろーーーい空港を誰のかもわからないスーツケースを持って一緒に移動してくれた主人には申し訳なさと感謝でいっぱいでした。


そしてホテルへ戻りながら、あまりの疲れとこんな事ってあるんだ!?という信じられなさで途中なんだか少しだけ笑えて来てしまいました。。。

(長いので2につづく)

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
3.5
ショッピング
4.5
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
25万円 - 30万円
旅行の手配内容
個別手配

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