2019/06/30 - 2019/06/30
2109位(同エリア3779件中)
チョロさん
ヘルシンキ滞在三日目は、ヒエタラハティフリーマーケットでヴィンテージカップアンドソーサーをゲット。夜はスウェーデン人歌手Lisa Ekdahlのコンサートへ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ヘルシンキもはやくも3日目になりました。今日も早起き。部屋の窓から見下ろすと、早朝からもうトラムも走っていました。ヘルシンキ滞在中はずっと天気は良かったですが、朝は結構曇っていることが多かったです。
今日は日曜日なのでハカニエミでフリーマーケットをやっているはずですが、マーケットホールが改装中でフリーマーケットもあまり期待できないかと思って、ちょっと足を伸ばしてヒエタラハティのフリーマーケットに出かけることにしました。アパートの前からハカニエミに行くトラムに乗って、ハカニエミで6番のトラムに乗り換えれば行けます。全部で20分ちょっとくらいです。3分ほど歩いて、Franzeinkatuというバス停から、23N番のバスに乗っても行ける様です。ヘルシンキ市内はトラムがいたるところに走っているので、バスに乗ったことがないですが、そういえばバスもあったんですね。HSLというアプリがあって、これでバスの時刻やルートがわかります。もし、湖ドボンのクーシヤルビのサウナに行くならばバスに乗らないといけないので、HSLアプリに活躍してもらいましょう。 -
こんな感じで、トラムもバスも地下鉄も含めて、ルートやゾーン(ABとかABCとか、必要なチケットのゾーンも出てきます)、時間などの情報が出てきますので、これがあれば簡単にバスにも乗れますね。このアプリでチケットも買えますよ。
ヒエタラハティのフリーマーケットは朝10時からということでしたので、まずは、今度レンタカーを借りる予定の、ハカニエミにあるはずのレンタカー屋さんの場所を確認しておくことにしました。Sixtという名前のレンタカー屋さんですが、ハカニエミのヒルトンホテルの中にあるという事だったので、ヒルトンホテルの中に入って、レンタカーのオフィスがあることを確認。 -
ヒルトンホテルも修繕工事中でした。このあたり工事中だらけです。ホテルの前は港になっていて、海側の部屋に泊まれば、いい景色が見られそうです。
レンタカーはとりあえずヒルトンホテルのフロントに行けば良いということがわかったので、次はフリーマーケットに出陣です。そもそも、なんでフリーマーケットに行くかというと、私がヴィンテージのコーヒーカップが欲しかったからです。家で(日本のですよ)コーヒーの生豆を購入して自分で焙煎して挽いて淹れて飲んでいて、現在ブレンドにも挑戦中です。そんな自分で一から淹れているコーヒーを、アラビアのビンテージのカップアンドソーサーで飲んでみたい、という事で、今回の旅行でヴィンテージのカップをいくつか買ってみようと思っていました。コペンハーゲンで行ったロイヤルコペンハーゲンの新品は高くて買えないし、狙いはフリーマーケットと、いくつか目をつけたヴィンテージショップです。うちの奥さんは、フリーマーケットでマリメッコの布とか服を安く買えないかな、ってところです。でも、例によってリサーチ不足で、どんなもんをいくらぐらいで手に入れたいか、というターゲットが全然有りません。仕方ないからここは感性に頼るのみです。騙されやすい爺さんなのかもしれないし、高い買い物をしそうな予感が・・・・。
ヒエタラハティに着くかどうかという所で、目の前にフリーマーケットが広がっているのが見えました。ヒエタラハティ駅だったのかどうかよく分かりませんでしたが、明らかにマーケットなのでそこで降りました。 -
日曜だし、朝からこの賑わいです。古着のお店が多いですね。陶器のお店もちょこちょこ有りました。思っていたよりもお店の数は多かったです。
写真の通りたくさんのお店が出ていて、お客さんもたくさんいました。見て回る事30分、いくつか気になるカップアンドソーサーが有りました。ウチの奥さんも、まずは見つけたマリメッコのTシャツを手に、ほかの物も物色中です。 -
結局、私はアラビアの1970年代のRIIKKAというシリーズのカップアンドソーサーを一脚と、いつの時代か聞くのを忘れたけど、お店のおばちゃんが「これは珍しいよ」と言っていた、コーヒー豆を入れるのに良さそうな、マリメッコのウニッコ柄のキャニスターを、3ユーロまけてもらって合わせて50ユーロで購入。カップアンドソーサーと同じ柄の、RIIKKAのケーキ用のお皿もおまけで付けてくれました。日本に帰ってから調べてみましたが、カップに50ユーロって高いけど、日本で買うよりはかなり安く買えたみたいだから、まあいいか。このカップでコーヒーも美味しく頂けたしね。ちなみに、ここのフリーマーケットはあまり値切る所ではないようで、一生懸命ディスカウントプリーズと言っては断られている日本人を見かけました。わたしも、カップアンドソーサー25ユーロ、キャニスター28ユーロと言われましたが、じゃあ両方でいくら?と聞いたら、50ユーロと言われたので、その値段で購入決定しました。無理な値切りもせず、おまけも付けてくれたのでよかったです。値切って値切って少しでも安く買う、って事を楽しみにしている方には、ここのフリーマーケットは向かないかもしれませんが、頑張って下さい。お店には、値札が付いている店もあるけど、付いていなくて、売っている人に聞かないと値段がわからない店があります。値札が付いていない方は、お店の人がよく値段を覚えていられるなあと思いますが、客を見定めて適当に決めるんですかね?
とりあえず目的を達成したので、広場の横にあるマーケットホールの中にも行ってみましたが、日曜の朝のせいか開いてるお店が少なかったです。 -
私がカップを買ったお店。愛想のいいおばちゃんが、いろいろ教えてくれます。
-
ウチの奥さんがマリメッコのTシャツを買ったお店。ここは「ディスカウントプリーズ」お断りです。
-
戦利品のARABIA, RIIKKAのカップアンドソーサー、ケーキ皿付きです。
-
これがマリメッコのキャニスター。早速コーヒー豆入れとして使用中です。本品の販売の云われは調べてもよく分かりませんでしたが、少なくともマリメッコで今は売っていません。
いくつか買えて嬉しくなりましたが、取り敢えずここで終了。ここからトラムに乗ってヘルシンキ大聖堂の方に向かいました。目的地はテキスタイル雑貨のカウニステ。ここは奥さんの希望ですが、日曜日は休みの店も結構あるし、夏休みも多くて要注意です。でもここはやっていました。 -
カウニステ入り口です。マリメッコなんかはマリメッコの布で作った作品(2次加工品?)を販売する事を禁じているようです(法律上有効なのかは?です)が、カウニステは、一般人がカウニステの布で作った作品をネット上等で販売する事を許容しているらしいです。
https://book.nunocoto-fabric.com/5171
カウニステの布でうちの奥さんにいろいろ作ってもらって、ネットで売ってたくさん儲けてもらおう!カウニステで、3度目のフィンランドの資金を稼いでね。それでまたカウニステで買って帰って、作って売って(奥さんが)、これで毎年フィンランドに来られそうですよ。 -
と思ったら、作品作る布というよりも、お土産を買っていました。3度目のフィンランドは何処へ・・・・。
-
ヘルシンキ大聖堂前の通りには色々なお店がありました。が、やっぱり日曜休みの店も結構あるみたいです。
-
ご飯屋さん?も有りました。
そろそろお腹が減ってきたので、ランチを食べたかったのですが、スープ屋さんとか行こうと思ったお店がことごとく日曜休みだったので、行くところなし。では例によって、北欧で北欧サードウェーブコーヒーを飲みまくる、という私の旅の目的の一つに沿って、カフェに行こうという事になりました。今日は、フィンランドのスタバ、ロバーツコーヒーです。すぐ近くにありました。 -
ロバーツコーヒーは、ヘルシンキのいろんな場所で見かけました。スタバはシアトル系のセカンドウェーブコーヒーと位置付けられていますが、濃くて苦くて胃に悪そうなコーヒーとも言えます(個人の感想です。嫌いなわけではないですよ。)。一方、ロバーツコーヒーは浅煎りの北欧のサードウェーブコーヒーのはずで、浅煎りだけど、酸味が強調されたコーヒーというわけではなく、豆の選択から始まって、焙煎したりハンドドリップする際にも、その豆の特徴をしっかりと表現するという事を目的にしたコーヒー作りを行なっている、という訳です。そうするとどうしても、みんな同じ様な味になりがちな深煎りではなく、焙煎の程度によって色々な味が現れる浅煎りになって行くのだと思います。でもロバーツコーヒーの様なチェーン店では、手間のかかるハンドドリップなんかしてないと思いますが。
-
私はコーヒーとドーナツ、奥さんはアイスクリーム(例によって、ランチなんですが・・・)をいただきました。チェーン店だと侮っていましたが、コーヒーの味も、店内の雰囲気も良かったですよ。私はコーヒーは基本ブラックで飲むので、スタバよりロバーツ派です。仕事のせいで慢性的に胃も悪いし。でも、カフェラテみたいなミルクを混ぜるコーヒーとか、冷たい系のコーヒーは、コーヒーそのものの味を味わうわけではないので、シアトル系の様な濃いコーヒーを使う方が、コーヒーの味がミルク等に負けないので良いのではないかと思います。
-
アイスは売り切れ寸前?
ロバーツコーヒーの後は、マーケット広場周りを散策しました。3年前、ちょっと寒い9月の終わり頃に来た時には、マーケット広場は閑散としていましたが、夏場は違いました。お店もいっぱいあるし、観光客も一杯です。 -
港に面したマーケット広場には、屋台がたくさん出ていました。美味しそう。今のシーズン、ラズベリーとストロベリーが旬の様でしたが、お店にはブルーベリーもありますね。温室で作ったりしているのかな?
-
レトロ列車もいました。
-
レトロなトラムは、夏季の期間は定期的に走っているようです。
朝、フリーマーケットでちょっと買えたので勢いがついたのと、奥さんはマリメッコとカウニステでとりあえず満足した様なので、さらにヴィンテージカップアンドソーサーを仕入れようと、ヘルシンキ郊外にあるというヴィンテージショップに行くことにしました。期待したカウニステでは3度目のフィンランドの資金を稼げなさそうなので、ヴィンテージ雑貨を仕入れて、日本で売って資金調達しよう!
ネットで紹介されていたヴィンテージショップは、ヘルシンキ中央駅からヴァンター空港に行く途中にあります。右回りの方の空港行きに乗って、Myyrmäki という駅で降ります。空港まで行くとABCゾーンになりますが、ここはまだABゾーン内なので、ABゾーンの4日券で行けました。 -
降りるのはMyyrmäki です。
-
トラムでヘルシンキ中央駅に到着。
-
空港行き列車に乗ります。切符は4日券を持っているのであらためて購入不要です。
確か10分か、15分くらいでMyyrmäki 駅に到着。駅はショッピングモールに繋がっていますので、着いたら駅から直接モールに入ります。 -
こんなショッピングモールです。結構綺麗ですし、お店もたくさんあります。
-
2階からの写真です。フィンランドでは日本と同じように、1階は1階(地上階)ですのでわかりやすい。
ここの2階に、Bella Itseparvelukirpputori という、もはや何だか分からないどころか、発音はもとより、なんて書いてあるのか、いったい何文字なのかも分からない名前のお店があります。ここはBellaと覚えておきましょう。この店のフルネームを覚えられる日本人は、すごい学習能力とか記憶力とかいうよりも、きっと相当な変人としか私には思えませんが、頑張って覚えてみて下さいね。 -
この写真を頼りに店名をタイプしてみましたが、あっているのか見比べるのも難しいです。合ってなかったらごめんなさい。
-
店内に入ると、まずは衣類とか本とかその他もろもろのUsed品が、なんか適当に置かれていて、お客さんも結構います。ヴィンテージショップと言うよりも、古着屋です。人を掻き分け掻き分け奥の方に進むと、この通り急に視界が広がりました。
-
食器の山、というか一面食器です。
-
たくさん有りすぎて、何が何だかよく分からなくなります。さらにここだけではなく、古着や古本を売っているところにも、所々食器が置いてあって、意外とそちらに掘り出し物がありそうでした。が、そっちは狭い上に人が多くて思ったように見ることが出来ませんでした。
何周か回りましたが、これだけ沢山あるとやっぱりリサーチ不足で、情けない事に何を買えば良いのか全然わかりませんし、頼りの感性の方もすっかりなりを潜めています。結局諦めてBellaでは何も買えずに退散です。これで3度目のフィンランドがまた遠のいて行きます。ここまで来て手ぶらで帰るのもなんですので、モールにあったスーパーで、お土産のお菓子を買ったり、マリメッコのペパーナプキンを買ったり(スーパーにもいっぱい売ってますし安いです)して帰りました。 -
スーパーに普通にイッタラとかも売っています。
-
肩を落として帰る途中です。Myyrmäki の駅はこんな所です。
カップアンドソーサーは買えなかったけど、お土産も買えたし、転んでもタダでは起きませんよ。ちょっと遠出したので、夕方になりました。一度家に帰って、今日のヘルシンキの夜はコンサートに出かけます。
ヘルシンキ滞在中に、3年前に行ったアアルト設計のフィンランディアホールでコンサートでもやっていないかと思って、探してみました。3年前は外から見ただけでしたが、コンサートに行けばホールの中身も見られるし体験もできるから、楽しいかなと思って。せっかくのフィンランドなので、出来ることならシベリウスのフィンランディアなんかやってると、もうフィンランディアづくしで、身体中フィンランディアになっちゃうよ(?)、と思いましたが、そう思う様には行きませんね。そもそもシベリウスもフィンランディアも名前しか知らないのに、調子のいい話でした。でも、ちょうどこの日曜日の夜にフィンランディアホールでコンサートはやっていました。これが私には微妙で....。アメリカのどこかの若手の楽団(名前はユースオーケストラとなっていた)が、アメリカの建国記念日セレブレーションコンサートをするとの事。ガーシュウィンとあと誰だっけ?の曲が演奏されます。まあ曲はいいんだけど、何でヘルシンキまで来て、わざわざアメリカの建国記念日を祝わねばならないのか?日本に居たって普通祝いませんよ。そもそもアメリカの楽団が、何でわざわざヘルシンキまでアメリカの建国記念日を祝いに来るのか?これもよく分からん。 それって、まるで私が昨日ヘルシンキ対クオピオのサッカー見に行って、ベルマーレの応援しているようなもんでしょう(それはなんか違う様な気もするが?)。アメリカらしいといえばアメリカらしい振る舞いですが、フィンランドの独立記念日を祝ってシベリウスを演奏してあげなさいよ、と思うのは私だけでしょうか?まあ、実際にはちゃんと納得のいく理由がある事と思いますが、あまり積極的にはなれず、ヘルシンキ滞在中にはフィンランディアホールでは他のコンサートは無かったので、フィンランディアホールでのコンサートは取り敢えず保留という事に。
あと何かないかなあと思っていて、そういえば旅行に出発する1ヶ月くらい前から、北欧に行く前のイメージトレーニングのために(?)、北欧ジャズを、3ヶ月無料だったApple Music で聴きまくっている事を思い出しました。北欧ジャズのコンサートでもやっていないかと思って、探してみました。でも、フィンランドにはジャズシンガーが少なそう。さすがヘビメタの国だ。ジャズなんていう爺さん好みの音楽はやっていないのか?(ジャズファンの方々大変失礼しました。あくまで言葉のあやですのでお許しください。) 探してもほとんど出てこないので、お隣スウェーデンにまで少し範囲を広げると、北欧の大国スウェーデンにはちゃんとジャズシンガーが居ましたよ(うちの奥さんには黙っていましたが、女性シンガーしか探しておりませんです)。北欧ファンの方々でも知らない人が多い様な気もしますが、だいぶ昔で言えばモニカ・ゼッタールンドさん、ちょっと昔から活躍していそうなのが、あのロシアの文豪の孫のヴィクトリア・トルストイさん、ハリウッドでも活躍しているらしいリサ・ロヴブランドさん、お美しいシゼル・ストームさんなどなど。やっぱり、それなりのキャリアがある人のコンサートの方が安心で良かろうと思って探すと、ついに見つけました。ちょうどアメリカ独立記念日コンサートと同日に、ヘルシンキでコンサートがあるジャズシンガーは、そのロリ声でスェーデンのおじさん達を魅了して来た(?)リサエクダールさん(Lisa Ekdahl)です。1994年スウェーデンでデビューして、その年新人ながら1994年スウェーデングラミー賞を3部門同時受賞(年間最優秀アーティスト賞、年間最優秀女性ポップ・ロックアーティスト賞、年間最高売り上げアルバム賞)しました。その後も25年のキャリアを誇り、今も活躍されていると言うのは立派なもんです。Vem vetという曲がスウェーデンで80万枚も売れたそうですが、スウェーデンの人口は約1千万人で日本の10分の1なので、日本で言えば800万枚売れたって事です。「およげ!たいやきくん」もビックリです。コンサート会場は、フィンランディアホールじゃ無いけど、こちらもアアルトさん設計のKULTTUURITALO(日本語だと文化センターって感じの名前です)ですし、そこはアパートから歩いて7、8分の近さです。即チケットを探しました。日本のチケット屋さんで、日本語で海外のコンサートのチケットを買えるところもあって、このコンサートのチケットも売っていましたが、やっぱりフィンランドのチケット屋さんの方が安いだろうと思って(相変わらずセコイ)、LIPPUって言うフィンランドのチケット屋さん(フィンランドのチケットぴあですかね)で購入しました。英語を選べば、チケット買うくらいならなんとかなりました。1人59ユーロだから結構な値段でしたが、たぶん日本のチケット屋さんより少し安かったと思います。
という事で、日本でプリントアウトして来たチケットを握りしめて会場へ向かいました。 -
入り口にはAALTOのマークが有りました。
-
ここ文化の家(グーグルマップにはこう出て来ました)では、結構コンサートとか色々やっているみたいです。私が選んだんだから、今日のコンサートがこの中のどれかは、見ればわかりますね。
チケットを見せて中に入ると、ちょっとした広間で、皆さんコンサートの前に一杯やってくつろいでいます。 -
ピンボケ写真しかありませんが、いい感じでカーブしているカウンターが入り口入ってすぐの所にあって、そこでワインやシャンパンやジュースなどをみんなが買って飲んでました。
3年前にウィーンのフォルクスオーパーにオペレッタを見に行った時も、一杯やるところがあったのですが、ヨーロッパでは、クラシックだけじゃなくて、こんなポップス系のコンサートでも同じ様に、軽く飲んで談笑する所が有るんですね。釣られてワインを一杯頂きそうになりましたが、まずは席がある事を確認しないといけません。昨日の二の舞はご免ですよ、という事でワインも飲まずに会場に入って席の番号を確認しました。今日はちゃんと席が有って一安心です。これでワインにありつけます。 -
ワインを片手に一人たたずむ。他のお客さんと談笑はムリ。
客層は、ほとんどがリサさんと同世代くらいでしょうか。あまり若い人はいませんし、サッカーの時と同様アジア人らしき人は見かけませんでした。まあ、居ないでしょうね。なんじゃコイツらって、言う感じでちょっと奇異な目で見られた事もあった様な気もします。まあ、見るでしょうね。お客さんはフィンランド人なのか、フィンランドに住むスェーデン人なのか、私には区別はつきません。コンサートでリサさんが喋っていたのも、英語でないのは間違いないですが、フィンランド語なのかスェーデン語なのかわかりませんでした。普通に喋っていたし普通に通じていたので、スェーデン語だったのかなあ? お客さんはコンサート中も、スウェーデン人かも知れないけど、フィンランド人らしく大人しいです。もちろん席で立ったり、一緒に歌ったり、ましてやペンライト振ったりなんて(今時ないか?)しません。手拍子くらいはする時もありますが、すぐに萎えていきます。隣に居たおばさんは(ウチの奥様の事じゃないよ)手拍子どころか全く身動きすらしませんでした。それはそれで凄かったです。 -
ステージはこんな感じ、言葉はわかりませんが、別に写真とるなとか言ってなかったと思います。みんなコンサートの最中にもスマホでバチバチ写真撮っていたので。
結局2時間くらい、2度のアンコールにも答えてくれて、コンサート終了。しかし、誤算だったのが、ジャズを聞きに行ったはずなのに、全然ジャズじゃなかったという事です。またまたリサーチ不足を露呈する事になりました。リサエクダールさん、ジャズのアルバムも2、3枚出していますが、グラミー賞受賞したのは、ノルディックフォークソングの歌やアルバムでしたし、ジャズアルバム以外は、フォークやポップス系の歌がほとんどでした。このコンサートは、そのグラミー賞を受賞したデビュー曲Vem vetの発売25周年記念コンサートツアーと名付けられたツアーのヘルシンキ公演でした。なのでジャズの曲は全然歌わなかったのです。結局どの曲を歌ったのか1曲もわからず(当然Vem vetという曲は歌ったはずです)、後で調べてもわかりませんでした。今度はジャズコンサートやってほしいですね。ジャズもなかなか良いですよ。まあでも色々初体験できたし、歌も知らなかったけど良かったし、面白かったから十分満足です。
コンサートが終わって夜9時です。もちろん周りは明るいですが、お腹は減ってます。コンサート会場の向かいに、ロシア料理屋さんがあったので行ってみました。ロシア料理屋さんと言っても、ニコライ何世かが食べてた様なものではなくて(これもただの私のイメージです。)、ロシアのファストフードって感じでしょうか。ブリニって言う、そば粉のクレープみたいなのに、色々挟んである食べ物です。お店の名前もBLINItというレストランですが、10時閉店だという事で、店のお兄ちゃんも帰ろうとしているかの様でしたし、急いで頂きました。 -
タブレットで注文するのかと思ったら、これはただのメニューだという事で、口頭で注文します。
-
いくらタップリのブリ二。
-
アルコール度確か8%のロシアのビールです。
思えばここからロシアまで電車で2,3時間ほどですから、ヘルシンキでは本場のロシア料理も食べられそうな気もしますね。ブリニは初めて食べましたが、美味しかったですよ。もちろんプーチンのごとくストロングなビールも良いです。美味しい。でも、ブリニはボルシチとかピロシキとかのロシア料理とはちょっとイメージが違うので、ロシア料理を食べた、っていう実感が薄いです。
今日でヘルシンキ在住も半分終了です。明日はちょっと足を伸ばして、日帰り旅行に行ってみます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
チョロさんの関連旅行記
ヘルシンキ(フィンランド) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ヘルシンキ(フィンランド) の人気ホテル
フィンランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
フィンランド最安
437円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
38