2019/06/29 - 2019/06/29
1326位(同エリア3772件中)
チョロさん
アパート滞在のヘルシンキ生活二日目は、アアルトデー。夕方からはサッカー観戦に出かけました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨日、ハカニエミのスーパーで卵とハムを買ってきて、朝ご飯は自炊しました。ウチの奥さんが作ってくれたんですけどね。そういえば3年前にも行ったハカニエミのマーケットホールは現在改装工事中で、営業していませんでした。仮設の建物で営業しているらしいですが、周りの屋台やフリーマケットも細々としかやっていないので、2019年に行こうとしている方はご注意ください。2019年秋頃再開らしいですが、マーケットホールのホームページはフィンランド語で全然わからなかったので、詳しくはどこかで確認してくださいね。
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工事中のハカニエミマーケットホール。周りの道路も工事中でした。
マーケットホールの斜向かいに大きなスーパーマーケット(S-マーケット)があったので昨日行ってみました。この時期ベリー摘みはまだちょっと早いみたいですが、スーパーにはラズベリーがたくさん売られていたので、買って来てヨーグルトと一緒に食べました。ちょっと酸っぱくて美味しかったですよ。ブルーベリーなんかが取れるのは8月くらいになる様ですね。8月なら森でベリー摘みとかするのも楽しそうです。アパートならキッチンも付いていて調理も出来るし、キノコ狩りもしてみたいですが、さすがにまだ早いですね。キノコ狩りが出来るのは8月後半から9月くらいみたいです。 -
キッチンはこれ。なんでも揃ってます。調味料にしても、前の人が使った残り物感もありませんでしたし、綺麗に管理されています。
朝食を済ませたら、お爺さんはコインランドリーに洗濯に行きました。コインランドリーの使い方は普通です。ドラム式の洗濯&脱水機と、乾燥機に分かれています。洗濯物を入れて温度の設定をするくらいで、後はクレジットカードでお金を払えば勝手に動き出します。洗剤は旅行用の小さいパックを日本から持って行っていたので、それを入れました。洗剤などはコインランドリーには売っていませんが、スーパーマーケットの方に大きいのなら売っているはずです。洗濯、乾燥ともそれぞれ30分かかりますが、ちゃんと残り時間も表示されますし、スーパーのレジの近くにあるので、人通りもそれなりにあって、3年前に行ったスイスのグリンデルワルドのコインランドリーみたいに、洗濯物を盗まれそうな感じもありません。
https://4travel.jp/travelogue/11487627
機械も新しそうで、見た目も非常に清潔です。でも洗濯6ユーロ、乾燥4ユーロなので全部で1200円くらいしました。高いですねえ。やっぱりオーナーさんにパンツ洗ってもらえばよかったかな。 -
一番安い小さいタイプでも9kg洗えるので、日本の我が家の洗濯機よりもたくさん洗えます。
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ただの洗濯機ですが、美しく並んでいますね。
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支払いはもちろんカードです。それとは別に専用のICカードもある様です。
洗濯も済ませたので、3年前にヘルシンキに来た時には行けなかった、高名な建築デザイナーのアアルトさんの家に行ってみることにしました。アアルトハウスは若干遠いのですが、トラムに乗って行けば、ヘルシンキ市内ゾーンAB と言う一番安い乗車券で行けます。これからまる4日間ヘルシンキですので、ゾーンAB4日券をアパートの近くのキオスクで買いました。このアパート、近くに何でもあって便利です。4日券は96時間で20ユーロです。ヘルシンキヴァンター空港や湖ドボンできるクーシヤルビのサウナまで足を延ばすなら、もうちょっと高いゾーンABCが必要です。キオスクで4日券を下さいと言ったら、何も聞かないでゾーンABのものをくれましたので、ABCが欲しい人は、ちゃんと最初からゾーンABCだと言いましょう。これがあればトラムも地下鉄もバスも乗り放題ですし、ただ持っていればいいだけですので便利です。 -
これを見ただけでは何日券かわかりませんね。覚えておかないといけません。
ただし、キオスクで買った写真の様なICチップタイプのデイチケットは、最初にトラムやバスに乗る時にカードリーダーにタッチしないといけません。その瞬間からチケットが有効になり時間が回り始めます。これを忘れていると見つかった時に無賃乗車の罪に問われますので、忘れない様に。2度目の乗車からは不要です。自動販売機で買ったものは、買った時から有効になり時計が回り始めますし、紙切れチケットに有効期間が記載されているのでタッチする必要はありませんが、紙切れなので無くさない様に注意しないといけません。3年前に前来た時は自動販売機でリージョナルチケットってやつ(今のゾーンABC か、ヌークシオ国立公園まで行けたのでもしかしたらABCD)を買ったのですが、この紙切れを何度も見失って探すハメになりました。2019年に改定されたヘルシンキの公共交通機関のチケット購入に関する最新の情報について、こちらのページに詳しく書いてありましたので参考にさせて頂きました。
https://urtrip.jp/helsinki-day-ticket/
アアルトハウスもアパートの前の停留所からトラムに乗って、1回乗り換えれば到着です。トラム駅から徒歩2、3分くらいでしたが、外から見たらアアルトハウスは普通の家です。普通に玄関のドアがあってそこから入リます。最初どこが入り口かと探してしまいました。ちょっとウロウロした後、玄関が入り口だと気がついたものの、我々が付いた時には玄関に鍵がかかっております。アアルトハウスはお留守の様子です。??と悩みましたが、小さな看板が壁にかかっていて、それによると、開くのはお昼の12時からでした。 -
アアルトハウスの入り口です。普通の家の入り口だと思うでしょ? 玄関の横に立て掛けられたホウキが、また普通の家感を高めています。
まだ11時にもなっていないので、待つったってねえ。そもそも何でそんなこと調べてから来ないのか?という感じです。まあ自分が調べてないだけだけどね。仕方ないので、周りに何かないかGoogle Mapで探したところ、近くにStudio Aaltoと言うのを発見。何かわかんないけどどうせ暇だし、行ってみることにしました。どうやらこれもその名の通り、デザイナーのアアルトさんの仕事場の様で、ここはお家の方より少し早く、11時半から開店してツアーが始まるとの事。せっかく来たからツアーに参加してみることにしました。 -
スタジオアアルトはこちらです。これも言われないと気がつきません。
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入り口には看板があったので、ここから入れば良いとわかりました。
他にも10人くらいお客さんがいて、引率の女性が英語で解説しながら、スタジオを案内してくれました。ここも中に入る時に靴を脱ぐか、靴カバーを付ける様に言われたので、靴を脱いで靴下で歩きました。 -
説明に聴き入る人達(一応私も含む)
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製図台ですね。こんな様な物なら家にもあるぞ。
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アアルトさんのスタッフもここで働いていました。
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模型がたくさんあります。今なら3D CADなのかな?
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これはマンション。マンションの設計もしていたんですね。
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これはこのスタジオではないかな?
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庭からの外観はこれです。
仕事場ですので、製図台やら、模型やら、色々なものが展示されていて、英語がわかれば、それらやアアルトさんのお仕事について詳しいことも解ったと思います。私はなんとなく分かった様な気になっています。スタジオアアルトの後はアアルトハウスです。スタジオアアルトのツアーが全部で1時間くらいかかったので、アアルトハウスの方の1回目のツアーは終わりかけていて、2回目のツアーに参加しました。 -
こちらもツアーは同じスタイルですが、アアルトさんの自宅なので、ちょっと雰囲気が違いますね。
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家族の寝室やらお風呂やトイレも、全部見せてもらえました。私には、いいねえ、こんなとこに住みたいねえ、くらいしか感想が出てきませんが、建築デザインやインテリアの勉強をしている人には、色々と勉強になるんでしょうね。うちの子供がそういう勉強をしているはずなんですが、これを見たら果たして....。
ここに来るまで、スタジオアアルトなんて所があるとは知りませんでしたが、偶然にもスタジオと自宅と一気に見て回ったので、あとアルテックに行けばアアルト3冠達成(?)です。 -
お庭はこんな感じです。
お昼もだいぶ過ぎたので遅いランチをとりました。今日はアアルトデーだ、と言う事でアアルト設計のアカデミア書店へ。書店でランチ?いやいや書店内にカフェがあるのです。その名もアアルトカフェです。映画「かもめ食堂」にも出てきたので、ご存知の方も多いでしょうね。 -
書店の中はこれ。写真を撮っている側にカフェがあります。
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ラーメンの本も売ってましたよ。結構ラーメンも流行っているのかもしれません。ラーメン屋はデンマークやスウェーデンでもたまに見かけたような気がします。
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カレリアパイを頼んだはずが、なんか違うものが来た様な気がする。美味しかったからまあいいか。
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コーヒーはこんなポットで。
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こっちは奥さんのランチ。ランチに来たはずなんだけど、これってランチかなあ?
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ウェイトレスさんが、日本語メニューをくれました。メニューを指差して頼んだのですが、その一つ上の料理が運ばれてきました。何のための日本語メニューだったのか?まあそんなもんか。日本だと腹が立ちますが、なぜかここではそんな些細な事は全然平気です。金銭感覚もかなり麻痺してきましたので、10ユーロくらい高くなったけどもうビクともしませんよ。
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アアルトデーはここまで。今日の夕方は、フットボール観戦です。日本とアメリカで言うところのサッカーですね。ヨーロッパの強豪国のフットボールリーグはたいてい夏場はシーズンオフですが、フィンランドでは冬は雪や寒さでフットボールどころではないので、冬休んで夏もやっています。日本も冬は雪深いところもあるので、冬休んで夏はやっていますが、ヨーロッパの強豪国の真似をしたくて仕方がない様です。しかし現実的には、もちろんして欲しくないですが、雪国を切り捨てない限り冬は難しいでしょう。日本の事はいいとして、フィンランドにもフットボールリーグがあります。最上位のリーグはヴェイッカウスリーガという名前ですが、ヴェイッカウスというのは、フィンランドの国営賭博代理店の名前だそうです。サッカーくじを売るためにフットボールリーグがある、というイメージがしてしまいます。よく知りませんが、どうなんでしょうね?それはともかく、今日はヘルシンキのオリンピックスタジアムの近くにある、テレア5Gアレーナというサッカー専用スタジアムに、おそらくフィンランド最大のクラブである、HJKヘルシンキと、この後行くはずの湖水地方のクオピオン・パロセウラというチームの対戦を観戦に行きます。HJKヘルシンキには、日本代表にもなったことのあるハーフナー・マイク選手や、私の拙い記憶では新潟に所属していた田中亜土夢選手が在籍していたことがある様です。スタジアムには、トラムですぐに着きました。トラムの駅から5分ほど歩きます。チケットはホームチームのホームページからネット購入できるので、日本にいた時にHJKヘルシンキのホームページから購入して、プリントアウトして持ってきました。チケット買おうとしても、何故かなかなか繋がらないと言う問題はありましたが、言語を選べたので、英語を選んで英語で買えました。
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チケットです。チケットはフィンランド語なので何が書いてあるのか、やっぱりサッパリわかりません。でも座席の番号くらいはわかっている、つもりだったんですが。。。まあとにかく、スタジアムに到着。
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立派なスタンドです。
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1万人ほど収容できるスタジアムの様ですが、かなり空いています。推定入場者2000人?ちなみに屋根はアウェー席も含めて全面付いているので、真ん中くらいから後ろの方の席なら、もし雨が降っても大丈夫でしょう。
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何者かはわかりませんが、日本と同じようにマスコットもいましたよ。しかも何匹もいます。
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フィンランド国旗って青空に映えますね。
みなさん売店周りでビールを飲んでおられますが、ビールは座席には持ち込み禁止との事です。お菓子も駄目みたいです。たしかにお菓子を持っていたら、スタジアムを我が物顔で飛び回るカモメ達に襲われそうです。 -
ビールはこちらでお飲みください。
ビールを飲んでから座席につこうとしましたが、どう見ても我々が予約した座席番号が書いた席がありません。チケットに書いてある列の一つ前の列の番号までしか、実際に席がないのです。席はインターネットで座席表から選んで買ったのですが、その席が存在しないってどういう事? もしかして偽サイトだったのか? その辺にいた案内人らしき人に聞いてみました。この番号の席ってどこ?一緒に探してくれましたが、見つかりません。ボスに聞いてみる、と言って居なくなった後に、ボスがやってきました。そして、その席はないから、こっちにしてね、この辺ならどこに座ってもいいよ。と、全然別の方に連れていかれました。それって、指定席だったのをガラガラの自由席に回しただけじゃないの? でも、偽サイトじゃなかったみたいだし、席には大して違いがなかったから、まあいいか、という事で、あいている席に座って観戦しました。すいているって幸せな事です。指定席と自由席の差額を返せとか、セコイことは言う気が起こらないどころか、思いつきもしません。フィンランドの空気が、セコイ私をも大らかにさせるのか? 単に私が騙されやすい爺さんなだけなのか?
まあそう言う事で、無事座ってフットボール観戦をすることが出来ました。しかし、こう言ってはなんですが、これがなかなか盛り上がらない試合。全然シュートもない。こらー、シュートせー、と何度も言いましたよ。心の声でだけど。コアサポーターはホームゴール裏で、日本と同じ様に旗振ったり太鼓叩いたりして応援しています。でもその数はホームのHJKの方でも30-40人くらいでした。学校のひとクラス分くらいですね。アウェーに至っては2人くらいでしたよ。こうして見ると、フィンランドではフットボールはかなりのマイナースポーツの様です。そういえば、ホームのゴール裏は日本ではメインスタジアムに入って左側、と言うことになっている様に思いますが、ここヘルシンキではホームが右側で、日本と逆です。ちなみにホームのゴール裏もすいているし、おとなしい応援なので、一緒に応援するのも面白いのでは? お兄ちゃん達とお友達にもなれそうです。しかし、ホームのコアサポーターと一緒に応援したい人は、逆側のアウェー席のチケットを買わない様にご注意ください。間違ってアウェーのコアサポーターの2人と一緒になっちゃったら、責任重大ですよ。2人と一緒に、3人だけで試合中ズーッと真面目に応援し続けないといけませんからね。メインスタンドから見て右側がホームですからね。チケット買うときには、偽サイトだったからかもしれませんが、どっちがホーム側とか出てきませんので、覚えておいてね。 -
ホームのゴール裏はこんな感じ。これならこの中に入って一緒に応援したくなりませんか?
ちなみに、盛り上がらなかった試合も、安い線香花火の様に、後半の終わりの方でかすかな盛り上がりを見せ、両チーム1点ずつ入れて引き分けに終わりました。ヨーロッパだと言ってもフィンランドのチームなら、うちの近所のベルマーレでも勝てそうだぞ!
帰る時に、東洋人が珍しかったのか(確かに他にそれらしき人は見かけなかった)、現地サポーターのお兄ちゃんに、どこから来たの?と声を掛けられ、日本からだと言うと、今日の試合はどうだった? と聞かれたので、元気よく、Good!と親指を立ててしまいました。心にもない事を。。。でも、そのお兄ちゃんそれを聞いて嬉しそうにしていたし、試合内容はともかく、十分に楽しませてもらったのは間違いないから嘘でもない。さらに、国際親善上もナイスな回答だったと思いますよ。
スタジアムから家まで歩いても帰れそうだったので、ちょっと歩きました。爺さんと婆さんなので、途中で疲れてトラムに乗りましたが。 -
湖の向こう、遠くにヘルシンキ大聖堂が頭だけ見えます。
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うちの近所(すっかり自分の家だと思っています)にあるリンナンマキ遊園地はすぐ近くに見えます。
試合は19時ごろに終わったのですが、歩いているうちにまだまだ明るいですが夜8時くらいになったので、夕食に出かけました。カッリオの家のすぐ近所にある、Cellaというフィンランド料理のレストランです。 -
私はミートローフの赤ワイン煮。もちろん赤ワインと一緒に。
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うちの奥さんは、ミートボール、マッシュポテト添え。白ワインを飲んでたぞ。
ヘルシンキ二日目の夜はこうして更けていきました。でも、これが更けていかないんですよ。全然日が暮れないから。やっぱり北のほうに位置しているだけあって、コペンハーゲンやマルメよりかなり日が長いし、たとえ太陽が沈んでも真っ暗にはならないですね。ほとんど白夜だな。
では、まだ明るいけど、おやすみなさい。
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