チンクエテッレ～ニース地中海を行く

2019/05/26 - 2019/06/11

今回はロードレース観戦とコンサート鑑賞をベースに旅行しました。

旅程づくりではマンチェスターでの用事を済ませ次の用事のバルセロナまでどこへ行こうか迷いました。そこでマンチェスター空港からいったいどこへ飛行機飛んでるのか調べたところなんとイタリアのピサがありました。
ピサならチンクエテッレに行けるかな、
ヨーロッパ内はどこへ飛んでも大して変わりないかと気持ちが大きくなり
兼ねてから行きたいと思っていたチンクエテッレへ行くことにしました。
これは5月30日チンクエテッレ三日目の旅行記です。

【旅程】　
5月26日　セントレアー仁川ーアムステルダム空港ーマンチェスター
27日　　　マンチェスター　（コンサート）
28日　　　チンクエテッレ
29日　　　チンクエテッレ
30日　　　ニース
31日　　　バルセロナ
6月1日　　バルセロナ　　　（コンサート）
2日　　　　アルル
3日　　　　アルル
4日　　　　マルセイユ
5日　　　　マルセイユ
6日　　　　マーストリヒト　（ロードレース）
7日　　　　シッタルト　　　　”
8日　　　　シッタルト　　　　”
9日　　　　ユトレヒト　　　　”
10日　　　アムステルダム空港出発
11日　　　帰国

エリア チンクエ・テッレ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

今日は午前中チンクエテッレでトレッキング
午後は電車でニースまで移動の地中海満喫2本立てです

朝のヴェルナッツァ駅

泊まった宿がアパート形式なので荷物は預かれないとのことでショック
でも珍しいことに駅に荷物預かりの店があると聞いてほっとしました
ここがヴェルナッツァ駅の店
9時オープンです

店は狭いので預かり荷物が増えると近所に移動して保管しているようです
引取り時は15分ほどかかるので注意が必要

ここから隣のモンテロッソ・ア・マーレまで電車に乗ります

モンテロッソ・ア・マーレからヴェルナッツァまでのトレッキング
今日は雨予報ではないけれどこの時間は雲が多い

お天気頼むよ、地中海らしい海を見せてくださーい

前方の坂道がトレッキングコースです

モンテロッソの旧市街
マルシェがでていましたが気持ちは先に行ってるのでさらっと通過

パラソルも整然と静かなビーチ

ビーチのレストラン

来た道を振り返る

これがマルシェのあった旧市街

さあ、歩きまーす

こんな急斜面にブドウ畑
海から吹き付ける風が葡萄を美味しくするそうで
シャケトラというワインが有名

人が一つ一つ石を積み上げながら手作業で作った畑
土地の人の知恵と時間と労働の賜物
その分チンクエテッレに住む人は土地への情熱が深い

今は収穫したものを運ぶためのカートとレールが廻らされています

すれすれ通り過ぎるれるほどの道
畑仕事用にできた道を通らせていただいているわけですからね

モンテロッソが遠くなっていく
そろそろこれが見納めか
この辺りまで1時間ほどアップダウンが続いた

見える風景が変わった
ヴェルナッツァ方面にチンクエテッが一望
ここからは整備されたトレッキングコースです

こんなところに家が
上に道路でもあるのかな

最後にモンテロッソがまた見えた

さて、どんな姿を見せてくれるかワクワクしていると
うわぁ、ヴェルナッツァが少し姿を現した

見え隠れを何度か繰り返した末に
ヴェルナッツァ全景が目の前に

語彙力の不足はしょうがない
「きれい」としか出てこない

感動すると写真が増える増える
人から見たらそう変わらない言われそうだけど
思い入れが深すぎて枚数を絞り切れない

ヴェルナッツァの港に戻ってきました
念願のコースを歩くことができてほっとしたらお腹が空いてきた
そこでシーフードフライとビール
桟橋で一人チンクエテッレに乾杯

そういえばラスペツィアから船でこの港に着いたのが二日前
「やりたいことリスト」満載で来ましたが結果はどれも感動もの
そして滞在したこの村はその小ささゆえにすぐに馴染めて居心地が良い
またぜひ訪れたい村となりました

電車で再びモンテロッソに来ました
私の乗るジェノバ行きはヴェルナッツァ駅には停まらないからです

駅から見るモンテロッソのビーチ
曇っていた朝と全然印象が違います

名残惜しいけどこれからニースへ
ひとまずジェノバに向けて出発

ジェノバ駅で乗換え、伊仏国境のヴェンティミーラへ
ジェノバからニースもバスのほうが安くて早いのですが一部海岸を離れてしまう
今回は海沿いにこだわってリビエラ海岸とコートダジュールを電車で走ります

さて、本日二本目の旅の始まり
さっきまで緑濃い世界自然遺産の中にいたのに
急に都会の日常に戻ったようでその空気間の違いに面喰う
ジェノバ港
イタリア最大です

大型クルーザーも停泊中

ここまでくると雲一つない
チンクエッテッレは緑が多い分雨も降りやすいのでしょう

ヨットがずらり

アラッシオ駅
ミラノ―サンレモというロードレースがあるのですが
必ずここを通るので初めてなのに懐かしい気がする

ヴェンティミーラ駅
国境なので警官もいますが
フランスに比べてチェックは緩め

海すれすれを通ってくれていいなぁ、この電車

大好きなマントン、記念に1枚撮ります

右奥に海に面したマントンの旧市街
あの教会の下にある家族経営の小さなイタリアンレストラン
去年来た時気に入って3日滞在中に3回も行きました
みな元気でやってるかなぁ
また来るね～

遠方はカップマルタン方面
高級な別荘がいっぱいある所

ニース近郊の有名なリゾート地、ヴィルフランシュラメール
風光明媚なこの海には時折どでかいクルーザーがやってきます

右の旧市街にレストランがずらりと並ぶ
海を愛でながらブイヤベースが定番なんでしょうか

さあここを過ぎたら間もなくニース

今日は朝からずっと地中海がすぐそばに
明日は地中海を空から見ようと空路でバルセロナへ
お天気晴れますように！

この旅行記へのコメント （6）

• Eiji Haitaさん 2019/12/02 21:27:59

  お尋ね

  　今、イタリア旅行、楽しく計画を練っています。
  　そこで、チンクエ・テッレについて、お尋ねです。例の遊歩道、あなたの旅行記にも書かれていましたが、愛の小道は封鎖中というのは分かりました。ただ、ネット情報では、マナローラ～コルニリア間も通行不能との情報がありましたが、現状はどうかご存じありませんか？
  　歩ける遊歩道は全線歩いてみようかとの欲がありまして。
  
  　もう一点お尋ねです。
  　旅行記中にアパートに泊まられたとの記載がありますが、私はその経験がありません。アパート形式の宿はフロントがなく、語学力がない人には敷居が高いとの情報をどこかで見たことがあり、未だに躊躇しています。
  　あなたの経験からその難易度についてご教示を。
  
  　ところで、北海道行きの計画は大体決まったのでしょうか。
  　1月北海道、3月イタリアと、あなたも忙しいですね。

  lemon7さん からの返信 2019/12/03 00:31:51

  Re: お尋ね

  Hataさん、
  
  5月はマナローラ～コルニリア間は閉鎖中で行けませんでした。整理すると
  モンテロッソ～ヴェルナツア～コルニリア間のみ通行できました。
  
  今少し調べたらこんなサイトがありました。
  https://www.italiaexpress.net/taiken/cinque-terre-ai-no-komichi.html
  これによるとマナローラ～コルニリア間は2019年開通予定とありますが
  イタリアですから遅れてる可能性はありますよね。
  このサイトの管理人さんに問い合わせたみたらどうでしょう。
  もしくは例によって4トラさんのQ&Aとか笑
  
  アパートはいい点も多いのですが鍵の受取りがややネックです。
  ホテルのフロントがある安心感とは違います。事前に鍵を受け取るための日時打合せのために簡単なメールのやり取りが必要かと。途中で聞きたいことあっても電話かメールで呼び出しが必要かと。
  オーナーはアパートに住んでるとは限らないので鍵渡したらもう会わないことが多いです。チェックアウトも鍵はポストにいれるだけですから。
  
  ここもホテル予約したつもりでしたが現地住所へ行ったらホテルがなくてびっくりでした。そういえば到着予定を事前メールできっちり聞かれた上、
  ヴェルナツア駅まで迎えに行くというのでどうしてかなと不思議に思ったものでした。この時は私が当日遊覧船利用に変更したのでその旨メールしたのですが、オーナーと行き違いになって会うまで30分ほどかかり不安でした。
  
  イタリア、スペイン、フランスもアパートの部屋貸しとか民泊が多いですね。
  夢みたいな別荘でもモダンなペントハウスでも借りれます。
  私は特に観戦仲間と泊まるのに寝室が２つ3つほしい時アパート借ります。
  それも２、3泊以上の時です。
  
  北海道、イタリア、鋭意画策中笑
  
  lemon7
  
  
  
  
  
  
  
  
  

  Eiji Haitaさん からの返信 2019/12/03 08:39:12

  Re: お尋ね

  早速の且つご丁寧な回答、ありがとうございます。
  
  　やはり不通でしたか。不通区間について、ネット上でいろいろ探しているのですが、開通したとの情報がありません。19年開通予定とのことですが、あなたの言われるように、イタリアですから大幅に遅れているのかと思います。
  　コルニリアに宿をとり、開通していれば宿からマナローラ往復もし、未開通であればコルニリア～モンテロッソ間のみを歩くようにしようかと思っています。
  
  　アパート形式、やはり手続きに会話能力が必要ですね。対面方式だと何とか身振り手振りを交えて意思疎通が取れる余地もありますが、電話必須となるとやはり敷居が高い。イタリアは、アパート形式の宿が多く、挑戦しようかなと思いましたが、諦めます。
  
  　ところで、ロードレースカメラマンの方の本を読んでいて、おもしろい話が書かれていました。それは、大会運営について、ツールを10とすると、ジロが５で、ブエルタが１というものです。
  　3か国ともラテンの国ですが、レース中継をテレビで見ていて、さもありなんと思った次第です。
  
  　一足先にオルチャ渓谷行かれるとのことですが、レース観戦と併せて旅行記楽しみにしています。と、その前に、冬の北海道も。

• Eiji Haitaさん 2019/09/18 07:46:48

  これ、良いです。

  うーん、本当に良い旅行をされてますね。
  地中海沿いの小さな村を結ぶトレッキングルートを歩く。これ、最高に羨ましいです。
  
  Lemon7さんご存知ですか？
  NHKBSでやっていた”一本の道“という十数回やった番組。私が一番好きなもので、ヨーロッパの田舎の小さな村々を歩いて巡ると言うものです。このうちのどれかをいつかはやって見たいと思っています。
  今回のあなたのされたことがまさにそれで、羨ましい限りです。
  
  景色が気に入ってしまい、掲載写真が割愛できない気持ち、良ーく分かります。
  
  近いうちに、イギリスのフットパスを何日か歩き、小さな村に宿泊し、その村のパブでビールを飲むというのをやってみたいと強く思っています。
  そして、今回あなたが歩かれた道も是非行ってみたいです。
  うーん、困ったもんです、行かねばならないところが多くて。

  lemon7さん からの返信 2019/09/18 17:32:33

  Re: これ、良いです。

  Haitaさん、
  
  こんにちは。
  これ、良いですか？
  そう言ってもらえるのすごく嬉しいです。
  共感してもらえる仲間一人見っけ笑
  
  旅の楽しみ方はいろいろあって人それぞれ違いますよね。
  Haitaさんと私は好きな旅のスタイルがどこか似ているのでしょう。
  私はHaitaさんの自転車での旅が羨ましい。
  自転車で旅するというのは有名どころを点で結ぶ旅とはちょっと
  違いますよね。自転車でしか気づかない風景とか体験があって
  それが旅の醍醐味。
  
  「一本の道」好きな番組です。
  印象に残って何度も録画を見たのはナポレオンが南仏から
  システロンへ北上した編、北欧フィヨルド編はまさに
  私が行ったコースでしたので思い出深いです。
  
  イギリスのフットパスもゆっくり巡るといいですね。
  ポルトガルの次にぜひ！笑
  
  lemon7
  
  
  

  Eiji Haitaさん からの返信 2019/09/18 19:47:27

  RE: Re: これ、良いです。

  やはり一本の道、見られていたんですね、そう思っていました。
  あの旅行形態、私の理想です。
  
  旅行の楽しみ方、人それぞれですよね。
  端的な例を。
  ハワイに行ってきました、日本人のかなりの割合の方が好きで、中には何度も何度も行っているあのハワイに。
  ただ、私は、イマイチ楽しめませんでした。
  この旅行記を上げましたが、いいねの反応が今までとかなり違います。ホント、みんなハワイが好きなんですね。人それぞれです。