2019/07/19 - 2019/07/22
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tomomiさん
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相方の転職が1か月後に決まったため、旅行なら今しかないと急遽ヨーロッパ行きを計画。準備期間は1週間。とりあえずANAで羽田-ウィーンの往復チケットは取れたものの、その先が決まらず…。時期は夏、ヨーロッパのあちこちでもバカンス+音楽フェスが開催されていてどこもいっぱい。憧れだったプラハも断念することに。
やや肌寒かったポーランド・アウシュヴィッツから猛暑のウィーンへ行きました。街中はどこを向いても煌びやかで美しく見応えがあります。
ヴェルヴェデーレ宮殿ではクリムトのKissを間近で見れます。コツは開館直後に行くこと。
こちらはウィーン2日目と3日目、ウィーン市内街歩きとヴェルヴェデーレ宮殿の旅行記です。
結果的に、ザッハトルテもシェーンブルン宮殿もスワロフスキーも取りこぼしてしまったのでいつか再訪したいです。
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7/16 羽田 → ウィーン(ANA) → クラクフ(Austria航空)
7/16 クラクフ街歩き、アウシュヴィッツ観光の情報収集
7/17 アウシュヴィッツ・ビルケナウ見学
7/18 クラクフ旧市街散策
7/19 クラクフ → ウィーン(Austria航空)
★7/20 ウィーン市内散策
★7/21 ヴェルヴェデーレ宮殿見学
7/22 ウィーン → (Austria航空)フランクフルト経由(Lufthansa航空) → バルセロナ
7/23 バルセロナ市内で買い物
7/24 サグラダファミリア見学
7/25 バルセロナ → チューリッヒ経由 → ウィーン → 羽田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ウィーン市内散策です。
シュテファン大聖堂です。観光客がとても多かったです。
通りを歩いていて気づいたことがいくつかありました。
・喫煙者、歩きタバコが多い
・エスカレーターで立つ時は右側。左側は歩いていく人用。
タバコはあちこちで吸っている人がいて厄介でした。
エスカレーターで右側に立ち左側を空けるシステムを外国人が「It's TOKYO style」と友人に説明しているのがどこからか聞こえました。東京へ行ったことがあるのか何かで見たのか分かりませんが、あのスタイルは海外でも知られているようです。
今回は厳密には「Osaka style」ですけどね。 -
どこから撮っても全体が入りきらない…
豪華絢爛な聖堂でした。 -
路面電車に乗って王宮庭園へ行きます。
名だたる作曲家を育んだウィーンならではのト音記号です。 -
あちこちに音楽家の生家やらお墓やらゆかりの地などがありました。
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ホーフブルグ王宮です。
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今夏記録的な暑さのヨーロッパ。ウィーンも例外ではなく、35度の猛暑です。
湿度は日本ほどないものの、観光する気も失せて休憩ばかりでした。 -
とはいえやはり美しい。白い馬が似合います。
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隣のバラ園へ入ってみました。バラの季節は終わっていましたがいくつかの花が暑さにめげず咲いていました。
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水面の葉ですら計算されたように綺麗に浮かんでいます。
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ミヒャエル広場に出ます。
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立派。
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でもセンターのメンバー、表情がちょっと漫画っぽい。
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こちらも人でいっぱいです。
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DEMELを発見。
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暑くてチョコレートケーキの気分ではなかったので、ザッハトルテではなくジェラートにしました。
相方はラズベリーとレモン、私はヨーグルト。どれもさっぱりして美味しかったです。海外旅行先ではよくジェラートを食べますが、レモンやベリーなど酸っぱい素材のものはきちんと酸っぱい味がして好きです。日本のレモン味やベリー味は甘いので少し物足りないです。 -
街歩き。
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路面電車の停留所前にあった建物です。
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ウィーン歌劇場だと思います(うろ覚えですみません)
市内中心はどこを見てもこういった建物があり、優美で贅沢な雰囲気でした。 -
なお今回はザッハトルテを食べれませんでした。DEMELでは暑くて食べる気が失せ、ホテルザッハーではいつ行ってもあの行列でしたので、またの機会に…。
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オフィス街の裏通りです。道路がとてもきれいです。
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老舗の楽譜専門店です。中はとても広そうでした。さすが音楽の街。
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お昼はCafé Korb へ行きました。
相方はシュニッツェルをオーダー。これは付け合わせのポテト。パンは付きません。 -
主役は圧巻の大きさ。でも薄いのでサクサクペロリと食べていました。衣が妙に美味しかったです。
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私は”本日ベジタリアンメニュー”をオーダー。
大量のサラダと豆のスープが運ばれてきました。だいぶ時間が経ったのでこれで終わりかと思っていたら… -
大量のショートパスタのお皿が置かれたのでびっくり。間違いだと言ったら、間違ってない、サラダ・スープ・パスタ が”本日のベジタリアンメニュー”だ、とのこと。
サラダもかなり量があったのでパスタは半分ほど残してしまいました。味は甘めの焼きそば(ミーゴレン的な)のようでした。 -
本日のメニュー 12.50euro そりゃサラダとスープだけなわけないか。
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メニューはドイツ語のみかと一瞬焦りましたが、英語メニューも別ページに在りました。
この後相方がアップルシュトゥルーデルを食べましたが写真を忘れました。
薄い皮が魅力のアップルパイです。皮は薄ければ薄いほど良しとされたそうです。 -
路面電車に乗ってナッシュマルクトへ行きました。停留所から見えたセセッシオン。ウィーン分離派の活動拠点兼展示館(ガイドブックより)
ここにもクリムトの絵があるそうです。金色のドームは鳥のような形のパーツが組み合わさってできています。この辺りはオフィスビルと団地のような無機質な建物が多かったのですが、こういうオブジェがあると街が華やぎます。 -
ナッシュマルクトは全長500mの市場です。通りの両脇に店が沢山あります。ピクルス屋さん、ナッツ屋さん、ワインに合いそうな総菜を売るお店、チーズ屋さん。なんでもあります。普通の市場と違い一店舗ずつが通りを向いているので歩きながら眺めることができます。
小腹が空いたのでチーズ入りソーセージとビールで休憩。ちょっとしょっぱいけど猛暑にはちょうど良い塩加減でした。 -
翌日。
今日はヴェルヴェデーレ宮殿へクリムトを見に行きます。調べたらホテルから徒歩で10分ほどの距離にありました。 -
園内への入り口は見落とすくらい小さな入り口でした。どうやら宮殿に隣接している庭園の入り口のようです。
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中は緑の美しい庭園です。
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季節によって様々な色彩を楽しめそうです。
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お天気が少し残念でした。
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Maps meによると迷路のような植物園の向こう側に宮殿があるようです。この庭園は意外と広く、Maps meがなければ中々たどり着けなかったかもしれません。
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植物園と宮殿の敷地の仕切りです。宮殿に入れる時間が書いてあります。夏と冬で違います。
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宮殿の横側から見たところです。チケット売り場は写真左手に回ったところです。
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写真を撮りたいですが、今はとりあえずチケットを買わねば。本当は10時の開門と同時に中に入るつもりでしたが、ホテルから徒歩で行ける距離なので油断していました。
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チケット売り場に並ぶこと20分ほど。モニターには色々表示されていましたが、どのような種類のチケットがあるか分からなかったので、窓口でクリムトが見たいと告げてチケットを買いました(16 euro/1人)
このとき10:45だったので、11:00に入場可と書かれたチケットをもらい入り口へ。その前にチケット売り場の裏手にあるトイレに行っておきました(2 euro)
ちなみにウィーンは地下鉄駅にもトイレがありますが、1回 50 cent~1 euro 必要です。 -
ピッタリ11:00じゃなくても入れてもらえますが、チェックはしているようでした。
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クロークもあります。
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人はそこそこ多いので先にクリムトを見に行くことにしました。
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正面玄関フロアの先にある階段を上ります。
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内装が素晴らしいです。
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どことなく柔らかい雰囲気があります。
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フィレンツェのウフィツィ美術館を思い出しました。
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ここから絵画の飾ってある部屋へ入りますが、チケットをチェックされました。
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絵を見るのは好きです。
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人はまばらでした。※この時点では。
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ゆっくりと見れます。
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展示されているのはクリムトだけではありませんが、このエリアはほぼクリムトのようでした。
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暗そうに見えて暗くない。独特でいて温かみのある絵です。
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メインのKissです。
写真では分かりづらいですが、実際に見ると透けるような透明感と存在感に圧倒されます。 -
女性の肩や足など肌の部分はシェルを貼り付けたような瑞々しさがありました。
男性の服の四角い模様と、女性の服の丸い模様はそれぞれ男女の性器を表していると言われています。二人の足元に零れ落ちている花は性愛の結合の象徴だとか。
難しいことは分かりませんが、いつまでも見ていられる絵でした。
このタイミング(11時ちょっと過ぎ)ではまだ人のいなくなる瞬間のタイミングで写真を撮ることも可能でした。時間制限もなかったので思う存分ここに時間を掛けることができました。 -
さて、それでは他の絵も見ていきます。
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暗い色合いの絵に見えますが実物の印象はそんなに暗い雰囲気はありません。むしろ暗さの中にある明るさが際立つようでした。
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私はこれも好きでした。
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温かみを感じます。
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個人的には額縁はもっとシンプルな方が良かったかなと思いました。
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部屋の一角に扉がありました。
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扉を開けると吹き抜けを見下ろすバルコニーになっていました。縁のカーブが優雅です。
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贅を尽くした、という言葉がぴったりです。
では絵画鑑賞に戻ります。 -
これも好きです。
絵の下の方だけが模様でごちゃごちゃしていますが、なぜか全体のバランスが良いのです。 -
少し間違えたら下品になりがちな絵かもしれませんが、全体的な透明感がそうは見せません。
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シェフ。
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教科書などで目にしたナポレオンの雄姿。ここにありました。
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上の階にもテーマ別で絵が飾られていたので、だいぶ時間をかけて回りました。
写真はキリがないので撮りませんでした。 -
好きな絵には自然と足が止まります。
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素通りしたくなる絵もあります。見たいものだけ見ればいいと思います。
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庭園を眺めます。緑で演出した模様は上からでないと見えません。
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丁寧に保存されてきたことが分かります。
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遠くに観覧車が見えました。
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入り口のロビーの真上に出ました。いつの間にかあんなに人が増えています。入りきらない人が隣の部屋にもはみ出しているほど。入場がもう少し遅かったらこの列に並んでいるところでした。
この時点(12:30~13:00ころ)ではクリムト閲覧に入場制限、時間制限をしているようでしたので、クリムトを楽しみたいならなるべく朝早めに入ることをお勧めします。 -
絵画鑑賞終了、しばし休憩。
ウィーン滞在は金土日でした。ヨーロッパは観光地でも日曜日に休む店が多い(土曜日も時短営業)ので、この宮殿見学を日曜日に充てました。ここは年中無休です。
スーパーも休みになるのでお土産や水などは土曜日のうちに買っておきました。 -
宮殿の裏側です。
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帰る時は植物園を通らず、ウィーン中央駅に近い出口から出ました。
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ウィーン中央駅は絶賛開発中でガラス張りのオシャレなビルを建てている最中でした。
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お昼ご飯を食べていません。マックでもいいのですが、せっかくなのでちょっと歩いて開いているお店を探しました。
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間違いの少なそうなイタリアン。お値段もお手頃。
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アーティチョークのサラダと、ペペロンチーノとアンチョビのピッツァをオーダーしました。
サラダは野菜たっぷり。これとパンでも良いくらいです。 -
相方のペペロンチーノ(アーリオオーリオ)
ガーリックが程よく利いて味も濃すぎず薄すぎず。なにより海外なのに麺が柔らかくない! -
アンチョビのピッツァは台が薄くてパリッとした私の好みのタイプでした。でもアンチョビ部分が塩辛過ぎたので、アンチョビをほぐして分散したり除けたりしながら食べました。
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中央駅の中のファストフードは開いていましたので、もし滞在が日曜日にあたってしまった場合は駅に来ると良いかもしれませんね。
帰りは腹ごなしに歩きます。路面電車が可愛らしい。こんな古いタイプの車両がいくつも走っています。 -
公園の中にあったプレート。何かの記念、と書いてあったと思います(忘れました…)
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公園の池の淵にあるモニュメント。
ウィーンは街全体が音楽や絵画や彫刻といった芸術に溢れていました。 -
今回泊まったホテルです。Arthotel ANA Enzian Wien
ログハウスを思わせる木の家具で統一されたホテルでした。
部屋はやや狭い部屋をアサインされたようです。 -
名前にARTと付くだけあって、お洒落な部屋です。我々の部屋は女性の横顔を描いた柔らかめな印象の絵が飾ってありました。
垣間見えた別の部屋とはデザインが異なっていたようですので、どの部屋にあたるかも楽しみですね。 -
クローゼットは手作りの木の棚というかんじでした。角や縁が無骨過ぎて手や肩をよくぶつけました。
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部屋の奥にちょっとせり出した部分がありました。このスペースがなかったら、かなり狭かったと思います。
夜は廊下を歩く人の声や音が結構聞こえてきて落ち着きませんでした。
水は初日に一本サービスがありましたが補充されることはありませんでした。 -
必要最低限の洗面台。アメニティはシャワーキャップと綿棒とコットンです。
ポーランドにはありませんでしたが、ここにはティッシュがありました。 -
便器の中の形状が独特(?)で、水溜まりが手前にありました。水溜まりまでは下り坂ではなく直角で、後方から水が出て押し流すタイプでした。便器の底とお尻がやたら近いし、”落とし物”はお盆の上に乗せたみたいになります...。
慣れるまで時間が掛かりました。 -
シャワーも少々不便でした。広さは洗濯機を置くパンのスペースのみ、狭いのでカーテンが身体に張り付きます。水圧と温度は問題ないです。
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このホテルは地下鉄のWien Rennweg Bahnhof から徒歩5分ほどです。空港からこの駅までは乗り換えなしで20分ほどでしたのでアクセスは良かったです。駅の手前に路面電車の乗り場もあります。
駅と反対側にはスーパーが二軒、通りを挟んで大きなSparもありますので買い物も便利です。ヴェルヴェデーレ宮殿にも歩いて行けます。
なお今回は3泊4日だったので、交通チケットは72時間チケットでカバーできました。(金曜日9時AMころ空港駅で購入、月曜日の6時AMころ空港到着)17 euro/1人 ほどだったかと思います。
空港ホテル間、滞在中の地下鉄、路面電車すべて賄えました。ホテルから街中へは路面電車や地下鉄をよく使いましたのでお得だったと思います。
他にも24H、48Hチケットなどありましたので滞在日数を考慮し計算すると良いと思います。
通常の切符は乗車時に打刻が必要ですが、このチケットは買った日時が刻印されますので恐らく打刻は不要です。私たちは一度もしませんでした。 -
今回はポーランドから移動してきたこともあってか、ウィーンでもユダヤ博物館を訪れました。銀細工の素晴らしさとユダヤ教の歴史を見ることができましたが、写真はあまり撮りませんでした。
何度旅に出ても初めて知ることや感じることが多くあります。知らなくてもいいことかもしれないけれど、知ってよかったと思うことの方が断然多いので、旅はやめられません。
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