アルメニアのお花畑：セミヨノフカ峠からセヴァン湖畔を通りセリム峠へ

2019/06/25 - 2019/06/25

ジョージアで2箇所のフラワーハイキングを堪能したあと、国境を越えてアルメニアにやってきました。ここでは3箇所でフラワーハイキングを楽しみました。
この旅行記ではそのうち、セヴァン湖北部にあるセミヨノフカ峠と、セヴァン湖の南にあるセリム峠の写真を掲載します。
なお、セミヨノフカ峠は、前日の夕刻に訪れる予定でしたが、バスの故障で真っ暗になってしまったため、翌日の朝への日程変更となりました。
セリム峠は、現地時間の12時から13時頃の風景です。
いずれも標高は2000～2400ｍ前後で、高山植物というよりは草原のお花畑となっていました。セミヨノフカ峠のほうは、青紫色の花が多かったこと（マメ科の花）、セリム峠のほうは、広々とした景観に魅力があるほか野生グラジオラスの群生が見られました。

エリア その他の都市(アルメニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

デジカメのGPS機能から推定したルートマップ。前日はバスの故障で行かれなかったため、宿泊地のツァフカゾールのホテルから前日の道を戻ってセミヨノフカ峠へ。そのあと、セヴァン湖沿いを南下し、セリム峠へ向かった。

セミヨノフカ峠に登る途中、後ろ側にセヴァン湖が見えた。

草原は、いちめん、白と青紫色のお花畑。

フラワーハイキングの出発点。青紫色の花は、マメ科イワオウギ属？　カラフトゲンゲ？　ナヨクサフジ？、ソラマメ属？といった種名が挙げられましたが、未確認。

赤い花はオリエンタルポピー。

オリエンタルポピーに近づく。

オリエンタルポピーの大輪。直径4cmの腕時計の2倍はある。

フラワーハイキングの小径。左奥の赤い色の車が専用バス。

自由時間に、白いお花畑の場所まで行ってみた。フランスギクの仲間と思われた。

セミヨノフカ峠を降りて、セヴァン湖畔に向かう。いちめん黄色い花が広がる。

耕作地の一角に真っ赤なお花畑あり。時間の都合で近づけなかったが、オリエンタルポピーの群生であった。

黄色い花のお花畑。黄色い花は少なくとも3種類。

黄色い花の群生地にあった花茎の長い花。バーバスカムの仲間。

日本で野生化しているバーバスカムとは異なる花。

【参考】日本で野生化しているバーバスカムの一種、ビロードモウズイカ。岡大構内にて撮影。

【参考】2018年に訪れたキルギス中部の山地でもバーバスカムの群落があった。

セヴァン湖の西岸を南に進む。

途中立ち寄ったハイラーバング教会。

教会に向かう途中、白い綿毛をつけた樹木あり。ポプラの仲間と思われる。

教会の石垣に生息する大型のトカゲ。

ハイラーバング教会の外観。内部は見学しなかった。

イヌバラの花。

教会敷地から眺めるセヴァン湖（パノラマ撮影）。

教会より北方向。

教会より南方向。

セヴァン湖に別れを告げて、セリム峠のお花畑へ。黄色い花が多い。

ピンク色の宿根ヤグルマギク（セントーレア・チェイランティフォリア）。

白いヤグルマギクもあり。

オリエンタルポピーの群生。

オリエンタルポピーの群生。

遠くに雪の残る山々も見えた。

正面の富士山形の山は、おそらくマンクク山（標高2932ｍ）。手前には湿地帯あり。

黄色い花。種名未確認。

野生のグラジオラスの群生。園芸種で言えば「秋植えグラジオラス」に近い？

グラジオラスの群生。