2019/07/06 - 2019/07/09
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ワンダラーさん
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毎年7月に、学生時代の山仲間と軽井沢の別荘に集まり、自炊の合宿を開催しています。
10年ほど前は、黒斑山や東篭の登山、小浅間山などをハイキングして往時を懐かしんでおりましたが、年々長時間は歩けないとの声が高まり、観光地を歩くことに変わって来ました。
今年のテーマは、近年人気が出ている葛飾北斎で有名な小布施の街歩き。
前日の午後に、友人を拾って、高速道路で軽井沢入りし、先ずは持ち寄りの食糧で前夜祭。
明けて、朝食をつくって食べ、小布施に一日観光に出発。
帰路、日帰り温泉で汗を流し、買い出しを済ませて、
雨なので室内ですき焼きパーティという趣向。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
友人を車で拾って練馬から関越道で2時間、中軽井沢の別荘地に到着。
古くから開発された別荘地なので落葉松の並木が美しく、閑静な所。 -
表紙写真の自分たちでつくった洋風朝食を済ませ、車で出発。
小諸ICから小布施スマートICにひとっ走り。首都圏などからの観光客がまだ着いていない時間に小布施に到着。
日曜日にも拘わらず、町営の駐車場はまだ空いていた。
森の駐車場というのどかな駐車場で、1日500円とリーゾナブル。 -
早速、小布施の昔ながらの街並みを歩く。
写真は、「市神」という石で、1か月に6回も市が立って賑わったという。 -
栗菓子で人気の小布施堂には、250年以上前から商家なのに武家屋敷並みの立派な正門がある。葛飾北斎もくぐったという。
天領で、年貢も安くて、規制も緩かったらしい。 -
小布施の旧い街並みが残っているのは、明治期に鉄道が千曲川左岸長野市側に敷設され、千曲川の舟運もすたれて、発展から取り残されたためのようだ。
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現在の一番人気は、リニューアルされた「北斎館」。
小布施に何回も来て長期滞在した葛飾北斎の作品を、町が寄託を受けたり買い戻したりして、蒐集して観光の目玉施設にした。 -
リニューアルで入館料は1,000円(JAF割引900円)に値上げされたというが、
導入部の映像で北斎の生涯を紹介したり、生涯の作風の変遷が分かる展示がすばらしい。
北斎は浮世絵版画の印象が強かったが、晩年の肉筆画が多いことに驚かされた。
残念ながら館内は撮影禁止(SNS時代なので一部屋くらい許可すると宣伝になろうが)。 -
こちらは「栗おこわ」で有名な竹風堂。
1階が売店で、2階がレストランになっている。
少し早いが昼食にする。観光地での昼食は「混雑する正午前」が時間の有効活用になる。テーブルに座れるのも早いし、サービスも良い。 -
栗おこわが名物というので、迷わずヘルシーで精進風の名物定食という
「栗おこわ山里定食 税込み1296円」にする。
おかずはたいしたことはないが、弁当箱に入れられた栗おこわは塩味が美味しくてボリュームもある。 -
小布施の街の中のマンホールの蓋は、北斎の意匠というのも驚き。
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こちらは「栗の小径」。
小布施に北斎などを呼び寄せた高井鴻山の記念館裏にある路地だ。
整備された路地で、栗菓子の売店やお休み処があるが、栗の林がある訳ではないらしい。どうも防腐処理をした栗の木で舗装してあるためらしい。 -
梅雨時で、小布施の街はアジサイの花が似合う街。
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都会では見かけにくくなったノウゼンカズラは暑い盛りに、ひときわ目を引く濃いオレンジ色の花を咲かせる、中国原産のツル植物。
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腹ごなしに、北斎の天井画で有名な岩松院まで歩くことにする。20分余り。
岩松院裏山には、有名な豊臣秀吉の部下、福島正則の墓もあるという。 -
こちら正面が岩松院の本堂で、この天井に葛飾北斎最晩年の大間天井絵「八方睨み鳳凰図」が描かれている。
160年以上前の絵にもかかわらず、色も鮮明で、迫力がある。
無念の最期を遂げた福島正則の遺品も展示されている。墓には行かず。 -
岩松院に行く途中に気になる建物があったので、帰路に立ち寄ってみたところ、大正解。一番おもしろい施設だった。
旧都住小学校の木造校舎を利用したという建物そのものが文化財的だ。
手作りのpopが面白い。 -
しかし一日の見学客は一桁だそうで、4人も行くと、一人で受付をやっている年配の嘱託職員(館長?)さんがピアノを弾いて校歌を歌ってくれたり、展示品の説明してくれたりの大サービスでびっくりする。
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館内展示資料の大部分は町民の寄贈によるものという。
あまり整理はされていないが、小布施の産業、経済、文化の移り変わりを見ることができる。
開館は、土日祝日(ただし、春と秋のイベント期間中は毎日開館)午前9時30分~午後4時と短いが、入館料は一般 100円、中学生以下無料と格安だ。 -
帰路は、浅間サンラインの道の駅「雷電くるみの里」に立ち寄り。
江戸時代の相撲で一番強かった雷電関の出身地で、雷電関に因んだ展示室がある。 -
小諸で日帰り温泉の「あぐりの里」に立ち寄り、汗を流す。
千曲川の先に、浅間山、黒斑山、高峰山、篭の登山、湯ノ丸山などのスカイラインを眺めながら入る露天風呂は、山好きには最高だ。 -
中軽井沢に戻って18号線バイパスのツルヤ軽井沢店で食材などを買い出し。
天候が不安なので、ウッドデッキでのBBQは、室内でのすき焼きパーティに変更。 -
すき焼きパーティで、学生時代の思い出話などに花を咲かせて、旧交を温める。
お天気が良いときは、外でBBQとか天麩羅あげとか、趣向を凝らしたものだが。
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