スイス　ドイツ発 夏季旅行（アンデルマット・クール・マイエンフェルト）

2019/07/12 - 2019/07/17

ドイツから5泊6日でスイスに行ってきました。
今回も友人宅に滞在ということで宿泊情報はありません。

---Reiseplan---

□7/12　プライベート　
□7/13　プライベート
□7/14　シュトース ハイキング
□7/15　アッペンツェル＆チーズ工房・ザンクト・ガレン観光
□7/16　インターラーケン・グリンデルヴァルト観光
■7/17　アンデルマット・クール・マイエンフェルト観光（※グレッシャーエクスプレス乗車）

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◆航空券
・Eurowings（DUS-ZRH）往復：EUR 109.98

◆鉄道チケット
・Tageskarte（1日乗り放題チケット・3日間分）：CHF 126.00
・Glacier Express（Andermatt - Chur）：CHF 33.00 ※指定席のみ

エリア アンデルマット(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ユーロウイングス
• 旅行の手配内容: 個別手配

■Mittwoch, 17. Juli 2019

今日は先ずアンデルマットまで行き、そこからグレッシャーエクスプレスに乗ってクールまで行き、その後ハイジの舞台とされているマイエンフェルトに立ち寄りチューリッヒ空港へ向かうことにしました。

＜アクセス＞
・Schwyz近郊 - Andermatt ：1時間30分（鉄道）
・Andermatt - Chur ：2時間30分（グレッシャー・エクスプレス）
・Chur - Maienfeld ：11分（鉄道）
・Maienfeld - Zürich Flughafen ：1時間30分（鉄道）

※グレッシャー・エクスプレスは全席指定になるのでネットか当日窓口にて予約が必要です。

アンデルマットに到着！

アンデルマットは観光地ではありませんが、グレッシャーエクスプレスの中間地点で、峠越えをするバイカーや、ハイキングをする人たちの拠点となっている町です。

Bahnhof Andermatt（アンデルマット駅）

緑の山並みに、赤の鉄道が映えます！

アンデルマットでは、グレッシャー・エクスプレス乗車まで1時間半の時間を取り、徒歩でゴッタルド峠まで行くことにしました。

Kolumbanskirche（コルンバンス教会）

ゴッタルト峠までの道のりですが、Google mapも機能せず、情報も余り無いためかなり不安でした。

途中で、左は鉄道線路、右は高速道路のような所を通るため、本当にここは人が歩いて良い場所なのか…風圧で飛ばされないか…もう不安要素ありありでした。

Reuss（ロイス川）

ようやくそれらしい所にたどり着くと、観光バスが止まっているのが見えて安心！バスの運転手さんに「君ここまで歩いてきたの！？」と聞かれ、苦笑い…。

Suworow Denkmal（スヴォローフ記念碑）

1799年、ロシア軍将軍スヴァロフのフランス軍との戦い関する碑文。

Sankt Gotthard（ゴッタルド峠）

ゴッタルド峠に架けられたTeufelsbrücke.（悪魔の橋）。

ざっくり言うと、昔から峠を越えようとして溺死、遭難死が相次ぐ難所として知られており、そのような困難な環境に架けられた橋ということで悪魔の橋と呼ばれるようになったそうです。

悪魔の橋の伝説を描いた壁画。

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（Wikipediaより参照）

ロイス川を渡るのがあまりに困難だったため、あるスイスの牧夫が悪魔に橋を架けるように願った。すると悪魔が現れて、願いを引き受ける代わりに橋を最初に渡るものを生け贄に差し出すようにと条件をつけた。

彼はそれを受け容れたが、橋が完成すると彼はヤギを先に渡らせて生け贄を回避した。この詐欺行為に怒った悪魔は岩をつかんで橋に投げつけようとしたが、ある老婆が十字架を岩に描いて悪魔が岩をつかむことができないようにした。という伝説です。

Teufelsbrücke（悪魔の橋）

悪魔の橋の建設に関する歴史の説明書き。

この岩肌…橋無しでの峠越え、想像しただけでゾッとします。

トンネルの入り口には、悪魔が生贄のヤギを狙っている絵が描かれています。

入り組む渓谷。

こちらの滝も大迫力です。ただでさえ、渓谷に圧倒されているのに、拍車をかけるように滝が流れ落ちる水しぶきと轟音！！

上から滝を見下ろしたアングルです。写真の右下あたりに人が写っています。

アンデルマットの駅から、ゴッタルド峠までは徒歩で片道20分。1時間半もあれば余裕をもって見て戻って来ることが出来ました。

Mittagstock（ミッタークシュトック）

Glacier EXPRESS（グレッシャー・エクスプレス）

いよいよグレッシャー・エクスプレスに乗車します！今回は、Andermatt（アンデルマット）→Chur（クール）までの約2時間半の鉄道旅です。

グレッシャー・エクスプレス（氷河特急） 山・渓谷

座席は前日に予約しました。
平日でツェルマット方面行きでは無いということもあり、空席が多かったので検札の後は自由に席移動が出来ました。

長閑な景色が広がります。また、ドイツ語ですが、イヤホンガイドも設置されています。

停車中のグレッシャー・エクスプレス。車両と車両の間にデザインされたスイスクロスがかっこいいです！

最後にワッフルが配られました。チョコレートかと思っていたのですが、夏場だから?

クールに到着！

Bahnhof Chur（クール駅）

クール駅 駅

クールは、5000年の歴史をもつスイス最古の町と言われています。特に、私が興味を持っているは、スイスの4つ目の公用語ロマンシュ語を話す地域がここです。

とはいえ、スイスドイツ語も理解できない私がロマンシュ語…その区別さえ分かるはずもなく…。

立ち寄る予定は無かったのですが、時間も調整出来そうだったので街歩きをすることにしました。

Poststr（ポスト通り）

ポスト通りあたりから旧市街になります。旧市街の東側には主に教会など歴史的建築物があり、西側にはかわいらしい小路が多いです。小さな町なので両方歩いてみることにします。

Rathaus（市庁舎）

Kirche St.Martin（聖マルティン教会）

現在の建物は1491年に建てられたもので、プロテスタント教会です。

聖マルティン教会 寺院・教会

Kirchgasse（キルヒ通り）

キルヒ通りは、ベーレンロッホといわれる地域で、15世紀の出窓や装飾の美しい建物が並んでいます。

キルヒ通り 散歩・街歩き

中世の町並みがそのまま残された感じです。

Kathedrale St. Maria Himmelfahrt（大聖堂）

12世紀から13世紀にかけて建てられたローマ・カトリックの大聖堂。

クール大聖堂 (聖母寺院) 寺院・教会

重厚な内装で、フレスコ画がとても美しい教会でした。

大聖堂からみた景色。

大聖堂へ繋がる石段の上にある「Hofkellerei（ホーフケレライ）」というレストランは、1380年の文献に既に記載されているそうです。

Kornplatz（コルン広場）

旧市街の西側に来ました。先ほどまでの中世の趣からは少し変わり、かわいらしい雰囲気が漂っています。

コルン広場 散歩・街歩き

Obertor（オーバー門）

オーバー門 建造物

Plessur（プレスール川）

橋からの眺めがまた美しい。どこに行っても手入れされたお花が町の景観を一際美しく引き立たせています。

名付けて「ひとり・スイスふれあい街歩き！」

「Grüezi !!」

BSの番組みたいですが、公園でアルプホルンを練習している人たちに出会いました。写真を撮って良いか話かけると、「吹いてみる？」と。物は試しと思い挑戦。しかし、これ全然音出ませんでした…。

「Danke schön」

今回の旅行、挨拶だけはスイスドイツ語で挑みました！

Bahnhof Maienfeld（マイエンフェルト駅）

クールから11分、あっという間にハイジの舞台とされているマイエンフェルトに到着。

マイエンフェルト駅 駅

駅から出るとハイジ！

案内板は少々ややこしいですが、とりあえず赤の「Heidiweg」を頼りに歩くことにします。しかし…先は長かった。

Heidi-Shop（ハイジショップ / 観光案内所）

先ず駅のすぐ近くにハイジショップがあります。お店の中にはハイジ関連のお土産や、パンフレット（日本語あり）が置いてあります。

ハイジ！この時は人一人いませんでした…。

Rathaus（旧市庁舎）

Amanduskirche（アマンドゥス教会）

中世の面影を残す町並みを抜けると…

一面のブドウ畑に出ます。

このあたりから…リュックの重みがずっしり感じるようになってきて、先行きがあやしくなってきました。

Heidiweg（ハイジヴェーク）をひたすら歩きます…。

Heididorf（ハイジの村）まで行く予定だったのですが、手前で挫折（笑）！

目的地目前で挫折することは、なかなか無いのですが、今回ばかりは心のどこかで、また機会があれば程度に思ってしまったのかもしれません。

ハイジショップでもらったパンフレットを読んで行った気になるのでした…。

Flughafen Zürich（チューリッヒ空港）

毎回ここで写真を撮ることが定着してきました。

20:40 チューリッヒ発 - 22:00 デュッセルドルフ着（EW9769）。

夏のスイスを堪能した6日間でした。

スイスは知れば知るほど不思議な国！言語も文化も隣のドイツとは似ても似つかず。とても興味深い国です。

「Grüezi（グリュエッツィ）こんにちは」
「Merci（メルスィ）ありがとう）」
「Adieu（アデュ）さようなら」

その国に入ったら、相手の言語に合わせて挨拶してみると、また新たな出会いが広がるかもしれません ^^

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Nochmals vielen Dank für diese wundervolle Zeit !! Ich danke dir : )

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2024/02/02 10:29:31

  初スイス

  beachさん　グリンデルワルトにご返信＆ご投票ありがとうございます。
  20年以上前に、わが家もこの辺りを歩きました。クールは、こんなに素敵な街なんですね。当時は、ハイジの里と氷河急行しか目に入らず(苦笑)
  (バートラガッツには皆無だった日本人が、ハイジの家にはわんさといて(ﾟ-ﾟ))
  マイエンフェルトからクールに行く電車が遅れて乗り換えられるか心配しましたが、もちろん待っていてくれました😅
  
  海外旅行初級者の私たちに、スイス人はとても優しく親切で、ありがたかった(^^*)
  物価がもう少し安ければ、ホント国内旅行感覚で歩けます。今は円安もあって、いっそう手が届かない国になりましたが💧

  beachさん からの返信 2024/02/05 21:43:34

  RE: 初スイス

  ねもさん
  
  こんにちは。
  コメントありがとうございます！
  
  クール素敵な街ですよね。スイスは地域によって言語も文化も異なるので非常に面白い国だなと思います。残念ながら、私はハイジの家まではたどり着くことができませんでした…（苦笑）不完全燃焼。
  
  スイスは治安も良いですし、人も親切なので安心して街歩きができますね！ちなみに私は、スイスでの旅行中はサンドイッチを作って節約をしていました（笑）
  
  beach