2019/08/05 - 2019/08/05
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ぷーちゃんさん
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メトロ丸の内線・新大塚駅から後楽園駅に向かって、公園や寺社、博物館を巡ってきました。あまり知られていない地味な場所が多かったですが、歴史上功績を残した人物が眠る寺もあり、面白い散策になりました。
春日通り周辺には皇族方が眠る豊島岡墓地や、江戸時代中期の武家屋敷門が残る護国寺、300年以上前に造られた庚申供養塔がある大塚公園、緑豊かな教育の森公園、日本庭園が広がる小石川後楽園などの名所、史跡が点在しています。
地図を片手に、春日通りに沿って楽しい散策ができるエリアです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
大塚3丁目交差点から5分ほどのところに建つ吹上稲荷神社境内から、80mほど離れたところに建つ大塚先儒墓所。
普段墓所の入口は閉まっていて、入るためには神社の社務所で鍵を借りなくてはなりません。
墓所内には徳川幕府に仕えた儒学者63名の墓が建っています。 -
古くなり刻まれた文字が読めなくなっている墓石も数多くありました。敷地内は雑草や背が高い草がはびこっていて歩き歩きづらく、国指定の史跡であるにもかかわらず、きれいに整備されていなかったのが残念でした。
訪れる人が少ない墓所です。 -
皇族が眠る豊島岡墓地入口隣に残る護国寺惣門。
江戸時代中期の武家屋敷門です。
豊島岡墓地よりも趣が感じられました。 -
護国寺惣門隣に建つ仁王門。
徳川将軍の祈願寺として造られた護国寺の表門でした。
八脚門で、金剛力士像と二天像が安置されています。 -
小石川植物園隣に建つ東京大学総合研究博物館別館。
植物園の中から訪れることはできますが、博物館から植物園には入ることができません。 -
館内には石膏や紙、木材などで作った著名な建物の模型や、世界中から集めた仮面や楽器、漁具、石斧、弓矢などが展示されていました。
無料の博物館ですが、木、金、土、日曜日しか開館されていません。 -
トルコ・イスタンブールに建つハギア ソフィア教会の模型。
とても精巧に造られていました。 -
19世紀に造られた木製カヌー。
同じ時期に造られたオールも展示されていました。
専門的知識がないとわからないものも多くありましたが、重要文化財や見たこともない珍しいものも多く、つい夢中になってしまいました。 -
播磨坂桜並木。
小石川植物園前交差点から小石川5丁目交差点まで、播磨坂沿いに植えられた500mほどの桜並木です。江戸時代、松平播磨守の上屋敷があったことから名付けられた桜並木で、1960年に150本の桜が植えられ、現在は大きく成長しています。東京の桜の名所にもなっていて、桜の時期に訪れた時は多くの人で賑わっていました。7月の桜並木は、木々が多くの葉をつけ公園に日影を作っていました。 -
徳川家康の生母・於大の方の菩提寺である伝通院の山門。
堂々とした門構えです。
600年以上の歴史ある寺です。 -
徳川家の庇護を受けていたこともあり、立派な本堂です。
墓地には、於大の方以外にも、千姫(秀忠の長女)、亀松君(家光の次男)、孝子(家光の正室)なども眠っています。 -
伝通院山門横に建つ処静院跡の石柱。
近藤勇、沖田総司、山岡鉄舟など、幕末の治安維持を目的として組織された浪士隊の決起集会が行われた寺でした。 -
伝通院の山門近くに建つ福聚院本堂。
小石川七福神の一つ、大黒天が祀られています。
幼稚園を経営していて、園庭にはせきどめ地蔵尊も祀られています。 -
伝通院隣に建つ真珠院。
小石川七福神の一つ・布袋尊が祀られています。
本堂はデザイン化された円柱形をしています。 -
境内に植えられた松の枝ぶりも見事です。
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於大の方の生家・水野家の菩提寺であることから、墓地の一角には、寺を開基した信州松本藩の初代藩主・水野忠清および歴代藩主の墓がまとまって建っています。近代化された本堂ですが、由緒ある寺であることがわかりました。
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善光寺坂沿いに建つ小石川善光寺。
伝通院の塔頭の一つで、400年以上の歴史があります。
2つの古びた門が歴史を感じさせてくれます。
現在は信州善光寺の別院にもなっています。 -
小石川善光寺の隣に、徳川家康の生母・於大の方の菩提寺である伝通院の塔頭として建てられた慈眼院。
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修行僧の沢蔵司のお告げによって、寺の中に沢蔵司稲荷を祀り、寺を稲荷の別当寺にしたと伝えられているそうです。寺の階段を下ったところには、現在も稲荷を祀った洞穴があり、穴の上に祠が建っています。真実はわかりませんが、祠周辺には何本もの鳥居が建ち、成長した木々に覆われ、稲荷が宿っているような感じになりました。江戸時代、多くの人で賑わったそうですが、現在も地元の人がやってきて手を合わせている姿が見られました。
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慈眼院入口、善光寺坂に植えられた樹齢400年と言われるムクノキ。
伝通院の鎮守であった沢蔵司稲荷の神木で、太平洋戦争時に欠損したものの、現在も立派に生育しています。 -
こんにゃくえんまで知られる源覚寺。
眼病治癒の寺として信仰されています。
寺務所ではこんにゃくパンツも売られています。 -
小石川七福神の一つ、毘沙門天も祀られています。
境内には塩地蔵尊も安置されていて、たくさんの塩が体中にぬられていました。 -
小石川大神宮。
令和元年6月に、これまで建っていた場所から、春日通り中央大学理工学部向かいに建つ小石川税理士会の角を曲がったエリアに移転しました。伊勢神宮ゆかりの神宮のようですが、訪れた時はまだ建設が始まったばかりで仮社殿状態でした。完成は令和2年9月の予定だそうです。
熱い1日でしたが、変化に富んだ散策になりました。
近場にも面白い場所がたくさんあることがわかりました。
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